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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

フレッドとジョージが悪戯専門店を開業する事は母親のウィーズリーおばさんやハーマイオニーは反対でしたがロンは最初から賛成をしていました。そしてロンはダイアゴン横丁に開店した2人の店にようやく行く事ができたのですが・・・(全3項目)

3-1.ウィーズリー・ウィザード・ウィーズに
こうしてハリーが三大魔法学校対抗試合の優勝賞金一千ガリオンを開業資金として提供したためフレッドとジョージはダイアゴン横丁に自分たちの店舗ウィーズリー・ウィザード・ウィーズを開店する事ができたというわけです。

2人の店の話題は夏休みに入って二週間後にダンブルドアがハリーを迎えにプリベット通り4番地にやって来て「隠れ穴」に入った直後に母親のウィーズリーおばさんの口から出ました。2人の店はどうやら繁盛しているようです。

真夜中に到着したハリーにおばさんがフレッドとジョージの部屋で寝るようにと言ったのでハリーが「2人はどこに?」と訊くとフレッドとジョージはとっても忙しいのでお店の上のアパートで寝起きをしているとの事でした。

おばさんも2人には商才があるとハリーに言いました。朝ハリーが起こされた時にロンにそう言うとロンに言わせれば「商才がある」だけでは言い足りないとの事でした。ガリオン金貨をざっくざっくと掻き集めているそうです。

しかしロンもまだフレッドとジョージの店に行っていないのだそうです。先学期末にヴォルデモート卿復活の記事が「日刊予言者新聞」に掲載されて公になったためおばさんが用心をしてアーサー氏が一緒でなければ行かない。

そう言っているんだそうです。ところがアーサー氏も魔法大臣が代わった途端に新設された局の局長になり10名の部下を持つ事になったため忙しいとの事でした。でもフレッドとジョージの店は凄いみたいだとロンは言うのです。

しかしどうしてもダイアゴン横丁に行かなくてはならなくなりました。8月1日に学校から手紙が届いて教科書を買いにダイアゴン横丁に行く必要に迫られたからです。こうしてようやくロンは2人の店に行く事ができたのでした。

3-2.ロンが元気な時には
2人の店の前に到着するとロンは道の真ん中で立ち止まり「ウワーッ」と歓声を上げました。ウィーズリー・ウィザード・ウィーズのウィンドウは花火大会のように目を奪い偶然通りがかった人も見てしまうほどド派手でした。

何人かは愕然とした表情でその場に釘付けになっていました。左側のウィンドウには目の眩むような商品の数々が回ったり跳ねたり光ったり弾んだり叫んだりしていました。ハリーは見ているだけで目かチカチカして来ました。

ロンとハリーが先に立ち店に入りました。店内はお客で満員でハリーは商品棚に近づく事もできませんでした。混雑を掻き分けてようやくハリーとロンに追いついたハーマイオニーが「特許・白昼夢呪文」を見てこう言いました。

「あのね。これ本当に素晴らしい魔法だわ!」

すると後ろで「よくぞ言ったハーマイオニー。その言葉に一箱無料進呈だ」と声がしました。そこには燃えるような赤毛と見事に反発し合っている赤紫色のローブを着たフレッドが笑顔を浮かべて2人の前に立っていたのでした。

「ハリー好きな物を何でも持ってけ。いいか?代金無用」

ジョージはハリーにこう言いました。ハリーが「そんな事できないよ!」と言うとフレッドは「ここでは君は金を払わない」ときっぱり言いました。それはハリーが起業資金を出してくれた。その事を忘れないからだそうです。

「全部で3ガリオン9シックル1クヌートだ」

しかしフレッドはロンが両腕に抱え込んだ箱を調べてこう言うと「出せ」と言いました。ロンが「弟だぞ!」と言うと「君がちょろまかしているのは兄の商品だ」とそう言うのです。ただし1クヌートだけは負けてやるそうです。

ロンが「だけど3ガリオン9シックルなんて持ってない!」と言うとフレッドは「それなら全部戻すんだな。棚を間違えずに戻せよ」とそう言うのです。つまりハリーは何でも無料進呈だがロンからはきっちり貰うというわけです。

そしてそれはクリスマス休暇に入ってハリーにロンそれとフレッドにジョージが「隠れ穴」で一緒になった時でした。ハリーとロンがウィーズリーおばさんの手伝いで台所で山積みの芽キャベツの外皮を剥いていた時の事でした。

「ところでロナルドよ。これまで影すらなかった技と言えば。ジニーから聞いたが何事だい?君と若いレディで。名前は情報に間違いがなければ。ラベンダー・ブラウンとか?」

こう言われてロンは顔を微かにピンクに染めましたが芽キャベツに視線を戻した時はまんざらでもなさそうで「関係ないだろ」と答えました。それを聞いてフレッドは「これはスマートな反撃で」と言った後こう言ったのでした。

「そのスマートさをどう解釈すべきか途方に暮れるよ。いや。なに。我々が知りたかったのは。どうしてそんな事が起こったんだ?」

こう訊くフレッドにロンが「どういう意味だ?」と訊き返すとフレッドは「その女性は事故か何かにあったのか?」と訊いて来るではありませんか。ロンが驚いて「えっ?」と言うとフレッドはロンにこう言って来たのでした。

「あー。いかにしてそれほどの脳障害を受けたのか?」

思わずロンは芽キャベツの外皮を剥くために持っていたナイフをフレッドに向かって投げつけ台所に入って来たウィーズリーおばさんに「ナイフを投げつける所なんか二度と見せないでちょうだい!」と叱責されてしまいました。

するとロンは芽キャベツの山のほうに向き直りながら「判ったよ。見つからないようにするさ」と言いました。ロンが落ち込んでいる時はフレッドもジョージも優しいのですがこういう時は思いっ切り突っ込んで来るんですよね。

情け容赦がないというわけです。

3-3.ロン17才の誕生日に
こうしてクリスマス休暇に自宅の「隠れ穴」で会う事になったロンにフレッドとジョージだったのですが本来ならこの次に対面を果たすのは学期の最終日にキングズ・クロス駅のホームでという事になるというわけなんですよね。

ところがフレッドとジョージはロン17才の誕生日つまりは3月1日に学校の病棟でロンの顔を見るという事態になったのでした。ロンにしてみれば大きな節目となる17才の誕生日にとんでもない災難が振りかかって来たんですよね。

ロンはハリーが昨年の暮れにロミルダ・ベインから貰った惚れ薬入りの大鍋チョコレートを食べてしまいました。そこでハリーは解毒剤を作って貰うためにスラグホーンの部屋を訪れました。そこで事は起きてしまったのでした。

気付け薬にと飲んだオーク樽熟成の蜂蜜酒に毒が入っていたのです。ハリーがロンの口にベゾアール石を押し込みロンは一命を取り留めましたが病棟に入院する事となってしまいました。そこにフレッドとジョージが来たのです。

「俺たちの想像したプレゼント贈呈の様子はこうじゃなかったな」

贈り物の大きな包みをロンのベッド脇の整理棚の上に置いて座るとジョージは真顔でこう言いました。実は3月1日はホグズミード行きが許可されていたのですが取り消しになってしまいました。ロンは激怒していたんですよね。

「そうだな。俺たちの想像した場面ではこいつは意識があった」フレッドがこう言うと今度はジョージが「俺たちはホグズミードでこいつをびっくりさせてやろうと待ち構えてた」と言いました。2人も目算が外れていたのです。

フレッドとジョージは「ゾンゴの店」を買収してウィーズリー・ウィザード・ウィーズのホグズミード支店を開こうと考えていたのだそうです。しかしホグズミード行きの許可は取り消され生徒たちは来る事ができませんでした。

フレッドとジョージにしてみればロンにハリーとジニーも来ない。ホグワーツの生徒も来ない。二重に目算が外れてしまったというわけなんですよね。

最後に
今回このようにしてロンにフレッドとジョージの3人が絡む場面を改めて振り返ってみるとロンが元気な時はフレッドとジョージはロンの事をからかって楽しんでいる。その一方で元気のない時にはロンの事を思いやっている。

元気な時はロンはからかうと結構ムキになるので2人はそれが楽しくついついちょっかいを出してしまうというそういう感じなんですよね。でも打ち萎れていたりして元気がないとそれがないのでそっとしておくというわけです。

元気だとからかいたくなる。フレッドとジョージにとってロンはそんな愛しい弟というわけなんですよね。

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