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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

死喰い人の連中の勧誘を受けないためにマグルの家を転々としていた。そんなスラグホーンにダンブルドアはホグワーツに戻ればそんな事をする必要もなくなると暗にそう言ったのでした。しかしスラグホーンのほうにもダンブルドアに対して不満があるようです。するとダンブルドアは突如として・・・(全3項目)

3-1.一杯飲みながら
「それじゃあ。その手で私を説得しようと考えたわけだな?いや答えはノーだよアルバス」スラグホーンは抜け目のない表情を浮かべるとこう言ってダンブルドアに食ってかかりました。そんなスラグホーンにダンブルドアは?

ダンブルドアは「一緒に一杯飲むぐらいの事はしてもよかろう?」とやんわり言葉を返しました。そんなダンブルドアにスラグホーンは躊躇をしつつ「昔のよしみで?」と言った後「よかろう一杯だけだ」と無愛想に言いました。

ダンブルドアはハリーに微笑みかけスラグホーンがついさっきまで化けていたのとそう違わない椅子を指して座るよう促しました。その椅子は火の気の戻ったばかりの暖炉と明るく輝く石油ランプのすぐ脇に置かれていました。

ハリーはダンブルドアが何故か自分をできるだけ目立つようにしようとしているとはっきり感じながら椅子に座りました。すると効果てきめんという感じで再び部屋を振り返ったスラグホーンの目が真っ先にハリーに向きました。

ハリーに目を走らせたスラグホーンはまるで目が傷つくのを恐れるかのように「フン」と言うと急いで目を逸らしました。スラグホーンは勝手に腰掛けていたダンブルドアに飲み物を渡すとハリーにぐいと盆を突き出しました。

そして元通りになったソファにとっぷりと腰を下ろし不機嫌に黙り込みました。そんなスラグホーンにダンブルドアが「さて元気だったかね?」と尋ねました。すると「あまりパッとしない」という答えが即座に返って来ました。

「胸が弱い。ゼイゼイする。リュウマチもある。昔のようには動けん。まあそんなもんだろう。歳だ。疲労だ」

こうぼやくスラグホーンにダンブルドアは?

3-2.ホグワーツに戻れば
「それでも即座にあれだけの歓迎の準備をするには相当素早く動いたに相違なかろう。警告はせいぜい3分前だったじゃろう?」ダンブルドアがこう言うとスラグホーンは半ば苛立ちその一方で半ば誇らしげにこう答えました。

「2分だ。侵入者避けが鳴るのが聞こえなんだ。風呂に入っていたのでね。しかし」

再び我に返ったようにスラグホーンは厳しい口調で「私が老人である事実は変わらん。静かな生活と多少の人生の快楽を勝ち得た疲れた年寄りだ」とそう言うのです。ハリーも確かにスラグホーンの言う通りだとそう思いました。

部屋を見回すとごちゃごちゃしていて息が詰まるようでしたが快適でないとは誰も言わないだろう。ふかふかの椅子に足載せ台と飲み物や本にチョコレートの箱やふっくらしたクッション。住んでいるのが誰か知らなかったら?

ハリーはきっと金持ちの小うるさい一人者の老婦人が住んでいるとそう考えただろうと思いました。そんなスラグホーンにダンブルドアは「君はまだわしほどの歳ではない」と言いました。するとスラグホーンはこう言いました。

「まあ君自身もそろそろ引退を考えるべきだろう」

スラグホーンもまたダンブルドアの右手の怪我に気づいていたからです。昔のような反射神経ではないらしいな。こう言うスラグホーンにダンブルドアは「まさにその通りじゃ」と落ち着いて言うと袖を振るようにしたのでした。

黒く焼け焦げた指の先が露出されたのを見てハリーは首の後ろに戦慄が走りました。確かにわしは昔より遅くなった。しかしまたその一方で歳の功はあるものだ。そう言いたげにダンブルドアは両手を広げたのでした。すると?

ハリーは傷ついていないほうの左手に以前には見た事のない指輪が嵌められているのに気づきました。金細工と思われる相当不器用に作られた大ぶりの指輪で真ん中には亀裂の入った黒いどっしりとした石が嵌め込まれています。

ところで侵入者避けのこれだけの予防線は死喰い人のためなのか?それともわしのためなのか?こう訊くダンブルドアにスラグホーンは「私みたいな哀れなよれよれの老いぼれに死喰い人が何の用がある?」と訊き返しました。

するとダンブルドアは連中は君の多大なる才能を恐喝に拷問と殺人に振り向かせたいと欲するのではとそう言うのです。連中がまだ勧誘に来てはおらんというのは本当かねとダンブルドアが訊くとスラグホーンはこう答えました。

「奴らにそういう機会を与えなかった。一年間居場所を替え続けていたんだ。同じ場所に一週間以上留まったためしがない。マグルの家を転々とした」

スラグホーンが今いるこの家の人も休暇でカナリア諸島にいるのだそうです。とても居心地が良かったのでこの家を去るのは残念なんだそうです。マグルの家に入り込むのはやり方を一度飲み込んでしまえば至極簡単だそうです。

マグルが「かくれん防止器」代わりに使っているちゃちな防犯ブザーに単純な「凍結呪文」をかける。後はピアノを運び込む時に近所の者に絶対見つからないようにする事の2つでいいのだそうです。するとそれを聞いて・・・

ダンブルドアは「巧みなものじゃ」と言うその一方で静かな生活を求めるよれよれの老いぼれにしては大層疲れる生き方に聞こえると言うのです。だからホグワーツに戻れば数日おきにマグルの家を転々とする必要もなくなる。

暗にそう言うダンブルドアにスラグホーンは?

3-3.手水場を拝借したい
スラグホーンはホグワーツに戻っても私の生活が平和になるなんて事はないとそう言うのです。隠れ住んでいてもドローレス・アンブリッジに関するおかしな噂が届いているんだそうです。そういう仕打ちは私は受けたくない。

「アンブリッジ先生はケンタウルスの群れと面倒を起こしたのじゃ」

そんなスラグホーンにダンブルドアはこう言いました。君なら間違っても「禁じられた森」にずかずかと踏み入って怒ったケンタウルスを「汚らわしい半獣」呼ばわりするような事はあるまい。こう言われてスラグホーンは?

「そんな事をしたのか?あの女は?愚かしい女め。元々あいつは好かん」

スラグホーンがアンブリッジの事を「あいつは好かん」と言ったのでハリーは思わず笑い出してしまいました。ダンブルドアもスラグホーンもハリーのほうを見ました。そのためハリーは慌てて「すみません」と謝ったのでした。

すると「僕もあの人が嫌いでした」とハリーが言った所で突然ダンブルドアが立ち上がるのです。間髪を入れずスラグホーンが期待顔で「帰るのか?」と訊きました。しかしダンブルドアの次の言葉は意外にもこれだったのです。

「いや手水場を拝借したいが」

スラグホーンは明らかに失望した声で「ああ」と言うと「廊下の左手二番目」と答えました。ダンブルドアは部屋を横切り出て行きました。ハリーとスラグホーンの2人だけになると沈黙が訪れました。するとスラグホーンは?

スラグホーンは暫くして立ち上がりましたが「どうしていいのか分らない」といった様子でした。ハリーをちらりと見たかと思うと暖炉まで歩いてそれを背にして尻を暖め始めました。そして唐突にハリーにこう言って来ました。

「彼が何故君を連れて来たか分からんわけではないぞ」

ハリーはただスラグホーンを見ました。一方スラグホーンのほうは今度は傷痕の上を滑るように見ただけではなくハリーの顔全体も眺めました。そしてハリーにとってはもはや聞き飽きた言葉をスラグホーンも言って来たのです。

「君は父親にそっくりだ」

しかしこの後ハリーはスラグホーンから意外な事実を聞かされる事になったというわけなんですよね。

今日の最後に
胸が弱い。ゼイゼイする。リュウマチもある。昔のようには動けん。まあそんなもんだろう。こうぼやくスラグホーンにダンブルドアはそれでも即座にあれだけの歓迎の準備をするには相当素早く動いただろうと言っていますね。

ホラス・スラグホーンもまた長年の隠居生活で今はもう衰えているかもしれない。そこでダンブルドアは不意を衝いて訪問する事によって「俊敏に動く事ができるのか?」の言ってみれば試験を実施したのだとそう思いますね。

試験はもちろん合格だったというわけです。ホグワーツの教壇に復帰が可能だという結果が出たというわけなんですよね。

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