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学期が始まって最初の土曜日に行われたと思ったらダンブルドアの個人教授は何と9月はそれが最初で最後の1回限りでした。そして久々の2回目は10月半ばのホグミード行き明けの月曜日に行われる事になりました。そんな直前の土曜日に事件が起きたのです。(全3項目)

3-1.ダンブルドアはどこに?
二週目の土曜日ハリーの元には1つのニュースがもたらされました。それはその日の「夕刊予言者新聞」に掲載されていた記事で誰かが談話室に置いていったものをハーマイオニーが読んでハリーとロンに伝えたというわけです。

それはアーサー氏がマルフォイの館に二度目の家宅捜索に入ったものの何らの成果も上げられなかったという内容でした。新学期初日にキングズ・クロス駅でハリーがドラコ・マルフォイの事を話したのでしてくれたのでした。

そしてその日の夜は一週間延期されたスネイプの罰則がありました。ところが学期が始まって最初の土曜日にあったダンブルドアの個人教授はそれからぱったりと行われなくなって何と9月はそれが最初で最後だったんですよね。

ダンブルドアは一体どこにいて何をしていたのだろう?食事に顔を見せる事さえほとんどありませんでした。ダンブルドアが何日も続けて学校を留守にしているというハーマイオニーの考えはどうやら当たっているようでした。

ダンブルドアは自分の個人教授を忘れてしまったのだろうか?大いに予言に関係するとダンブルドアに言われてハリーは力づけられ慰められたのですが今は何だか少しダンブルドアに見捨てられたような気がハリーはしました。

そうこうする内に10月の半ばに学期最初のホグズミード行きの日がやって来ました。ますます厳しくなるばかりの学校周辺の警備措置を考えると「そういう外出が許可されるのだろうか?」とハリーはその事を危惧していました。

しかし実施されると知ってハリーはうれしいと思いました。数時間でも学校を離れる事ができるというのはいつもいい気分でした。しかしそこでハリーは「ドラコ・マルフォイの仕業では?」と思われる事件に遭遇したのでした。

3-2.帰り道にて
ハリーたち3人は朝食を終えるとホグズミードに向かいました。今学期から導入された「詮索センサー」でフィルチが1人3回も検査をするのでいつもより時間がかかりました。ホグズミードまでの道程も楽しくありませんでした。

天気が荒れ模様でホグズミードまでの道は刺すような向かい風に体を折り曲げて進む生徒で一杯でした。ハリーもロンもウィーズリーおばさんの手編みセーターを何枚も重ね着しましたが暖かい談話室で過ごしたほうが良かった。

来なければ良かったとハリーが思ったのは一度だけではありませんでした。こうして寒風の中を歩いてようやく村に着いてみるとゾンゴの悪戯専門店が営業しておらず「この遠足は楽しくない」とこれで決まりという感じでした。

ハニーデュークスは有り難い事にやっていたのでハリーとハーマイオニーはロンの後をよろめきながら従いて行き混んだ店に入りました。ところがハリーたちは今度はここでホラス・スラグホーンと出くわしてしまったのでした。

今度はハニーデュークスに来た事をロンがひどく後悔する事になりました。店を出て行くまでスラグホーンがほとんどロンの事を無視していたからです。ロンが塞ぎ込んだままだったので3人は「三本の箒」に行く事にしました。

3人は顔にマフラーを巻き直すとハニーデュークスを出ました。通りは人影もまばらで立ち話をする人もなく誰もが目的地に急いでいました。しかしここで今度こそホグズミードに来た事を心底後悔させる出来事が起きたのです。

すぐそばまで近づいて初めてハリーはそこにいるのがマンダンガス・フレッチャーだという事に気がつきました。ハリーに名前を呼ばれてマンダンガスは驚いて飛び上がりトランクを落として中身が散らばってしまったのでした。

マンダンガスは平静を装う事をものの見事にやり損ねました。トランクの中身を掻き集め始めましたが一刻も早くこの場を去りたいという雰囲気が見え見えでした。事が起きたのはロンが銀色の何かを拾い上げたその時でした。

ロンが「待てよ。どっかで見たような」と言うとマンダンガスは「あんがとよ!」と言ってロンが拾ったゴブレットを引ったくってトランクに詰め込みました。その時ハリーはそのゴブレットの出所に気がついたというわけです。

「シリウスの屋敷からあれを盗んだな。あれにはブラック家の紋章が入っている」

マンダンガスはロンドンのグリモールド・プレイス12番地から盗んだ物をホグズミードで売りさばいていたのです。マンダンガスは「姿くらまし」をして逃げて行ってしまいました。後に残されたのは怒りに猛り狂うハリーでした。

「今日はもうこれでお終いにして学校に帰らない?」

ハリーがバタービールの最後の一滴を飲み干した途端にハーマイオニーがこう言いました。ハリーもロンも頷きました。ハニーデュークスでスラグホーンに会うわ盗品を売りさばいているマンダンガスに遭遇したりもして・・・

到底楽しいとは言い難かったし天気も「三本の箒」にいる間にどんどん悪くなっていました。寒さ対策をしっかりした3人は友達と一緒に出て行くケイティ・ベルの後に続きハイストリート通りを学校に向かって戻り始めました。

この帰り道で事は起ったのです。

3-3.ケイティ・ベルが!
ハリーにしてみれば「せっかく許されたのだから」という事でホグズミードに来たのでしょうがゾンゴの悪戯専門店はお休みしているわハニーデュークス菓子店ではスラグホーンに出くわしてしまうという事もあったりしました。

お陰でスラグホーンに無視され落ち込むロンに気を遣わなくてはならなくなりました。そしてとどめの一撃がマンダンガス・フレッチャーに会ってグリモールド・プレイス12番地で盗みを働いていたのが判った事だったのでした。

この日唯一ハリーを喜ばせたのが朝食の席でジニーから見覚えのある細長い字でハリーの名前が書いてある羊皮紙の巻紙を貰った事でした。勢いよく開けるとダンブルドアの次の授業が月曜日の夜に行われると書いてありました。

ケイティ・ベルと友達の声が風に運ばれて後ろを歩いていたハリーの耳に届いていました。ところが暫くしてハリーは2人のその声が叫ぶような大声になったのに気づきました。ハリーは目を細めて2人の姿を見ようとしました。

ケイティが手に持っている何かを巡り2人が口論をしています。ケイティが「リーアンあなたには関係ないわ!」と言うのが聞こえて来ました。小道の角を曲がった所でリーアンがケイティの持っている包みをぐいと掴みました。

それをケイティが引っ張り返し包みが地面に落ちました。その瞬間ケイティが宙に浮きました。まるで飛び立つ瞬間のように優雅に両手を伸ばしています。しかし何かがおかしくて不気味なのです。両目を閉じ虚ろな表情でした。

ハリーもロンもハーマイオニーもそして友達のリーアンもその場に釘づけになってケイティ・ベルを見つめました。するとやがて地上2メートルの空中でケイティが恐ろしい悲鳴を上げました。今度は両目をカッと見開いています。

ケイティは何を見たのか?一体何を感じたのか?ケイティはその何かのせいで恐ろしい苦悶に苛まれているようでした。ケイティは叫び続けました。リーアンも悲鳴を上げケイティの足を掴んで地上に引き戻そうとしていました。

ハリーたち3人も駆け寄って助けようとしました。しかし4人で足を掴んだその瞬間に今度はケイティが落ちて来ました。ハリーとロンがそれを何とか受け止めはしたもののケイティが激しく身をよじるので止められませんでした。

地面に下ろすとケイティはそこでのた打ち回り絶叫し続けました。誰の顔も分らないようです。周りを見回しましたが全く人の気配がありません。ハリーは大声を張り上げ「ここにいてくれ!助けを呼んで来る!」と言いました。

ハリーは学校に向かって疾走しました。あんなケイティのような有り様は見た事がないし何が原因なのかも思いつきませんでした。小道のカーブを飛ぶように回り込んだ所でハリーは何か大きな物に衝突して撥ね返されました。

それはハグリッドでした。2人が小道を駆けて現場に戻って来るとケイティはまだ地面で身悶えして叫び続けていました。ハグリッドは一瞬ケイティを見つめると一言も言わずに身を屈めてケイティを抱き取り走り去りました。

ハーマイオニーが「突然起った事なの?それとも?」と訊くと友達のリーアンは茶色の包み紙を指差しながら「包みが破れた時だったわ」と答えました。何やら緑がかった光る物が見えます。ロンは手を伸ばし拾おうとしました。

それをハリーは腕を掴んで引き戻し「触るな!」と言いました。しゃがんで見てみると装飾的なオパールのネックレスが包み紙からはみ出して覗いていました。それはハリーがボージン・アンド・バークスで見た物だったのです。

今日の最後に
ハリーは2年生の時に初めて「隠れ穴」に滞在しダイアゴン横丁に行く際に煙突飛行粉を使ってこれも初めてだったので迷子になってしまいました。そして迷い込んだ所が「夜の闇横丁」のボージン・アンド・バークスでした。

そこにルシウス・ドラコ・マルフォイ父子がやって来てルシウス氏がボージン氏と話している間にドラコは店内の商品を見ていました。そんな中に今回登場したこのオパールのネックレスが出て来ているというわけなんですよね。

店頭でこのネックレスは最初にまず「ご注意。手を触れない事」と次に「呪われたネックレス。これまでに19人の持ち主のマグルの命を奪った」と書かれていました。だからハリーはドラコがこの商品を見ている事を知っていた。

そこでこのネックレスによる今回の犯行はドラコ・マルフォイがしたと考えてマクゴナガル先生に伝えたというわけなんですよね。
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