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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ドラコ・マルフォイとスネイプは何かを企んでいる。それなのに先生は何もせず学校を留守にしようとしている。そう言ってしまってからハリーは「言い過ぎた!」と思いました。一緒に行く機会を駄目にしてしまったのでは?そんなハリーにダンブルドアは?(全3項目)

3-1.校長室に到着して
校長室に到着をするとハリーはガーゴイルに向かって合言葉を怒鳴り動く螺旋階段を一度に三段ずつ駆け上がりました。そして部屋の扉を軽くノックするのではなくガンガン叩きました。するとダンブルドアの声が聞こえました。

「お入り」

ハリーが部屋に飛び込むとダンブルドアは旅行用の長い黒マントを両腕にかけ窓から校庭を眺めて立っていました。そしてハリーに「君を一緒に連れて行くと約束したのう」と言いました。ダンブルドアにそう言われてハリーは?

ほんの一瞬ハリーは何を言われているのかが分りませんでした。トレローニー先生との会話が他の事を全て頭から追い出してしまっていたからです。ここでハリーは自分が何故校長室に来たのかの理由をようやく思い出しました。

「見つけたのですか?分霊箱を見つけたのですか?」

ハリーがこう訊くとダンブルドアは「そうじゃろうと思う」と答えました。怒りと恨みの心が衝撃と興奮の気持ちと戦いました。暫くの間ハリーは話す事ができませんでした。そんなハリーを見てダンブルドアはこう言いました。

「恐れを感じるのは当然じゃ」

しかしハリーは「恐くありません!」と即座に答えました。これは本当の事でした。恐怖という感情だけは全く感じていませんでした。そしてハリーは「どの分霊箱ですか?どこにあるのですか?」とダンブルドアに訊きました。

するとダンブルドアからは「どの分霊箱かは定かではない」との答えが返って来ました。ただし蛇のナギニは除外できるのだそうです。かつてトム・リドルが年に一度の孤児院の遠足で行って2人を脅した海辺の洞窟だそうです。

「どんな風に護られているのですか?」とハリーが訊くとダンブルドアは「分らぬ。こうではないかと思う事はあるが全く間違うておるかもしれぬ」と答えました。そしてダンブルドアは躊躇をしたその後にこう言ったのでした。

「ハリー。わしは君に一緒に来てもよいと言うた。そして約束は守る。しかし君に警告しないのは大きな間違いじゃろう。今回は極めて危険じゃ」

しかしハリーはダンブルドアがこの言葉を言い終わらない内に「行きます」と答えていました。スネイプへの怒りが沸騰をして「何か命がけの危険な事をしたい!」という願いがこの数分で10倍に膨れ上がっていたからでした。

そんなハリーを見てダンブルドアはこう言いました。

「何があったのじゃ?」

3-2.激高するハリーに
ハリーの通常とは程遠い様子を見て取ってダンブルドアは窓際を離れ眉根に微かに皺を寄せてハリーをさらにしっかりと見つめると「何があったのじゃ?」と訊きました。その問いにハリーは「何にもありません」と答えました。

でもそれはもちろん嘘でした。そこでダンブルドアはさらに「何故気が動転しておるのじゃ?」と訊きました。その問いにハリーは「動転していません」と再び嘘をつきました。そして次の言葉がハリーの怒りに点火したのです。

「ハリー。君はよい閉心術者とは」

ハリーは大声で「スネイプ!」と言いました。そして堰を切ったように話し始めました。一方ダンブルドアは表情を変えませんでした。さらには無言でした。しかしその顔からすっと血の気が失われたとハリーはそう思いました。

「何かありましたとも!スネイプです!あいつがヴォルデモートに予言を教えたんだ。あいつだったんだ。扉の外で聞いていたのはあいつだった。トレローニーが教えてくれた!」

暫くしてダンブルドアが「いつそれを知ったのじゃ?」と訊いて来ました。ハリーは「たった今です!」と答えました。叫びたいのを抑えるのがやっとでした。しかし突然もう我慢ができなくなってハリーはこう叫んだのでした。

「それなのに先生はあいつにここで教えさせた。そしてあいつはヴォルデモートに僕の父と母を追うように言った!」

まるで戦いの最中のようにハリーは息を荒げていました。ハリーは部屋の中を激しく移動しながら拳をさすり周囲の物を殴り倒したい衝動を必死で抑えました。ダンブルドアと一緒に分霊箱を破壊しに行きたかったからでした。

「ハリー。わしの言う事をよく聞きなさい」

ダンブルドアが静かにこう言いました。動き回るのを止めるのも叫びたいのを堪えるのと同じくらい難しい事でした。ハリーは唇を噛んで立ち止まるとダンブルドアの顔を見ました。でも思わず途中で口を挟んでしまいました。

「スネイプ先生はひどい間違」

ダンブルドアがここまで言った所でハリーは「間違いを犯したなんて言わないでください。先生あいつは扉の所で盗聴してたんだ!」と言いました。するとダンブルドアはハリーに「最後まで言わせておくれ」と言ったのでした。

「スネイプ先生はひどい間違いを犯した。トレローニー先生の予言の前半を聞いたあの夜。スネイプ先生はまだヴォルデモート卿の配下だった。当然ご主人様に自分が聞いた事を急いで伝えた」

ダンブルドアはハリーが素っ気なく頷くまで待ちました。そしてこう言いました。スネイプがトレローニー先生の予言を急いで伝えたのはそれがご主人様に深く関わる事だったからだそうです。しかしスネイプは知らなかった。

その後にヴォルデモートがどこの男の子を獲物にするのかも残忍な追求の末に殺害される両親がハリーの父君に母君だとは知らなかった。知る由もなかった。ダンブルドアの説明を聞いてハリーは虚ろな笑い声を上げると・・・

「あいつは僕の父さんもシリウスも同じように憎んでいた!先生気がつかないんですか?スネイプが憎んだ人間は何故か死んでしまう」

こう言うハリーにダンブルドアは「ヴォルデモート卿が予言をどう解釈したのかに気づいた時スネイプ先生がどんなに深い自責の念に駆られたか君には想像もつかないじゃろう。人生最大の後悔だったじゃろう」と言いました。

自分はそう信じている。それ故にスネイプ先生は戻って来た。こう言うダンブルドアにハリーは「でもあいつこそとても優れた閉心術者じゃないんですか?」と言いました。そしてハリーの問いは核心に踏み込んでしまいました。

「それにヴォルデモートは今でもスネイプが自分の味方だと信じているのではないですか?先生スネイプがこっちの味方だと何故確信していらっしゃるのですか?」

3-3.踏み越えてしまった?
ダンブルドアは一瞬沈黙しました。それは何事かに関し意思を固めようとしているかのようでした。暫くしてダンブルドアは口を開きました。しかしその答えはお世辞にも具体的ではなくハリーが満足できるはずなどありません。

「わしは確信しておる。セブルス・スネイプを完全に信用しておる」

ハリーは自分を何とか落ち着かせようと暫く深呼吸をしました。でも無駄でした。ハリーは再び大声で「でも僕は違います!」と言いました。あいつつまりスネイプは今の今もまたドラコ・マルフォイと一緒に何かを企んでいる。

「ハリー。この事はもう話し合ったじゃろう。わしの見解はもう君に話した」

それに対してダンブルドアは再び口調を厳しくしてこう反論をしました。しかしハリーも負けてはいません。先生は今夜スネイプとマルフォイが何かをするかもしれないのにそれを考えようともせずに学校を離れようとしている。

「何をするというのじゃ?具体的に2人が何をすると疑っておるのじゃ?」

残念ながら具体的に説明しろと言われたらハリーは返す言葉がありません。でもドラコ・マルフォイは何かを企んでいてスネイプはそれに対して援助を申し出た。そしてマルフォイはついさっき「必要の部屋」で大喜びしていた。

トレローニー先生が今「必要の部屋」に入ってシェリー酒の瓶を隠そうとしていた。そしたらマルフォイが何かを祝って喜んでいる声を聞いたんです!マルフォイは何か危険な物を修理しようとしていた。それが終ったんです。

それなのに先生は何もせず学校を出て行こうとしている。ハリーが最後にこう言うとダンブルドアは「もうよい」と言いました。その声はとても静かでしたがハリーはすぐに黙りました。ついに見えない線を踏み越えてしまった。

そう思ったからです。何もせずというのはハリーの言い過ぎでした。ダンブルドアは自分が学校を留守にする時には追加的な保護策を施して来たのです。今までもそうだったし今夜も同様な追加策が施されているというわけです。

ハリーは「言い過ぎてダンブルドアと一緒に行く機会を駄目にしたのでは?」と恐れを抱きました。しかしそれは杞憂でした。ダンブルドアは「今夜はわしと一緒に行きたいか?」と訊いてハリーは即座に「はい」と答えました。

こうして2人は一緒に出発する事になりました。

今日の最後に
「それにヴォルデモートは今でもスネイプが自分の味方だと信じているのではないですか?先生スネイプがこっちの味方だと何故確信していらっしゃるのですか?」ハリーがダンブルドアにこの質問をするのは二度目の事でした。

前にしたのは4年生の時でその時ダンブルドアは「スネイプ先生とわしとの問題じゃ」と答えハリーは「これ以上の答えは期待できない」と悟って校長室を後にしたというわけです。ハリーがそれを知るのは約1年後の事でした。

つまり当然第7巻「死の秘宝」で明らかになるというわけです。したがってここでは敢えて言わない事にします。

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