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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

当初は渋っていたホラス・スラグホーンをものの見事に説得してホグワーツの教壇に復帰させる事に成功したダンブルドアとハリーは「隠れ穴」にやって来ました。すると今度はダンブルドアはハリーと2人だけで話がしたいと言うのです。そこで出た話とは?(全3項目)

3-1.隠れ穴に到着をすると
ホラス・スラグホーンは間違いなく君を蒐集しようとする。君はその蒐集物の中の宝石になるだろう。それはハリーが「生き残った男の子」あるいは近頃では「選ばれし者」と呼ばれているからだとダンブルドアに言われ・・・

「一方が生きる限り他方は生きられぬ」

周りを取り囲む霧とは何の関係もない冷気がハリーを襲い数週間前に聞いたこの言葉を思い出しました。恐ろしいと共にハリーにとって特別な意味のある言葉なのです。ダンブルドアはさっき通った教会の所で立ち止まりました。

「このあたりでいいじゃろうハリー。わしの腕に掴まるがよい」

今度は覚悟ができていたのでハリーは「姿現わし」をする態勢にはなっていました。それでもなお快適ではありませんでした。締めつける力が消えて再び息ができるようになった時には2人は田舎道に立っていました。そこは?

目の前にあったのは世界でホグワーツに次いでハリーが二番目に好きなくねくねとした建物の「隠れ穴」でした。たった今全身に走った恐怖にも関わらず「隠れ穴」を見ると自然に気持ちが昂ぶりました。ここにはロンがいる。

ハリーが知っている限り誰よりも料理が上手なウィーズリーおばさんもいる。すると門を通り過ぎながらダンブルドアがハリーに「ちょっとよいかな。別れる前に少し君と話がしたい。2人きりで」とそう言って来たのでした。

「ここではどうかな?」と言ってダンブルドアが指差していたのはウィーズリー家の箒がしまってある崩れかかった石の小屋でした。ハリーは「何だろう?」と思いながらダンブルドアに続いてその箒小屋に入って行きました。

そこでダンブルドアがまず口にしたのは?

3-2.箒小屋にて
ダンブルドアは杖先に明かりを灯すとハリーに微笑みかけ「この事を口にするのを許して欲しいのじゃが」と前置きをした上で魔法省で色々とあったにも関わらずよく耐えていてうれしくもあり誇らしくも思うと話し始めました。

それはシリウスの事でした。バーノン叔父さんが「名付け親が死んだと?」と言うのを聞いただけでハリーは胸が痛みましたしシリウスの名前がスラグホーンの口から気軽に出て来るのを聞くのもまた辛いとそう思ったのでした。

残酷な事じゃ。君とシリウスが共に過ごした時間はあまりにも短かった。長く幸せな関係になるはずだったのに無残な終わり方をした。ハリーは頷きました。ハリーには判りました。ダンブルドアは理解をしてくれているのだ。

ダンブルドアの手紙が届くまではプリベット通り4番地の自分の部屋で食事も摂らずベッドにほとんど横たわったままで霧深い窓を見つめていた事を。まるで吸魂鬼がそばにいるかのように冷たく虚しい気持ちに沈んでいた事も。

「信じられないんです。あの人がもう僕に手紙をくれないなんて」

やっとの事で低い声でこう言うハリーにダンブルドアはシリウスはそれまで君が知らなかった多くのものを体現していた。それを失う事は当然大きな痛手だと優しく言いました。そんなダンブルドアにハリーはこう言いました。

「でもダーズリーの所にいる間に僕判ったんです。閉じこもっていては駄目だって。神経が参っちゃいけないって。シリウスはそんな事を望まなかったはずです。それにどっちみち人生は短いんだ」

マダム・ボーンズもエメリーン・バンスも死んだ。次は僕かもしれない。でももしそうなら僕は必ずできるだけ多くの死喰い人を道連れにします。それに僕の力が及ぶのならばヴォルデモートもとハリーが言うのに対して・・・

ダンブルドアは父君に母君の息子らしい言葉じゃ。そして真にシリウスの名付け子じゃと言うと満足気にハリーの背中を叩きました。そして君に脱帽だ。蜘蛛を浴びせかける事にならなければ本当に帽子を脱ぐと言ったのでした。

そしてダンブルドアは「密接に関連する問題なのじゃが」と言った上でハリーにこの二週間の間は「日刊予言者新聞」を取っていたかと訊いて来たのでした。ハリーが「はい」と答えるとダンブルドアはハリーにこう言いました。

「されば予言の間での君の冒険については情報漏れどころか情報洪水だった事が判るじゃろう?」

ところが「ですから今ではみんなが知っています」とハリーが言うとダンブルドアは「いや世間は知らぬ事じゃ」とそれを否定するのです。君とヴォルデモートに関して成された予言の全容を知っているのは2人だけだと・・・

それは蜘蛛だらけの箒小屋に立っている2人つまり自分とハリーだけだとダンブルドアはそう言うのです。しかし多くの者がヴォルデモートが死喰い人に予言を盗ませようとした。そしてその予言がハリーに関する事なんだ。

そう正しく推量した事は確かだとダンブルドアは言うのです。ここでダンブルドアは自分の考えに間違いはないと思うが君は予言の内容を誰にも話していないのかとハリーにそう訊いて来ました。ハリーは「はい」と答えました。

するとダンブルドアは?

3-3.意外な申し入れ
ダンブルドアは「それは概ね賢明な判断じゃ」とそう言いました。ただしハリーの友人に関しては緩めるべきだとダンブルドアは言うのです。ロンとハーマイオニーの2人は知っておくべきだ。それを聞いてハリーは驚きました。

しかしダンブルドアは言葉を続けました。これほど大切な事を2人に打ち明けぬというのは2人にとって返って仇になる。こう言うダンブルドアにハリーは「僕が打ち明けないのは」とその理由を説明しようとしました。すると?

「2人を心配させたり恐がらせたりしたくないと?」

さらにダンブルドアは「もしくは君自身が心配したり恐がったりしていると打ち明けたくないという事かな?」と問いかけたのでした。しかしハリーにはあの2人の友人が必要だと言うのです。他ならぬハリー自身が先程言った。

それはシリウスはハリーが閉じこもる事を望まなかったはずだと言った事だと。ハリーは何も言いませんでしたがダンブルドアは答えを要求していないようでした。するとここでダンブルドアは意外な申し入れをして来ました。

「話は変わるが関連のある事じゃ。今学年君にわしの個人教授を受けて欲しい」

黙って考え込んでいたハリーは驚いて「個人。先生と?」と訊きました。するとダンブルドアは「そうじゃ。君の教育にわしがより大きく関わる時が来たと思う」と答えました。何を教えてくださるのですかとハリーが訊くと?

「ああ。あっちをちょこちょこ。こっちをちょこちょこじゃ」

ダンブルドアは気楽そうにこう答えました。ハリーは期待をして待ちましたがダンブルドアが言ってくれなかったのでハリーのほうから訊きました。それは先学期受けていたスネイプの「閉心術」の課外授業の事だったのでした。

「先生の授業を受けるのでしたらスネイプとの閉心術の授業は受けなくてよいですね?」

ハリーがこう訊くとダンブルドアは「スネイプ先生じゃよ」とたしなめた上で「そうじゃ。受けない事になる」と答えました。ハリーはほっとして「よかった」と言ったその後に本当の気持ちを言わないように言葉を切りました。

するとダンブルドアのほうから「ぴったり当てはまる言葉は大しくじりじゃろう」と言って来ました。ハリーは笑って「それじゃこれからはスネイプ先生とあまりお会いしない事になりますね」とダンブルドアに言ったのでした。

何故ならふくろう試験の「魔法薬学」で「優・O」を取らないとあの先生は続けさせてくれない。僕はそんな成績を取れていない事が判っている。するとダンブルドアは「取らぬふくろうの羽根算用はせぬ事じゃ」と言うのです。

そしてふくろう試験の結果は今日それももう少し後で配達されるとダンブルドアは言うのです。そして別れる前に言う事があと2件あると言うのです。まず1件目はこれからは常に万一のために「透明マント」を携帯して欲しい。

そしてハリーがここ「隠れ穴」に滞在する間は魔法省による最大級の安全策が施されている。これらの措置のせいでウィーズリー夫妻には届けられる全ての郵便が検査されるのを一例に既にある程度のご不便をおかけしておる。

2人はハリーの安全を一番心配しているので全く気にしていない。だからハリー自身が危険に身をさらすような事をすれば2人の恩を仇で返す事になるとダンブルドアは言うのです。ハリーが「判りました」と答えると・・・

「台所に明かりが見えるようじゃ。君の痩せ細りようをモリーが嘆く機会をこれ以上先延ばしにしてはなるまいのう」

ダンブルドアがこう言って2人は「隠れ穴」の裏口に近づいて行ったのでした。

今日の最後に
ハリーは先学期のクリスマス休暇明けから「閉心術」という魔法を習得するためスネイプの課外授業を受けていました。しかし結局ハリーはこの魔法を習得する事なくスネイプはこの授業を途中で打ち切ってしまったんですよね。

でもこれは実はダンブルドアの目論見通りでした。ハリーは「閉心術」を習得していなかったのでヴォルデモートの仕掛けた罠に嵌まって魔法省の神秘部に行きヴォルデモートが欲しがっていた予言球を手にしてしまいました。

この予言球を手にする事ができるのは予言に関わるハリーとヴォルデモートの2人だけだったからです。ところが激しい奪い合いの末にこの予言球は壊れてしまいました。それに怒ってヴォルデモートは魔法省に姿を現しました。

それを魔法大臣コーネリウス・ファッジを筆頭に多くの職員が目撃してヴォルデモートの復活は「日刊予言者新聞」に掲載されて公になりました。これで目的は達成されたのでスネイプの課外授業はもうやらなくてもよくなった。

そして今度はダンブルドアの個人教授が始まる事になったというわけなんですよね。

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