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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ドローレス・アンブリッジは半人間を激しく憎むなど露骨な純血主義者なのにも関わらずヴォルデモートの配下の死喰い人には加わりませんでした。何故ヴォルデモートはアンブリッジを自分の配下つまりは死喰い人に加えなかったのか?それは極めて不都合な要因がアンブリッジにあったからでした。(全3項目)

3-1.ドローレス・アンブリッジの変遷、その1
5年生の新学期初日ハーマイオニーが教職員テーブルを指差しあの人は誰だと訊くので見たハリーは愕然としました。何故なら先月魔法省で受けた懲戒尋問で魔法大臣コーネリウス・ファッジの右手にいた魔女だったからです。

その魔女こそが今学期「闇の魔術に対する防衛術」の教師に着任したドローレス・アンブリッジその人でした。何とハリーは最初に受けたそのアンブリッジの授業でいきなり罰則を科されてマクゴナガル先生にこう言われました。

「ドローレス・アンブリッジのクラスで態度が悪いとあなたにとっては寮の減点や罰則だけでは済みませんよ」

「どういうこと?」と訊くハリーにマクゴナガル先生は「常識を働かせなさい」と答えました。あの人は魔法省から来た。つまりはここホグワーツで起こった事を魔法大臣コーネリウス・ファッジに報告しているというわけです。

ファッジは未成年のハリーが学校の外で「守護霊の呪文」を行使してくれたのでハリーを退学にする千載一遇のチャンスがやって来たと喜んでいました。しかしダンブルドアの尽力でハリーは無罪放免の判決を勝ち取ったのです。

そこでハリーを退学にするためにこのアンブリッジが派遣されて来たのです。そんなハリーが退学の瀬戸際に立たされたのはハーマイオニーが発起人になりハリーがリーダーになったダンブルドア軍団の活動が露見した時でした。

しかしこの時もダンブルドアが身代わりになって校長職を投げ出してまでハリーを守ってくれました。そしてその学期末に何と驚くべき事にヴォルデモート卿が魔法省に姿を現しファッジを含めた多くの人がそれを目撃しました。

これでようやく「ヴォルデモート卿は復活した」というハリーとダンブルドアの主張が真実である事が証明されたのでした。アンブリッジはホグワーツに於ける全ての役職を剥奪されてしまいホグワーツを去って行ったのでした。

3-2.ドローレス・アンブリッジの変遷、その2
ヴォルデモート卿が復活した事は「日刊予言者新聞」に掲載されて公になり魔法界の全ての人々がそれを知る所となりました。史上最強の闇の魔法使いが復活していたのにも関わらずファッジは何とそれを1年間も放置していた。

魔法界の人々の怒りは凄まじくファッジは魔法大臣を辞任しました。その後任として新たに魔法大臣に就任したのが闇祓い局の局長だったルーファス・スクリムジョールという人でした。これも予言者新聞で報道されたのでした。

そして何とハリーにとってはうれしいのと同時に戸惑いも隠せなかったのですが夏休みに入って僅か二週間でダンブルドアが迎えに来てくれてダーズリー一家と別れプリベット通り4番地を出て「隠れ穴」に行く事になりました。

「確かに能力はある。コーネリウスよりは意思のはっきりした強い個性を持っておる」

「ルーファスは行動派の人間で人生の大半を闇の魔法使いと戦って来たのじゃからヴォルデモート卿を過小評価してはおらぬ」

そこでハリーがダンブルドアに「適任だと思われますか?」と訊いてみるとこんな答えが返って来ました。ところがその新聞記事には大臣就任の数時間後にはダンブルドアとの亀裂の噂が浮上したとそう書かれていたんですよね。

何故そんな噂が立ったのか?ハリーがその理由を知ったのはクリスマス休暇明けの事でした。クリスマスにハリーが滞在していた「隠れ穴」にルーファス・スクリムジョールがやって来て魔法省に協力しろと迫って来たのでした。

ダンブルドアの説明によればファッジは何とか魔法大臣の辞任を免れようとしてハリーとの会談を実現するよう申し入れて来た。しかし応じなかったため大臣辞任という事になった。でも魔法大臣が代わってもそれは生きていた。

そのためスクリムジョールは魔法大臣就任直後にダンブルドアにハリーに会わせるようにと言って来た。けれどもダンブルドアはその要請を断った。この事をもって予言者新聞は「亀裂の噂が浮上した」と報道をしたんですよね。

しかしここでハリーが問題にしたのはスクリムジョールがハリーがホグワーツ卒業後の進路として闇祓いを希望していたという事を口にした事でした。昨年度の進路指導面談でハリーがマクゴナガル先生にそう言っていたのです。

その場にはアンブリッジもいました。スクリムジョールはアンブリッジから聞いたとそう言いました。という事はアンブリッジはまだ魔法省にいるという事なのか?この事でハリーはスクリムジョールに対して怒りを抱きました。

その進路指導面談の際アンブリッジは魔法大臣は絶対ハリーを採用しないからハリーは闇祓いになれないと語気を荒げて言っていました。ところが何と魔法大臣がスクリムジョールになった途端にこの変わりようというわけです。

一体全体何なんでしょうね?

3-3.ドローレス・アンブリッジの変遷、その3
魔法界の人々の気持ちを高揚させるために時々は魔法省に足を運んで欲しい。スクリムジョールにこう頼まれたものの今もアンブリッジを魔法省に残していると知って大いなる不信感と怒りを抱いたハリーはそれを固辞しました。

ところがその年度末にダンブルドアが死にました。すると直後にはクーデターが勃発し魔法省は事実上ヴォルデモートの支配下に収まりました。魔法大臣には「服従の呪文」で操られているパイアス・シックネスが就任しました。

スクリムジョールはハリーの居場所を話せと死喰い人たちに拷問された挙句に殺害されてしまいました。皮肉な事にスクリムジョールに対しては悪感情を抱いていたハリーは死んだ事でスクリムジョールを見直す事になりました。

それなら魔法大臣が事実上ヴォルデモートになり魔法省で勤務をしている魔法大臣は「服従の呪文」で操られている傀儡という事になってアンブリッジは一体どうしているのか?何とそれでもなお魔法省に残っていたんですよね。

アンブリッジは「マグル生まれ登録委員会委員長」という役職に就いて死喰い人で魔法法執行部の部長になったヤックスリーと肩を並べてかつてハリーが懲戒尋問を受けた地下法廷でマグル生まれの人たちを裁いていたのでした。

ハリーにロンとハーマイオニーの3人は必要に迫られて魔法省に潜入しなくてはならなくなりました。アンブリッジがマンダンガス・フレッチャーからヴォルデモートの分霊箱を奪い去ってしまっていたからだったんですよね。

アンブリッジとヤックスリーがいる法廷にハリーが入って行くと猫の守護霊がパトロールをして壇上で裁いている2人を護っていました。アンブリッジの守護霊に違いないとハリーは思いました。その分身は光り輝いていました。

自分が作成に関与したいびつな法律を振りかざし本領を発揮できるこの上ない幸せを反映させていたからです。それはマグル生まれの魔法使いと魔女は窃盗又は暴力により魔法力を得たなどというとんでもない法律だったのです。

今日の最後に
何故ヴォルデモートはドローレス・アンブリッジを自分の配下の死喰い人には加えなかったのか?このようにアンブリッジはコーネリウス・ファッジにルーファス・スクリムジョールとヴォルデモートの3人に仕えたんですよね。

特筆すべき点はアンブリッジはコーネリウス・ファッジとルーファス・スクリムジョールという考え方に相当に開きのある2人の魔法大臣に仕えています。つまりここから見えて来るのはアンブリッジは節操がないという事です。

自分に権限と権力を与えてくれる人なら誰にでも従う。これは裏返して言えば「簡単に裏切る」という事なんですよね。ハリーに対する態度も魔法大臣がファッジからスクリムジョールに代わると全くの正反対になりましたよね。

こういう人なんですよね。(苦笑)

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