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ロンはまね妖怪が変身するほど蜘蛛が苦手でした。そうなったのはフレッドのせいでした。そして4年生の時に三大魔法学校対抗試合の代表選手になってしまったハリーと袂を分かつ事になった時ロンが身を寄せたのはフレッドとジョージの所だったんですよね。(全3項目)

3-1.蜘蛛を苦手にしたのも
ハリーが学校に戻ると死ぬほど危険な目に遭う。ドビーはそう警告をしました。魔法界で定められた法律により屋敷しもべ妖精は仕えているご主人様の秘密を他言してはいけない事になっています。だからドビーは言えなかった。

ルシウス・マルフォイ氏の仕掛けた策略により「秘密の部屋」は50年ぶりに開かれ毒蛇の王バジリスクが活動を再開しました。ところがその事で実はロンが蜘蛛の事を大変苦手にしているという意外な事実が明らかになりました。

人間よりも早くバジリスクの活動再開を察知した城の中の蜘蛛たちは一斉に逃げ出しました。それを見て当時バジリスクの事など全く知らなかったハーマイオニーは「蜘蛛があんな風に行動するのを見た事ある?」と訊きました。

ハリーはないと答えた後にロンの意見を聞こうとしました。ところがロンは遥か彼方に立っていて逃げ出したいのを必死で堪えているようでした。ここでハリーとハーマイオニーは初めてこの事を知ったというわけなんですよね。

「どうしたんだい?」とハリーが訊くとロンは声を引きつらせ言葉を途切れがちにしながら自分は蜘蛛が好きじゃないとそう答えました。ハーマイオニーは驚いたようにロンを見ると「まあ知らなかったわ」と言ったのでした。

蜘蛛なんて魔法薬学の授業で何回も使った。ハーマイオニーがそう指摘をするとロンからは死んだ蜘蛛なら構わないんだという答えが返って来ました。蜘蛛のあの動き方が嫌なんだそうです。でも何故蜘蛛が苦手になったのか?

それはロンが3才の時の事だったんだそうです。ロンがフレッドのおもちゃの箒の柄を折ってしまった。その仕返しにフレッドはロンのテディ・ベアをとてつもなく大きい蜘蛛に変えてしまった。考えてみろとロンは言うのです。

熊の縫いぐるみを抱いていたら急に脚がニョキニョキと生えて来て熊が大きな蜘蛛になってしまったら?ロンは最後まで言う事すらできずに身震いをして言葉を途切れさせました。しかしハーマイオニーは笑いを堪えていました。

ロンが蜘蛛を怖がるようになったのはそういう事があったからでした。まね妖怪はロンの前では蜘蛛に変身をします。

3-2.一時期だけ2人と一緒に
ヴォルデモート卿を消し去って生き残り魔法界に平和をもたらしたヒーローとしてハリーは常に注目の的でした。1年生の時には一晩に「150点」もグリフィンドールから減点して批判の矢面に立たされるなんて事もありました。

実際にハリーが減点されたのは「50点」だったのですが有名人だったため批判がハリーに集中する事となりました。そして2年生の時にはギルデロイ・ロックハートが開催した「決闘クラブ」で蛇語を操る事が露見したのでした。

そのためマグル生まれの生徒が襲われる一連の襲撃事件の犯人なのではと注目される事態になってしまいました。さらに3年生の時はアズカバンを脱獄したシリウス・ブラックがハリーの命を狙っていると騒がれたりもしました。

ところが4年生の時もハリーはまたしても全生徒の注目を集める事となってしまいました。ホグワーツで百年以上ぶりに復活開催される事になった三大魔法学校対抗試合のそれも何と驚く事に4人目の代表選手になったのでした。

ロンはハリーの事を嫉妬している。代表選手になった翌朝ハリーはハーマイオニーからそう聞かされました。それがハリーの責任じゃないという事はハリー自身も判っている。しかし注目を浴びるのはいつだってハリーなんだ。

自分はいつでも添え物扱いだ。ロンは一度もそんな事は口にはせず耐えて来た。しかし今度ばかりは我慢の限度を超えたとの事でした。こうしてロンはハリーの元を離れフレッドにジョージと行動を共にする事になったのでした。

それからの数日はハリーにとってホグワーツに入学して以来最低の日々でした。前述のようにヴォルデモート卿を消し去った有名人という事でハリーは批判の矢面に立たされる事もありました。しかしその時はロンが味方でした。

学校中からどんな仕打ちを受けようと耐えられる。けれどもハリーはロンが自分からそうしようと思って歩み寄って来ない限りは自分のほうからロンを説得しようなどとは思いませんでした。でもそれはそれで大変辛い事でした。

四方八方から冷たい視線を1人で浴びせかけられるのはやはり孤独な事でした。そしてハーマイオニーはハリーは有名人なのだから「日刊予言者新聞」に載らないはずがない。シリウスにはハリーが知らせるべきと言ったのです。

シリウスからは「11月22日の午前1時に会いたい」という返事の手紙が届きました。そしてその日はホグズミード行きが許可されました。ハリーが「透明マント」を被ってハーマイオニーと共に「三本の箒」に行ったその時です。

ハリーが隅の空いているテーブルへと近づいているとフレッドにジョージとリー・ジョーダンと座っているロンがいました。ロンの頭を思いっ切り後ろから小突いてやろうという気持ちをハリーは抑えなくてはなりませんでした。

しかしロンはハリーが「第1の課題」で四頭のドラゴンの中で最強で最悪のハンガリー・ホーンテールと対決したのを見てハリーの元に戻って来たのでした。結局ロンがハリーから離れていたのは「23日間」だったんですよね。

3-3.ピッグウィジョンを借りに
こうしてやっとこさハリーとの友情を復活させたロンだったのですが代表選手のハリーはクリスマスに行われるダンスパーティで最初に踊らねばならず必ずパートナーを連れて来いとマクゴナガル先生に命じられてしまいました。

そしてそれはクリスマス休暇も近づいたある日の事です。ロンが談話室で「爆発スナップゲーム」をしているとフレッドとジョージが声をかけて来ました。最後の2枚のカードを置いて全てが爆発しロンの眉毛が焦げた所でした。

「男前になったぞロン。お前のドレスローブにぴったりだ。きっと」

ロンが眉毛の焦げ具合を触って調べているとフレッドとジョージがこう声をかけて来ました。2人はロンとハーマイオニーが座っているテーブルに一緒に座るとロンに「ピッグウィジョンを借りてもいいか?」と訊いて来ました。

ロンは「駄目。今手紙の配達に出てる」と答えた後に「でもどうして?」と訊き返しました。するとフレッドが皮肉交じりに「ジョージがピッグをダンスパーティに誘いたいからさ」と得意の毒舌ジョークで応えて来たのでした。

するとジョージが「俺たちが手紙を出したいからに決まってるだろ。バカチン」と言いました。そこでロンが「2人でそんなに次々と誰に手紙を出しているんだ?」と訊くとフレッドが脅すように杖を振ってこう答えたのでした。

「嘴を突っ込むな。さもないとそれも焦がしてやるぞ」

こう言った後さらにフレッドはダンスパーティの相手は見つけたかと訊いて来ました。ロンがまだだと答えるとフレッドは急がないといいのは全部取られちまうとそう言うのです。そこでロンがフレッドはどうだと訊くと・・・

フレッドは全く照れもせず「アンジェリーナ」と答えました。ロンが面食らって「え?もう申し込んだの?」と訊くとフレッドは「いい質問だ」と言いながらやおら後ろを向いて「おーい!アンジェリーナ!」と呼びかけました。

「なに?」と訊くアンジェリーナにフレッドは「俺とダンスパーティに行くかい?」と言いました。アンジェリーナは品定めをするようにフレッドを見ると「いいわよ」と答えました。申し込んだのは何と今だったんですよね。

フレッドは「こんなもんだ。かーんたん」とロンとハリーに言うとジョージに「学校のふくろうを使ったほうが良さそうだな」と言って2人は行ってしまったのでした。ロンは眉毛を触るのを辞めてハリーにこう言ったのでした。

「僕たち行動開始すべきだぞ。誰かに申し込もう。フレッドの言う通りだ。残るはトロール2匹じゃ困るぞ」

ハーマイオニーは「トロール2匹」に憤慨していたのでした。

今日の最後に
ピッグウィジョンを借りにロンの所にやって来たフレッドとジョージは「男前になったぞロン。お前のドレスローブにぴったりだ。きっと」と言って来ました。弟と云えどもふくろうを借りるのだからご機嫌を損ねてはいけない。

だからお世辞の1つも言わなきゃならんだろうというわけです。それに対してロンが今は配達に出ているので貸せないと言うと2人はおとなしく「学校のふくろうを使ったほうが良さそうだ」と言い去って行ったというわけです。

弟のロンに対しても実はちゃんと礼儀をわきまえている。大人の対応をしているという事で私は好感が持てるとそう思いますね。(笑)
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