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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

初登場時には「何を考えているのかよく分らない」といった感じのケンタウルスでした。ハグリッドはそんなケンタウルスの事を「いまいましい夢想家で星ばかり眺めて月より近くの物には何の興味も持っていない」と言っていましたが仲間の1人が裏切ると感情を剥き出しにして・・・(全3項目)

3-1.ケンタウルス
このケンタウルスは人間の頭と胴体に腕つまり上半身が馬の胴体に繋がっており馬の色は6種類ほどあるそうです。知的で会話もできるので厳密には動物とは呼べませんが他ならぬケンタウルス自身の要求で動物と分類されました。

どの魔法生物を「動物」と指定すべきか?それを定めようとした初期の試みは極めてお粗末で14世紀に魔法省の前身の魔法使い評議会委員長のバードック・マルドゥーンは2本足で歩く者には「人たる存在」の地位を与えました。

そのため4本足で歩行をするケンタウルスは「動物」と分類されました。しかしマルドゥーンの後継者エルフリダ・クラッグ女史は「人たる存在」の再定義を試みました。それは人の言葉を話す者だとそう宣言したのだそうです。

そのためケンタウルスはクラッグ女史の元では「人たる存在」とそう分類されたのでした。しかしケンタウルス自身がその地位を拒絶したのでケンタウルスは今でも引き続き「動物」と分類されているというわけなんですよね。

ケンタウルスは森に棲み現在はヨーロッパ各地に群生していますがそもそもギリシャ原産だと言われているそうです。ケンタウルスがいる国ではその国の魔法当局がマグルに煩わせないような地域を割り当てているんだそうです。

しかしケンタウルスは人から隠れる手段を自ら持ち合わせており魔法界の保護をほとんど必要としません。ケンタウルスの習性は謎に包まれています。ケンタウルスはマグルを信用せずそれと同じくらい魔法使いも信用しません。

それと言うのもケンタウルスは実はマグルと魔法使いをほとんど区別していないようなんですよね。10頭から50頭の群れを成して生活をしています。魔法の癒しに占いに洋弓と天文学に精通しているという評判なのだそうです。

3-2.いまいましい夢想家?
そんなケンタウルスとハリーが初めて顔を合わせたのは1年生の時にハーマイオニーにネビルとドラコ・マルフォイと共に罰則を科された時でした。ハグリッドにハーマイオニーと一緒に「禁じられた森」を歩いている時でした。

「そこにいるのは誰だ?姿を現せ。こっちには武器があるぞ!」

突然前方の開けた場所で確かに何かが動いたのでハグリッドが声を張り上げてこう言いました。そこに姿を見せたのが赤い髪と髭で腰から下は赤味がかった栗毛のロナンというケンタウルスでした。ロナンを見てハグリッドは?

ハグリッドはほっとしたように「ああ君か。ロナン」と言うと近づいて行って握手をしました。ハグリッドが弓矢を構えたのでロナンは悲しげに「こんばんは」と挨拶をした後に「私を撃とうとしたんですか?」と言いました。

そんなロナンにハグリッドは石弓を軽く叩きながら「用心に越した事はない」と答えました。そしてハグリッドが怪我をしたユニコーンがいるんだ。何か見かけなかったかと訊くとロナンは溜め息をついた後こう答えたのでした。

「いつでも罪のない者が真っ先に犠牲になる。大昔からずっとそうだった。そして今もなお」

この後さらにロナンは「森は多くの秘密を覆い隠す」と言ったものの具体的な内容の答えはありませんでした。その後ベインというケンタウルスも現れましたがロナンが既に言った「今夜は火星が明るい」を繰り返すだけでした。

ハグリッドが言うには「ただの一度もケンタウルスからはっきりした答えを貰ったためしがない。いまいましい夢想家よ。星ばかり眺めて月より近くの物には何の興味も持っとらん」との事でした。しかしこうも言ったのでした。

ケンタウルスは森に棲む他の生物と接する事は大抵ない。けれどもハグリッドが何か訊きたいという時にはちゃんと現れるという親切さはあるのだそうです。彼らは心が深いので色んな事を知っているが教えてくれないそうです。

しかし「必要とあらば人間とも手を組む」という考えのケンタウルスもいたのです。フィレンツェがそうでした。フィレンツェはハリーを背中に乗せて安全な所まで運んでくれたのでした。そしてそれは4年後に起きたのでした。

フィレンツェが「占い学」の教師になったのです。

3-3.フィレンツェの裏切り行為で
「闇の魔術に対する防衛術」の教師として魔法省から派遣されて来た時には一教師に過ぎなかったドローレス・アンブリッジは新しい教育令を次々と発布しその権限を強めて行きました。学期が始まって最初に制定されたのは?

それはホグワーツ高等尋問官という新しい職位を設けた事でした。この地位に就いた事でアンブリッジは同僚の先生方を査察し停職あるいは解雇する権限を持ったのです。そして解雇第1号になったのがトレローニー先生でした。

ところがダンブルドア校長は後任の「占い学」の教師を即座に任命しました。それがケンタウルスのフィレンツェでした。しかしフィレンツェがホグワーツの教師になった事で他のケンタウルスたちが激怒する事態になりました。

前述のように1年生の時に背中に乗せた事があったのでハリーが教室に入って行くとフィレンツェのほうから声をかけて来ました。その時ハリーはフィレンツェの胸にうっすらと馬蹄形の打撲傷がある事に気がついたのでした。

その打撲傷は仲間のケンタウルスたちに攻撃された際のものでした。怒ったなんてもんじゃない。烈火の如くだ。俺が割って入らなかったらフィレンツェは殺害されていたとハリーは後にハグリッドからそう聞かされたのでした。

付き合いがいいとは言えなかったが俺たちは一応上手く行っていた。フィレンツェを助けた事でハグリッドと他のケンタウルスとの関係もまた悪くなってしまったんだそうです。しかしハーマイオニーはそれを利用したのでした。

シリウスがヴォルデモートに捕まり魔法省の神秘部で拷問を受けている。ふくろう試験終了後にハリーがそう言い出したのでハーマイオニーは確かめなければならないと言って再びアンブリッジの部屋の暖炉を使う事にしました。

しかし二度目だったのであえなくアンブリッジに捕まってしまいました。全ての出入り口に「隠密探知呪文」をかけておいたのだそうです。ところがハリーに白状させるためアンブリッジが「磔の呪文」を使うと言い出し・・・

ハーマイオニーは言葉巧みにアンブリッジを城の外に連れ出しました。空を切って一本の矢が飛んで来ると恐ろしげな音を立ててハーマイオニーの頭上の木に突き刺さりました。蹄の音を響かせ森の底を揺らして現れたのは?

弓矢を構え攻撃態勢の50頭あまりのケンタウルスでした。フィレンツェの件で殺気立っているというのにアンブリッジはそのケンタウルスの事を半獣呼ばわりしたのです。さらには「人に近い知能」とも言い放ってしまいました。

「人に近い知能?人間!我々はそれが非常な屈辱だと考える!我々の知能は有り難い事にお前たちのそれを遥かに凌駕している」

アンブリッジはさらにケンタウルスに向かって「汚らわしい半獣!けだもの!手に負えない動物め!」と叫びました。これがどうやらとどめの一言だったようです。ハリーはハーマイオニーを掴んで引っ張り地面に伏せました。

アンブリッジはケンタウルスに連れ去られて行きました。ハリーとハーマイオニーも危うく連れて行かれそうになりましたがハグリッドの弟のグロウプが現れてケンタウルスたちの気を逸らしてくれたので何とか難を逃れました。

今日の最後に
我々の知能は有り難い事にお前たちのそれを遥かに凌駕している。怒りに猛り狂うケンタウルスの口から発せられたのがこの言葉でした。ケンタウルスにしてみれば我らのほうが人間を動物に分類したいと言わんばかりですよね。

ハグリッドはケンタウルスの事を「いまいましい夢想家で星ばかり眺めて月より近くの物には何の興味も持っていない」と言っていますがケンタウルスは表向きそう装っていただけで実際にはそうではなかったというわけです。

我々の持っている知識など人間には到底理解できない。人間の事を見下していたというわけなんですよね。

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