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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ホグワーツに入学する以前のあの時でさえリドルは違うものあるいは別なもの又は悪名高きものになりたがっていた。リドルはあの時もう既に非常に自己充足的で秘密主義で友人を持っていない事が明らかだった。ダイアゴン横丁に行くのにリドルは手助けも付き添いも欲しなかった。自分1人でやる事を好んだ。そこでダンブルドアが決意した事とは?(全3項目)

3-1.ホグワーツでは
注意しておくがホグワーツでは盗みは許されない。こう言っても恥じ入る様子を微塵も見せないリドルに対しダンブルドアはさらに言葉を続けました。ホグワーツでは魔法を使う事を教えるだけでなくそれを制御する事も教える。

君はきっと意図せずしてだと思うが我々の学校では教える事も許す事もないやり方で自分の力を使って来た。魔法力に溺れてしまう者は君が初めてでもないし最後でもない。しかし覚えておきなさいとダンブルドアは言いました。

ホグワーツでは生徒を退学させる事ができる。それに魔法省というものがあるのだ。そこが法を破る者を最も厳しく罰する。新たに魔法使いとなる者は魔法界に入るにあたって我らの法律に従う事を受け入れなくてはならない。

ダンブルドアがこう言うとリドルは再び「はい。先生」と言いました。しかし盗品の宝物をダンボール箱に戻すリドルの顔は全くの無表情でリドルが何を考えているのかを知るのは不可能でした。するとリドルはこう言いました。

「僕はお金を持っていません」

こう言うリドルにダンブルドアは「それはたやすく解決できる」と答えました。ホグワーツには教科書や制服を買うのに援助の必要な者のための資金がある。君は呪文の本など幾つかを古本で買わなければならないかもしれない。

こう説明しながらダンブルドアはポケットから革の巾着を取り出しました。その巾着をリドルは礼も言わずに受け取りました。そして「呪文の本はどこで買いますか?」と訊きました。その問いにダンブルドアはこう答えました。

「ダイアゴン横丁で。ここに君の教科書や教材のリストがある。どこに何があるか探すのを私が手伝おう」

するとリドルは顔を上げて「一緒に来るんですか?」と訊いて来ました。ダンブルドアは「いかにも」と答え言葉を続けようとしましたがリドルはそれを途中で遮ると「あなたは必要ない」とそう言って来ました。その理由は?

自分1人でやるのに慣れている。いつでも1人でロンドンを歩いているんだとそう言うのです。そのダイアゴン横丁とかいう所にはどうやって行くんだ?ここでダンブルドアの目を見た途端にリドルは「先生」と付け加えました。

ハリーはダンブルドアはあくまでもリドルに付き添うと主張するだろうとそう思いました。ところがまた驚かされる事になりました。ダンブルドアは教材リストの入った封筒を渡し「漏れ鍋」への行き方をリドルに教えたのです。

そしてダンブルドアはリドルに・・・

3-2.トムという人は沢山いる
周りのマグルつまり魔法族ではない者の事だ。その者たちには見えなくとも君には見えるはずだ。バーテンのトムを訪ねなさい。同じ名前だから覚えやすいだろう。ダンブルドアがこう言うとリドルは苛立ちを顔に滲ませました。

ダンブルドアが「トムという名前が嫌いなのかね?」と訊くとリドルは「トムっていう人は沢山いる」と呟きました。そして抑え切れない疑問が思わず口を衝いて出て来たかのようにリドルはダンブルドアにこう訊いたのでした。

「僕の父さんは魔法使いだったの?その人もトム・リドルだったってみんなが教えてくれた」

この問いにダンブルドアは穏やかな声で「残念ながら私は知らない」と答えました。するとリドルは「母さんは魔法が使えたはずがない。使えたら死ななかったはずだ」とダンブルドアにというよりも自分に向かって言いました。

父さんのほうに違いない。それで僕の物を全部揃えたらそのホグワーツとかにいつ行くんですかと尋ねるリドルにダンブルドアは「細かい事は封筒の中の羊皮紙の二枚目にある」と初登校の手順も教えたというわけなんですよね。

「君は9月1日にキングズ・クロス駅から出発する。その中に汽車の切符も入っている」

ダンブルドアがこう言うとリドルは頷きました。ダンブルドアは立ち上がって再び手を差し出しました。その手を握りながらリドルはこう言いました。リドルがダンブルドアに対してした最後の問いかけはこれだったのでした。

「僕は蛇と話ができる。遠足で田舎に行った時に判ったんだ。向こうから僕を見つけて僕に囁きかけたんだ。魔法使いにとって当たり前なの?」

一番不思議なこの力をこの時まで伏せておいて圧倒してやろうと考えていた事がハリーには読めました。一瞬迷ったその後にダンブルドアは「稀ではある。しかし例がないわけではない」と気軽な口調でリドルに答えたのでした。

ダンブルドアは興味深そうな目でリドルの顔を眺め回しました。大人と子供。その2人が一瞬見つめ合って立っていました。やがて握手が解かれるとダンブルドアは扉のそばに立って別れの挨拶をリドルにこう告げたのでした。

「さようならトム。ホグワーツで会おう」

するとハリーの脇にいる白髪のダンブルドアが「もうよいじゃろう」と言いました。ハリーとダンブルドアは「憂いの篩」から抜け出て校長室に戻って来たのでした。今回の光景を見てハリーがトム・リドルに抱いた思いとは?

3-3.校長室に戻って来て
ダンブルドアに「お座り」と言われハリーは言われた通りにしました。今見たばかりの事で頭が一杯でした。あいつは僕よりずっと早く自分が魔法使いだという事を受け入れた。ハグリッドに言われた時に僕は当初信じなかった。

そう言うハリーにダンブルドアは「そうじゃ。リドルは完全に受け入れる準備ができておった」と言葉を返しました。つまりトム・リドルの言葉を借りるのならば自分が「特別」なのだという事を既にもう自覚していたのでした。

先生はあの時にもうお判りだったのですか?こう訊くハリーにダンブルドアは開闢以来の危険な闇の魔法使いにあの時に出会ったという事を判っていたという事かな?と確認と前置きをしたその上でこう答えたというわけです。

「いや。今現在あるような者に成長しようとは思わなんだ。しかしリドルに非常に興味を持った事は確かじゃ。わしはあの者から目を離すまいと意を固めてホグワーツに戻った」

その理由はリドルには身寄りもなく友人もなかった。それにいずれにせよそうすべきだった。それは本人のためでなく他の者のためにそうすべきだと感じていたとダンブルドアは言うのです。何故他の者のためなんでしょうか?

ハリーも聞いたようにトム・リドルの力は年端もゆかぬあの魔法使いにしては驚くほど高度に発達していた。そして最も興味深くさらに不吉な事にリドルは既にその力を何らかの方法で操れると判っており意識的に行使していた。

若い魔法使いにありがちな行き当たりばったりの試みではなくリドルは既に魔法を使って他の者を恐がらせ罰し制御していた。それを如実に示しているのが「そうしたければ傷つける事だってできるんだ」という言葉だそうです。

それにあいつは蛇語使いだった。こう言うハリーにダンブルドアは「いかにも稀有な能力であり闇の魔術に繋がるものと考えられている能力じゃ」と言いました。しかしダンブルドアはこれをさほど懸念しなかったと言うのです。

知っての通り偉大にして善良な魔法使いの中にも蛇語使いはいる。ダンブルドアはむしろリドルの残酷さや秘密主義に支配欲というリドルの明白な本能のほうがずっと心配だったとそう言うのです。懸念はまだ他にも多々ある。

「しかしながら別れる前に我々が見た場面の幾つかの特徴について注意を促しておきたい。将来の授業で話し合う事柄に大いに関係するからじゃ」

こう言った上でダンブルドアは第1に他にも「トム」という名を持つ者がいると言った時のリドルの反応について「自分と他の者を結びつけるものに対してリドルは軽蔑を示した。自分を凡庸にするものに対してじゃ」と・・・

あの時でさえリドルは違うものあるいは別なもの又は悪名高きものになりたがっていた。あれからほんの数年の内にリドルは自分の名前を棄てて「ヴォルデモート卿」の仮面を創り出し今に至るまでの長い年月その陰に隠れた。

トム・リドルはあの時もう既に非常に自己充足的で秘密主義で友人を持っていない事が明らかだった。ダイアゴン横丁に行くのにリドルは手助けも付き添いも欲しなかった。自分1人でやる事を好んだ。だからつまりそうなのだ。

ダンブルドアは成人したヴォルデモートも同じだと言うのです。死喰い人の多くが自分はヴォルデモート卿の信用を得ているとか自分だけが近しいとか理解をしているとまで主張をする。その者たちは欺かれていると言うのです。

ヴォルデモート卿は友人を持った事がないし持ちたいと思った事すらない。そして最後にダンブルドアはハリーに「この事にはしっかり注意して欲しい」と言ったその上で若き日のトム・リドルは戦利品を集めるのが好きだった。

いじめの犠牲者から取り上げた物だ。殊更に不快な魔法を行使した。いわば記念品と言える。この蒐集傾向を覚えておくがよい。これが後に重要になる。こうして今回のダンブルドアの個人教授は終了という事になったのでした。

今日の最後に
ダンブルドアが「いじめっ子だと?」と訊くのに対してミセス・コールは「そうに違いないでしょうね。しかし現場を捉えるのが非常に難しい」と答えました。そしてリドルの部屋に行くと洋箪笥には数々の戦利品がありました。

リドルには身寄りもなく友人もいなかった。そして蛇語使いの能力よりもダンブルドアがリドルに対して抱いた懸念は残酷さや秘密主義に支配欲という明白な本能のほうだった。そこでダンブルドアは意を決したというわけです。

トム・リドル本人よりむしろ周囲の者に同様の被害が出ぬようにしたい。ダンブルドアはそう思ってホグワーツに戻って来たんでしょうね。そしてトム・リドルからは決して目を離すまいと心に誓ったというわけなんですよね。

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