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チョウ・チャンと別れてハリーが次に好きになったのはジニーでした。2人は紆余曲折を経てようやく結ばれたのでした。そしてホグワーツでついに雌雄を決する戦いの火ぶたが切られた時ジニーは一度は母親のウィーズリーおばさんに反対をされて「必要の部屋」に留まる事になったのですが・・・(全3項目)

3-1.クィディッチのキャプテンに!ところが!
ヴォルデモート卿の復活が公になるのを引き換えにして名付け親のシリウスを失ったハリーはダンブルドア校長の計らいで僅か二週間でプリベット通り4番地を離れ夏休みの残りの期間を「隠れ穴」で過ごす事になったのでした。

そのためハリーは生まれて初めて誕生祝いパーティを盛大に開催して貰いました。そしてその翌日には学校からいつもの手紙が届きハリーの手紙には驚くべき事が書かれていました。クィディッチのキャプテンになったのです。

「生き残った男の子」に「選ばれし者」という称号が加わったハリーがキャプテンになってチームの選抜には大勢の生徒が殺到してハリーも満足できる顔ぶれになりました。ところが最終戦を前に大波乱が起きてしまったのです。

事もあろうにそのキャプテンのハリーが毎週末の罰則を言い渡されてしまい試合に出場する事ができなくなってしまったのでした。その事を告げた時のグリフィンドール・チームのメンバーの表情がもう既に最悪の罰則でした。

最終戦ではジニーがシーカーになりジニーの代わりにディーン・トーマスがチェイサーを務めるようにとハリーが指示しました。今こそジニーが自分を見つめているのを感じたのにハリーは目を合わせる事ができませんでした。

他の生徒たちがロゼットや帽子を身につけて旗やスカーフを振りながら競技場に向かって行くというのに自分だけが大勢の流れに背を向けて石の階段を地下牢教室に下りて行くのは耐え難い事でした。進んで行くにつれて・・・

遠くの群衆の声も全く聞こえなくなり一言の解説も歓声も何も聞こえないだろうと思い知らされるのは辛い事でした。試合はどうなっているのだろう?ジニーがシーカーとしてチョウと戦っている。ハリーは外の事を考えました。

作業の指示を出してから全くしゃべらなかったスネイプが1時10分過ぎになってやっと顔を上げ「もうよかろう」と冷たく告げました。石段を駆け上がりながらハリーは競技場からの物音に耳を澄ませましたが何も聞こえません。

試合はもう終わってしまったんだ。混み合った大広間の外で少し迷いましたがハリーは大理石の階段を駆け上がってグリフィンドール塔に戻って来ました。中で何が起こっているのかと考えながらハリーは合言葉を言いました。

扉の向こうから聞こえて来たのは?

3-2.試合の結果は?そしてジニーは?(その場面7)
「何事やある?クイット・アジス?」中で何が起こっているのかと考えながらハリーは恐る恐る合言葉を言いました。見れば判ると答えた婦人(レディ)の表情からは何も読み取れませんでした。扉が開いて聞こえて来たのは?

肖像画の裏の穴から祝いの大歓声が爆発しました。ハリーの姿を見つけて叫び声を上げるみんなの顔をハリーは呆然と見つめました。何本もの手がハリーを談話室に引き込みました。ロンが目の前に躍り出て来てこう叫びました。

「勝ったぞ!勝ったんだ!450対140!勝ったぞ!」

ロンの手には銀色の優勝杯が握られていました。ハリーはあたりを見回しました。ジニーが駆け寄って来ました。決然とした燃えるような表情でジニーはハリーに抱きつきました。ハリーは何も考えず構えようともせずに・・・

50人もの目が注がれているのも気にせずジニーにキスをしました。それからどのくらい経っただろう?それは30分だったのかもしれない。太陽の輝く数日間だったかもしれない。2人が離れると談話室は静まり返っていました。

何人かが冷やかしの口笛を吹きました。あちらこちらで何やらくすぐったそうな笑い声が沸き起こりました。ジニーの頭越しにディーン・トーマスが手にしたグラスを握りつぶすのが見えました。さらに目に入って来たのは?

ロミルダ・ベインは何かを投げつけたそうな顔をしていました。一方ハーマイオニーは笑顔を見せていました。でもハリーが一番気にしたのは「ロンはどうしているのか?」という事でした。ロンはまだ優勝杯を握っていました。

ロンは頭を棍棒で殴られた時にふさわしい表情をしていました。一瞬2人は顔を見合わせました。ロンは首を小さく傾けました。ハリーにはその意味が判りました。まあな。しかたないだろう。ロンはそう言いたかったのです。

ハリーの胸の中の生き物が勝利に吠えました。ハリーはジニーを見下ろし笑顔を見せると何も言わずに肖像画の穴から出ようと合図をしました。校庭をいつまでもジニーと歩きたかったのです。その間にもし時間があれば・・・

試合の様子を話し合えるかもしれない。

3-3.ホグワーツの戦いに(その場面8)
ハリーたち3人がホグワーツ入りしたのはヴォルデモートの分霊箱の最後の隠し場所が「ホグワーツ」だと判ったからでした。しかしそれを知らない3人以外の人たちにとっては全く意味合いの違う事と受け止められたのでした。

それは反ヴォルデモート派の旗頭のハリー・ポッターがホグワーツに入った。ハリーがホグワーツに入った事で雌雄を決する戦いの機運が一気に高まったというわけです。しかしここでジニーについては大きな問題がありました。

ジニーはまだ16才で未成年だったため母親のウィーズリーおばさんが戦いに加わってはいけないと言ったのです。しかし今やウィーズリー家唯一の未成年で様子も分らず1人で家で待っているなんてそんな事は到底耐えられない。

そう訴えるジニーにルーピンがこの「必要の部屋」に残れば戦いの現場にいる事になるし何が起こっているのか判ると提案をしました。父親のアーサー氏が「それはいい考えだ」と言ってジニーはこの部屋にいる事になりました。

ところがヴォルデモートが分霊箱を隠したのもこの「必要の部屋」だったのです。そのため3人が分霊箱を探す間はジニーは部屋の外に出るのを余儀なくされたのでした。しかしジニーは出る事ができてむしろうれしそうでした。

しかし何とここでドラコ・マルフォイにクラッブとゴイルが邪魔をして来たのです。3人が「必要の部屋」から出て来た時には既に戦いが始まっていてそこにジニーの姿はありませんでした。ハリーが次にジニーを見たのは?

それはハリーがスネイプの記憶を見て「自分は死ななければならない」という運命を知り唯一残ったヴォルデモートの分霊箱の蛇のナギニの事をネビルに頼んだ直後の事でした。ジニーがいるのに気づきハリーは足を止めました。

ジニーは弱々しく母親を呼んでいる女の子のそばに屈んでいました。ジニーは女の子に「大丈夫よ。大丈夫だから。あなたをお城の中に運ぶわ」と言っていました。女の子は「家に帰りたい。もう戦うのはいや」と訴えていました。

そんな女の子にジニーは「判っているわ。きっと大丈夫だからね」と言っていました。ハリーの肌を冷たい震えが走りました。闇に向かって大声で叫びたいとハリーは思いました。ここに自分がいる事をジニーに知って欲しい。

引き止めて欲しい。無理やり連れ戻して欲しい。家に送り返して欲しい。でもここでハリーは自分はもうホグワーツという最高に素晴らしい家に戻っている事に気づきました。ジニーは傷ついたその少女の傍らに膝をつき・・・

その片手を握っていました。ハリーは力を振り絞り歩き始めました。そばを通り過ぎる時ハリーはジニーが振り返るのを見たようなそんな気がしました。人の気配を感じたのだろうか?しかしハリーはもう振り返りませんでした。

しかしハリーは「死の呪文」で撃たれても奇跡の生還を果たし最後の戦いを制してヴォルデモートを倒したのです。

最後に
ジニーはハリーの事を諦めてマイケル・コーナーと付き合い出しその次にはディーン・トーマスと付き合っていました。しかし結局ジニーはハリーの事を諦めてはいませんでした。だからこそ時には踏み込んだ事を言ったのです。

ハリーがシリウスと話したいと言った時ジニーはフレッドとジョージに相談をしてそれが実現できるよう取り計らいました。ジニーがそうしたのもハリーが好きだったから「何とかしてあげたい」とそう思ったからなんですよね。

こうしてジニーはハリーへの思いを成就させたのでした。
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