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もはや自分に残された道は1つしかない。ロンのペットのスキャバーズとしての居場所を失ったピーター・ペティグリューことワームテールが向かった先はアルバニアの森でした。ところがいざヴォルデモート卿に実際に会ってみるとその姿のおぞましさに身を震わせる事になった挙句に・・・(全3項目)

3-1.ヴォルデモート卿とピーター・ペティグリューの関係、その1
そもそもの事の発端はシビル・トレローニーが闇の帝王すなわちヴォルデモート卿の力を打ち破る者が7月の末に生まれるという予言をした事でした。それを盗み聞きしたセブルス・スネイプがヴォルデモートに知らせました。

ところがヴォルデモートが狙いを定めたのがスネイプが思いを寄せるリリーの息子ハリーだったのです。このままではハリーもろとも母親のリリーまでもが殺害されてしまう。そこでスネイプはダンブルドアに懇願したのでした。

リリーを何とか救って欲しい。スネイプの知らせを受けてダンブルドアはハリーの両親ポッター夫妻に「忠誠の術」で身を隠すようにと言いました。そこで問題になったのが「秘密の守人」を一体誰にするのかという事でした。

まず最初に2人が考えたのがジェームズの無二の親友でハリーの名付け親でもあるシリウスでした。シリウスなら自分たちの居場所を教えるぐらいなら死を選ぶだろう。ところがそのシリウスは意外な提案を2人にして来ました。

ピーター・ペティグリューを「秘密の守人」にしたらどうだと言うのです。ヴォルデモートは多分自分を追って来るだろう。まさかピーターだとは思うまい。ところが何とピーター・ペティグリューは死喰い人になっていました。

ダンブルドアにはポッター夫妻に近い誰かが2人を裏切って2人の動きをヴォルデモートに流しているという確信がありました。それを聞いてシリウスが疑ったのはリーマス・ルーピンでした。だからピーターを守人にしたのです。

しかしポッター夫妻を裏切っていたのはピーター・ペティグリューだったのです。その人物を「秘密の守人」にしてしまったのですからポッター夫妻はひとたまりもありません。家を訪ねた時にシリウスは思い知ったのでした。

シリウスはピーターを追い詰めました。しかしピーターは周囲にいた12人のマグルを巻き添えにして逃亡して行きました。シリウスは現場に駆けつけた魔法警察の特殊部隊に連行されて裁判もやらずにアズカバンに送られました。

そしてそれから12年の歳月が経ちました。

3-2.ヴォルデモート卿とピーター・ペティグリューの関係、その2
あいつはホグワーツにいる。この言葉を残してシリウスはアズカバンを脱獄しました。しかしピーター・ペティグリューが生きている事を想像すらできない世間の人々はシリウスはハリーの命を狙っているとそう考えたのでした。

ハリーのお父さんにシリウスとピーター・ペティグリューは未登録の動物もどきでした。ピーター・ペティグリューはロンのペットのスキャバーズとしてホグワーツに身を置いていました。それが誤解を増幅する事になりました。

シリウスがペティグリューを捕らえようとグリフィンドール寮の入口の門番「太った婦人(レディ)」を襲ったりハリーのいる寝室に侵入したりしたからです。そしてシリウスがペティグリューをついに捕らえたのは6月2日でした。

しかしペティグリューは逃げてしまいました。もはや自分に残された道はこれしかない。自ら闇の帝王を探し出して復活させるのだ。ピーター・ペティグリューことワームテールが向かったのはアルバニアの森だったんですよね。

そこでワームテールは思わぬ才覚を発揮しました。魔法省に勤めるバーサ・ジョーキンズという魔女をヴォルデモートの元に連れて来たのです。すると何とこの魔女は情報の宝庫になってくれたのです。色々と教えてくれました。

今学期ホグワーツに於いて三大魔法学校対抗試合が行なわれる事やバーテミウス・クラウチ・ジュニアというおそらくは最も忠実な死喰い人が父親によって幽閉の身になっている事まで教えてくれました。そこで講じた策とは?

ポリジュース薬を使いクラウチ・ジュニアを「闇の魔術に対する防衛術」の教師マッド・アイ・ムーディに成り済ませてホグワーツに侵入させハリーが対抗試合の代表選手になるよう取り計らう。そしてハリーに優勝をさせる。

優勝杯を「移動キー」にしておきハリー・ポッターを手に入れる。そしてハリーの血を使って自分の体を再生させる。こうすれば自分はハリーに触れる事ができるようになる。そしてその場でハリーは始末してしまえばいいのだ。

我が父の骨。下僕の与える肉。敵すなわちハリー・ポッターの血。ワームテールは適当な魔法使いの血を使わせようとしました。闇の帝王を憎んでいる魔法使いなら大勢いるからというわけです。しかし選んだのはハリーでした。

失脚した時よりも強力になって蘇るためには使わなければならないのはハリー・ポッターの血だ。13年前に我が力を奪い去ったハリーの血が欲しかった。事は計画通りに進んでヴォルデモートはハリーの血を使って蘇りました。

下僕の与える肉。ワームテールはヴォルデモートに自分の右手を差し出しました。貴様は自分を助けた。ヴォルデモート卿は助ける者には褒美を与える。ヴォルデモートは褒美としてワームテールに銀色に輝く右手を与えました。

こうしてヴォルデモート卿は復活したのでした。しかしハリーを始末する事はまたしてもできませんでした。ハリーは命からがらホグワーツに帰って来ました。そしてダンブルドア校長にヴォルデモートの復活を知らせたのです。

3-3.ヴォルデモート卿とピーター・ペティグリューの関係、その3
ご主人様。わたくしめは何もあの小僧を心配して申し上げているのではありません。あんな小僧の事などわたくしめは何とも思っていません。ただ誰か他の魔女か魔法使いを使えば事はもっと迅速に行なえますでございましょう。

ほんの暫くお側を離れさせていただきますならばご存知のようにわたくしめはいとも都合のよい変身ができますのでほんの2日もあれば適当な者を連れ戻って参る事ができましょう。こう言うワームテールにヴォルデモートは?

「確かに他の魔法使いを使う事もできよう」

ヴォルデモートはこう言いました。するとワームテールはいかにもほっとした調子で「そうでございますとも」と言いました。何しろハリー・ポッターは厳重に保護をされているので手をつけるのは非常に難しいとも言いました。

しかしヴォルデモートは別の魔法使いを探しに行くというのは表向きの理由で実を云うとワームテールは自分の世話をするのが面倒になって来たからだとそう言うのです。計画を変えると称し自分を置き去りにするつもりでは?

「滅相もない!わ、わたくしめがあなた様を置き去りになど。決してそんな」

ワームテールはこう言って全面否定をして見せましたが開心術に長けているヴォルデモートは歯噛みしながら自分に向かって嘘をつくなと言ったのでした。ワームテールはヴォルデモートの元に戻った事を後悔していたのでした。

ワームテールは自分を見るたびにたじろいでいるし触れる時には身震いをしている。違います!わたくしめはあなた様に献身的に仕えております。ワームテールはヴォルデモートにこう反論しました。するとヴォルデモートは?

貴様の献身は臆病以外の何物でもない。どこか他に行く所があったら貴様はここにはおるまい。数時間おきに食事をしなければならないのにワームテールがいなくなったら生き延びる事などできぬとヴォルデモートは言うのです。

最後に「誰がナギニのエキスを絞るというのだ!」と言うヴォルデモートにワームテールは「前よりずっとお元気におなりでは」と言葉を返しました。しかしヴォルデモートは元気になどなっていないとそう反論したのでした。

数日も放置されればワームテールの不器用な世話で何とか取り戻した僅かな力もすぐ失ってしまうとそう言うのです。こんな有り様だったので復活を手助けしたからといってワームテールに全幅の信頼を寄せる事などできません。

復活を果たし自分の体を取り戻したヴォルデモートは「助ける者には褒美を与える」と言ってワームテールに銀色に輝く右手を授けました。しかしその銀色の右手にはとんでもない仕掛けが隠されていたというわけなんですよね。

ワームテールがそれを知ったのはマルフォイの館でハリーと再会した時です。僕はお前の命を救ったのに?君は僕に借りがある!ハリーは3年生の時シリウスとリーマス・ルーピンがワームテールを殺害するのを止めさせました。

ペティグリューは思わずハリーの首を絞めていたその右手の力を緩ませました。さらにロンに杖を奪われてしまいました。するとペティグリューの銀の手が情け容赦なく持ち主の喉元へと動いて行ったというわけなんですよね。

ヴォルデモートが一番臆病な召使いに与えた銀の道具は杖を奪われて役立たずになった持ち主に矛先を向けました。ペティグリューは一瞬の躊躇又は一瞬の憐憫の報いを受けました。こうしてペティグリューは死んで行きました。

今日の最後に
11才の誕生日にハリーにヴォルデモート卿の事を説明する際ハグリッドは仲間を集め始めた。つまり死喰い人になったのはヴォルデモートの事を恐れての者もいたとそう言っていますね。ピーター・ペティグリューもそうでした。

ひとたび命を付け狙われたらもはや逃れられない。つまり死ぬしかないというわけです。またさらにはダンブルドアは自分はヴォルデモートの信頼を得ていると主張している者たちはたぶらかされているとそう言っていますよね。

ピーター・ペティグリューも輝く銀色の右手を褒美として授けられてそう思ったようです。しかしヴォルデモートは信頼など寄せてはいませんでした。そしてペティグリューはヴォルデモートが与えたその手に殺害されたのです。
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