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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリー以外の人と付き合う事で呪縛から解き放たれたジニーはこれまでハリーに決して見せる事のなかった素顔を見せられるようになりました。そのためハリーの事を察して踏み込んだ発言もできるようになりました。そしてふくろう試験終了後にジニーは・・・(全3項目)

3-1.ダンブルドア軍団にスネイプの課外授業
ハーマイオニーの発案で総勢28名が集まり第1回会合がホグズミードの「ホッグズ・ヘッド」で行われた「闇の魔術に対する防衛術」の自習グループは屋敷しもべ妖精のドビーの情報提供で練習場所が見つかりスタートしました。

そしてこのグループは「ダンブルドア軍団」と名付けられました。当初は「闇の魔術に対する防衛術」の教師としてホグワーツに派遣されて来たアンブリッジは初代の高等尋問官に就任するなどして権力を拡大させて行きました。

そのためハリーはフレッドとジョージと共にクィディッチの生涯禁止処分を受ける事になってしまいました。その余波でハグリッドとの関係もぎくしゃくする事になり学校での楽しみをアンブリッジがどんどん奪って行きました。

そんな中ハリーはクリスマス休暇明けからダンブルドア校長の肝煎りで「閉心術」という魔法を学ぶためスネイプの課外授業を受ける事になりました。しかしこちらのほうは全くと言っていいほど進歩の跡が見られませんでした。

ハリーにとってはまさに「災い転じて福と成す」といった感じでアズカバンから10人もの死喰い人が集団脱走した事でDAのメンバー全員に活が入りあのザカリアス・スミスでさえ今まで以上に熱心に練習をするようになりました。

その中でもネビルほど長足の進歩を遂げた生徒はいませんでした。他の誰よりも一生懸命練習し上達ぶりがあまりに速くて戸惑うほどでした。ところがそんなDAの活動もメンバーの中から裏切り者が出て休止に追い込まれました。

チョウ・チャンと共にグループに加わったマリエッタ・エッジコムがアンブリッジに密告をしてしまったのです。この事でハリーの身代わりになってダンブルドアがホグワーツを去り後任の校長職にはアンブリッジが就きました。

そしてハリーにとってもスネイプにとっても極めて後味の悪い形で閉心術を習得するための課外授業もまた打ち切られる事になってしまったのです。それはハリーが「憂いの篩」の中のスネイプの記憶を見てしまったからでした。

3-2.踏み込むジニー(その場面5)
ハリーは「憂いの篩」で見たあの光景が自分を内側から蝕んで行くようなそんな気がしました。両親が素晴らしい人だったと信じて疑わなかったからこそスネイプが父親の事をどれだけ罵倒しようとも苦もなく嘘だと言い切れた。

ところがあの記憶の中で見たジェームズ・ポッターはスネイプの言っていた通りの傲慢で嫌な奴でした。その一方で母親のリリーのほうはきちんとした人でした。一体どうして父さんと母さんは結婚する事になったのだろうか?

ほぼ5年間父親を想う気持ちがハリーにとっては慰めと励ましの源になっていました。誰かにジェームズと似ていると言われる毎にハリーの心は誇りに輝きました。しかし今は父親の事を思うと寒々と惨めな気持ちになるのです。

イースター休暇に入りハリーは他の5年生や7年生と重い足取りで図書室との間を往復していました。ハリーは自分が不機嫌なのは試験が近づいているからだとそう装っていました。他のグリフィンドール生もそうだったからです。

「ハリーあなたに話しかけてるのよ。聞こえる?」

それは月曜日の夜遅い時間でした。ハリーが1人で図書室のテーブルに座っているとジニーがこう声をかけて来ました。ハーマイオニーは古代ルーン文字の復習のためグリフィンドール塔に戻りロンはクィディッチの練習でした。

ハリーと入れ替りにグリフィンドール・チームに入ったジニーに「練習はどうしたんだい?」とハリーが訊くとジニーが「終わったわ。ロンがジャック・スローパーに付き添って医務室に行かなきゃならなくて」と答えました。

「どうして?」

こう訊くハリーに「それがよく分らないの。でも多分自分の棍棒で自分をノックアウトしたんだと思うわ」と答えるとジニーは大きな溜め息をつきました。ジニーはウィーズリーおばさんのイースターエッグを持って来たのです。

ハリーは暫く卵チョコを眺めていました。すると喉の奥から熱いものが込み上げて来るのを感じて狼狽しました。そんなハリーを見てジニーは「大丈夫?」と訊いて来ました。ハリーが元気がないのは試験のせいだけじゃない。

ジニーはそう思っていたようです。そこでジニーは踏み込んで「このごろとっても滅入ってるみたいね」と言って来ました。そしてジニーはハリーに「とにかくチョウと話せば」とそう言って来ました。きっとこれが原因なのよ。

ハリーが落ち込んでいるのはチョウと上手く行っていないからに違いない。しかしそんなジニーにハリーは「僕が話したいのはチョウじゃない」と言いました。そこでジニーは「じゃ誰なの?」とハリーに訊き返したのでした。

「シリウスと話せたらいいんだけど。でもできない事は判ってる」

ハリーは周囲を見回し誰も聞いていない事を確かめるとジニーにこう言いました。ところがジニーからは「本気でシリウスと話したいならきっと何かやり方を考えられると思うわよ」ととっても意外な答えが返って来たのでした。

アンブリッジが暖炉を見張っているし手紙を全部読んでいるのに?こう言うハリーにジニーはジョージやフレッドと一緒に育って良かったと思うのは度胸さえあれば何でもできるとそんな風に考えるようになると答えたのでした。

そしてジニーはフレッドとジョージに相談してハリーがシリウスと話す事ができるよう取り計らってくれたのでした。

3-3.ジニーもロンドンへ(その場面6)
こうしてハリーは他ならぬ当の本人が唯一見張られていないと言ったアンブリッジの部屋の暖炉からグリモールド・プレイス12番地に行きシリウスと話す事ができました。ところがその暖炉を再び使う事になってしまったのです。

ふくろう試験の最終日「魔法史」の試験中にハリーはシリウスがヴォルデモートに捕えられて魔法省の神秘部で拷問を受けている夢を見ました。しかし助けに行かなくてはと訴えるハリーにハーマイオニーはこう言ったのでした。

今は夕方の5時で魔法省では大勢の人が働いている。シリウスもヴォルデモートも世界一のお尋ね者なのよ。いくら何でも今回のは到底考えられない。だからシリウスが12番地にいない事を確かめないといけないと言うのです。

ところが前回ハリーが自分の部屋の暖炉を使ったというのにアンブリッジが何も対策を施していないはずがありません。ハリーにロンとハーマイオニーそれにジニーとネビルとルーナ・ラブグッドの6人は捕まってしまいました。

誰と連絡を取るために私の部屋の暖炉を使ったの?当然ハリーが言うはずがありません。するとアンブリッジは「磔の呪い」なら舌も緩むと言い出しました。そこでハーマイオニーはアンブリッジを城の外に連れ出したのでした。

泣いたふりをして嘘八百を並べ立てアンブリッジを殺気立ったケンタウルスの群れに連れ去らせる事に成功したのです。目論見通りになったもののハーマイオニーも一緒に来たハリーも杖を持っていません。しかしその時でした。

ロンにジニーにネビルとルーナがやって来ました。ロンから杖を受け取りながらハリーが驚いて「どうやって逃げたんだ?」と訊くと失神光線を数発と武装解除術にネビルは「妨害の呪い」の凄いのを一発かましたんだそうです。

とりわけ何と言っても一番はジニーだったそうです。ドラコ・マルフォイに「コウモリ鼻糞の呪い」をかけてマルフォイの顔が物凄い事になってしまって最高だったんだそうです。このようにして4人は逃げて来たとの事でした。

お前は来ちゃ駄目だと怒って言うロンにジニーは「お言葉ですけどシリウスの事は私もあなたたちと同じぐらい心配してるのよ!」と言いました。ジニーが歯を食いしばるとフレッドとジョージに驚くほどそっくりになりました。

「君はまだ」とハリーが言いかけるとジニーは私はあなたが「賢者の石」の事でヴォルデモートと戦った歳より3才も上よ。それにマルフォイがアンブリッジの部屋で足止めになっているのは私がやったからだと訴えたのでした。

ダンブルドア軍団を結成したのは何のためだったのか?ヴォルデモートと戦うためじゃなかったの?今回のは現実に何かできる初めてのチャンスなんだ。それとも全部ただのゲームだったの?ネビルにこう言われてしまい・・・

もはやハリーはネビルとルーナそれにジニーに来るなとは言えなくなってしまいました。こうしてハリーにロンとハーマイオニーそれにネビルとルーナにジニーの6人はセストラルに乗ってロンドンへ飛び立って行ったのでした。

今日の最後に
かつてウィーズリーおばさんはフレッドとジョージに「妹のいいお手本になりなさい」と言った事がありました。それに対してパーシーは妹つまりジニーにならこの2人の上に手本になる兄がいるとそう言っていたんですよね。

しかしおばさんにとっては極めて残念な事にジニーがお手本にしたのは品行方正のビルやチャーリーやパーシーではなく横着者のフレッドとジョージでした。そしてジニーはハリーがシリウスに会えるよう取り計らったのでした。

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