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「あなたって最低の女よ。記事のためなら何にも気にしないのね。誰がどうなろうと」こう言い放ったハーマイオニーに対してリータ・スキーターは反撃に打って出て来たのでした。しかし女同士のこの対決はハーマイオニーのほうに軍配が上がったというわけなんですよね。(全3項目)

3-1.リータ・スキーターの暗躍
ハリーにハーマイオニーを含めたウィーズリー一家一行がクィディッチ・ワールドカップの観戦を終えて「隠れ穴」に帰宅すると「日刊予言者新聞」に「クィディッチ・ワールドカップでの恐怖」と題する記事が載っていました。

その記事には魔法省の役人が怪我人はいなかったと主張しそれ以上の情報提供を拒んで人々を失望させたとも書いてありました。実はその役人はアーサー氏の事で怪我人がなかったのも事実で他に伝える事などありませんでした。

そのアーサー氏に深い溜め息をつかせた記事を書いていたのがリータ・スキーターだったのでした。スキーターはさらに「魔法省またまた失態」と題する記事を載せアーサー氏の事を激しく非難して来たというわけなんですよね。

スキーターは三大魔法学校対抗試合の杖調べの儀式が行われた時に姿を現してハリーにインタビューをしました。ところがハリーが話してもいない事を勝手に捏造つまりでっち上げてこれも予言者新聞に載せたというわけです。

そんなスキーターが次に狙いを定めたのはハグリッドでした。ハリーとロンでさえもクリスマス・ダンスパーティの際にボーバトンの校長マダム・マクシームに話しているのを偶然聞いてハグリッドが半巨人だと知ったのです。

ところがスキーターはそれを記事にしたのです。自分たちにさえ隠していたのにハグリッドがスキーターに話すわけがない。スキーターは「透明マント」を被ってマダム・マクシームとの会話を盗み聞きしていたのかもしれない。

そんなハリーたち3人とスキーターは1月半ばにホグズミードの「三本の箒」で出くわしました。そしてハーマイオニーは「あなたって最低の女よ。記事のためなら何にも気にしないのね。誰がどうなろうと」と言ったのでした。

激高してハーマイオニーが「三本の箒」を出るとロンが「あいつきっと次は君を狙うぜ」と心配そうに低い声で言って来ました。そんなロンにハーマイオニーは「やるならやってみろだわ!」とそう言い切ってみせたのでした。

するとやはりという感じでロンの言う通りスキーターは反撃に打って出て来たというわけなんですよね。

3-2.週刊魔女に記事が載って
今度はリータ・スキーターは「週刊魔女」という雑誌にハーマイオニーはビクトール・クラムとハリー・ポッターという2人の有名人に二股をかけ弄んでいるという記事を掲載して来ました。その記事を見てハーマイオニーは?

ハーマイオニーはスキーターはこの程度の記事しか書けないなんて大した事はないと一笑に付してみせたのでした。衰えたものね。馬鹿馬鹿しいの一言だわ。ハーマイオニーはスキーターの記事を全く問題にしなかったんですよね。

ところが痛いしっぺ返しがあったのです。それは「第2の課題」終了直後の事です。朝食の席で郵便配達ふくろうがやって来るとハーマイオニーは熱心に見上げました。それは「日刊予言者新聞」を定期購読するからだそうです。

何もかもスリザリン生から聞かされるのはもううんざりというのがその理由でした。それがどういうわけか次から次とふくろうが舞い降りて来るのです。灰色モリフクロウにメンフクロウが四羽に茶モリフクロウが二羽と・・・

「あんたの事は週刊魔女で読みましたよ。ハリーを騙してるって。あの子はもう十分に辛い思いをして来たのに。大きな封筒が見つかり次第。次のふくろう便で呪いを送りますからね」

届いた内の一通をロンが読んでみたらこんな事が書いてありました。押し寄せて来たのは「週刊魔女」の記事を読んだ人々からの抗議や嫌がらせの手紙でした。その中には腫れ草の膿の薄めていない物を送って来た輩もいました。

そのためハーマイオニーは両手に腫れ物ができてしまい医務室に駆け込まなくてはなりませんでした。ハーマイオニーは次の「薬草学」の授業に出て来ませんでした。その次の「魔法生物飼育学」の授業も間に合いませんでした。

ハーマイオニーが来たのは「魔法生物飼育学」の授業が終盤に差し掛かった頃でした。ハグリッドが心配そうに「手をどうした?」と訊くのでハーマイオニーは今朝嫌がらせの手紙が来た事や腫れ草の膿の一件の事を話しました。

「あぁぁー心配するな。俺もリータ・スキーターが俺のお袋の事を書いた後にな。そんな手紙だの何だの来たもんだ」

ハグリッドは新聞にあの記事が載った後には自分にも同じような手紙だの何だのが届いたと優しくこう言ったのでした。奴らは頭がおかしいんだそうです。また来るようだったらもう開けるな。すぐ暖炉に放り込めとの事でした。

嫌がらせの手紙はそれから一週間に渡って途切れる事なくハーマイオニーに届きました。記事が載ったのが「週刊魔女」つまり週刊誌だったからです。ハグリッドに言われた通りハーマイオニーはそれらをもう開けませんでした。

でも嫌がらせ屋の中には「吼えメール」を送って来る者もいました。グリフィンドールのテーブルで封筒が爆発し大広間中に響き渡る大音声でハーマイオニーを侮辱したので「週刊魔女」を読んでいない人も知る事となりました。

そのためハリーにクラムとハーマイオニーの噂の三角関係の全てを知る事となりました。ハリーはうんざりするほどハーマイオニーは自分のガールフレンドじゃないと言わなくてはなりませんでした。そしてハーマイオニーは?

「何が何でもこの仕返しはさせていただくわ!」

こう誓ったのでした。

3-3.高い代償
私はリータ・スキーターはハーマイオニーを真っ向から敵に回すなんて無謀極まりない事をしたとそう思いますね。相手を知らないにも程度があるというわけです。それがためにスキーターは高い代償を払わされる事になりました。

ハグリッドはハリーたち3人にさえ自分が半巨人だという事を隠していました。ハリーとロンがクリスマス・ダンスパーティでボーバトンの校長マダム・マクシームに話しているのを偶然聞いて初めてその事を知ったのでした。

自分たちにさえも打ち明けていなかったのにスキーターに話すはずがない。それなら一体スキーターはどうやって知ったのか?さらにはハーマイオニーとビクトール・クラムの事をスキーターはどうやって知る事ができたのか?

「週刊魔女」の記事にはクラムがハーマイオニーに「こんな気持ちを他の女の子に感じた事はない」と言ったと書かれていました。これは三校対抗試合の「第2の課題」の際に交わされた会話でロンもハリーも知りませんでした。

それならスキーターは「透明マント」を持っているのか?クリスマス・ダンスパーティでのハグリッドとマダム・マクシームの会話も「第2の課題」の時のハーマイオニーとクラムの会話もマントに隠れて盗み聞きをしていた?

そこでハーマイオニーは「第2の課題」の際にスキーターを見たかとマッド・アイ・ムーディに訊きました。ムーディの魔法の目は「透明マント」をも見透かす。ムーディはこの目でマントに隠れているハリーを見つけたのです。

「第1の課題」の直前にホグズミードに行った時でした。そしてその隣にはハーマイオニーがいました。だから知っていたのです。でもムーディはスキーターを見なかったと答えました。そしてそれは「第3の課題」の時でした。

スキーターは「日刊予言者新聞」に「ハリー・ポッターの危険な奇行」と題する記事を載せました。その記事にはハリーが「占い学」の授業中に額の傷痕が痛んで教室を出て行くのをスキーターが目撃したと書かれていたのです。

その時ハーマイオニーは閃きました。リータ・スキーターは未登録の「動物もどき」なんだ。そしてコガネムシに変身して学校の医務室の窓枠の所に止まっていたスキーターをハーマイオニーは捕らえたというわけなんですよね。

翌年スキーターは「ハリーが真実を語る機会を作ってあげたいの!」というハーマイオニーの意向に沿った自分の意に反するハリーのインタビュー記事をタダで書かされ「ザ・クィブラー」に寄稿させられる事になったのでした。

それはハーマイオニーに自分の言う事に従わなければ然るべき所に未登録の「動物もどき」だと通報すると言われたからでした。

今日の最後に
改めて考えてみるとハーマイオニーは昨年度にシリウスとピーター・ペティグリューという未登録の「動物もどき」に直に会っています。しかしスキーターはそれを知らない。ハーマイオニーに軍配が上がるのは当然でしょう。

本題に話を戻すとロンやネビルとは違ってハーマイオニーは「吼えメール」の事をあまり怖がっていないようですね。それはやはりロンとネビルは届けたのが母親とおばあさんの肉親という事で恐怖心がより強かったんでしょう。

それに対してハーマイオニーは赤の他人からだったので恐怖心が弱かった。そういう事なのではと私は思いますね。
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