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ハリポタ通の館(やかた)
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セブルス・スネイプ語録集「炎のゴブレット」編(10)(12回シリーズ)
ヴォルデモート卿はついに復活しました。命からがらホグワーツに帰って来たハリーは事の真相を知る事になりました。ホグワーツの校内に死喰い人がいるとヴォルデモートが言っていた。その死喰い人がハリーを代表選手にしてヴォルデモートの蘇りに手を貸したのです。(全3項目)

3-1.ホグワーツに帰って来て
ヴォルデモート卿がついに復活しました。ハリーが三大魔法学校対抗試合の代表選手になったのもバーサ・ジョーキンズが行方不明になったのもバーテミウス・クラウチ氏が殺害されたのも全てはその布石に過ぎなかったのです。

ハリーが代表選手になったのはヴォルデモートが自身の体を再生する時にハリーの血が欲しかったからです。そこで最も忠実な死喰い人をホグワーツに送り込みハリーを代表選手にして優勝できるようにと取り計らったのでした。

優勝杯は「移動キー」でした。優勝杯に触れたハリーとセドリックはヴォルデモートとワームテールの待つリトル・ハングルトンの教会墓地に連れて行かれました。復活に必要のないセドリックは即座に殺害されてしまいました。

ハリー・ポッターが我が手を逃れたのは単なる幸運だったのだ。ヴォルデモートはそれを証明するためにハリーに杖を返して戦いを挑みました。しかしハリーはまたしてもヴォルデモートの手を逃れホグワーツに帰って来ました。

そんなハリーを自分の部屋に連れて来たのはマッド・アイ・ムーディでした。ところが明らかに様子がおかしいのです。別な学校の名前を使って「炎のゴブレット」にハリーの名前を入れた。課題をクリアできるよう誘導をした。

今夜の迷路も本来ならハリーはもっと苦労するはずだった。楽だったのは自分が巡回していて生垣の外側から中を見透かしハリーの行く手の障害物を呪文で取り除いたからだ。この人は一体何を言っているんだ?わけが分らない。

辻褄が合わない。ダンブルドアの友人で有名な闇祓いで多くの死喰い人を捕らえたというこの人がこんな事を言っている。挙句の果てにムーディはヴォルデモートがやり損ねたからハリーをこの場で殺害すると言い出したのです。

目も眩むような赤い閃光が飛んだかと思うとムーディの部屋の扉が吹き飛びました。ムーディは仰け反るように吹き飛ばされて床に投げ出されました。ハリーが振り向くとホグワーツの3人の先生方が戸口に立っていたのでした。

それはダンブルドア校長を先頭にマクゴナガル先生とスネイプの3人だったというわけなんですよね。


3-2.ペテン師の正体は?
ダンブルドアは部屋に入り意識を失ったムーディの体の下に足を入れて蹴り上げ顔がよく見えるようにしました。次にスネイプが入って来て自分の顔が映っている「敵鏡」を覗き込むと鏡の中の顔が部屋の中をジロリと見ました。

今夜一晩でどれだけ辛酸を舐め尽したか分らない。ハリーをすぐさま医務室へと言うマクゴナガル先生にダンブルドアは今夜自分をこのような苦しい目に遭わせたのが一体何者で何故なのか知らねば回復はないと言ったのでした。

「一体どうしてムーディが?」と訊くハリーにダンブルドアは「こやつはアラスター・ムーディではない」と答えました。それどころかダンブルドアはハリーはアラスター・ムーディに会った事さえないとそう言い放ったのです。

ダンブルドアはスネイプに君の持っている「真実薬」で一番強力なのを持って来て欲しい。それから厨房に行ってウィンキーという屋敷妖精を連れて来るようにと言ったのでした。さらにマクゴナガル先生にも頼み事をしました。

ハグリッドの小屋に行くと大きな黒い犬がいる。その犬を校長室に連れて行き自分もまもなく行くからと伝えて欲しいというものでした。奇妙な指示だったのにスネイプもマクゴナガル先生もそんな素振りは見せませんでした。

7つの鍵穴のそれぞれに違う物が入っているトランクの一番下の地下室に本物のマッド・アイ・ムーディが閉じ込められていました。そのペテン師はポリジュース薬を使いムーディに成り済ましていた。そういう事だったのです。

ハリーとダンブルドアの目の前でムーディの姿形が変り始めました。傷痕は消え肌は滑らかになり削がれた鼻はまともになりました。白髪混じりの髪は薄茶色になりました。突然ガタンと大きな音がして木製の義足が落ちました。

その場所に正常な足が生え出て来ました。次の瞬間には「魔法の目」が飛び出して代わりに本物の目が出て来ました。マッド・アイ・ムーディはその姿を少しそばかすのある色白の薄茶色の髪をした男に変えて行ったのでした。

「クラウチ!バーティ・クラウチ!」

廊下を急ぎ足でやって来る足音がしました。スネイプが足下にウィンキーを従えて戻って来ると戸口で立ちすくんでこう言いました。マクゴナガル先生もまた立ちすくんで「何て事でしょう」と2人とも驚愕したというわけです。

死んだと思われていたバーテミウス・クラウチ・ジュニアがホグワーツに潜入していた死喰い人だったんですよね。

3-3.真実薬を使って
こうしてウィンキーも立ち会ってダンブルドアがバーテミウス・クラウチ・ジュニアに真実薬を飲ませてアズカバンをいかにして脱獄したのかからヴォルデモート卿の復活に至るまでの経緯が全て明らかになったというわけです。

ここで特筆すべき点は2つあります。まず第1には金の卵の謎を解くためハリーが監督生用の風呂場に行ったその帰りに「忍びの地図」に「バーテミウス・クラウチ」の名前を見つけてスネイプの研究室に行った際の事の真相です。

どうやらクラウチ・ジュニアがポリジュース薬の材料の毒ツルヘビの皮を盗みにスネイプの研究室に入ったのはあの日が初めてではなかったようです。この日以前にも複数回に渡ってクラウチ・ジュニアは盗みを働いていました。

スネイプに見つかった時には「捜索命令を執行している」と説明したのだそうです。さらにここで注目すべき点はクラウチ・ジュニアが盗んだのが毒ツルヘビの皮のみという所なんですよね。つまり一種類のみという点なのです。

ハリーたち3人は2年生の時にポリジュース薬を密造しました。その時にハーマイオニーがスネイプ個人の保管庫から盗んだのは毒ツルヘビの皮と二角獣の角の粉末の二種類だったのです。一方クラウチ・ジュニアが盗んだのは?

毒ツルヘビの皮の一種類のみでした。つまりスネイプがハリーに盗まれたと言っていたポリジュース薬の材料を実際に盗み出していたのはクラウチ・ジュニアでハリーたちはこちらのほうは一切関わってなかったというわけです。

そして第2にはヴォルデモートは「服従の呪文」でクラウチ氏を操っていた。しかしクィディッチ・ワールドカップの際に息子が「服従の呪文」を破ってハリーの杖で空に「闇の印」を打ち上げた。父のクラウチ氏もそうだった。

自分がヴォルデモートに操られている事をクラウチ氏は時々気づくようになった。そこでクラウチ氏が家を出るのはもはや安全ではなくなったとそう判断したヴォルデモートはクラウチ氏に手紙を書かせて出勤させない事にした。

しかしワームテールは義務を怠りクラウチ氏は逃げ出してホグワーツに来てハリーとビクトール・クラムに遭遇したというわけです。そしてクラウチ・ジュニアはハリーから取り上げた「忍びの地図」で自分の父親を見つけた。

こうしてクラウチ・ジュニアが父のバーテミウス・クラウチ氏を殺害する事に「忍びの地図」が貢献してしまったのでした。そしてハリーが校長室に駆けつけた際にちょうどそこから出て来たスネイプに会ったというわけです。

クラウチ・ジュニアは「忍びの地図」で父クラウチ氏を見つけたというのが本当の事でした。ダンブルドアとハリーにスネイプが現場を教えてくれたとそう言っていたのは実はそれは真っ赤な嘘だったというわけなんですよね。

今日の最後に
クラウチ氏が現れた現場をマッド・アイ・ムーディに教えたのか?ダンブルドアはスネイプにこれを訊いたのか?この疑問についてはここで訊いていなかったというのが明らかになりましたね。でもこれって危ない嘘ですよね?

ダンブルドアがスネイプにこう訊けば即座に嘘だという事が判って「何故ムーディは嘘をついたのか?」と思えば自分に対してダンブルドアは疑念を持ったかもと考えられるからです。その可能性は十二分にあったからでした。

真実薬を飲ませればお前が我輩の研究室に入ったかどうか判るとスネイプはハリーにそう言いました。しかしダンブルドアがクラウチ・ジュニアに真実薬を飲ませてハリーが研究室に入った事をスネイプは知る事になりました。

その事についてスネイプはハリーに何も言いませんでした。後にスネイプが「どう思ったのか?」を知ってみたい気も私はしますね。
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