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ジャスティン・フィンチ・フレッチリーと「ほとんど首なしニック」が襲われた現場にいたためハリーはアーニー・マクミランから「現行犯だ!」と言われてしまいました。そんなハリーをマクゴナガル先生は校長室に連れて行きました。ハリーは無罪放免されたのですが・・・(全3項目)

3-1.リドルの日記
誓ってやってないと言うハリーをマクゴナガル先生は自分の手には負えないと言って校長室に連れて来ました。到着するとマクゴナガル先生は「待っていなさい」と告げ校長室を出て行きました。ダンブルドアはいませんでした。

ダンブルドアが校長室に戻って来て椅子に座りハリーに向かって話そうとしたその時でした。ハグリッドが入って来て必死の面持ちでハリーの無実を訴えました。そんなハグリッドにダンブルドアはこう言ったというわけです。

「わしはハリーがみんなを襲ったとは考えておらんよ」

するとハグリッドは外で待っていると言ってきまり悪そうに出て行きました。結局ハリーはミセス・ノリスが襲われた時と同様に無罪放免という事になったんですよね。そしてついにクリスマスにポリジュース薬が完成しました。

結論から言うとドラコ・マルフォイはスリザリンの継承者ではありませんでした。ハリーとロンがクラッブとゴイルに成り済ましてスリザリンの談話室に潜入して当の本人の口から聞いたのですからそれはもう間違いありません。

問題はハーマイオニーのほうです。ポリジュース薬に入れたのが動物の毛だったため病棟に入院するハメになりました。ハリーとロンは毎日夕方に見舞いに行きました。学期が始まってからは毎日その日の宿題を届けたのでした。

そんなある日の事です。ハーマイオニーの見舞いを終え医務室を出て廊下を歩いているとフィルチが大声で喚いているのが聞こえます。例のミセス・ノリスが襲われた現場に行ってみると「嘆きのマートル」も泣き叫んでいます。

ハリーがマートルに「どうしたの?」と訊くと何者かがマートルに本を投げつけて来たのだそうです。小さな薄い本が落ちていました。本は見かけによらない。危険かもしれない。そう言うロンの制止をかわして拾った本は?

それは日記でした。表紙の文字は消えかかっているものの50年前の物でした。開いてみると最初のページに滲んだ文字で「T.M.リドル」と名前が記されています。すると何と驚く事にロンはその人を知っているとそう言うのです。

何故なのかと云うと・・・

3-2.50年前の日記
この名前知ってる。50年前学校から「特別功労賞」を貰ったんだ。ハリーが感心して「どうしてそんな事まで知ってるの?」と訊くのに対してロンは罰則の時にフィルチにこいつの盾を50回以上も磨かされたと答えたのでした。

濡れたページをそっとはがすようにめくって行くと中には何も書かれていませんでした。ハリーはがっかりして「この人日記に何も書かなかったんだ」と言いました。その一方でロンはこんな疑問を興味深げに口にしたのでした。

「誰かさんはどうしてこれをトイレに流してしまいたかったんだろう」

裏表紙を見るとロンドンのボグゾール通りの新聞・雑誌店の名前が印刷してあります。それを見てハリーは「この人マグル出身に違いない」と考え深げに言いました。ロンは君が持ってても役に立ちそうにないとそう言うのです。

でもハリーはその日記をポケットに収めました。そして2月の初めに退院して来たハーマイオニーにそれを見せ拾った時の様子を話しました。すると「もしかしたら何か隠れた魔力があるのかもよ」という言葉が返って来ました。

ハーマイオニーはその日記に興味津々で手に取って詳細に調べました。しかしロンは「魔力を隠してるとしたら完璧に隠し切ってるよ。恥かしがり屋かな。そんな物何で捨ててしまわないのか僕には分らないな」と否定的でした。

それに対してハリーは「誰かがどうしてこれを捨てようとしたのかそれを知りたいんだよ」と答えました。さらにはリドルが「ホグワーツ特別功労賞」をどうして貰ったのかも合わせて知りたいとも言いました。するとロンは?

「そりゃ何でもありさ。ふくろうの試験で30科目も受かったとか大イカに捕まった先生を救ったとか。極端な話もしかしたらマートルを死なせてしまったのかもしれないぞ。それがみんなのためになったとか」

ロンはこんな冗談を飛ばしていましたがハリーにはじっと考え込んでいるハーマイオニーの表情から自分と同じ事を考えているという事が判りました。それは「秘密の部屋」は50年前に開けられた。この日記もまた50年前の物だ。

ドラコ・マルフォイが部屋が以前に開けられたのは50年前で父親の前の代だとそう言っていたのです。50年前に部屋を開けた人が学校から追放された。リドルが特別功労賞を貰ったのはスリザリンの継承者を捕まえたからでは?

部屋がどこにあるのか?どうやって開けるのか?そこにはどんな生き物が住んでいるのか?この日記は全てを語ってくれるかもしれないとハーマイオニーは言うのです。けれどもロンも言うのです。日記には何も書かれていない。

するとハーマイオニーは「透明インクかもしれないわ!」と言って杖を取り出すと日記を軽く三度叩き「アパレシウム!現れよ!」と唱えました。何事も起きません。すると今度は「現れゴム」で1ページ目をこすってみました。

しかしやはり何も現れはしませんでした。

3-3.トロフィー・ルームに
何故リドルの日記を捨ててしまわないのか?ハリーは自分でも上手く説明する事ができませんでした。何も書かれていないのは百も承知なのにハリーは何気なく日記を取り上げては白紙のページをめくるようになっていました。

まるで最後まで読み終えてしまいたい物語か何かのようでした。一度も聞いた事がないのに「T.M.リドル」という名前は何故かしら知っているようなそんな気がしました。リドルは小さい時の友達で記憶の彼方に行ってしまった。

そんな名前のような気さえしました。しかしホグワーツに入る前は誰1人友達がいなかったのですからそんな事は考えられません。それでもハリーはリドルの事をもっと知りたいと強くそう思いました。そこで次の日の事でした。

休憩時間にリドルの「特別功労賞」の事を調べようとハリーはトロフィー・ルームに向かいました。興味津々のハーマイオニーと「あの部屋はもう一生見たくないぐらい十分見た」と言う不承不承のロンも付き合ってくれました。

リドルの金色の盾はピカピカに磨かれ部屋の隅の飾り棚の奥に収まっていました。何故それが与えられたのか?詳しい事は何も書かれていませんでした。そんな事が書いてあったら盾がもっと大きくなって今も磨いているだろう。

ロンはそんなブラックジョークを飛ばしていました。リドルの名前は「魔術優等賞」の古いメダルと首席名簿にも記載されていました。監督生で首席という事でロンは苛立たしげに「パーシーみたいな奴らしいな」と言いました。

ロンがそう言うのを聞いてハーマイオニーは面白くないようです。ところがコリン・クリービーにジャスティン・フィンチ・フレッチリーとゴーストの「ほとんど首なしニック」と立て続けに襲撃事件が起きたと思ったら・・・

クリスマス休暇が明けてから誰も襲われなくなりました。スリザリンの継承者はおそらく腰砕けになったんだろうとハリーは考えました。学校中がこんなに神経を尖らせ警戒してるので「秘密の部屋」を開けるのは危険になった。

どんな怪物なのかは知らないが今や静かになって再び50年の眠りについたのかもしれない。しかしそうではありませんでした。一連の襲撃事件の真犯人すなわち黒幕はハリーの掌中にあったがために事件を起こせなかったのです。

上手に隠し切っていただけなのです。

今日の最後に
コリン・クリービーにジャスティン・フィンチ・フレッチリーとゴーストの「ほとんど首なしニック」と立て続けに襲撃事件が起き犠牲者が出ました。しかしダンブルドアはハグリッドにハリーは犯人ではないと言い切りました。

コリン・クリービーが襲われた時ハリーはロックハートに右腕を骨抜きにされて骨を再生させるために病棟のベッドに横たわっていました。コリン・クリービーを医務室に運んで来たのはダンブルドアとマクゴナガル先生でした。

すなわちハリーにはアリバイがある。それをダンブルドアとマクゴナガル先生それに校医のマダム・ポンフリーは知っています。襲撃事件が起きなくなった後もアーニー・マクミランはハリーの事を犯人だとそう思っていました。

今にして思えばハリーがそれを言っていればアーニー・マクミランの疑いはもっと早く晴れたんですよね。
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