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ダンブルドアはアーマンド・ディペット校長には前以てトム・リドルを教師として受け入れぬようにと言っておいた。何故ダンブルドアはそう進言したのか?それはトム・リドルに対して多大なる懸念を抱いていたからというわけなんですよね。それならその抱いていた懸念とは?(全3項目)

3-1.アーマンド・ディペット校長に
先回の記事でもチラリと触れたように当初トム・リドルはディペット校長に近づいて教師としてホグワーツに残りたいとの申し入れをしたが断られた。そこでホグワーツ卒業後は「ボージン・アンド・バークス」に就職をした。

それを聞いてハリーが「ここに残りたい?どうして?」と驚いて訊くとダンブルドアは「理由は幾つかあったじゃろうがヴォルデモートはディペット校長に何1つ打ち明けはせなんだ」と答えました。何も言わなかったのでした。

そこでダンブルドアは考えられる理由として第1に非常に大切な事だがヴォルデモートはどんな人間にも感じていなかった親しみをこの学校には感じていた。リドルが一番幸せでくつろげ最初にして唯一の所がホグワーツだった。

第2にこの城は古代魔法の牙城だ。ヴォルデモートはここを通過していった大多数の生徒たちよりずっと多くの秘密を掴んでいた。まださらに開かれていない神秘や利用されていない魔法の宝庫があると感じていたに違いない。

そして第3には教師になれば若い魔法使いたちに大きな権力と影響力を行使できたはず。おそらく一番親しかったスラグホーン先生からそうした考えを得たのだろう。教師がどんなに影響力のある役目を果たす事ができるのか?

それをスラグホーン先生が示したというわけです。しかしその一方でヴォルデモートは生涯をホグワーツで過ごすなどとは微塵も考えていなかったとダンブルドアは言うのです。人材を集めて自分の軍隊を組織する場所だった。

そこでダンブルドアがした事とは?

3-2.ダンブルドアの懸念
ディペット校長に近づき教師としてホグワーツに残りたいと言っておきながらトム・リドルはその理由を1つとして打ち明けなかった。その事に懸念を抱いたダンブルドアはディペット校長に前以て採用せぬよう進言していた。

そこでディペット校長は18才では若過ぎる。数年後にまた教えたいと願うのなら再応募してはどうかとトム・リドルに告げヴォルデモートを教師にはしなかったんだそうです。実はディペット校長はリドルの事を気に入っていた。

しかしダンブルドアはヴォルデモート卿がこの学校に戻る事。特に権力を持つ職に就く事を望まなかった。それならばヴォルデモートがこの学校で望んでいたのはどの教職だったのか?それは「闇の魔術に対する防衛術」だった。

その当時はガラテア・メリィソートという老教授がほとんど半世紀に渡ってこの科目を教えていたのだそうです。しかしディペット校長に断られてしまったためにヴォルデモートは「ボージン・アンド・バークス」に就職した。

何故魔法省ではなくて「ボージン・アンド・バークス」なのか?トム・リドルを称讃していた教師たちは口を揃えて「あんな優秀な魔法使いが店員とはもったいない」と言った。でもリドルは単なる使用人には留まらなかった。

丁寧な物腰の上にハンサムで賢いトム・リドルことヴォルデモートはまもなくボージン・アンド・バークスのような店にしかない特別な仕事を任されるようになりました。あの店では強い魔力のある珍しい品物を扱っています。

ヴォルデモートはそうした宝物を手放し店で売るよう説得する役目を任され持ち主の所に送り込まれた。そしてヴォルデモートは聞き及ぶ所によるとその仕事に稀有な才能を発揮したのだそうです。そこで今日1つ目の記憶は?

「さてホキーの話を聞く時が来た。この屋敷しもべ妖精が仕えていたのは年老いた大金持ちの魔女で名前をヘプジバ・スミスという」

ダンブルドアが杖で瓶を軽く叩くとコルク栓が飛びました。ダンブルドアは渦巻く記憶を「憂いの篩」に注ぎ込み終えるとハリーに「先にお入り」と言いました。目の前に現れたのはどうやらそのヘプジバ・スミスのようでした。

その老婦人は居間に座っていて相当に太っていました。ごてごてした赤毛の蔓(かずら)を着けピンクのけばけばしいローブを体の周りに波打たせていました。その姿はまるで溶けかかったデコレーション・ケーキのようでした。

そこに現れたのは?

3-3.姿を見せたのは?
ヘプジバ・スミスは宝石で飾られた小さな鏡を覗き込みながら元々真っ赤な頬に巨大なパフで頬紅をはたき込んでいました。その足元でヘプジバ・スミスにスリッパを履かせていたのが屋敷しもべ妖精のホキーだったんですよね。

かの人物は4時に来るのだそうです。それに今まで一度も遅れて来た事がないんだそうです。ヘプジバ・スミスは化粧パフを仕舞い込みました。ホキーは立ち上がりました。ホキーがあからさまなお世辞を言っていると・・・

玄関のベルが鳴るのが聞こえて来てヘプジバ・スミスもホキーも飛び上がりました。ヘプジバ・スミスが「早く早く。あの方がいらしたわ。ホキー!」と叫びホキーが慌てて部屋から出て行くとその人物を迎えに行ったようです。

ヘプジバ・スミスがいるその部屋は色々な物が所狭しと置かれ誰でも最低10回は何かにつまづかないと通れそうにありませんでした。漆細工の小箱が詰まったキャビネットに金文字の型押し本がずらりと並んだ本棚もありました。

他にも玉や天体球儀などの載った棚に真鍮の容器に入った鉢植えの花々などもありまさに魔法骨董店と温室を掛け合わせたような部屋でした。そこにホキーが背の高い若者を案内して戻って来ました。それこそがかの人物でした。

ハリーはそれがヴォルデモートだと何の苦もなく判りました。飾り気のない黒いスーツ姿で学校時代より髪が少し長く頬がこけていました。しかしそうしたものが全て似合っていました。今までよりずっとハンサムに見えました。

ヴォルデモートはこれまで何度も訪れた事がある雰囲気でした。物で溢れている部屋を通り抜けヘプジバ・スミスのぷくっとした小さな手を取ると深々とお辞儀をしてその手に軽く口づけをしました。そしてこう言ったのでした。

「お花をどうぞ」

ヴォルデモートはどこからともなく薔薇の花束を取り出しました。ヘプジバ・スミスは「いけない子ね。そんな事しちゃ駄目よ!」と言いました。しかしハリーは一番近いテーブルに空の花瓶が準備されているのに気づきました。

ダンブルドアは何故この光景をハリーに見せようと思ったのか?

今日の最後に
ダンブルドアはトム・リドルことヴォルデモート卿に対して多大なる懸念を抱いていた。そのためアーマンド・ディペット校長には前以てリドルを教師として受け入れぬようにと言っておいた。その一番にして最大の理由とは?

それは教師になれば若い魔法使いたちに大きな権力と影響力を行使できるからだ。リドルはその事を最も親しかったスラグホーン先生から学んだ。さらにはもう1つの懸念材料がトム・リドルにはあったというわけなんですよね。

それはリドルはホグワーツに教師として長く留まる気持ちが微塵もなかったという事なんですよね。それならば一体リドルは何故ディペット校長に近づき教師としてホグワーツに留まりたいと言ったのか?その理由は何なのか?

その一端を示すのが「何故トム・リドルはボージン・アンド・バークスに就職したのか?」という事なんですよね。
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