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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

目の前でダンブルドアが殺害されたというのにどうする事もできなかった。ハリーにとってはまさにこれ以上はない痛恨の極みでした。そんなハリーを立ち上がらせてくれたのはジニーでした。そしてやって来た医務室でもルーピンにマダム・ポンフリーにマクゴナガル先生が!(全3項目)

3-1.医務室にて
医務室に着いて扉を開くとネビルが扉近くのベッドに横になっていました。そしてロンにハーマイニーとそれにルーナとトンクスにルーピンの5人が一番奥にあるベッドを囲んでいました。ハーマイオニーが駆け寄って来ました。

そしてハリーの無事な姿を見て抱き締めたのでした。ルーピンも心配そうな顔で近寄って来て「大丈夫か?」と訊いて来ました。それにハリーは「僕は大丈夫。ビルはどうですか」と言葉を返しましたが誰も答えませんでした。

ひどく切り裂かれて不気味な顔でした。それがビルだったのです。ハリーが「呪文か何かで傷を治せないんですか?」と訊くと「この傷にはどんな呪文も効きません」とマダム・ポンフリーが答えてさらにこうも言ったのでした。

「知っている呪文は全部試してみましたが狼人間の噛み傷には治療法がありません」

だけど満月の時に噛まれたわけじゃない。グレイバックは変身してはいなかった。そう言ってロンが遠慮がちにルーピンを見るとルーピンは「ビルは本物の狼人間にはならないと思うよ」と答えてくれたというわけなんですよね。

しかし全く汚染されないという事ではない。呪いのかかった傷なので完全には治らないだろう。そしてビルはこれから何らかの狼的な特徴を持つ事になるだろう。するとここでロンがダンブルドアの名前を出して来たのでした。

「でもダンブルドアなら何か上手いやり方を知っているかもしれない。ダンブルドアはどこだい?ビルはダンブルドアの命令であの狂った奴らと戦ったんだ。ダンブルドアはビルに借りがある」

だからロンはダンブルドアはビルをこんな状態で放ってはおけないはずだと言うのです。そんなロンにジニーが「ダンブルドアは死んだわ」と告げました。するとハリーが否定してくれる事を望むようにルーピンが見て来ました。

しかしハリーが否定しないと・・・

3-2.ダンブルドアが死んだ事で
ルーピンはビルのベッド脇の椅子にがっくりと座り込み両手で顔を覆いました。ルーピンが取り乱すのをハリーが見るのは初めてでした。見てはいけない個人の傷を見てしまったような気がしてハリーは思わず目を逸らしました。

ハリーは視線を逸らした先をロンに向けました。そして無言で目を見交わす事でジニーの言う通りだと伝えました。するとトンクスが小声で「どんな風にお亡くなりになったの?どうしてそうなったの?」と訊いて来たのでした。

ハリーは事の経緯を説明しました。スネイプが殺害した。自分はその場にいて見た。自分たちは「闇の印」が上がっていたので天文台の塔に戻った。ダンブルドアは病気で弱っていた。階段を駆け上がって来る足音を聞き・・・

ダンブルドアはそれが罠だと判ったんだと思う。ダンブルドアは自分を金縛りにした。自分は何もできなかった。自分は「透明マント」を被っていたんだ。そしたらマルフォイが扉から現れてダンブルドアを「武装解除」した。

次々に「死喰い人」がやって来た。そしてスネイプが「アバダ ケタブラ」をやった。ハリーが説明をしているとハーマイオニーは両手で口を覆いロンは呻きこれまでは決して表情を変えなかったルーナも唇を震わせていました。

ハリーが話し終えるとマダム・ポンフリーが激しく嗚咽を漏らして泣き出しました。ジニーに「黙って聞いて!」と諌められてマダム・ポンフリーは嗚咽を呑み込むと指を口に押し当てて堪えながら目を見開いていたのでした。

暗闇のどこかで不死鳥のフォークスが鳴いていました。ハリーが初めて聞く恐ろしいまでに美しく打ちひしがれた嘆きの歌でした。全員がその場に佇んで歌に聞き入りました。どのくらいの時間が経ったのかを忘れるほどでした。

自分たちの追悼の心を映した歌を聞く事で痛みが少し和らいで行くようでした。何故なのかは分りませんでした。こうして随分と長い時間が経ったような気がしたかと思うと病棟の扉が開いてマクゴナガル先生が入って来ました。

「モリーとアーサーがここへ来ます」

マクゴナガル先生のこの言葉で歌の魔力が破られました。全員が夢から醒めたように動き始めたのでした。

3-3.マクゴナガル先生が来て
ハリー何が起こったのですか?ハグリッドが言うにはあなたがちょうどその事が起こった時ダンブルドア校長と一緒だった。ハグリッドの話ではスネイプ先生が何かに関わって。マクゴナガル先生はハリーにこう言って来ました。

ハリーはマクゴナガル先生にもスネイプがダンブルドアを殺害したと告げました。それを聞いてマクゴナガル先生は一瞬ハリーを見つめた後に体がグラリと揺れました。既に立ち直っていたマダム・ポンフリーが走り出て・・・

どこからともなく椅子を取り出しマクゴナガル先生の体の下に押し込みました。椅子に腰を落としながらマクゴナガル先生は弱々しく「スネイプ」と繰り返したその後スネイプについてこのように言ったというわけなんですよね。

「私たち全員が怪しんでいました。しかしダンブルドアは信じていた。いつも。スネイプが。信じられません」

するとルーピンが似つかわしくない乱暴な声で「スネイプは熟達した閉心術士だ。その事はずっと判っていた」と言いました。次にトンクスが「しかしダンブルドアはスネイプは誓って私たちの味方だと言ったわ」と言いました。

私たちの知らないスネイプの何かをダンブルドアは知っているに違いないって私はいつもそう思っていた。さらにトンクスがこう言うとマクゴナガル先生もまたこう言ったのでした。ダンブルドアには確たる根拠があったのです。

「スネイプを信用するに足る鉄壁の理由があるとダンブルドアは常々そう仄めかしていました」

マクゴナガル先生はスネイプの事についてさらにこうも言いました。もちろんスネイプは過去が過去ですから当然みんなが疑いました。しかしダンブルドアは私にはっきりとスネイプの悔恨は絶対に本物だとおっしゃいました。

スネイプを疑う言葉は一言も聞こうとはなさらなかった!何故ダンブルドアはそこまでスネイプを信用していたのか?トンクスが「ダンブルドアを信用させるのにスネイプが何を話したのか知りたいものだわ」と言うと・・・

ハリーが「僕は知ってる」と言ったのでそこにいた全員が振り返りました。それはスネイプがヴォルデモートに流した情報のお陰でヴォルデモートは僕の父さんと母さんを追い詰めた。スネイプは何をしたのか分っていなかった。

自分がやった事を心から後悔している。2人が死んだ事を申し訳なく思っているとダンブルドアにそう言ったんだ。それを聞いてルーピンは信じられないという声で「それでダンブルドアはそれを信じたのか?」と言ったのでした。

「ダンブルドアはスネイプがジェームズの死をすまなく思っていると言うのを信じた?スネイプはジェームズを憎んでいたのに」

さらにこう言うルーピンにハリーはスネイプは僕の母さんの事も「穢れた血」と呼んでこれっぽっちも価値があるなんて思っていなかった。にも関わらずダンブルドアはスネイプの2人が死んで後悔しているという言葉を信じた。

「全部私の責任です。私が悪いのです」

突然マクゴナガル先生がこう言い出しました。それはフリットウィック先生にスネイプを迎えに行かせたからだとマクゴナガル先生は言うのです。それは危険な事態を知らせなければスネイプが死喰い人に加勢する事もなかった。

しかしそれは他の人たちも同様のようでした。みんな自分たち騎士団のためでスネイプがまさか死喰い人に加勢するために駆けつけて来たとは全く思わなかった。だからドラコ・マルフォイと共に逃げる時もそうだったのです。

2人を通してしまったのです。

今日の最後に
私たち全員が怪しんでいた。しかしダンブルドアは信じていた。私たちの知らないスネイプの何かをダンブルドアは知っているに違いないといつも思っていた。スネイプを信用するに足る鉄壁の理由があると常々仄めかしていた。

もちろんスネイプは過去が過去だから当然みんなが疑った。でもダンブルドアははっきりスネイプの悔恨は本物とおっしゃった。スネイプを疑う言葉は一言も聞こうとはなさらなかった。その理由としてハリーはこう言いました。

スネイプがヴォルデモートに流した情報のお陰でヴォルデモートは僕の両親を追い詰めた。そしてスネイプはダンブルドアに自分は何をしたのか分ってなかった。自分がやった事で2人が死んだ事を後悔し申し訳なく思っている。

そう言ったんだ。これを聞いてルーピンはスネイプはジェームズを憎んでいたのにダンブルドアはそれを信じたのかと驚いたのでした。しかしこれは実は正確な説明ではなかったという事が明らかになるというわけなんですよね。

これもまた第7巻「死の秘宝」でというわけです。

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