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12月31日大晦日が誕生日という事で昨年から巻毎のヴォルデモート卿を12月にお届けしています。今学期ホグワーツでは世にも恐ろしい事が起こると屋敷しもべ妖精のドビーはそう言うのです。だから警告をするためにここプリベット通り4番地にやって来たのだそうです。そしてそれは実行に移されてしまいました。(全3項目)

3-1.ドビーの警告
その日はハリー12才の誕生日でした。でもダーズリー一家はそれをほぼ完璧に無視しました。それというのもバーノン叔父さんにとっては我が人生最大の商談が成立するチャンスかもしれないからです。夜に大事なお客様が来る。

どこかのお金持ちの土建屋が奥方を連れて夕食にやって来る。バーノン叔父さんは山のように注文が取れると踏んでいました。そこで家族1人1人の役割分担を綿密に決めたというわけです。そしてハリーの役割は何とこれでした。

「自分の部屋にいて物音を立てない。いないふりをする」

でも物音を立てるも何もベッドに倒れ込んでそのまま朝を迎えてしまえば何の問題もありません。ところがそれができなかったのです。何故ならそこに先客がいたからです。それはハリーが初めて見る摩訶不思議な生き物でした。

その生き物は自分の事を屋敷しもべ妖精のドビーと名乗りました。何か用事があってここに来たの?こう訊くハリーにドビーは「はいそうでございますとも」と熱っぽく答えました。ドビーは警告をするために来たのだそうです。

ハリー・ポッターは勇猛果敢!もう何度も危機を切り抜けていらっしゃった!しかしそれでもハリーは今学期ホグワーツに戻ってはいけないとドビーは言うのです。それを聞いてハリーは一瞬言葉を失ってしまったんですよね。

何て言ったの?だって戻らなきゃ。それがなければ僕は耐えられない。ここがどんな所か君は知らないんだ。ここには身の置き場がないんだ。僕の居場所は君と同じ世界つまりホグワーツなんだ。しかしドビーはこう言うのです。

ハリー・ポッターは安全な場所にいないといけません。あなた様は偉大な人。優しい人。失うわけには参りません。ハリー・ポッターがホグワーツに戻れば死ぬほど危険でございます。ハリーは驚いて「どうして?」と訊きました。

するとドビーは今学期ホグワーツで世にも恐ろしい事が起こるように罠が仕掛けられていると言うのです。そこでハリーは「例のあの人」つまりヴォルデモートがその恐ろしい事に関係しているのかとドビーに訊いたのでした。

ドビーはゆっくりと首を横に振りました。そして「名前を呼んではいけないあの人」つまりヴォルデモートではございませんと答えました。しかしドビーは目を大きく見開きハリーに何かヒントを与えようとしているようでした。

実はそれがヒントでした。ホグワーツに仕掛けられるその罠にはヴォルデモート卿が関係していたというわけなんですよね。

3-2.フローリシュ・アンド・ブロッツ書店にて
ハリーをホグワーツに戻らせてなるものかとドビーは奮闘努力しました。ハリー宛ての手紙を止め最後にはペチュニア叔母さんの傑作デザート「山盛りのホイップクリームとスミレの砂糖漬け」を浮遊術で木っ端微塵にしました。

ハリーの元には魔法省から公式警告状が届いて未成年の魔法使いは学校の外で魔法を使ってはいけないという事を知ったバーノン叔父さんはハリーを部屋に閉じ込めました。これでもはやハリーが学校に戻る可能性はなくなった。

ドビーがそう思っていたらそんなハリーをフレッドにジョージとロンのウィーズリー3兄弟が助け出して自分たちの住居「隠れ穴」に連れて帰ってしまったのです。そしてそれはハリーたちがダイアゴン横丁に行った時でした。

ダイアゴン横丁に行くのに初めて煙突飛行粉を使ったハリーは迷子になってしまいました。そして何と迷い込んだ先でハリーはルシウス・ドラコ・マルフォイ父子に遭遇して大きくて黒いキャビネット棚に隠れる事となりました。

そこでルシウス氏は「私は少し急いでいるのでね。今日は他にも大事な用件があるのだよ」と言っていました。その用件こそがドビーが言っていたホグワーツで恐ろしい事が起こるようにと仕掛ける罠の事だったというわけです。

ハリーが迷い込んだのは「夜の闇横丁」の「ボージン・アンド・バークス」という店でした。そこでハリーはハグリッドと会いました。ハグリッドに連れられてハリーはようやくウィーズリー一家と合流する事ができたのでした。

ところがハリーは再びマルフォイ父子と会う事になったのです。それは教科書を買いに来た「フローリシュ・アンド・ブロッツ書店」でした。そこではギルデロイ・ロックハートという人物のサイン会が執り行なわれていました。

そのため大勢の人たちが詰め掛けていました。しかしそんな喧騒に拍車をかけたのが実は他ならぬハリーでした。ハリーが来ている事に気づいたロックハートがハリーを正面に引き出したのです。人々が一斉に拍手をしました。

「いい気持ちだったろうねぇ。ポッター?有名人のハリー・ポッター。ちょっと書店に行くのでさえ一面大見出し記事かい?」

ハリーにこう言って来たのはドラコ・マルフォイでした。するとそこに父親のルシウス氏も姿を現わしました。あれだけ何回も抜き打ち調査をしてお役所はお忙しいらしいですな。残業代は当然払って貰っているのでしょうな?

ルシウス氏はジニーの大鍋に手を突っ込むと豪華なロックハートの本の中から使い古してすり切れた「変身術入門」の本を引っ張り出しました。そしてアーサー氏に向かってルシウス氏はこう言い放ったというわけなんですよね。

「どうもそうではないらしい。何と役所が満足に給料も支払わないのではわざわざ魔法使いの面汚しになる甲斐がないですねぇ?」

こう言うルシウス氏にアーサー氏は「魔法使いの面汚しがどういう意味かについて私たちは意見が違うようだが」と答えました。すると今度はルシウス氏はハーマイオニーの両親グレンジャー夫妻に視線を移しこう言いました。

「こんな連中と付き合っているようでは君の家族はもう落ちる所まで落ちたと思っていたんですがねぇ」

ルシウス氏のこの言葉でアーサー氏は堪忍袋の緒が切れたようです。アーサー氏がルシウス氏に襲いかかりました。2人の喧嘩の間に割って入ったのはつい先程ハリーをウィーズリー一家の所に連れて来てくれたハグリッドでした。

ところがこのどさくさに紛れてルシウス氏は例のホグワーツで恐ろしい事が起こる罠を仕掛けたというわけなんですよね。

3-3.罰則を受ける事に
これでハリー・ポッターは大丈夫とそう思っていたらフレッドとジョージにロンの3人が自宅の「隠れ穴」に連れて帰って来てしまった。そのためドビーはハリーがホグワーツに戻らないようにと次の策に打って出たのでした。

新学期初日にハリーをホグワーツ特急に乗らせないようキングズ・クロス駅の9と3/4番線の入口を塞いだのです。しかし今度も詰めが甘くハリーは別の方法でホグワーツに行ってしまいました。アーサー氏の車を使ったのです。

発案者はハリーと一緒にホグワーツ特急に乗り損ねたロンでした。ところが飛び上がった所で透明だった車が何故かしら姿を現わしてしまいそれをマグルに目撃されて2人の事が「夕刊予言者新聞」に掲載されてしまったのです。

それに加えて車はホグワーツに到着する直前に失速し校庭に植えられている「暴れ柳」に突っ込んで行きました。車は「もう沢山だ!」と言わんばかりにハリーとロンに2人のトランクを放り出しどこかへ走り去って行きました。

そんな2人を出迎えたのは最悪中の最悪のセブルス・スネイプでした。スネイプは2人は自分の寮の生徒ではないので2人の退校処分を決定する事はできない。これからその権限を持つ人物たちを連れて来ると2人に言い渡しました。

10分後スネイプが連れて来たのはやはりマクゴナガル先生でした。さらにその後やって来たのはダンブルドア校長でした。ロンが観念して「僕たちを退校処分になさるんでしょう?」と言うとダンブルドアはこう言ったのでした。

(退校処分は)今日というわけではない。しかし君たちのやった事の重大さについてははっきりと言っておかなければならない。今晩2人のご家族に手紙を書く。それに2人には警告しておかなければならない。その警告内容とは?

それは今後またこのような事があれば2人の退校処分は避けられないという事なんだそうです。すると今学期入学のジニーがグリフィンドールに組分けされたという話を聞いた所でロンがマクゴナガル先生にこう言ったのでした。

自分たちが車に乗った時は新学期はまだ始まっていなかった。だからグリフィンドールは減点されないはずだ。するとマクゴナガル先生からは「グリフィンドールの減点はいたしません」という答えが返って来たというわけです。

「ただし2人とも罰則を受ける事になります」

こうして2人は罰則を受ける事になりました。ハリーは今学期「闇の魔術に対する防衛術」の教師になったギルデロイ・ロックハートの部屋でファンレターに返事を書くのを手伝うという罰則でした。それからロンのほうは?

ロンは管理人のアーガス・フィルチと一緒にトロフィー・ルームで魔法なして銀磨きをするという罰則でした。するとハリーはロックハートの部屋で骨の髄まで凍らせるような息が止まるような氷のように冷たい声を聞きました。

そしてロンは「学校に対する特別功労賞」の盾やクィディッチ杯を魔法ではなくてマグル式の方法で磨いて来たのだそうです。けれどもハリーとロンが罰則を受けた事は実は後々役に立って来る事になるというわけなんですよね。

今日の最後に
ハリーが迷い込んだ「夜の闇横丁」の「ボージン・アンド・バークス」でルシウス・マルフォイ氏はボージン氏に「今日は買いに来たのではなく売りに来た」とそう言っています。それは魔法省が抜き打ちの立入調査をしている。

自分も少しばかり物品を家に持っているので役所の訪問を受けた場合は都合の悪い思いをするかもしれない。だからそれらの物品を処分するためこの店にやって来たというわけです。そしてルシウス氏はもう1つ処分しています。

それをしたのが「フローリシュ・アンド・ブロッツ書店」だったんですよね。そしてそれがホグワーツで世にも恐ろしい事件を次々と引き起こして行く事になるというわけです。ハリーもまたそれに巻き込まれて行くんですよね。

ドビーの懸念通りになって行くというわけです。
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