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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

トム・マールヴォロ・リドルことヴォルデモート卿はサラザール・スリザリンの末裔が生き残っている事を突き止め自分の祖父がかつて住んでいたゴーントの家を訪ねました。一体そこで何が起こったのか?ヴォルデモートは何をしたのか?ヴォルデモートはまたしても・・・(全3項目)

3-1.憂いの篩から出て来て
ダンブルドアはハリーの腕を掴み2人は上昇して「憂いの篩」から出ました。現在に戻って来るとハリーは矢継ぎ早に「これだけですか?どうして暗くなったんですか?何が起こったんですか?」とダンブルドアに訊きました。

ダンブルドアはハリーに椅子に座るよう促しながら「モーフィンがその後の事は何も憶えていないからじゃ」と答えました。翌朝モーフィンが目覚めた時にはたった1人で床に横たわりマールヴォロの指輪が消えていたそうです。

一方リトル・ハングルトンの村ではメイドが悲鳴を上げて通りを駆け回り館の居間に3人の死体が横たわっていると叫んでいた。トム・リドル・シニアにその両親が一夜にして死亡をしてしまうという事件が起きていたのです。

マグルの警察は当惑した。ダンブルドアが知る限りでは今日に至るまでリドル一家の死因は判明していないのだそうです。通常「死の呪い」は人間の体に何の損傷も残さない。唯一の例外が目の前に今いるハリーというわけです。

しかし魔法省はこれが魔法使いによる殺害だとすぐに見破った。さらにリドルの館と反対側の谷向こうにマグル嫌いの前科者つまりモーフィン・ゴーントが住んでいた。その男は3人の内の1人を襲った廉で既に一度投獄していた。

そこで魔法省はモーフィンを訪ねた。取り調べをする必要も「真実薬」も「開心術」を使う必要もなかったんだそうです。即座に自白したからです。殺人者自身しか知る事のできない細部の供述をモーフィンはしたのだそうです。

モーフィンはマグルを殺害した事を自慢し長年に渡ってその機会を待っていたと言ったそうです。モーフィンの差し出した杖がリドル一家の殺害に使われた事はすぐに証明されたんだそうです。モーフィンは無抵抗で投獄された。

父親のマールヴォロの指輪がなくなっていた事だけを気にしていたのだそうです。逮捕した者たちに向かって指輪をなくしたから親父に殺害されると何度も繰り返し言ったそうです。そしてどうやら死ぬまで言い続けたそうです。

そしてどうやら死ぬまでそれ以外の言葉は口にしなかったそうです。モーフィンはマールヴォロの最後の世襲財産をなくした事を嘆きながらアズカバンで人生を終えて牢獄で息絶えた他の哀れな魂と共に監獄の脇に葬られている。

そういう事なんだそうです。

3-2.どうして気づかなかった?
ハリーが思わず姿勢を正して「それじゃヴォルデモートがモーフィンの杖を盗んで使ったのですね?」と言うとダンブルドアは「その通りじゃ」と答えたのでした。それを示す記憶はない。しかしその時一体何が起こったのか?

それについてはかなり確信を持って言えるとダンブルドアは言うのです。ヴォルデモートは伯父に「失神の呪文」をかけて杖を奪うと谷を越えて向こうの大きい屋敷すなわちリドルの館に行った。そこでリドル一家を殺害した。

魔女の母親を捨てたマグルの男とついでに祖父母をも殺害した。自分にふさわしくないリドルの家系の最後の人々を抹殺すると同時に自分を望む事がなかった父親に復讐をした。それから再びゴーントのあばら家に戻って来た。

複雑な魔法で伯父に偽の記憶を植えつけると気を失っているモーフィンのそばに杖を返し伯父が嵌めていた古い指輪を奪ってその場を去った。このようにしてヴォルデモートは伯父のモーフィンに濡れ衣を着せたというわけです。

「モーフィンは自分がやったのではないと一度も気づかなかったのですか?」

こう問うハリーにダンブルドアは「一度も」と答えたのでした。今言ったように自慢げに詳しい自白をしたんだそうです。しかし今見た本当の記憶はずっと持ち続けていた。それは確かにそうなのですがところがだったのでした。

「そうじゃ。しかしその記憶を上手く取り出すには相当な開心術の技を使用せねばならなかったのじゃ」

ダンブルドアはこう言うのです。それに既に犯行を自供しているのにモーフィンの心をそれ以上探りたいなどと思う者がいるのだろうか?しかしダンブルドアはモーフィンが死ぬ何週間か前に面会をする事ができたのだそうです。

ダンブルドアはその頃ヴォルデモートに関してできるだけ多くの過去を見つけ出そうとしていたそうです。この記憶を引き出すのは容易ではなかった。記憶を見た時ダンブルドアはそれを理由にモーフィンの釈放を働きかけた。

けれども魔法省が決定を下す前にモーフィンはアズカバンで死んでしまったんだそうです。しかしハリーはヴォルデモートがモーフィンに濡れ衣を着せたこの件に関しては大きな疑問がありました。それはこれだったんですよね。

「ヴォルデモートはその時未成年だった。魔法省は未成年が魔法を使うと探知できるはずだ!」

3-3.未成年だったのに
その通りだ。未成年の魔法使いが学校の外で使った魔法は探知する事ができる。ところが実行犯が誰なのかは分らない。ハリーが「浮遊術」の事で魔法省に責められたのは憶えているだろうとダンブルドアはそう言ったのでした。

あれは実はドビーだった。あの不当さにハリーは未だに腹を立てずにはいられませんでした。それじゃ未成年でも大人の魔法使いがいる家で魔法を使えば魔法省には分らない?ハリーのこの問いにダンブルドアはこう答えました。

「確かに魔法省は誰が魔法を行使したかを知る事ができぬ。魔法省としては魔法使いの家庭内では親が子供を従わせるのに任せるわけじゃ」

ハリーの大憤慨した顔を見て微笑みつつダンブルドアはこう言いました。ハリーは「そんなのいい加減だ」と噛みつきました。モーフィンにこんな事が起こったというのに!これについてもダンブルドアはハリーと同意見でした。

「わしもそう思う。モーフィンがどのような者であれあのような死に方をしたのは酷じゃった。犯しもせぬ殺人の責めを負うとは。しかしもう時間も遅い。別れる前にもう1つの記憶を見て欲しい」

ダンブルドアはもう一本クリスタルの薬瓶を取り出しました。ハリーはこれこそが収集した中で一番重要な記憶だとダンブルドアが言った事を思い出して押し黙りました。この記憶には思ってもみない展開が待ち受けていました。

それはダンブルドアが・・・

今日の最後に
トム・リドルことヴォルデモート卿はホグワーツ在学中に「秘密の部屋」を開いて中にいた毒蛇の王バジリスクを解き放ち女子学生1人を死亡させました。そしてハグリッドに濡れ衣を着せて退校処分に追いやってしまいました。

そして今回も自分の父親と祖父母を殺害しその罪を伯父のモーフィン・ゴーントに押しつけました。ハグリッドに続いて伯父のモーフィンにも濡れ衣を着せたというわけです。こうして二度に渡って同じ手法を使ったんですよね。

よくもまあ同じ方法を続けて使うものだと私はそう思いますが上手く行くのだから当然というわけなんですよね。

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