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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーの右腕を骨抜きにした時と同様にロックハートはまたしても過ちを犯してしまいました。ところがそれがハリー自身も忘れていた能力を引き出すきっかけになったのです。すると今度はハリーが全く違う形で注目される存在になりました。当然ハリーにとっては迷惑千万な事でした。(全3項目)

3-1.不思議な事に
ハリーの右腕を骨抜きにした時と同様にロックハートはまたしても懲りずに「私にお任せあれ!」と叫ぶと蛇に向かって杖を振り回しました。蛇は宙を飛んだ後に再び床に落ちて来ました。蛇は挑発されて怒り狂っていました。

蛇はジャスティン・フィンチ・フレッチリーめがけて滑り寄りまたも鎌首をもたげ牙を剥き出し攻撃の構えを取りました。ハリーは何が自分をそう駆り立てたのか分りませんでしたし何故そうしたのかの意識もありませんでした。

ただ自分の足にまるでキャスターがついたかのように体が前に進んで行った事と蛇に向かって馬鹿みたいに「手を出すな。去れ!」と叫んだ事だけは判っていました。すると説明のしようがない摩訶不思議な事が起こりました。

蛇は庭の水撒き用の太いホースのようにおとなしくなり床に平たく丸まって従順にハリーを見上げました。ハリーは恐怖が急速に体から抜け落ちて行くのが判りました。もう蛇は誰も襲わないんだという事も判っていたのでした。

しかし何故そうなったのか?そう思ったのか?ハリーには説明できませんでした。ハリーはジャスティンを見ると笑顔を浮かべました。ジャスティンはきっと安堵かあるいは不思議そうな又は感謝の表情を浮かべているだろう。

ところがハリーの予想に反してジャスティンは怒った顔さらには恐怖の表情を浮かべていました。ジャスティンは「一体何を悪ふざけしてるんだ?」と叫んだかと思うとくるりと背を向けて大広間から出て行ってしまいました。

スネイプが進み出て杖を振り蛇は黒い煙を上げ消え去りました。スネイプはハリーが思ってもみなかったような鋭く探るような目つきでハリーを見ています。さらに周りでは何やら不吉な話をしている事にハリーは気づきました。

すると後ろからロンが来てハリーを大広間から連れ出しました。ハーマイオニーも急いで従いて来ました。3人が大広間から出る際には人垣が割れて両側に引いて行きました。まるで病気を移されるのを怖がっているようでした。

何でみんながそうするのか?ハリーには全く分かりませんでした。ロンもハーマイオニーも何も説明をしてくれません。ハリーを延々と引っ張って来てグリフィンドール寮の談話室に入りハリーを肘掛椅子に座らせた所で・・・

「君はパーセルマウスなんだ。どうして僕たちに教えてくれなかったの?」

ロンはハリーにこう訊いて来たのでした。

3-2.パーセルマウス
「僕が何だって?」と訊くハリーにロンは「パーセルマウスだよ!」と繰り返した後「君は蛇と話ができるんだ」と答えました。しかしハリーは「そうだよ」とそれを認めた後に蛇と話したのは今回が二度目だと言ったのでした。

ハリーはホグワーツから手紙が来る直前の自分が魔法使いだという事をまだ知らない時に初めて動物園に行きました。そこで大ニシキヘビが自分はここで生まれたので一度もブラジルに行った事がないと話しかけて来たのでした。

その時ハリーは結果としてその蛇を逃がす事になりました。それを聞いてロンは「大ニシキヘビが君に一度もブラジルに行った事がないって話したの?」と力なく繰り返したのでした。そう言われてハリーはこう言ったのでした。

「それがどうかしたの?ここにはそんな事できる人。掃いて捨てるほどいるだろうに」

ところがロンは「それがいないんだ」と答えました。そんな能力を持った人はざらにはいないとロンは言うのです。さらにロンは「まずいよ」とも言うのです。ハリーはかなり腹が立って「何がまずいんだい?」と訊いたのでした。

みんなどうかしたんじゃないか?考えてもみろよ。もし自分が襲うなと蛇に言っていなかったらジャスティンは一体どういう事になっていたのか?こう言うハリーにロンは「へえ。君はそう言ったのかい?」と言ったのでした。

どういう意味?君たちあの場にいたし僕の言う事を聞いたじゃないか。こう言うハリーにロンは自分は君が蛇語を話すのは聞いた。だからハリーがあの時あの場で何を話したのかなんて他の人には分かりはしないと言うのです。

傍目にはハリーはまるで蛇をそそのかしているように見えたのだそうです。ロンはぞっとしたんだそうです。だからロンはジャスティンがパニックしたのも判ると言うのです。そう言われてハリーはロンをまじまじと見ました。

「僕が違う言葉をしゃべったって?だけど僕。気がつかなかった。自分が話せるって事さえ知らないのにどうしてそんな言葉が話せるんだい?」

ハリーがこう言ってもロンは首を振るばかりでした。ロンもハーマイオニーもそれは深刻な顔をしていました。ハリーは自分が蛇語を話せるという事が「どうしてそんなに悪い事なのか?」を理解する事ができなかったのでした。

あの蛇がジャスティンの首を食いちぎるのを止めたのに一体何が悪いのか教えてくれないか?どういうやり方で止めたのかが問題になるのか?こう訊くハリーにハーマイオニーがひそひそ声で「問題になるのよ」と答えました。

サラザール・スリザリンは蛇と話ができる事で有名だった。だからスリザリン寮のシンボルは蛇になっている。ハーマイオニーがこう言うのを受けてロンは今度は学校中がハリーの事をスリザリンの子孫だと言い出す事だろう。

「だけど僕は違う」と言うハリーにハーマイオニーはスリザリンは千年前に生きていたんだからそれは証明しにくい事ね。あなただという可能性もあるのよとそう言うのです。つまりはこういう事になるというわけなんですよね。

ハリーはスリザリンの継承者である。つまり一連の事件の犯人もまたハリーである。

3-3.ポリジュース薬が完成!
自分はサラザール・スリザリンの子孫なんだろうか?ハリーは父親のほうの事は何も知りませんでした。だから「違う」とは言ってみたもののハーマイオニーの言う通りなのです。絶対にそうじゃないとは言い切れないのです。

明日「薬草学」の授業でジャスティンに会う。その時に僕は蛇をけしかけていたのではなく攻撃を止めさせたんだと説明すればいい。どんな馬鹿だってそのぐらいの事は判るだろう。しかしその授業は休講になってしまいました。

前夜に降り出した雪が大吹雪になりスプラウト先生はマンドレイクに靴下を履かせマフラーを巻かなくてはなりませんでした。厄介な作業なので他の誰にも任せられないのだそうです。ところが最悪の展開になってしまいました。

ハリーは図書室に行って「薬草学」の授業で一緒になるはずだったハッフルパフ生たちに説明をしました。しかし彼らはハリーの「追い立てたりしていない!」という主張を信じようとはしませんでした。そしてその帰りでした。

ジャスティン・フィンチ・フレッチリーとグリフィンドール塔付きのゴースト「ほとんど首なしニック」が顔に恐怖を貼りつけ床に転がっていました。そのためアーニー・マクミランには「現行犯だ!」と言われてしまいました。

その場に駆けつけたマクゴナガル先生はハリーを校長室に連れて行きました。しかしダンブルドアはハリーは絶対に犯人じゃないと喚き立てるハグリッドに自分もまた同意見だと言ってハリーを即座に寮に帰らせてくれたのです。

廊下では「今度は自分が襲われるんじゃないか?」と言わんばかりに誰もがハリーを避けて通りました。しかしフレッドとジョージは2人でわざわざハリーの前を行進し「スリザリンの継承者様のお通りだ」と先触れをしました。

フレッドとジョージにしてみればこんな面白い事はないようです。ハリーは自分がスリザリンの継承者だなんて馬鹿げているとフレッドとジョージがそう考えた上での行動だと判っていたので全く気になどしていませんでした。

しかしそんなフレッドとジョージの道化ぶりを見るたびドラコ・マルフォイは苛立ちますます不機嫌になって行くようでした。するとロンは訳知り顔で「本当は自分なんだって言いたくてしょうがないからさ」と言ったのでした。

マルフォイはどんな事だって自分を負かす奴は憎いんだ。何しろ君は奴の悪行の功績を全部自分のものにしている。ロンはこうも言うのです。そうこうする内にクリスマス休暇に入ってついにポリジュース薬が完成したのでした。

今日の最後に
フレッドとジョージは2人でわざわざハリーの前を行進して「スリザリンの継承者様のお通りだ」と先触れをしました。その他にも「次は誰を襲うつもりか」と大声でハリーに訊くなどのブラックジョークを飛ばしていました。

しかしフレッドとジョージは「ハリーがスリザリンの継承者だなんて馬鹿げている」とそう考えていました。それと言うのも実はハリーには確固たるアリバイがあるという事をフレッドとジョージは知っているからなんですよね。

コリン・クリービーが襲われた時ハリーはロックハートに右腕を骨抜きにされてしまい医務室のベッドに横たわっていました。その日の昼間にはクィディッチの開幕戦グリフィンドール対スリザリン戦が行われていたんですよね。

フレッドとジョージはグリフィンドール・チームのビーターです。だからその事はよーく知っていたというわけなんですよね。

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