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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ヒッポグリフは頭は大鷲で胴体は馬になっているという非常に独特な姿形をした魔法生物です。そしてハリーたち3人は3年生になって最初に受けた「魔法生物飼育学」の授業でこのヒッポグリフを習う事になりました。ところが「やっぱり!」という感じでドラコ・マルフォイが・・・(全3項目)

3-1.ヒッポグリフとヒッポカンポスこと海馬
ヒッポグリフはヨーロッパ原産ですが現在では世界中で見られるのだそうです。頭は大鷲で胴体は馬になっています。飼い慣らす事ができますが専門家のみが飼育を許されているそうです。ハグリッドは専門家なんでしょうか?

ヒッポグリフに近づく時は視線を外してはなりません。お辞儀をするのはこちらに悪意がない事を示します。ヒッポグリフが挨拶を返して来たらさらに近づいても安全との事です。ヒッポグリフは地面を掘って虫を捕食します。

その他には鳥や小型哺乳類も食べます。繁殖期のヒッポグリフは地上に巣を作って大きくて壊れやすい卵を1個だけ生みます。これが24時間以内に孵化します。ヒッポグリフの雛は生まれて一週間以内に飛べるようになります。

でも親について長旅ができるようになるまでには数カ月を要するそうです。ここで「幻の動物とその生息地」の同じページにヒッポカンポスこと海馬という名前がよく似た魔法生物が載っているのでついでに紹介する事にします。

ギリシャを原産地とするヒッポカンポスこと海馬は頭と前半分は馬で尻尾と後ろ半分は巨大な魚の形をしています。通常は地中海に生息していますが1949年にスコットランドの海岸の沖で水中人が捕獲してそれを飼い慣らしました。

見事な青葦毛のヒッポキャンパスだったんだそうです。このヒッポカンポスもまたヒッポグリフと同様に卵を生むのだそうです。卵は半透明で大きくその中にはおたまじゃくしならぬ仔馬じゃくしが透けて見えるんだそうです。

つまりこのヒッポグリフとヒッポカンポスこと海馬は体の一部分が馬になっているという所と両者とも大きめの卵を生むという点が共通するというわけです。

3-2.ハグリッドが最初の授業で
3年生の学期初日ハリーたち3人にとっては「魔法生物飼育学」の教職にハグリッドが就いたという思ってもみなかった吉報がダンブルドア校長からもたらされました。3人ともこの科目を履修するだけに喜びもまたひとしおです。

そして記念すべきハグリッドの初授業をハリーたちが受ける事になりました。その授業で取り上げられたのがヒッポグリフでした。ところが合同で一緒に授業を受けたのがドラコ・マルフォイを含むスリザリン生だったのです。

魔法生物を連れて来ると言ってハグリッドは森に入って行きました。再び姿を現したその時ラベンダー・ブラウンが放牧場の向こう側を指差し甲高い声を出しました。ハグリッドが奇妙キテレツな生き物を連れて来たからでした。

胴体に後脚に尻尾は馬で前脚に羽根と頭部は鷲の動物でした。鋼色の残忍な嘴に目はオレンジ色で大きくギラギラしており前脚の鉤爪は16センチほどもあって見るからに殺傷力がありそうです。生徒がじわっと後退りをしました。

「ヒッポグリフだ!」

生徒たちに手を振りながらハグリッドはうれしそうに大声でこう言いました。しかし「美しかろう」と言われハリーは半鳥半馬の姿を見た時の最初のショックを乗り越えさえすればハグリッドの言う事が判るような気がしました。

ヒッポグリフの輝くような毛並みが羽根から毛へと滑らかに変わって行く様は見応えがありました。それぞれ色が違い嵐の空のような灰色に赤銅色に赤ゴマの入った褐色に艶々した栗毛に漆黒などとそれはもう色とりどりでした。

ハグリッドは両手を揉みながら生徒たちにもう少し近づくようにと言ったのでした。しかしやはり前脚の鉤爪が怖いのでしょう。誰も近づこうとはしません。ハリーにロンとハーマイオニーの3人だけは恐々と柵に近づきました。

ここでハグリッドの説明が始まりました。まず一番先にヒッポグリフについて知らなければならない事はこいつらは誇り高い。すぐ怒る。だからヒッポグリフは絶対に侮辱してはならないのだそうです。そんな事をしたら・・・

それがお前さんたちの最後の仕業になるかもしれないんだそうです。だから必ずヒッポグリフのほうが先に動くのを待つ。それが礼儀というものだ。こいつのそばまで歩いて行きお辞儀をして待つ。お辞儀を返して来たら・・・

それは触ってもいいという事なのだそうです。もしお辞儀を返して来なかったらヒッポグリフの鉤爪は痛いので素早く離れろとの事でした。しかしハグリッドが挑戦者を募ると生徒たちは答える代わりにますます後退りしました。

ハリーたち3人でさえ「上手く行かないのでは?」と思いました。ヒッポグリフは猛々しい首を振り立て羽根をばたつかせて苛立っているようでした。繋がれているのが気に入らないようです。するとハリーが名乗り出ました。

ハグリッドがすがるような目をして「誰もおらんのか?」と言ったからです。何とかハグリッドの初授業を成功させてやりたいと思ったからでした。ハリーが名乗り出てラベンダーとパーバティ・パチルは思わず息を呑み・・・

2人はハリーに「駄目よ。お茶の葉を忘れたの!」と言ったのでした。その日の午前中に行われた「占い学」の授業のお茶の葉占いでハリーはトレローニー先生に「死神犬が取り憑いている」と死の宣告を受けていたのでした。

しかしハリーはそれを無視して柵を乗り越えたのでした。

3-3.バックビークと
ハグリッドは再び大声でハリーに「偉いぞ!」と言うと数いるヒッポグリフの中からバックビークを選びました。ハグリッドは繋いでいた鎖を解くと灰色のヒッポグリフを群れから引き離して首にしていた革の首輪を外しました。

ハグリッドは今度は静かにハリーに「さあ落ち着け。目を逸らすなよ。なるべく瞬きするな。ヒッポグリフは目をしょぼしょぼさせる奴を信用せんからな」と言いました。たちまち目が潤みましたがハリーは瞬きしませんでした。

バックビークはその巨大な頭をハリーのほうに向け猛々しいオレンジ色の目の片方だけでハリーを睨んでいました。そこでハグリッドがハリーにお辞儀をするようにと言いました。でもバックビークはなかなかお辞儀を返しません。

気位高くハリーを見据えるばかりで動きません。そこでハグリッドは心配そうな声でハリーにゆっくり下がるようにと言ったのでした。しかしその時でした。突然バックビークが前脚を折ってお辞儀と思われる格好をしたのです。

「やったぞハリー!よーし触ってもええぞ!嘴を撫ぜてやれ。ほれ!」

ハグリッドは狂喜してこう言いました。下がってもいいと言われたほうがいいご褒美なのにと思いつつもハリーはゆっくりとバックビークに近づいて手を伸ばしました。何度か嘴を撫でるとバックビークは気持ち良さそうでした。

それを楽しむかのようにとろりと目を閉じたからです。それを見てほとんどの生徒たちが拍手をしました。しかし当然の如くドラコ・マルフォイにクラッブとゴイルはひどくがっかりしているようでした。それはそうでしょうね。

バックビークの背中に乗って放牧場の上空を一周するというおまけもつきました。ハリーの成功に励まされ他の生徒も相変わらず恐々でしたが放牧場に入って来ました。ところがここでアクシデントが起こってしまったのでした。

ハリーの後にバックビークに向かったドラコ・マルフォイがバックビークに「醜いデカブツの野獣君」と口走ってしまったのでした。ヒッポグリフは誇り高い。すぐ怒るから絶対に侮辱してはならないと言っていたのに・・・

ドラコ・マルフォイはそれを聞いていませんでした。腕から血を垂らしながらマルフォイはハグリッドに医務室に運ばれて行きました。やっぱりという感じでマルフォイはハグリッドの初授業を引っ掻き回してくれたのでした。

今日の最後に
全ての魔法使いがそれぞれの魔法生物に対し同じ感情や思いを抱くとは限らない。このドラコ・マルフォイの騒動つまりバックビークに対して「醜いデカブツの野獣君」と言った事はその差別感情を表す言葉と言えるでしょうね。

バックビークが裁判にかけられると決まった時ハグリッドはハリーたち3人に「危険生物処理委員会の連中は面白い生き物を目の敵にして来た」とそう言っているんですよね。ハリーはヒッポグリフを見て「美しい」と思った。

しかしドラコ・マルフォイに父親のルシウス氏にとってはヒッポグリフは危険な魔法動物というわけなんですよね。

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