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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ギルデロイ・ロックハートは「秘密の部屋は永久に閉ざされた」と言って2月14日のバレンタインデーにまた派手な催し物を行いました。ところが襲撃事件はまたしても起きてしまいました。しかしマクゴナガル先生の口からは驚くべき発表がされてしまったのでした。それは?(全3項目)

3-1.バレンタインデーに
ロックハートの言う所の気分盛り上げとは一体いかなる事なのか?それが明らかになったのは2月14日の朝食時でした。前夜は遅くまでクィディッチの練習をしていたためハリーは寝不足のまま少し遅れて大広間に入りました。

一瞬ハリーが「部屋を間違えた!」と思うほどでした。壁という壁がけばけばしい大きなピンクの花で覆われそれに加えて淡いブルーの天井からハート型の紙吹雪が舞っていました。ロンは吐き気を催しそうな顔をしていました。

一方ハーマイオニーはくすくす笑いを抑え切れない様子です。ハリーがテーブルに着いてベーコンから紙吹雪を払いながら2人に「これ何事?」と訊くとロンが口を利くのもアホらしいという顔で教職員テーブルを指差しました。

そこには部屋の飾りにマッチしたけばけばしいピンクのローブを着たロックハートが手を挙げて「静粛に」と合図をしている所でした。生徒たちに向かってロックハートが「バレンタインおめでとう!」と叫んで挨拶をしました。

今までの所46人の皆さんがカードをくださったんだそうです。さらにロックハートがポンと手を叩くと金色の翼をつけハープを持った無愛想な顔の小人が12人入って来てロックハートが笑みを浮かべながらこう言ったのでした。

「私の愛すべき配達キューピットです!」

マクゴナガル先生は怒りで頬を痙攣させていました。フリットウィック先生はあまりの事に両手で顔を覆っています。スネイプもまた「愛の妙薬」を貰いに来た最初の奴には毒薬を無理やり飲ませてやるという顔をしていました。

今日はこの小人たちが学校中を巡回して皆さんのバレンタイン・カードを配達するのだそうです。ロンが「その46人に入っていないだろうな」と言うとハーマイオニーは急に時間割はどこかしらと夢中になって探し始めました。

どうやらハーマイオニーもその「46人」の内の1人のようです。ところがこの迷惑千万な配達キューピットが「リドルの日記」の使い方を教えるきっかけを作ってくれたのです。ハリーが逃げようとすると小人が鞄を掴みました。

ハリーが「放して!」と言いながら鞄を強く引っ張るとハリーの鞄は真っ二つに破れ中に入っていた物が散らばりインク壺が割れてその上に飛び散りました。ところが「呪文学」の教室に着いた時にハリーは初めて気づきました。

ハリーの本は全部が赤インクで染まっているというのに「リドルの日記」だけはそうなっていないのです。その日の夜ハリーは一番先に寝室に入りました。そしてその日記に「僕はハリー・ポッターです」と書いてみたら・・・

「リドルの日記」が返事をして来たのです。

3-2.ロックハートの予想に反して
50年前「秘密の部屋」を開いたのはハグリッドだった。日記の中のトム・リドルが当時の情景を見せてそう教えてくれたのです。去年ハグリッドが飼う事を法律で禁止されているドラゴンを飼ったのは到底忘れる事ができません。

大きくて怪物のような生き物が好きだという困った趣味を持つハグリッドならこの城のどこかに怪物が潜んでいると聞いたら「どんな事をしても見てみたい。長い間狭苦しい所に閉じ込められて気の毒だ」と思ったかもしれない。

しかし結局ハリーたち3人はまた誰かが襲われない限りハグリッドには何も言わない事にしようと決めました。ところがロックハートの「部屋は永久に閉ざされた」という予想に反してまたしても襲撃事件は起きてしまいました。

それはハリーのトランクが荒らされ「リドルの日記」が盗まれた翌日の事でした。開始直前だったクィディッチのグリフィンドール対ハッフルパフは中止になりました。そして何と今度も2人同時に襲われたのです。その2人は?

それはハーマイオニーとレイブンクローの女子生徒で監督生のペネロピー・クリアウォーターでした。ハリーとロンは「透明マント」を被ってハグリッドに会いに行きました。ところがハグリッドは連れ去られてしまったのです。

魔法大臣コーネリウス・ファッジがやって来て「何か手を打ったという印象を与えないと」と言ってハグリッドをアズカバンに投獄してしまったのです。さらにそこに不幸に追い打ちをかけるような出来事が起きてしまいました。

事もあろうにダンブルドア校長が停職になってしまったのでした。しかもハリーとロンがハグリッドの「蜘蛛の跡を追えば糸口が判る」というヒントを元に「禁じられた森」の奥深くに入って巨大蜘蛛のアラゴグに会うと・・・

アラゴグは卵から孵った怪物なので「秘密の部屋」の怪物ではない。トム・リドルは間違った人間を捕まえた。その一方でアラゴグが「女の子の死体はトイレで発見された」と言っていたのです。それならその死んだ女の子は?

もしかして「嘆きのマートル」なのか?

3-3.試験の3日前に
「僕たちあのトイレに何度も入ってたんだぜ。その間マートルはたった小部屋3つしか離れていなかったんだ」ロンは翌日の朝食の席で悔しそうにこう言いました。今では移動をする際には必ず先生が付き添っているからです。

ところが学校がこんな状況だというのにマクゴナガル先生の口から驚くべき発表がありました。6月1日から学期末試験が行われると言うのです。ダンブルドア校長のお言いつけで学校をできる限り普通通りに行うためだそうです。

すると試験の3日前に朝食の席でマクゴナガル先生がまた発表があると言いました。ところが「良い知らせです」と言った途端に大広間は静かになる所か蜂の巣を突いたような騒ぎになり各自の生徒が勝手な事を言い始めました。

「ダンブルドアが戻って来るんだ!」と歓声を上げたり「スリザリンの継承者を捕まえたんですね!」と言う生徒もいました。しかしそうではなくスプラウト先生からマンドレイクが収穫できるとの報告があったという事でした。

今夜には石にされた人たちを蘇生させる事ができる。その内の誰か1人が「誰に?」又は「何に?」襲われたのかを話してくれるかもしれません。もしそうなればこの恐ろしい事件が犯人の逮捕で終わりを迎えるかもしれません。

マクゴナガル先生のこの発表で生徒の歓声は爆発しました。ドラコ・マルフォイは当然喜んではいませんでした。その逆にハーマイオニーが回復するという事でロンはそれはもう大喜びでした。しかしその時の事だったのでした。

ジニー・ウィーズリーがやって来てロンの隣に座りました。何やら緊張して落ち着かない様子でした。ロンが「どうした?」と訊いてもジニーは黙っています。テーブルを端から端まで眺めながら怯えた表情をするばかりでした。

ロンは躊躇するジニーを見つめながら「言っちまえよ」と促しました。するとジニーはハリーのほうを見ないようにしながら「あたし言わなければいけない事があるの」と言いました。そこでハリーは「何なの?」と訊きました。

ジニーは何と言っていいのかの言葉が見つからないそんな様子でした。ロンが「一体何だよ?」と訊くとジニーは口を開きました。がしかし声が出て来ません。ハリーは少し前屈みになりロンとジニーだけに聞こえるよう・・・

「秘密の部屋に関する事なの?何か見たの?誰かおかしな素振りをしているの?」

ハリーがこう言うとジニーは深呼吸をしました。ところがその瞬間でした。折悪くパーシーがやって来るとジニーに「食べ終わったのなら僕がその席に座る」と言ってしまったのでした。ジニーは立ち去って行ってしまいました。

ロンが怒ってパーシーに「ジニーが何か大切な事を話そうとした所だったのに!」と言うと紅茶を飲んでいるその途中でパーシーは咽せ込みました。そして今度は何故か咳き込みながら「どんな事だった?」と訊いて来ました。

するとパーシーはジニーが言おうとしていた事は「秘密の部屋」には関係ないと言うのです。ロンが眉を吊り上げで「何でそう言える?」と訊くとパーシーは「僕とばったり出くわして」とか「何かをするのを見た」とか・・・

「誰にも言うなって頼んだんだ」とか「約束を守ると思ったのに」とか「大した事じゃないんだ」などと意味の分からない言葉を並べ立てるのです。ハリーはこんなにもおろおろするパーシーを初めて見ました。するとロンは?

「一体何をしてたんだ?」

「さあ吐けよ。笑わないから」

ロンがニヤつく一方でパーシーのほうはにこりともせずハリーに「パンを取ってくれないか。腹ペコだ」と言ったのでした。

最後に
ジニーが話そうとしていたのは実は「秘密の部屋」を開きマグル生まれの生徒を怪物に襲わせていたのは私だったという事なんですよね。石にされた人たちが蘇生すればその内の誰かが自分を見ていたかもしれないとそう思った。

だからジニーは「言わなければいけない」と言った。その一方パーシーはジニーが話そうとしていたのは自分がハーマイオニーと共に襲撃事件の犠牲者になったペネロピー・クリアウォーターと付き合っている事だとそう思った。

だから思わずおろおろしてしまったというわけなんですよね。この後ハリーとロンは「秘密の部屋」の怪物が毒蛇の王バジリスクだと知り部屋に連れ去られたジニーを助けに行ってバジリスクと真の首謀者トム・リドルを倒した。

そしてルシウス・マルフォイ氏以外の11人の理事から手紙を貰って校長職に復帰したダンブルドアは「もっと年上の賢い魔法使いでさえヴォルデモート卿にたぶらかされた」と言ってジニーに「処罰なし」を言い渡したのでした。

こうしてジニーも退学を免れてハリーとロンは「ホグワーツ特別功労賞」を授与されてホグワーツも廃校にならずに済みルシウス・マルフォイ氏は理事職を失いドビーはハリーのお陰で自由な屋敷しもべ妖精になったのでした。

ロックハートは自分で自分に「忘却術」をかけてしまいホグワーツを去って聖マンゴ魔法疾患障害病院に入院する事になりました。こうしてハリーにとっては全てが丸く収まり夏休みを迎える事になったというわけなんですよね。

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