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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ビルもチャーリーも両親のウィーズリー夫妻と共に不死鳥の騎士団のメンバーになりました。ハリーがそれを知ったのはロンドンのグリモールド・プレイス12番地に設置された騎士団の本部に入った直後の事でした。それを受けてビルとチャーリーは一体どう動いたのか?(全3項目)

3-1.2人とも騎士団員
ヴォルデモート卿が復活したというハリーの主張を信じダンブルドアの言う事を父親のアーサー氏に伝えるという事はすなわちビル・ウィーズリーもダンブルドアが再結成した不死鳥の騎士団に入るという事を意味していました。

そのためハリーが次にビルに会ったのはロンドンのグリモールド・プレイス12番地に設置された不死鳥の騎士団本部という事になりました。そこでまずハリーは騎士団のメンバー以外から2人の近況を聞く事になったんですよね。

ハリーがロンとハーマイオニーに「ここは一体どこなんだ?」と訊くとロンがすぐさま「不死鳥の騎士団の本部」と答えました。ハーマイオニーが言うには騎士団は秘密同盟でダンブルドアが率いているし設立者なんだそうです。

ハリーが「誰が入ってるんだい?」と訊くとハーマイオニーが「随分沢山よ」と答えロンが「僕たちは20人ぐらいに会った。だけどもっといると思う」と付け加えました。ここでハリーはヴォルデモートの事をこう訊きました。

「どうなってるんだ?奴は何を企んでいる?どこにいる?奴を阻止するのに何をしてるんだ?」

怒り狂ってこう訊くハリーにハーマイオニーは騎士団は私たちを会議に入れてくれないので詳しくは知らないと答えました。何でもロンが言うにはフレッドとジョージが「伸び耳」を発明したので大まかな事は判るとの事でした。

今はウィーズリーおばさんにバレてしまったので使えない。しかしこの「伸び耳」で入手した情報によると騎士団は面の割れている死喰い人を追けている事だけは判っている。つまりは様子を探っているという事なのだそうです。

他には騎士団に入るよう勧誘しているメンバーがいたり何かの護衛に立っている人もいて護衛勤務の話は頻繁にしていたんだそうです。自分の護衛の事じゃないかとハリーが言うとロンは急に謎が解けたような顔をしたのでした。

そこにフレッドとジョージが「姿現わし」して来て言うには今やっている会議でスネイプがマル秘の報告をしているとの事でした。嫌な野郎だと言うフレッドにハーマイオニーは咎めるようにスネイプはもう味方だと言いました。

「それでも嫌な野郎は嫌な野郎だ。あいつが僕たちの事を見る目つきと来たら」

ロンもフンと鼻を鳴らすとこう言いました。そしてフレッドとジョージを追うように部屋に入って来たジニーが「ビルもあの人が嫌いだわ」とまるでこれで決まりという言い方をしました。ここでハリーはこう訊いたんですよね。

「ビルもここにいるのかい?エジプトで仕事をしてると思ってたけど?」

ハリーのこの問いに「事務職を希望したんだ。家に帰って騎士団の仕事ができるようにって」とフレッドが答えました。エジプトの墓場が恋しいと言っているそうです。しかしその一方でビルには埋め合わせがあるのだそうです。

「どういう意味?」とハリーが訊くと昨年度ホグワーツで行なわれた三大魔法学校対抗試合のボーバトンの代表選手のフラー・デラクールが「英語が上手くなるように」とグリンゴッツに勤めているんだそうです。そこで・・・

ビルがせっせと個人教授をしているそうです。ここでジョージが「チャーリーも騎士団だ」と言いました。でもチャーリーはまだルーマニアにいて勤務が休みの日に色々と接触しているとの事でした。その目的は一体何なのか?

ダンブルドアはなるべく沢山の外国の魔法使いを仲間にしたいからなのだそうです。するとここでハリーは「それはパーシーができるんじゃないの?」と訊きました。パーシーは魔法省の国際魔法協力部に勤めていたからです。

ところがパーシーは大臣室勤務を命じられ父親のアーサー氏と言い争いをした末「隠れ穴」を出て行ったんだそうです。パーシーは「大臣付き下級補佐官」という役職に就いてファッジ側となりダンブルドアと袂を分けたのです。

3-2.厨房にて
ロンにハーマイオニーとフレッドとジョージにジニーの5人と話している内に会議が終わったようでウィーズリーおばさんが姿を現わし「夕食にしましょう」と一同に告げました。厨房に下りて行くとまだ何人か残っていました。

テーブルの端のほうでアーサー氏と額を寄せ合ってひそひそ話をしていたのがビルでした。おばさんが咳払いをしてハリーが来た事を知らせるとアーサー氏は振り返って勢いよく立ち上がり急ぎ足で近づいて来て挨拶をしました。

「ハリー!会えてうれしいよ!」

アーサー氏はハリーの手を握ると激しく振りました。ビルは相も変わらず長髪をポニーテールにしていました。テーブルに残っている10本以上もの巻紙を一度に集めようとしながらビルはハリーにこう声をかけて来たのでした。

「ハリー旅は無事だったかい?それじゃマッド・アイはグリーンランド上空を経由しなかったんだね?」

ビルの後半の問いにニンファドーラ・トンクスが「そうしようとしたわよ」と答えました。トンクスはビルを手伝おうとすたすたと近づいて来ましたが最後に1枚残っていた羊皮紙の上に蝋燭を引っくり返してしまったのでした。

「あ。しまった。ごめん」と謝るトンクスにおばさんが呆れ顔で「任せて」と言うと杖の一振りで羊皮紙を元に戻しました。おばさんの呪文が放った閃光でハリーは建物の見取り図のようなものをちらりと見ました。すると?

おばさんはハリーが見ている事に気づき羊皮紙をテーブルからさっと拾い上げると既に溢れそうになっているビルの腕に押し込み「こういう物は会議が終ったらすぐに片付けなくてはなりません」と言いました。そこでビルは?

ビルも杖を取り出すと「エバネスコ。消えよ」と唱えました。すると腕に抱えていた大量の羊皮紙が消え去ったのでした。食事を取りながらビルは父親のアーサー氏にリーマス・ルーピンと小鬼の事について話し合っていました。

「連中はまだ何も漏らしていないんですよ。例のあの人が戻って来た事を連中が信じているのかいないのか僕にはまだ判断がつかない。むろん連中にしてみればどちらにも味方しないでいるほうがいいんだ。何にも関わらずに」

こう言うビルにアーサー氏は「連中は例のあの人側につく事はないと思うね」と答えていました。それは連中も前回ノッティンガムの近くで小鬼の一家がヴォルデモートに殺害されるという痛手を蒙った事があるからだそうです。

するとルーピンが「私の考えでは見返りが何かによるでしょう。金の事じゃないんですよ。我々魔法使いが連中に対して何世紀も拒んで来た自由を提供すれば連中も気持ちが動くでしょう」と言うのです。そしてビルに・・・

「ラグノックの件はまだ上手く行かないのか?」と訊いたのでした。この問いに対してビルは「今の所魔法使いへの反感が相当強いですね」と答えました。それは小鬼たちは結局バグマン氏から金をせびる事ができなかった。

だからバグマンの件でまだ罵り続けているそうです。ラグノックは魔法省が隠蔽工作をしたと考えている。そして例の小鬼たちは結局バグマンから金をせしめる事ができなかったからなんだそうです。ところがだったんですよね。

テーブルの真ん中から大爆笑が上がりビルの言葉を掻き消してしまいました。そして食事が終った後には不死鳥の騎士団の事をどれだけハリーが知ってもいいのかを巡っておばさんとシリウスの間で激しい議論になったのでした。

しかし結局は説明する事になったんですよね。

3-3.説明役の1人として
デザートをたらふく食べて満腹になりハリーがスプーンを置いた頃には会話もほぼ一段落していました。アーサー氏は満ち足りてくつろいだ様子でトンクスは大欠伸をしています。ウィーズリーおばさんも欠伸をしながら・・・

「もうお休みの時間ね」

ところがシリウスが「いや。まだだ」と言うのです。そしてハリーに向かってここに着いた時に君は真っ先にヴォルデモートの事を訊くと思ったのにそうしなかったので驚いたと言うのです。すると部屋の雰囲気が一変しました。

シリウスが「ヴォルデモート」の名前を口にしたので全員が警戒して張り詰めていました。ヴォルデモートの名前が出た途端にテーブル全体に戦慄が走りました。吸魂鬼が現れた時のような急激な変化だとハリーは思いました。

ハリーは憤慨してロンとハーマイオニーに訊いたけど2人が自分たちは騎士団に入れて貰えないからと言われたとそう抗議しました。おばさんも「2人の言う通りよ。あなたたちはまだ若すぎるの」と補足するように言いました。

「騎士団に入っていなければ質問してはいけないといつからそう決まったんだ?ハリーはあのマグルの家に1ヵ月も閉じ込められていた。何が起こったのかを知る権利がある」

シリウスがこう反論するとジョージが大声で「ちょっと待った!」と言いました。そしてフレッドが怒ったように「何でハリーだけが質問に答えて貰えるんだ?」と言いました。するとそんな2人にシリウスはこう言うのです。

「騎士団が何をしているのか君たちが教えて貰えなかったのは私の責任じゃない。それは君たちのご両親の決めた事だ」

つまりフレッドとジョージはウィーズリー夫妻でハリーは自分というわけです。しかしそのシリウスの言い分におばさんが「ハリーにとって何がいいのかを決めるのはあなたではないわ!」と噛み付いたというわけなんですよね。

しかし結局リーマス・ルーピンと夫のアーサー氏がシリウスの意見に賛成して「ある程度の事はハリーに説明すべき」という事になったのでした。こうしてハリーは不死鳥の騎士団の活動内容を一同から聞く事になったのでした。

そんな中にビルも説明役の1人として加わったというわけです。ビルがしたのはヴォルデモートが蘇った時にハリーは証人として生き残って復活した事を一番知られたくないダンブルドアに知らせた。どういう役に立ったのか?

「役立ったどころじゃない。ダンブルドアは例のあの人が恐れた唯一の人物だよ!」

ビルは「信じられない!」という声でハリーにこう言っているんですよね。ハリーが真っ先に知らせたからこそダンブルドアはヴォルデモート復活の1時間後には不死鳥の騎士団を呼び集める事ができたというわけなんですよね。

「でもダンブルドアは蛙チョコレートのカードにさえ残れば何にも気にしないって言うんだ」

ビルは笑顔を浮かべながらこうも言っていますね。ファッジはその信用を失墜させようとダンブルドアが就いていた幾つかの役職を剥奪しています。しかしそんな事など気にしないというダンブルドアの冗談を紹介したのです。

そんな役職などヴォルデモートの復活が公になれば即座に復帰する事ができる。失ったからといって痛くも痒くもない。そういったダンブルドアの心の余裕が現れたジョークだ。だからビルは笑顔を浮かべて言ったんですよね。

こうしてハリーはビルを含めた不死鳥の騎士団の面々からその活動内容と状況を聞いたというわけなんですよね。

今日の最後に
こうしてビルもチャーリーもダンブルドアが再結成した不死鳥の騎士団のメンバーになりました。でも改めてよくよく考えてみるとビルは母親のウィーズリーおばさんとは違い自分のほうから申し出て騎士団に入っていますよね。

それはダンブルドアがウィーズリーおばさんに「あなたとアーサーは頼りにできると考えてよいかな?」と暗に「不死鳥の騎士団に入って欲しい」と依頼をした際にビルが自ら「僕が父の所に行きます」と言っているからです。

母親が「もちろんですわ」と答えているのだから自分も不死鳥の騎士団に入るのは当然だとビルはそう考えたというわけなんですよね。

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