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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

初対面を果たしたと思ったらトム・リドルはいきなり命令口調で話して来るわ「騙されないぞ!精神病院だろう」と言って来るわでダンブルドアは辛抱強く話さなくてはなりませんでした。そんなトム・リドルにダンブルドアが「君は魔法使いだ」と告げると・・・(全3項目)

3-1.驚くべき反応
教授というのはドクターと同じようなものなのか?何しに来たのか?あの人が僕を看るように言ったのか?こう言うリドルにダンブルドアは「いやいや」と言って微笑みました。するとリドルは「信じないぞ」と言って来ました。

「あいつは僕を診察させたいんだろう?真実を言え!」

最後の言葉に込められた力の強さは衝撃的でさえありました。命令でした。しかもこれまで何度もそう言って来たかのような響きがありました。リドルは目を見開きダンブルドアを睨みつけていました。ダンブルドアのほうは?

ダンブルドアは心地よく微笑み続けるだけで何も答えませんでした。数秒後リドルは睨むのを止めました。しかしその表情はむしろ前よりもっと警戒しているように見えました。そこでリドルはダンブルドアにこう訊きました。

「あなたは誰ですか?」

この問いにダンブルドアは君に言った通りで私はダンブルドア教授でホグワーツという学校に勤めている。私の学校への入学を勧めに来たのだが君が来たければそこが君の新しい学校になるとそう答えたというわけなんですよね。

こう言うダンブルドアに対するリドルの反応は驚くべきものでした。ベッドから飛び降りるとリドルは憤激した顔でダンブルドアから遠ざかると「騙されないぞ!精神病院だろう。そこから来たんだろう?」と言い放ちました。

僕は行かないぞ。判ったか?あの老いぼれ猫のほうが精神病院に入るべきなんだ。僕はエイミー・ベンソンとかデニス・ビシップには何にもしていない。訊いてみろよ。あいつらもそう言うから!こう囃し立てるリドルに・・・

ダンブルドアは「私は精神病院から来たのではない」と辛抱強く言いました。私は先生だよ。おとなしく座ってくれればホグワーツの事を話して聞かせよう。もちろん君が来たくないのなら誰も無理強いはしないとも言いました。

ここでダンブルドアは告げたのでした。

3-2.証明しろと言うトム・リドルに
「やれるもんならやってみろ」と言って鼻先で笑うリドルでしたがダンブルドアはそれを聞いていないかのように「ホグワーツは特別な能力を持った者のための学校で」と言いました。そこでリドルがこう口を挟んで来ました。

「僕は狂っちゃいない!」

こう言うリドルにダンブルドアは「君が狂っていない事は知っておる。ホグワーツは狂った者の学校ではない。魔法学校なのだ」と言ったのでした。すると沈黙が訪れました。リドルは凍りついていました。そして無表情でした。

しかしその目は素早くダンブルドアの両眼を交互にちらちらと見てどちらかの眼が嘘をついていないかを見極めているようでした。そして「魔法?」と囁くように繰り返しました。ダンブルドアは「その通り」と答えたのでした。

じゃ僕ができるのは魔法?こう訊くリドルにダンブルドアは「君はどういう事ができるのかね?」と訊いたのでした。するとリドルからは「色んな事さ」という答えが返って来ました。リドルはダンブルドアにこうも言いました。

「物を触らずに動かせる。訓練しなくとも動物に僕の思い通りの事をさせられる。僕を困らせる奴には嫌な事が起こるようにできる。そうしたければ傷つける事だってできるんだ。僕は他の人とは違うんだって知っていた」

最後にリドルは「僕は特別だって判っていた。何かあるってずっと知っていたんだ」と言いました。ダンブルドアはもはや微笑んではいませんでした。そしてリドルに「ああ君の言う通り君は魔法使いだ」とそう告げたのでした。

リドルは顔を上げました。表情は一変して激しい喜びが現れていました。するとリドルは「あなたも魔法使いなのか?」と訊いて来ました。ダンブルドアが「いかにも」と答えるとリドルは即座に「証明しろ」と言って来ました。

「真実を言え」と言った時と同じ命令口調でした。そこでダンブルドアは眉を上げ「君に異存はないだろうと思うが。もしホグワーツへの入学を受け入れるつもりなら」と言いました。リドルは「もちろんだ!」と言いました。

するとダンブルドアはリドルに「それなら私を教授又は先生と呼びなさい」と告げました。そう言われるとリドルの表情がほんの一瞬だけ硬くなりました。ところがまるでがらりと人が変わったように丁寧な声でこう言いました。

「すみません先生。あの教授。どうぞ僕に見せていただけませんか?」

リドルがこう言うのを聞きながらハリーはダンブルドアは絶対に断るとそう思いました。ホグワーツで実例を見せる時間が十分ある。それに今2人がいる建物はマグルで一杯だから慎重でなければならないと言うと思ったのです。

ところが驚いた事にダンブルドアは背広の内ポケットから杖を取り出しました。そして部屋の隅にある洋箪笥に向けて気軽にひょいと一振りしました。すると何と洋箪笥が炎上しました。それを見てリドルは飛び上がりました。

リドルがショックと怒りで吠え猛るのも無理はないとハリーは思いました。リドルの全財産が入っていたに違いないと思ったからです。でもリドルがダンブルドアに食ってかかった時には既にもう炎は消えて洋箪笥は無傷でした。

それを見てリドルは?

3-3.杖を上着に戻しながら
リドルは洋箪笥とダンブルドアを交互に見つめました。そして貪欲な表情で杖を指差し「そういう物はどこで手に入れられますか?」と訊きました。その問いにダンブルドアは「全て時が来れば」と答えました。ところがでした。

「何か君の洋箪笥から出たがっているようだが」

洋箪笥の中から微かにカタカタという音が聞こえて来ます。リドルは初めて怯えた顔をしました。ダンブルドアが「扉を開けなさい」と言うとリドルは躊躇しましたが部屋の隅まで歩いて行くと洋箪笥の扉を勢いよく開けました。

一番上の棚に小さなダンボールの箱がありそれが揺れています。ダンブルドアは「それを出しなさい」と言いました。リドルはその箱を下ろしました。気が挫けた様子でした。そんなリドルにダンブルドアはこう言ったのでした。

「その中に君が持っていてはいけない物が何か入っているかね?」

リドルは抜け目のない目でダンブルドアを長い間じっと見つめていましたが「はい。そうだと思います先生」とやっと感情のない声で答えました。するとダンブルドアはそんなリドルに向かって「開けなさい」と言ったのでした。

リドルは蓋を取り中身を見もせずにベッドの上に空けました。大した物はなくヨーヨーに銀の指貫に色の褪せたハーモニカなどでした。箱から出されるとそれらの物は震えるのを止めて薄い毛布の上でじっとしていたのでした。

「それぞれの持ち主に謝って返しなさい。きちんとそうしたかどうか私には判るのだよ。注意しておくがホグワーツでは盗みは許されない」

ダンブルドアは杖を上着に戻しながら静かにこう言いました。しかしリドルは恥じ入る様子を微塵も見せませんでした。冷たい目で値踏みするようにダンブルドアを見つめ続けていましたがやがて感情のない声でこう言いました。

「はい。先生」

今日の最後に
「あなたも魔法使いなのか?」こう訊くリドルにダンブルドアが「いかにも」と答えると今度はリドルは「証明しろ」と言って来ました。断るというハリーの予想に反してダンブルドアは杖を取り出しそれを洋箪笥に向けました。

何か君の洋箪笥から出たがっているようだが。その中に君が持っていてはいけない物が何か入っているかね?その洋箪笥の中にはリドルがこれまで魔法を使って獲得した数々の戦利品が入っていた。そこでダンブルドアは・・・

それを「それぞれの持ち主に謝って返しなさい」と言ったというわけです。トム・リドルにしてみればダンブルドアに魔法使いだという事を証明しろと言ったばかりにされたくもない指摘をさせる事になってしまったんですよね。

こうしてダンブルドアはトム・リドルに「もう二度とこの孤児院で魔法で悪さをしてはいけない」と釘を刺したというわけなんですよね。

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