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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

8月1日には夏休み毎年恒例の教科書リスト同封の手紙が学校から届きました。そのため教科書を買うためにフローリシュ・アンド・ブロッツ書店のあるダイアゴン横丁に行く必要に迫られたというわけです。するとそこでハリーにロンとハーマイオニーの3人が出くわしたのが・・・(全3項目)

3-1.ダイアゴン横丁へ
ダンブルドアの話が出てハリーがロンとハーマイオニーに予言の事を告白した所でハリーは今朝の会話をもう1つ思い出しました。それはダンブルドアがふくろう試験の結果が今日にも届けられるだろうと言っていた事でした。

ハーマイオニーはそれを聞くと弾かれたように立ち上がり「ふくろうが来てないかどうか確かめてくる」と言って部屋を出て行きました。しかしふくろう試験の結果を持ったふくろうがやって来たのは少し経ってからの事でした。

そしてホグワーツに入学してから初めて7月31日を「隠れ穴」で迎えたのでハリーにとっては生涯で最初の誕生日パーティが開催されました。その翌日の8月1日には毎年恒例の学校からの教科書リスト同封の手紙が届きました。

そのハリーへの手紙には驚くべき事が含まれていました。クィディッチのキャプテンになったのです。去年学校からの手紙にはロンの封筒に監督生バッジが同封されていましたが今年はハリーの封筒にバッジが入っていたのです。

「さあこれが届いたからにはダイアゴン横丁行きをあんまり先延ばしにはできないでしょうね」

ロンにこう言われて母親のウィーズリーおばさんは溜め息をついていました。ロンはフレッドとジョージの悪戯専門店ウィーズリー・ウィザード・ウィーズに行くのを楽しみにしていましたがおばさんは全くその逆だったのです。

2人に商才があるのは認めつつもおばさんは比較的成績の良かったフレッドとジョージには魔法省に入って欲しかった。だから2人には悪戯専門店の経営はふさわしくない。今でも許したくないというのが実は本音なんですよね。

しかしフローリシュ・アンド・ブロッツ書店にどうしても行かなくてはなりません。それは教科書を買わなくてはいけないからというわけです。おばさんはアーサー氏が休みならと言ったその上で土曜日に行くと告げたのでした。

そしてハリーたち3人がそこで出くわしたのは?

3-2.ウィーズリー・ウィザード・ウィーズにて
ヴォルデモートの復活が公になり魔法大臣がコーネリウス・ファッジからルーファス・スクリムジョールに代わった事で魔法省が味方についてくれたのは良かったのですがハリーにとっては手放しでは喜べない状態だったのです。

ハリーには第一級セキュリティの資格が与えられたため買い物当日「隠れ穴」には迎えの車がやって来ました。でもアーサー氏によれば「漏れ鍋」に追加の警護員が待っているのだそうです。それを聞いてハリーが思ったのは?

ひょっとするとダイアゴン横丁では闇祓いの大部隊に囲まれて買い物をするという事になるのでは?ハリーはそれを恐れましたが「漏れ鍋」に到着をして車の外を見たハリーは心臓が小躍りしました。どうしてなのかと言うと?

追加の警護員が何とハグリッド1人だけだったのです。ハグリッドが言うにはハリーが恐れていた通り魔法省は闇祓いをごっそり送り込もうとしたそうです。それをダンブルドアが俺1人で大丈夫だと言ってくれたんだそうです。

「漏れ鍋」を通り抜けてダイアゴン横丁に入り最初にマダム・マルキンの洋装店に行く事になりました。するとアーサー氏が全員が行くのはあまり意味がない。ハリーにロンとハーマイオニーだけが行けばいいと言い出しました。

アーサー氏はハリーたち3人はハグリッドと一緒に行って我々はフローリシュ・アンド・ブロッツ書店に行って教科書を買ってはどうかねと提案をしました。そうすれば買い物を手早く迅速に済ませる事ができるというわけです。

ウィーズリーおばさんは「さあどうかしら」と不安そうに言いましたがハグリッドに訊いて「こいつらは俺と一緒で大丈夫だ」と言われたのでハリーたち3人とハグリッドはマダム・マルキンの洋装店に行く事になったのでした。

そして他の一行はフローリシュ・アンド・ブロッツ書店にそそくさと走って行きました。そして体の大きなハグリッドは店の外で見張る事になって3人だけが洋装店の中に入って行きました。するとそこには先客がいたのでした。

そこにいたのはナルシッサ・マルフォイにドラコ母子でした。息子のドラコは何やらご機嫌斜めの様子で母親のナルシッサに向かって「もう子供じゃないんだ。僕はちゃんと1人で買い物できます」と文句を言っていたのでした。

そんなドラコにマダム・マルキンは「あなたのお母様のおっしゃる通りですよ。もう誰も1人でフラフラ歩いちゃいけないわ。子供かどうかとは関係なく」とたしなめていました。そんな所にハリーたちが入って行ったのです。

ナルシッサ・ドラコ母子は散々文句やら罵詈雑言を口走った挙句に店を出て行きました。ところがハリーにロンとハーマイオニーの3人はフレッドとジョージの店ウィーズリー・ウィザード・ウィーズでドラコを目撃したのです。

ドラコは1人でした。店の前を通り過ぎながらドラコはちらりと後ろを振り返りました。それを見てハリーは眉をひそめて「あいつのお母上はどこへ行ったんだろう?」と訊きロンが「どうやら撒いたらしいな」と答えました。

するとハーマイオニーが「でもどうして?」と訊きました。ハリーは考えるのに必死で何も言いませんでした。ナルシッサ・マルフォイは大事な息子からそう簡単には目を離したりはしないはずだ。その母親をドラコは撒いた。

固いガードから脱出するためには相当頑張らなければならなかったはずだ。あのドラコ・マルフォイの事だから無邪気な理由で脱走したのではない事だけは確かだ。ハリーは周りの状態を確認し「透明マント」を取り出しました。

そして後を追ったのでした。

3-3.ボージン・アンド・バークスにて
ハーマイオニーが小声で「あれそうじゃない?左に曲がった人」と言いました。ロンも小声で「びっくりしたなぁ」と言いました。ドラコ・マルフォイがあたりを見回して入って行った先が何と「夜の闇横丁」だったからです。

ドラコ・マルフォイは「夜の闇横丁」でハリーが来た事のある唯一の店「ボージン・アンド・バークス」にいました。邪悪な物を手広く扱っている店です。その手の動きから察するとどうやらさかんに話をしているようでした。

「あの人たちの言ってる事が聞こえればいいのに!」ハーマイオニーがこう言うとロンが「聞こえるさ!」と言いました。ロンはフレッドとジョージが発明した「伸び耳」を持っていました。3人は頭を寄せ合い耳を傾けました。

紐の端からラジオをつけたかのようにはっきりマルフォイの声が聞こえて来ました。マルフォイが「直し方を知っているのか?」と訊くとボージンは「かもしれません」と「あまり関わりたくない」という感じで答えていました。

「拝見いたしませんと何とも。店のほうにお持ちいただけませんか?」こう言うボージンにマルフォイは「できない。動かすわけにはいかない。どうやるのかを教えて欲しいだけだ」と言っていました。それに対しボージンは?

「さあ。拝見しませんと。何しろ大変難しい仕事でして。もしかしたら不可能かと。何もお約束はできない次第で」

するとどうやらマルフォイはせせら笑いながら「どうかな?」と言うと「もしかしたらこれでもう少し自信が持てるようになるだろう」と言ってボージンに近づいて行きました。するとボージンは恐怖の表情を浮かべていました。

そしてマルフォイは「誰かに話してみろ。痛い目に遭うぞ。フェンリール・グレイバックを知っているな?僕の家族と親しい。時々ここに寄ってお前がこの問題に十分に取り組んでいるかどうかを確かめるぞ」と言ったのでした。

ボージンは「そんな必要はありません」と言おうとしたようですがマルフォイはそれを途中で遮ると「それは僕が決める。さあもう行かなければ。それであっちを安全に保管するのを忘れるな。あれは僕が必要になる」と・・・

ボージンが「今お持ちになってはいかがです?」と言うとマルフォイは「そんな事はしないに決まっているだろう。馬鹿めが。そんな物を持って通りを歩いたらどういう目で見られると思うんだ?とにかく売るな」と言いました。

ボージンは以前にハリーが見たルシウス氏に対してしたのと同じぐらい深々とマルフォイにお辞儀をしました。マルフォイは最後にボージンに「誰にも言うなよ。母上も含めてだ。判ったか?」と言うと店を後にしたのでした。

ボージンは再びお辞儀をしながらボソボソと「もちろんです。もちろんです」と答えました。店の中でボージンは凍りついたように立っていました。ハリーが以前に見たねっとりとした笑いが消え心配そうな表情をしていました。

今日の最後に
スラグホーンの説得を終え「隠れ穴」にやって来た時ダンブルドアはハリーに万が一のためと言って常に「透明マント」を携帯するようにと言いました。そしてハリーがダイアゴン横丁に来た時には粋な計らいをしてくれました。

それは追加の警護員を闇祓いの大部隊ではなくハグリッド1人にしてくれたのです。そしてハリーはフレッドとジョージの悪戯専門店ウィーズリー・ウィザード・ウィーズにいる時ドラコ・マルフォイを見つけて後を追いました。

その時「透明マント」が役に立ちました。こうしてハリーはドラコ・マルフォイが何か企んでいる事を知ったというわけなんですよね。

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