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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

何と日記に文字を書いたら返事が来た!さらに驚く事に50年前に「秘密の部屋」を開けたのはハグリッドだったと返事をよこしたトム・リドルは言うのです。散々議論を重ねたその後に再び襲撃事件が起こらない限りハグリッドには何も言わないという事にしたのですが・・・(全3項目)

3-1.ハグリッドを巡って
ハグリッドが大きくて怪物のような生き物が好きだという困った趣味を持っている事はハリーたちは身に沁みて知っていました。三頭犬のフラッフィーにドラゴンのノーバートで味わったあの恐怖心は到底忘れる事ができません。

ハグリッドはきっと長い間怪物が狭苦しい所に閉じ込められているのは気の毒だ。ちょっとの間なら脚を伸ばすチャンスを与えるべきと考えたに違いない。少年時代のハグリッドなら城のどこかに怪物が潜んでいると知ったら?

どんな事をしてもその怪物を見たいと思ったに違いないとハリーは思いました。ハリーは「リドルの日記」の仕掛けを知らないほうが良かったと思いました。ロンとハーマイオニーはハリーの見た事を繰り返し聞きたがりました。

ハリーは2人に嫌と言うほど話して聞かせました。その後は堂々巡りの議論なりました。ハリーはそれが嫌でした。ハーマイオニーはリドルは犯人を間違えていたかもしれない。みんなを襲ったのは別な怪物かもとそう言うのです。

それを聞いてロンは「ホグワーツに一体何匹怪物がいれば気が済むんだい?」と言ったのでした。僕たちハグリッドが追放された事はもう知っていた。それにハグリッドが追い出されてからは誰も襲われなくなったに違いない。

そうじゃなけりゃリドルは表彰されなかったはず。こう言いつつハリーは惨めな気持ちでした。ロンには「リドルってパーシーにそっくりだ。そもそもハグリッドを密告しろなんて誰が頼んだ?」という違った見方もありました。

それは誰かが怪物に殺害されたのよとハーマイオニーは言うのです。それにホグワーツが閉鎖されたらリドルはマグルの孤児院に戻らなくてはならなかった。だからハリーはリドルがホグワーツに残りたかったのは判ると・・・

「ハグリッドの所に行って全部訊いてみたらどうかしら?」と言うハーマイオニーにロンは「そりゃあ楽しいお客様になるだろうね」と皮肉混じりに答えました。結局3人はまた誰か襲われない限りハグリッドには何も言わない。

そう決めたのでした。

3-2.盗まれた「リドルの日記」と第4の事件
ところがハグリッドに会って「秘密の部屋」の開け方を訊かなければならないという事態がついに勃発したのです。それはクィディッチのハッフルパフ戦を翌日に控えた夕方の事でした。ハリーは一旦箒を置きに寝室に戻りました。

何とハリーのトランクの中身がそこいら中に散らばっているのです。床の上にはマントがずたずたになって広がり天蓋つきベッドのカバーは剥ぎ取られてベッド脇の小机の引き出しは引っ張り出されて中身はベッドの上でした。

あまりの事にハリーは呆然として口を開けたままベッドに近寄りました。ディーン・トーマスも大声でハリーに「一体どうしたんだい?」と訊くほどでした。そんなディーンにハリーは「さっぱり分らない」と答えたのでした。

ロンはハリーのローブを調べていました。ポケットが全部引っくり返されていました。それを見てロンが「誰かが何かを探したんだ」とそう言うのです。ロンに「何かなくなっていないか?」と言われてハリーがした事とは?

ハリーは散らばった物を拾い上げてトランクに投げ入れ始めました。ロックハートの本の最後の一冊を入れ終わった時にハリーは初めて「何がなくなっているのか?」が判ったのでした。それは「リドルの日記」だったのでした。

「エーッ?」と驚くロンにハリーは「一緒に来て」と合図をし寝室を出て談話室に向かいました。ハーマイオニーに会うためでした。するとハーマイオニーは日記を盗んだのはグリフィンドール生しか考えられないと言うのです。

他の寮の生徒は合言葉を知らないからです。そして翌日の朝になりました。ハリーは朝食の席で「もしかしたら目の前にリドルの日記の新しい持ち主がいるかもしれない」と考えながらグリフィンドール生を見渡したのでした。

ハーマイオニーは盗難届けを出すように勧めましたがハリーはそうはしたくありませんでした。そんな事をすれば先生に日記の事を全て話さなくてはならなくなります。ハグリッドが50年前に退学になった事を誰が知っている?

ハリーはそれを蒸し返す張本人になりたくなかったからでした。ところがロンとハーマイオニーと一緒に大広間を出たハリーは自分でも驚く事に叫び声を上げる事になりました。ロンとハーマイオニーも驚いて飛び退きました。

またもやあの声を聞いたのです。ハリーは振り返るとロンとハーマイオニーに「あの声だ!また聞こえた。君たちは?」と言いました。ロンは目を見開いたまま首を横に振りました。一方ハーマイオニーはハッとした表情でした。

そして額に手を当てると「私たった今思いついた事があるの!図書室に行かなくちゃ!」と言いました。ハーマイオニーは風のように階段を駆け上がって行きました。ハリーが「何を一体思いついたんだろう?」と訊くと・・・

ロンは首を振り振り「計り知れないね」と言いました。だけどどうして図書室なんかに行かなければならないのか?こう訊くハリーにロンは肩をすくめしょうがないという仕種で「ハーマイオニー流のやり方だよ」と答えました。

ところがグリフィンドールとハッフルパフの両チームの選手がピッチに出て試合が始まろうとしているその時にマクゴナガル先生が半ば走るようにやって来ました。そして何と驚く事に「この試合は中止です」とそう言うのです。

グリフィンドール・チームのキャプテンのオリバー・ウッドは「そんな!」と抗議しました。しかしマクゴナガル先生は耳も貸さずに試合中止を告げたメガフォンで叫び続けました。そして客席にいる生徒にこう呼びかけました。

「全生徒はそれぞれの寮の談話室に戻りなさい。そこで寮監から詳しい話があります。皆さんできるだけ急いで」

すると何とマクゴナガル先生はハリーに合図をしたかと思うと「私と一緒にいらっしゃい」と言うのです。さらに驚く事にはロンにも「あなたも一緒に来たほうがいいでしょう」と言うのです。一体全体どうしてなんでしょう?

「また襲われました。また2人一緒です」

長い沈黙を破って4件目の襲撃事件がついに起きてしまったのでした。1人はレイブンクローの女子生徒でした。そしてもう1人はハーマイオニーだったのです。ハーマイオニーは身動きもせず見開いた目はガラス玉のようでした。

3-3.最悪の事態に
全校生徒は夕方6時までに寮の談話室に戻りそれ以後は決して寮を出てはならない。授業に行く時もトイレに行く時も必ず先生が付き添う。クィディッチは練習も試合も全てが延期で夕方は一切クラブ活動を行なってはいけない。

寮の談話室までハリーとロンを送って行ったマクゴナガル先生はこう通達を読み上げた後に「言うまでもない事ですが私はこれほど落胆した事はありません」とも言いました。最悪の場合は深刻な事態が待ち受けているからです。

それはこれまでの襲撃事件の犯人が捕まらないと学校が閉鎖される可能性もある。そのためマクゴナガル先生は最後に「犯人について何か心当たりがある生徒は申し出るよう強く望みます」と言って談話室を出て行ったのでした。

犯人が捕まらなかったら僕は一生ダーズリー一家と暮らすはめになる。トム・リドルは学校が閉鎖されたらマグルの孤児院で暮らすはめになっただろう。だからハグリッドの事を密告した。ハリーはリドルの気持ちが判りました。

「どうしたらいいんだろう?ハグリッドが疑われると思うかい?」と言うロンにハリーは「ハグリッドに会って話さなくっちゃ」と答えました。今度はハグリッドだとは思わない。でも前に怪物を解放したのがハグリッドなら?

どうやって「秘密の部屋」に入るのかを知っているはずだ。でも午後6時以後は寮を出てはならないとマクゴナガル先生は言った。当然「透明マント」の出番というわけです。ハリーとロンはいつもの時間にベッドに入りました。

そして同室のネビルにディーンとシェーマスが寝静まるのを待って2人は再びローブに着替えて寮を出るとハグリッドの小屋に向かいました。玄関の扉が開くと何とハグリッドはハリーとロンに石弓を突きつけていたのでした。

2人が「それ何のためなの?」と訊くとハグリッドは「何でもねぇ」と答えました。しかし様子がおかしいのです。ヤカンから水をこぼして暖炉の火を消しそうになったり手を神経質に動かした弾みでポットを粉々にしたり・・・

お湯の入ったマグカップにティーバッグを入れ忘れたりしました。するとこんな夜遅くなのに誰かが再び玄関の扉を叩くのです。ハリーとロンが慌ててマントを被って部屋の隅に引っ込むと入って来たのはダンブルドアでした。

ダンブルドアは深刻そのものの顔でした。さらに後ろからもう1人ハリーが知らない男が入って来ました。何とロンが言うにはその人物は父親のアーサー氏が勤める魔法省のボス魔法大臣のコーネリウス・ファッジだそうです。

ダンブルドアは魔法大臣に言いました。わしはハグリッドに全幅の信頼を置いておる。それにハグリッドを連れて行った所で何の役にも立たんじゃろう。しかし魔法大臣のほうにもそれなりの理由があるというわけなんですよね。

状況はすこぶる良くない。来なくてはならなかった。マグル出身が4人もやられた。もう始末に負えん。本省が何かしなくては。それにハグリッドには不利な前科がある。魔法省としても何かをしなければ学校の理事がうるさい。

プレッシャーをかけられている。何か手を打ったという印象を与えないといけない。ハグリッドではないと判ればここに戻り何の咎めもない。私にも立場というものがある。ほんの短い間だけだ。罰ではない。むしろ念のためだ。

魔法大臣コーネリウス・ファッジはこう言ってハグリッドをアズカバンに送ってしまいました。ところがそこにルシウス・マルフォイ氏が入って来てダンブルドアに「理事たちはあなたが退く時が来たと感じたようだ」と・・・

理事全員がダンブルドアの「停職命令」に署名したとルシウス氏は言ったのでした。魔法大臣は「今という時期にそれは絶対困る」と言いましたがルシウス氏は校長の任命も停職も理事会の決定事項だと淀みなく答えたのでした。

こうしてダンブルドア校長は停職になってしまいました。

今日の最後に
ルシウス・マルフォイ氏はダンブルドア校長に停職命令を言い渡すのに当たって「この調子ではホグワーツにはマグル出身者は1人もいなくなりますぞ。それが学校にとってはどんなに恐るべき損失か」と言っているんですよね。

しかし実際にはルシウス氏はむしろマグル生まれの生徒など1人残らずホグワーツから排除するべきだ。追放せよと思っているのは明々白々ですよね。つまりここでルシウス氏が言っているこの言葉は真っ赤な嘘というわけです。

息子のドラコも嘘つきなら父親のルシウス氏も同じというわけです。親子揃ってというわけなんですよね。

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