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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

本日紹介するこのグールお化けは呻き声を上げたり時々周りに物を投げつけたりしますが本質的には単純で最悪の場合でもせいぜい出くわした者に向かって威嚇的に唸る程度なんだそうです。ところがこのグールお化けは思わぬ所で役に立つ事になったんですよね。(全3項目)

3-1.グールお化け
グールお化けは醜いものの特に危険な生き物というわけではないんだそうです。ヌルヌルした出っ歯の人食い鬼に似た姿をしていて普通は魔法使いの家の屋根裏部屋や納屋に住んでいます。蜘蛛や蛾を食べているのだそうです。

呻き声を上げたり時々周りに物を投げつけますが本質的には単純で最悪の場合でもせいぜい出くわした者に向かって威嚇的に唸る程度なんだそうです。魔法生物規制管理部にはグール機動隊があるそうです。その職務内容は?

それはマグルの手に渡った住居に棲みついているグールお化けを除去する仕事なのだそうです。しかしその一方で魔法使いの家ではグールお化けはしばしば話の種になったり家族のペットになったりする事もあるんだそうです。

ちなみに先週の水曜日ケンタウルスの時に触れたように14世紀に魔法省の前身の魔法使い評議会の委員長のバードック・マルドゥーンは魔法界に於いて二本足で歩行する者にはすなわちこれに「人たる存在」の地位を与えました。

しかしマルドゥーンの後継者エルフリダ・クラッグ女史は「人たる存在」の再定義を試みました。それは「人の言葉を話す者」との事でした。この再定義によって「人たる存在」から「動物」に変更された魔法生物もいました。

という事になるとこのグールお化けはマルドゥーン氏の元では「人たる存在」とされたもののクラッグ女史の再定義により「動物」に変更されたんでしょうね。グールお化けはどうも人の言葉を話す事ができないようですからね。

3-2.隠れ穴とグリモールド・プレイス12番地にも
ハリーがオッタリー・セント・キャッチポール村から少し外れた所にあるウィーズリー家の住居「隠れ穴」にグールお化けがいると最初に聞かされたのはアーサー氏の中古車フォード・アングリアで助け出された直後の事でした。

プリベット通り4番地に屋敷しもべ妖精のドビーがやって来て自分に学校に戻ってはいけないと言った。ハリーがその話をした所で母親のウィーズリーおばさんが屋敷しもべ妖精を欲しがっているという話題が出たんですよね。

ウィーズリーおばさんはアイロンがけする屋敷しもべ妖精がいたらいいのにってしょっちゅう言ってるんだそうです。だけど我が家にいるのはやかましい屋根裏お化けと庭に巣食っている小人だけだとジョージが言ったのでした。

屋敷しもべ妖精は大きな館(やかた)とか城などにいて自分たちの家つまり「隠れ穴」になんか絶対来ないのだそうです。さらにハリーがロンに案内されて部屋に入った時にもグールお化けの話が出て来たというわけなんですよね。

「君のマグルのとこの部屋みたいじゃないけど。それに僕の部屋。屋根裏お化けの真下だし。あいつしょっちゅうパイプを叩いたり呻いたりするんだ」

実際「隠れ穴」での生活はプリベット通りとは思いっ切り違っていました。へんてこで度肝を抜かれる事ばかりでした。台所の暖炉の上にある鏡を最初に覗き込んだ時ハリーはどっきりとしました。鏡が大声を上げたからでした。

フレッドとジョージの部屋から小さな爆発音が上がっても誰もが当たり前という顔をしていました。そんな事の中に家が静か過ぎると思うと屋根裏にいるグールお化けが喚いたりパイプを落とすという行為が含まれていたのです。

それから2年後ハリーがクィディッチ・ワールドカップの決勝戦を観戦するために「隠れ穴」に招待された時にもグールお化けが登場しています。それは夏休み最終日の事でした。居間を出るとハリーはロンと部屋に戻りました。

家の最上階では雨音が居間よりも激しく響き風が唸る音も聞こえました。さらにそこに屋根裏に棲むグールお化けの呻き声が時々加わったのでした。2人が部屋に入って行くと甲高い鳴き声が響き渡ったというわけなんですよね。

それはロンのペットのスキャバーズがいなくなってしまったのでその代わりとしてシリウスがロンにくれた豆ふくろうのピックウィジョンだったのでした。さらにはロンドンのグリモールド・プレイス12番地にもいたんですよね。

屋敷の掃除をしていたのは12番地に滞在していたウィーズリーおばさんに不死鳥の騎士団のメンバーではないハリーにロンとハーマイオニーそれにフレッドにジョージとジニーの7人でした。しかし時には訪問客が手伝いました。

トンクスが屋敷の掃除を手伝った日の午後は上階のトイレをうろついていた年老いたグールお化けを発見した記念すべき午後になったそうです。不死鳥の騎士団の本部にもグールお化けがいて発見されたというわけなんですよね。

3-3.ロンのパジャマを着て
そんな「隠れ穴」の屋根裏に住んでいるグールお化けがハリーたち3人がヴォルデモートの分霊箱を探す旅に出るのに当たって思わぬ形で役に立つ事になったのです。そのグールお化けは何故かロンのパジャマを着ていました。

「屋根裏お化けって普通パジャマを着ているの?」ハリーがこう訊くとロンは「いいや」と答えました。それに通常グールお化けは赤毛でもないしこんな出来物も噴き出していない。つまりこいつがロンの代わりというわけです。

僕たちが出発をしたら屋根裏お化けがここに来て僕の部屋に住む。呻く事と涎を垂らす事しかできないのではっきりとは分らないもののロンが言うには屋根裏お化けはそれを楽しみにしているという事は何とか判るのだそうです。

それと言うのもロンがその事を言うと屋根裏お化けは何度も頷くんだそうです。あいつつまり屋根裏お化けがロンになる。黒斑病にかかった僕だ。それなら何故グールお化けにロンのパジャマを着せ身代わりにしたのでしょう?

それはハリーにロンとハーマイオニーがホグワーツに戻らないとみんなはロンとハーマイオニーはハリーと一緒だと考える。つまりそうなれば死喰い人たちはハリーの行方を知ろうとしてまっすぐロンの家族の所へ来るだろう。

ハーマイオニーの場合はマグル生まれなので上手く行けば両親と遠くへ行ってしまったように見える。それは何故かと云えばマグル生まれの魔法使いたちは今どこかに隠れる話をしている人が多いのでそう装う事が可能なのです。

しかしロンの場合は家族を全員隠すわけにはいかない。それじゃあまりにも怪し過ぎるし全員が仕事を辞めるわけにはいかない。そこでロンは黒斑病で重体だ。だから学校にも戻れないという話をでっち上げるというわけです。

誰かが調査に来たらロンの両親つまりウィーズリー夫妻が出来物だらけでロンのベッドに寝ている屋根裏お化けを見せる。黒斑病は感染力が強いので調査に来た連中は近寄りたがらない。屋根裏お化けが話せなくても問題ない。

何故ならそれは菌が喉元まで広がったら話せなくなるからなのだそうです。それならウィーズリー夫妻はこの計画に乗っているのか?ハリーがこう訊くとロンは父親のアーサー氏のほうは乗ってくれているとそう答えたのでした。

フレッドとジョージは屋根裏お化けを変身させるのを手伝ってくれたそうです。実際この計画は上手く行きました。ハリーたちが分霊箱を探しに魔法省に潜入した際ハリーがアンブリッジの部屋で見た資料にはこうなっていました。

「末の息子は重病で現在在宅。魔法省の検察官が確認済み」

今日の最後に
異臭を放ち出くわした者に向かって威嚇的に唸る。家の中が静か過ぎると思うと喚いたりパイプを落としたりする。確かに家の中にいても害にはなりませんよね。でも何故かしら魔法使いの家では話の種やペットになるそうですね。

一体どういう風に話の種になるんでしょうね?家の中でグールお化けが見つかると記念すべき日になるのだそうです。また話す事はできないものの言葉を理解する能力はあるようですね。何とも摩訶不思議な魔法生物ですよね。

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