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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

本日最後にお届けするのは「これ以上はない!」というぐらい激しく対立していた「この2人」です。実はこの2人には意外な共通点があるんですよね。しかしその一方でこの2人はその共通点があるが故に激しく反発し合うという事になってしまっていたのです。それは?(全3項目)

3-1.シリウス・ブラックとセブルス・スネイプの関係、その1
この2人がそれはもう激しく憎み合っているという事をハリーたち3人が知ったのは3年生の学期末の事だったんですよね。スネイプは「忍びの地図」を見てルーピン先生を追い「叫びの屋敷」でシリウスと会ったというわけです。

2人の顔に浮かんだ憎しみは甲乙つけ難い激しさでした。ハーマイオニーが「この人たちの言い分を聞いてあげても害はないのではありませんか?」と言ってもスネイプは全く耳を貸さず逆上して喚き立てるばかりだったのです。

スネイプに言わせればシリウスは16才の時に既に人を殺害する能力を露呈したのだそうです。シリウスはかつてスネイプを殺害しようとしたんだそうです。それにはルーピン先生も関わっていた。それは一体どういう事なのか?

ルーピン先生は狼人間でした。今でこそ満月の前に一週間飲みさえすれば自分の部屋でおとなしくしていられて人を噛む衝動を押さえられる魔法薬が発明されました。ところがこの魔法薬は最近発明されたばかりなのだそうです。

この魔法薬が開発されるまではルーピン先生は月に一度の満月の時には完全に成熟した怪物に成り果てた。そしてスネイプはルーピンが月に一度どこに行くのか非常に興味を持った。そこでシリウスがスネイプに教えたのでした。

「暴れ柳」の幹のコブを長い棒で突けばルーピンを追う事ができるとシリウスがスネイプに教えてしまったのです。もしもスネイプが「叫びの屋敷」に辿り着いていたなら完全に人狼に成り切ったルーピンに出くわしていただろう。

しかしハリーのお父さんすなわちジェームズ・ポッターがその話を聞くと即座に自分の身の危険も顧みずスネイプの後を追って引き戻したんだそうです。スネイプなんか死んでも構わない。それほどシリウスはスネイプが憎い。

そしてスネイプもまたあいつなんか吸魂鬼に魂を吸い取られて生きた屍になってしまえばいいんだと思うぐらいシリウスが憎いのです。シリウスもスネイプもそれはそれは半端ないぐらい互いの事が憎いというわけなんですよね。

3-2.シリウス・ブラックとセブルス・スネイプの関係、その2
そんな激しく反目し合う2人だったのですがダンブルドアがその2人の間に立って手を握り合うつまりは握手をしなければならない事態になりました。その理由はついにヴォルデモート卿が復活をしたからというわけなんですよね。

「さてそこでじゃ。ここにいる者の中で二名の者が互いに真の姿で認め合うべき時が来た。シリウス。普通の姿に戻ってくれぬか」

ダンブルドアは学校の病棟でこう言って犬の姿でハリーに付き添っていたシリウスを元の姿に戻させました。ウィーズリーおばさんはベッドから飛び退いてシリウスを指差すと「シリウス・ブラック!」と金切り声で叫びました。

一方スネイプのほうは叫びもせず飛び退きもしませんでしたが怒りと恐怖の入り交じった表情でした。2人とも負けず劣らず嫌悪の表情を浮かべていましたが「こやつ!奴が何でここにいるのだ?」と言うスネイプに対し・・・

ダンブルドアは2人を交互に見ながら「わしが招待したのじゃ」と言いました。わしは2人とも信頼している。そろそろ2人とも昔のいざこざは水に流して互いに信頼し合うべき時だ。ダンブルドアは2人に向かってこう言いました。

でもハリーは「ダンブルドアはほとんど奇跡を願っている」とそう思いました。シリウスとスネイプは互いに「これ以上はない!」というぐらい憎しみの目つきで睨み合っていたからです。するとダンブルドアはこう言いました。

「妥協するとしよう。あからさまな敵意を暫く棚上げにするという事でもよい。握手するのじゃ。君たちは同じ陣営なのじゃから。時間がない。真実を知る数少ない我々が結束して事に当たらねば望みはないのじゃ」

2人は相変わらず互いの不幸を願っているかのように睨み合っていました。がしかしゆっくりと歩み寄って握手をしました。そしてあっという間に手を離してしまいました。ダンブルドアは再び2人の間に立ってこう言いました。

「当座はそれで十分じゃ」

実はシリウスとスネイプの2人には2つの共通点があるんですよね。1つ目はシリウスは無二の親友でハリーのお父さんのジェームズ・ポッターをそしてスネイプのほうは愛するリリーをヴォルデモートに殺害されているのです。

そして2つ目の共通点は?

3-3.シリウス・ブラックとセブルス・スネイプの関係、その3
それはシリウスもスネイプも一途で強固な性格を共に持ち合わせているという点です。好きになったらとことん好きになる。そして好きになったその人のためなら何だってできる。しかしそれが故に2人は激しく憎み合うのです。

シリウスはハリーの事が大好き。だからハリーの事がとことん大好きなんですよね。ハリーの身近にネズミの姿でハリーの両親を裏切ったピーター・ペティグリューがいると知ればアズカバンを脱獄する事さえもできてしまう。

ハリーが額の傷痕に痛みが走ったと手紙をくれれば自分の身の危険も省みず帰って来てしまう。自分は名付け親なのだからとウィーズリーおばさんとハリーを巡って激しい言い争いだってしてしまうほどにハリーが好きなのです。

一方スネイプはリリー・エバンズの事が大好き。だからリリーの事がとことん大好きなんですよね。ジェームズ・ポッターと結婚をしてしまって他人の奥さんになってもハリーを生んでもなおリリーの事を愛していたんですよね。

リリーが息子のハリーと共にご主人様のヴォルデモート卿に殺害されてしまうと知れば敵方のトップのダンブルドアと会って「リリーを助けてくれ!」と訴えるなんて事までできてしまう。それぐらいリリーの事が好きなのです。

リリーのためならご主人様のヴォルデモート卿を裏切って二重スパイにだってなってしまう。そして騎士団員としてリリーの忘れ形見のハリーを守るためにそれはそれは危険な任務をスネイプはして来たというわけなんですよね。

その一方でシリウスもスネイプも互いの事が大嫌い。だからシリウスはスネイプがそしてスネイプはシリウスの事がとことん大嫌いというわけです。2人は一途で強固な性格を共に持ち合わせているので激しく反発し合うのです。

だからシリウスは「こんな奴は死んでしまえばいい!」とばかりに満月の日にスネイプに「叫びの屋敷」への行き方を教えてしまえる。スネイプも「こんな奴は吸魂鬼に魂を吸い取られて生きた屍になればいい」と思えてしまう。

そのぐらいシリウスとスネイプは互いの事が半端なく嫌いというわけなんですよね。

最後に
実は今回このシリーズをやったのは今日取り上げたシリウスとスネイプをやるためと言っても過言ではありません。だから敢えて最後に持って来たというわけです。この2人に共通する性格があったなんてある意味面白いですよね。

言ってみれば磁石のN極とS極同士みたいなもので共通しているが故にこの2人はより激しく反発し合うというわけです。でもやはり2人ともきっと互いに同じ性格を持ち合わせているなんて絶対に認めたくない事なんでしょうね。

しかしこの「あの人とこの人の関係」は組み合わせを色々考えてシリーズ化できそうな気がして来ました。

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