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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

やりました先生!分霊箱を手に入れました!無事ホグズミードに戻って来る事もできてハリーは喜びました。しかしその喜びも束の間でした。何と学校の上空に「闇の印」が上がっているのです。印は学校で一番高い天文台の塔の真上に上がっていました。ところが2人が箒で行ってみると・・・(全3項目)

3-1.ホグズミードに
ダンブルドアの重みを支えながらハリーはこんなにも集中した事はないと思われるほどに真剣に目的地を念じました。ホグズミードだ。目を閉じてダンブルドアの腕をしっかりと握るとハリーは「姿くらまし」をしたのでした。

目を開ける前からハリーは成功したとそう思いました。ダンブルドアとハリーはホグズミード村のハイストリート通りの真ん中に水を滴らせ震えながら立っていました。僅かな街灯と何軒かの2階の明かりの他には真っ暗でした。

「やりました先生!やりました!分霊箱を手に入れました!」

ハリーはこう囁くのがやっとでした。するとそこでダンブルドアがハリーに倒れ掛かって来ました。一瞬ハリーは自分の未熟な「姿現わし」のせいでダンブルドアがバランスを崩したのではと思いましたが顔を見てみると・・・

遠い街灯の明かりで照らされたダンブルドアの顔が前にも増して蒼白く衰弱しているのが見えました。ハリーが「大丈夫ですか?」と訊くとダンブルドアは弱々しい声で「最高とは言えんのう」と言った後にこうも言いました。

「あの薬は健康ドリンクではなかったのう」

そしてダンブルドアは地面に崩れ落ちました。ハリーは戦慄して「先生。大丈夫です。きっとよくなります。心配せずに」と言いました。そして助けを求めようと必死の思いで周りを見回しましたが人影は全くありませんでした。

ダンブルドアを何とかして早く医務室に連れて行かなければならない。そう思ってハリーがマダム・ポンフリーの名前を言うとダンブルドアは必要なのはスネイプ先生だとそう言うのです。しかし今の自分は遠くには歩けない。

それなら先生を1人にしないといけない。ハリーがそう言っていると行動を起こさない内に誰かの走る足音が聞こえて来ました。ハリーは心が躍りました。誰かが見つけてくれた。助けが必要な事に気づいてくれた。来たのは?

マダム・ロスメルタでした。

3-2.学校の上空に「闇の印」
寝室のカーテンを閉めようとしていたらハリーが「姿現わし」するのが見えた。マダム・ロスメルタはこう説明しました。ハリーは自分が学校に行って助けを呼んで来るまで先生を「三本の箒」で休ませて欲しいと頼みました。

するとマダム・ロスメルタは「1人で行くなんてできないわ!分らないの?見なかったの?」と言うのです。しかしハリーはマダム・ロスメルタの言う事を聞いていませんでした。その事に先に気づいたのはダンブルドアでした。

「何があったのじゃ?ロスメルタ何かあったのか?」

ダンブルドアがこう訊くとマダム・ロスメルタは「闇の印よ」と答えました。そしてホグワーツの方角の空を指差しました。その言葉でハリーは背筋が寒くなり振り返って空を見ました。すると何と確かにあの印があったのです。

「いつ現れたのじゃ?」

ダンブルドアはこう訊きながら立ち上がろうとしました。その手がハリーの肩に痛いほど食い込みました。数分前に違いない。猫を外に出した時にはありませんでした。マダム・ロスメルタはダンブルドアにこう答えたのでした。

「すぐに城に戻らねばならぬ」

ダンブルドアはこう言いました。少しよろめきはしたもののしっかり事態を把握していました。輸送手段の箒が必要だ。こう言うダンブルドアにマダム・ロスメルタがバーのカウンターの裏に数本あると怯えながら答えました。

ハリーが「呼び寄せ呪文」で箒を2本取り寄せるとダンブルドアはマダム・ロスメルタに「魔法省への連絡を頼んだぞ」と言いながら自分に近いほうの箒に跨りました。そしてハリーにはこう指示を出して来たというわけです。

「ホグワーツの内部の者はまだ異変に気づいておらぬやもしれぬ。ハリー透明マントを着るのじゃ」

ハリーはマントを被ってから箒に跨りました。マダム・ロスメルタは店に戻って行きました。城を目指して速度を上げながらハリーはダンブルドアが落ちるような事があればすぐさま支えられるようにとダンブルドアを見ました。

しかし「闇の印」はダンブルドアにとって刺激剤のような効果をもたらしたようです。印を見据えてダンブルドアは箒に低く屈み込んでいました。印を見てハリーが思いを馳せたのは自分たちは一体どのくらい留守にしたのか?

何故「闇の印」が上がったのか?ロンにハーマイオニーにジニー。あるいはネビルかルーナか?DAのメンバーの誰かに何かがあったからなんだろうか?そしてもしそうなら廊下をパトロールしろと言い残して来たのは自分なんだ。

するとダンブルドアがまたしても不可解な言葉を唱えるのが聞こえて来ました。校庭に入る境界線を飛び越えた瞬間ハリーは箒が振動するのを感じました。ダンブルドアは自分が城にかけた呪文を解除し入れるようにしたのです。

「闇の印」は城で一番高い天文台の塔の真上で光っていました。2人はそこに降り立ちました。

3-3.到着してみると
ダンブルドアは塔の屋上の防壁を飛び越え箒から降りました。ハリーも直後にそのそばに降り箒から降りました。しかしあたりを見回しても人影もなく城の中に続く螺旋階段の扉は閉っていて争いや死闘の跡も死体もありません。

ハリーは頭上に光る印を見上げながらダンブルドアに「どういう事でしょう?あれは本当の印でしょうか?誰かが本当に?」と問いかけました。するとダンブルドアは微かな声でしかしはっきりとハリーにこう言ったのでした。

「セブルスを起こして来るのじゃ。何があったかを話し。わしの所へ連れて来るのじゃ。他には何もするでないぞ。他の誰にも話をせず透明マントを脱がぬよう。わしはここで待っておる」

「でも」とハリーが反論しようとするとダンブルドアは「わしに従うと誓ったはずじゃ。ハリー行くのじゃ!」と言いました。ハリーは螺旋階段の扉へと急ぎました。ところが扉の内側から誰かが走って来る足音が聞こえました。

ハリーが振り返るとダンブルドアは退却せよと身振りで示していました。そこでハリーは杖を構えながら後退りしました。すると扉が勢いよく開いたかと思うと誰かが飛び出して来て「エクスペリアームス!」と叫んだのです。

ハリーはたちまち体が硬直して動かなくなりました。そしてまるで不安定な銅像のように倒れて塔の防壁に支えられるのを感じました。動く事も口を利く事もできません。武装解除の術で何故こんな状態になってしまったんだ?

その時でした。印の明かりでダンブルドアの杖が弧を描いて防壁の端を越えて飛んで行くのが見えて事態が呑み込めました。ダンブルドアが無言で呪文をかけハリーを動けなくしたのです。自分よりハリーの事を優先したのです。

術をかける一瞬のせいでダンブルドアは自分を護るチャンスを失ってしまったのです。血の気の失せた顔で防壁を背にして立ちながらもダンブルドアには恐怖や苦悩の影すらありません。そして杖を奪った相手を見つめました。

その相手は?

今日の最後に
ホグズミードに無事に到着をしてハリーが「大丈夫ですか?」と訊くとダンブルドアは「最高とは言えんのう」と答えたその後に唇の端をヒクヒクと動かして「あの薬は健康ドリンクではなかったのう」と言っているんですよね。

そしてダンブルドアは地面に崩れ落ちました。これは冗談だったのです。ダンブルドアはハリーに笑って欲しかったというわけです。でもハリーは冗談だと気づかずノーリアクションだったのでダンブルドアは崩れ落ちたのです。

気づいて欲しかったですよね。

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