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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

クリスマス休暇の直前にアーサー・ウィーズリー氏が蛇のナギニに襲われて聖マンゴに入院する事態となりました。ところが学期終盤のふくろう試験の最中にも再び不死鳥の騎士団のメンバーが聖マンゴのお世話になる事となってしまったのでした。一体それは?(全3項目)

3-1.天文学のふくろう試験中に
ハリーがグリモールド・プレイス12番地に入った夜アーサー氏は今ハリーは不死鳥の騎士団の本部にいるのだからダンブルドアもある程度の情報を与える事を認めていると言ってハリーは騎士団の活動内容を聞く事になりました。

その説明の際にルーピンは不死鳥の騎士団は学校を卒業した成人の魔法使いだけで組織されている。したがってフレッドにジョージとさらにはハリーもまたメンバーに加わる事はできない。さらにはこうも言っていたんですよね。

君たちには考えも及ばないような危険が伴う。そしてその事はアーサー氏がヴォルデモートの蛇のナギニに襲われて瀕死の重傷になり聖マンゴ魔法疾患障害病院に入院をした事でまさにその通りだったと証明されてしまいました。

ところがその余波とも言うべき事で学期の終盤にも聖マンゴに入院する騎士団員が出てしまったのです。その事件はハリーたち3人を含めた5年生が真夜中にふくろう試験の「天文学」の実技試験に臨んでいる最中に起きました。

ハリーが目を凝らして暗い校庭を見るとアンブリッジが4人を従えて歩いているのが見えました。こんな真夜中に4人を引き連れてアンブリッジはどこに行く?誰もが抱く疑問です。5人が向かったのはハグリッドの小屋でした。

校庭に「バーン」と大音響がしたかと思うとハグリッドの小屋の扉が勢いよく開いて中から溢れ出る光でハグリッドの姿がはっきりと見えました。5人は一斉にハグリッドに赤い光線を発射させて失神をさせようとしていました。

「お辞めなさい!辞めるんです!何の理由があって攻撃するのです?何もしていないのに。こんな仕打ちを」

こう言うマクゴナガル先生に向かって4本もの「失神光線」が発射されました。一瞬マクゴナガル先生の体が輝き不気味な赤い光を発しました。そして体が撥ね上がりマクゴナガル先生は仰向けに落ちると動かなくなりました。

この後マクゴナガル先生は・・・

3-2.今度はマクゴナガル先生が
「南無三!不意打ちだ!けしからん仕業だ!」試験官のトフティ教授までもがこう叫ぶほどの卑劣極まりない行為でした。目の前でそれを見たハグリッドが怒りに猛り狂うのは当然で天文台塔にもはっきりと聞こえる声で・・・

「卑怯者!とんでもねえ卑怯者め!これでも食らえ。これでもか」

ハグリッドは一番近くで攻撃していた2人を思いっ切り殴りつけました。あっという間に2人は倒れました。気絶したようです。ハグリッドは背中を丸めて前屈みになりました。ついに呪文に倒れたのか?しかし違っていました。

失神呪文に倒れたファングを拾い上げ背中に担いだのです。アンブリッジが「捕まえなさい。捕まえろ!」と叫びましたが闇祓いはもはや1人しか残っていません。その1人もハグリッドの手の届く範囲に近づくを躊躇しています。

むしろ急いで後退りをして気絶した仲間に足を引っ掛けて転ぶ有り様でした。ハグリッドは向きを変え走り出しました。アンブリッジが失神光線で最後の追い打ちをかけましたが外れハグリッドは校門へと走り闇に消えました。

もう若くはないだろうに失神光線を4本も胸に撃たれ可哀想なマクゴナガル先生。こう言うハーマイオニーにアーニー・マクミランもまた「ひどい。実にひどい」と言いながら頭を振っていました。事は本当に深刻だったのです。

ハリーたちが足取りも重くグリフィンドールの談話室に戻るとそこは満員でした。校庭の騒ぎを聞きつけ何人かが目を覚まし急いで友達を起こしたからです。ハリーたちより先に帰ったシェーマスとディーンが説明していました。

「マクゴナガル先生が大丈夫だといいんだけど」涙声でこう言うラベンダーにコリン・クリービーが「みんなが城に運び込んだよ。僕たち寮の窓から見てたんだ。あんまり良くないみたいだった」とその後の経緯を話しました。

するとアリシア・スピネットがきっぱりと「マダム・ポンフリーが治すわ。今まで治せなかった事がないもの」と言ったのでした。それほどまでにマダム・ポンフリーに寄せられる信頼は絶大だったのでした。ところがでした。

談話室が空になったのは明け方の4時近くでした。その日は午後2時から「魔法史」の試験でした。それでふくろう試験は終了でした。ところがハリーは3時間後に起きた時には全く寝たような気がしませんでした。そして・・・

ハリーはまた見てしまいました。シリウスがヴォルデモートに捕らえられて魔法省の神秘部にいる。大広間を出るとハリーは医務室に急ぎました。マクゴナガル先生に会うためです。しかしマクゴナガル先生はいませんでした。

「ここにはいませんよポッター。今朝聖マンゴに移されました。あのお歳で失神光線が4本も胸を直撃でしょう?命があったのが不思議なくらいです」

マダム・ポンフリーが悲しそうにこう言いました。

3-3.元気に(?)退院
そんなマクゴナガル先生だったのですが聖マンゴにはたったの二晩入院しただけでホグワーツに戻って来ました。正面玄関でハリーにドラコ・マルフォイとクラッブにゴイルとスネイプがちょうど顔を合わせている所でした。

スネイプがグリフィンドールから10点引こうとしたものの点を引こうにもグリフィンドールにはもはや点が残っていないと言っている所に「点を増やしましょうか?」と言いながらマクゴナガル先生はその場に姿を現しました。

タータンチェックのボストンバックを片手に持ちもう片方の手で杖にすがってはいました。しかしそれ以外は至極元気そうでした。マクゴナガル先生を見るとスネイプは勢いよく進み出て退院の祝辞をこう述べたというわけです。

「マクゴナガル先生!これはこれは聖マンゴをご退院で!」

マクゴナガル先生は「ええスネイプ先生。すっかり元通りです」と答えると威厳たっぷりにクラッブとゴイルを呼びつけて「これを私の部屋まで持って行ってください」と言ってボストンバックと旅行用マントを押しつけました。

そして「さてそれでは」と言って寮の得点を示す砂時計を見上げると点数を増やし始めました。ハリーにロンとジニーそれにネビルとハーマイオニーにそれぞれ「50点」ずつを与え思い出したようにルーナにも50点を与えました。

点を増やし終わるとマクゴナガル先生はハリーとマルフォイに「こんな素晴らしいお天気の日には外に出るべきだと思いますよ」と元気よく言いました。マクゴナガル先生にそう言われてハリーは城の外に出て行ったのでした。

戻って来た時にすがっていた杖はピーブズに貸し与えました。学期が終わる前日に自分を聖マンゴに入院させたアンブリッジがホグワーツを去って行ったからです。ピーブズはその杖でアンブリッジを殴りながら追いかけました。

でも本当はピーブズではなくマクゴナガル先生自身がそれをしたかったようです。大広間で自分自身でアンブリッジを追いかけて囃し立ててやれないのは残念無念と言っているのがはっきり聞こえたからというわけなんですよね。

今日の最後に
今回改めてマクゴナガル先生が4本の失神光線を撃たれて聖マンゴに移されたという場面を読み返してみたら空恐ろしくなって来ました。どうやらアンブリッジはマクゴナガル先生が死んでも構わないとそう思っていたのでは?

そう感じたからです。マクゴナガル先生とアンブリッジの敵対感情は相当に半端なく強いみたいですね。そして実は魔法省の神秘部での戦いでもトンクスがベラトリックス・レストレンジにやられて聖マンゴに入院したそうです。

つまりこの1年間にアーサー氏にマクゴナガル先生とトンクスと不死鳥の騎士団のメンバーは3人が聖マンゴに入院をしました。大変な年でした。

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