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ホグワーツの管理人アーガス・フィルチはミセス・ノリスという猫を飼っています。このミセス・ノリスはもうとにかくそれはそれは仕事熱心で早朝から真夜中まで「生徒の規則破りは絶対に見逃さない!」とばかりにいつでも姿を現すんですよね。(全2項目)

2-1.ミセス・ノリス
昨日の記事でもチラリと触れたように学校の管理人アーガス・フィルチが飼っている猫です。痩せこけて埃っぽい色で目はそのフィルチそっくりのランプみたいな出目金なんだそうです。フィルチもそこに惹かれたんでしょうね。

単独で廊下の見回りをしているそうです。目の前で規則違反をしようものなら足の指一本が境界線を越えただけでも即座にフィルチにご注進との事です。2秒後にはその飼い主のフィルチが息を切らして飛んで来るのだそうです。

生徒たちは誰もがフィルチの事が大嫌いなのでそのフィルチが飼っているミセス・ノリスを一度でいいからしこたま蹴とばしたいというのが密かな熱い願いでした。ロンも同様でとんでもない時にそれを言い出した事があります。

ハリーとハーマイオニーとロンの3人で賢者の石を取りに行こうとしていた時でした。ハリーたちが「透明マント」を被りグリフィンドール寮を出て最初の階段の下まで来るとミセス・ノリスが階段の上を忍び歩きしていました。

「ねえ蹴っ飛ばしてやろうよ。一回だけ」

ロンはハリーの耳元でこう囁きました。しかしハリーは首を横に振りました。ミセス・ノリスに気づかれないよう3人は慎重にミセス・ノリスを避け階段を上がって行きました。するとミセス・ノリスは3人のほうを見て来ました。

しかしミセス・ノリスは何もしませんでした。この後ハリーたちはポルターガイストのピーブズに気づかれてしまいましたがハリーがとっさに「血みどろ男爵」の声色を真似してやり過ごし窮地を逃れる事に成功したのでした。

クリスマス休暇中にハリーとロンが「みぞの鏡」の所に行った時にもミセス・ノリスと出くわしました。2人がマントを被った直後にミセス・ノリスが2人のいる教室に入って来ました。その時2人とも同じ事を考えていました。

「このマント。猫にも効くのかな?」

2人にとっては物凄い長い時間が過ぎたような気がしてミセス・ノリスはやがてくるりと向きを変え立ち去ったのでした。しかしロンが「まだ安心はできない。フィルチの所に行ったのかも」と言って2人は寮に戻ったのでした。

2-2.9月1日から6月30日は不眠不休で24時間勤務?
前述のようにクリスマス休暇の時はハリーとロンが。そして賢者の石を取りに行く時にはハリーたち3人がいずれも夜遅くにミセス・ノリスと出くわしています。思わず「一体いつ寝てるんだ?」とそう思ってしまうんですよね。

●クィディッチの練習を終えて(第2巻「秘密の部屋」第8章)
風が激しく吹いて嵐になろうがクィディッチの試合は決行されるのでハリーが土砂降りの雨の中で練習を終えて城に戻りグリフィンドール塔付きのゴースト「ほとんど首なしニック」と話しているとミセス・ノリスが現れました。

即座にニックがハリーに「早くここを立ち去るがよい」と言いました。フィルチは風邪を引いた上に3年生の誰かが起こした爆発事故で地下牢教室の天井一杯についた蛙の脳みそを拭き取る作業をしてたので機嫌が悪いそうです。

もしハリーがそこいら中に泥を垂らしているのを見つけたら当然ただでは済まない。罰則を食らうというわけです。ハリーはニックに「判った」と言うとミセス・ノリスの非難がましい目つきから逃れるように身を引いたのでした。

しかし時既に遅しで飼い主との間に不思議な絆があるかのようにアーガス・フィルチがその場に引き寄せられハリーの右側の壁に掛かったタビストリーの裏から突然飛び出して鼻息も荒く周囲を見回すとハリーに向かって・・・

「汚い!」

ハリーのクィディッチのユニフォームから泥水が滴り落ちて水溜りになっているのを指差すとフィルチはこう叫びました。しかしニックが機転を利かせてポルターガイストのピーブズをけしかけたのでハリーは罰則を免れました。

それと引き換えにハリーはニックの「絶命日パーティ」に出席する事になってしまったのでした。

●パーティ終了直後(第2巻「秘密の部屋第9章と第10章」)
そのニックの「絶命日パーティ」は何分にも生きている人間で出席したのはハリーたちだけだったので3人は腹ペコでパーティ会場を出るハメになりました。そこで3人はデザートぐらい残っているかもと大広間に向かいました。

その日は10月31日で大広間ではハロウィン・パーティが行われていました。ところがその時ハリーは罰則の時にロックハートの部屋で聞いたハリーにしか聞こえなかった「あの声」を聞きそれを追いかけて行った先にいたのは?

松明の腕木に尻尾を絡ませ板のように硬直して目を見開いたままのミセス・ノリスでした。ロンはそれを見て「ここを離れよう」と言いましたがハリーは「助けてあげるべきじゃないかな?」と言って2人の意見は分かれました。

するとそこにパーティが終わって生徒たちが押し寄せて来ました。それまで楽しいパーティの余韻に浸って賑やかだった生徒たちだったのですがミセス・ノリスを見たその途端に喧騒は消え去って誰もが黙り込んでしまいました。

自分の飼い猫がこんな目に遭ったのだからハリーたちに罰則を科さなくては気持ちが収まらないとフィルチは主張しました。しかしダンブルドア校長が3人に「帰ってよろしい」と言いハリーたちはお咎めなして済んだのでした。

●真夜中にスネイプの研究室で(第4巻「炎のゴブレット第25章」)
三大魔法学校対抗試合の「第2の課題」の金の卵の謎を解くためハリーは真夜中に監督生用の風呂場に行きました。金の卵から聞こえていたのは実は水中人の歌で水の中ではちゃんとした言葉で聞ける仕組みになっていたのでした。

ようやく謎が解けハリーがグリフィンドール塔に戻るため「忍びの地図」を確認すると何と驚く事にスネイプの研究室にいたのはバーテミウス・クラウチ氏でした。ハリーは好奇心に負けてスネイプの研究室に寄り道をしました。

ところがクラウチ氏の奇妙な行動に気を取られていたハリーは普段なら飛び越す騙し階段に足を突っ込んでしまい身動きできなくなってしまいました。そこに現れたのがアーガス・フィルチとミセス・ノリスにスネイプでした。

さらにそこに「パジャマパーティかね?」と言って現れたのはマッド・アイ・ムーディでした。ミセス・ノリスはハリーがいる事に気がついたようです。しかしフィルチのほうは侵入したのはピーブズだとそう主張したのでした。

結局ハリーはマッド・アイ・ムーディのお陰で窮地を免れたのでした。

●早朝ふくろう小屋に行く途中で(第5巻「不死鳥の騎士団第14章」)
5年生になって最初の土曜日に同室で一番に目覚めたのはハリーでした。まだ夜明け直後でしたがハリーは起き上がって服を着替え始めました。何故かと言うとそれは談話室でシリウス宛ての手紙を書くためだったんですよね。

手紙を書き終えてハリーがふくろう小屋に向かっていると「ほとんど首なしニック」がピーブズが悪質な悪戯を仕掛けて待っているのでそらちの道は行かないほうがいいと言ってくれました。そこでハリーは別の道を行きました。

すると何かがハリーの足下を掠めました。見下ろすとそこにいたのがミセス・ノリスでした。ミセス・ノリスは間違いなく飼い主のフィルチの所に言いつけに行くというそういう雰囲気でした。でもハリーはこう思ったのでした。

「僕。何にも悪い事してないぞ」

確かに「早朝に城内を歩いたりふくろう小屋に行ってはならない」なんて規則があるわけありませんよね。ところが何とフィルチはふくろう小屋に姿を現しハリーに向かって「送るものをこっちへよこせ」と言って来たのでした。

しかしハリーは既にシリウス宛ての手紙を出してしまった後でした。ハリーは「ぐずぐすしなくて良かった」とそう思ったのでした。

今日の最後に
そんなわけで夜明け直後に真夜中もとミセス・ノリスは朝早くから夜遅くまで平日も週末の土曜日も休みなく働いていますよね。それはつまりフィルチもという事なんですが一体全体ミセス・ノリスはいつ寝てるんでしょうね?

取りあえず7月と8月は夏休みで生徒は1人もいなくなってしまうのでこの二カ月間はしっかりと休む事ができます。しかしクリスマス休暇にイースター休暇は生徒たちが学校に残っているので気を緩める事など到底できませんよね。

9月1日から6月30日までの10カ月間は休みなしなんでしょうか?ここまでされると本当にご苦労様という感じですよね。
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