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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

コーネリウス・ファッジに代わって魔法大臣に就任したルーファス・スクリムジョールはパーシーが家族と仲直りできるようにと取り計らってくれました。しかしそれは残念な結果になってしまいました。そんなパーシーがようやく父親のアーサー氏にも謝って仲直りができたのは?(全3項目)

3-1.スクリムジョールまでもが!
パーシーは前任者のコーネリウス・ファッジと一緒になってハリーの事を散々邪魔者扱いして迫害もして来ました。そのファッジが魔法大臣を辞任したのだから自分だって一蓮托生で相応の扱いをされてもしかたのない事だろう。

しかし後任の魔法大臣の座に就いたルーファス・スクリムジョールは引き続きパーシーを直属の補佐官として同じ職位に留めてくれました。クリスマスには何とか家族と仲直りができるようにと取り計らってもくれたんですよね。

だから私はスクリムジョールがせっかくお膳立てしてくれたのに期待に応えられなくて申し訳ないとパーシーがそう思っていた可能性は十分あったと思います。そうこうしている内に思いもかけない知らせが飛び込んで来ました。

それはダンブルドア校長の訃報でした。アルバス・ダンブルドアはヴォルデモート卿が恐れた唯一の人物だという事は魔法界では広く知られています。ヴォルデモートが復活したというのに魔法界はこれからどうなるんだろう?

事は8月1日に起こりました。クーデターが勃発したのです。パーシーが補佐官を務めるスクリムジョールはハリーの居所を白状しろと拷問された挙句に殺害されてしまいました。それならパーシーは一体どうなったんでしょう?

アーサー氏は省内でその事を噂で聞いたんだそうです。約1年自分が補佐官を務めた魔法大臣ルーファス・スクリムジョールが拷問の末に殺害されたという噂が魔法省内で飛び交っている。パーシーはどう思ったんでしょうね?

私が思うにパーシーは今度も引き続き魔法大臣直属の補佐官の座に留まったとそう思いますね。スクリムジョールの死は伏せられて表向きは辞任と発表されました。魔法大臣とそれに連なる魔法法執行部の部長が代わっただけだ。

そう装うためというわけなんですよね。確かに魔法大臣が代わって魔法省の政策は百八十度転換した。ヴェルデモートが裏で糸を引いているんじゃないか?そう囁く人は多い。しかし囁いているだけというのが肝心な所なのです。

誰を信じていいのか分らないのに互いに本心を語り合う勇気はない。もし自分の疑念が当たっていたら家族が狙われるかもしれない。ヴォルデモートが傀儡のパイアス・シックネスを魔法大臣にしたのはそういう理由なのです。

だから代えずに済む所は代えないというわけです。したがってパーシーもそのままというわけなんですよね。

3-2.エレベーターで
ハリーたち3人は実はグリモールド・プレイス12番地にあったヴォルデモートの分霊箱がマンダンガス・フレッチャーが持ち去って今はドローレス・アンブリッジが持っているという事で魔法省に侵入する必要に迫られました。

ところが3人が魔法省への侵入を果たした所で何と3人が3人とも別行動になるという予想外の展開になってしまいました。そしてそれはハリーがアンブリッジの部屋を探したその後にエレベーターに乗った所で起きたのでした。

上って来たエレベーターは空でした。ハリーはそのエレベーターに乗ると「透明マント」を脱ぎました。するとそこにロンが乗り込んで来るではありませんか。2人が話していると年配の魔女と共にアーサー氏が乗って来ました。

ハリーはポリジュース薬でランコーンという男に成り済ましていました。アーサー氏はハリーに気づくと突然口を閉じました。アーサー氏にこれほど憎しみを込めた目で見られるのは変な気持ちでした。次にアーサー氏は・・・

今度はびしょ濡れのロンに気づくと「奥さんが今日尋問されるはずじゃなかったかね?」と訊いた後さらに「どうしてそんなにびしょ濡れに?」と訊きました。ロンは「ヤックスリーの部屋に雨が降っている」と答えました。

だけど止められなくてとロンが事の次第の説明をしているとアーサー氏は最近は雨降りになる部屋が多い。そして「メテオロジンクスレカント。気象呪い崩し」を試したかねとロンに言ったのでした。それはまだとの事でした。

レッジ・カターモールという男に成り済ましていたロンはアーサー氏に礼を言いアーサー氏と乗って来た魔女と共にエレベーターを降りました。ハリーもロンの後を追うつもりで降りようとしましたがそこで邪魔が入ったのです。

乗り込んで来た人物に行く手を阻まれたのです。それがパーシーでした。パーシーは顔を上げずに書類を読みながらエレベーターに乗って来ました。そのため父親と同じエレベーターに乗り合わせた事に気づかなかったのです。

目を上げて父親がいる事に気がついた途端パーシーの顔は真っ赤になりました。扉が次の階で開くと同時にパーシーはエレベーターを降りて行きました。ハリーも降りようとしましたがまたしても降りる事ができなかったのです。

「ちょっと待て。ランコーン」

それはアーサー氏が腕で塞いでハリーが降りるのを阻止したからです。ハリーはアーサー氏の怒りがパーシーの態度で余計に煽られたと思いました。ここは知らんふりをするのが一番無難だとハリーはそう判断をしたのでした。

するとアーサー氏はハリーに「知らぬふりは辞めろ」と激しい口調で言って来ました。ハリーが「君は監視されている。知っているのか?」と言うとアーサー氏は声を荒げて「脅迫のつもりか?」とハリーに言ったのでした。

エレベーターがアトリウムに到着しアーサー氏は痛烈な目でハリーを睨んで降りて行きました。ハリーは衝撃を受けてその場に立ちすくみました。ハリーはランコーンという男に成り済ました事をそれは悔やむ事になったのです。

3-3.やっとの事で
こうしてヴォルデモートの復活後は散々困った行動を繰り返して来たパーシーだったのですが、ハリーがホグワーツ入りして雌雄を決する戦いが始まる事になった時には馳せ参じてようやく家族に謝罪をする事ができたのでした。

それは「必要の部屋」にいた大半の人々が大広間に移動した後でした。慌てて走って来る気配がしたかと思うとドシンという大きな音がしました。その人物は勢い余って倒れた後に一番手近の椅子にすがって立ち上がると・・・

「遅すぎたかな?もう始まったのか?たった今知ったばかりで。それで僕・・・僕」

その場の状況を見てパーシーは黙り込みました。家族のほとんどがいる所に飛び込むのは予想外だったようです。驚きのあまり長い沈黙が続きました。その沈黙を破ったのは去年の8月にビルと結婚をしたフラーだったのでした。

「それでちーさなテディはお元気でーすか?」

フラーがルーピンに話しかけたこの言葉は緊張を和らげようとする突拍子もない見え透いた一言でした。ルーピンも不意を衝かれてすぐには言葉を返せませんでした。ウィーズリー一家に流れる沈黙はまだ続いていたのでした。

何とかこの沈黙を破ろうと思ったのか?ルーピンが大声で話しているとパーシーが「僕は馬鹿だった!」と吼えるように大声で言いました。あまりの大声にルーピンは手にしていた我が子の写真を取り落としそうになりました。

「僕は愚か者だった。気取った間抜けだった。僕は。あの。あの」

言葉に詰まるパーシーに向かってフレッドが「魔法省好きの家族を棄てた権力欲の強い大バカヤロウ」と言いました。パーシーはゴクリと唾を飲み「そう。そうだった!」と答えました。それ以上正当な言い方はできないだろう。

こう言うとフレッドはパーシーに手を差し出しました。ウィーズリーおばさんはパーシーに駆け寄ると力一杯抱き締めたのでした。パーシーは母親の背中を叩きながらアーサー氏に「お父さん。ごめんなさい」と謝りました。

「一体どうやって正気に戻った?」と訊くジョージにパーシーは「暫く前から少しずつ気づいていたんだ」と答えました。気づいてはいたものの抜け出す方法がなかなか見つけられなかった。それは簡単な事ではないそうです。

魔法省では裏切り者は次々と投獄されていた。それでもパーシーはアバーフォース・ダンブルドアと何とか連絡が取れて何とほんの十分前にホグワーツで一戦交える所だと密かに知らせてくれてそれで駆けつけたんだそうです。

こうしてようやくパーシーは家族と仲直りができたというわけなんですよね。

最後に
魔法省に入って最初に配属になった国際魔法協力部では崇拝をしていたバーテミウス・クラウチ氏が役所に出勤して来なくなりパーシーはそれはもう仕事に忙殺される多忙な日々が続く事になってしまったみたいなんですよね。

ところがパーシーの苦難はそれでは終わりませんでした。秘書官になった魔法大臣コーネリウス・ファッジもまた僅か1年で辞任に追い込まれその次に仕えたルーファス・スクリムジョールは1年後に殺害をされてしまいました。

もし私の推測通りにパーシーが引き続き魔法大臣の秘書官をしていたとしたらそのパイアス・シックネスは死喰い人のヤックスリーに「服従の呪文」をかけられていたんですよね。つまりは1年おきに直属の上司が代わっていた。

パーシーにとっては散々な4年間だったというわけなんですよね。

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