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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーがクィディッチのグリフィンドール・チームのシーカーに抜擢されるきっかけを作ったのはドラコ・マルフォイでした。でもとにかくもう悔しくて悔しくて自分のせいでそうなったとは両親には言いたくない!そこでドラコは何と説明したのかというと・・・(全3項目)

3-1.初めての煙突飛行粉で
ハリーはホグワーツに入学してから初めて迎えた夏休みの後半をロン・ウィーズリーの自宅「隠れ穴」に滞在して過ごしました。昨日の記事でも言ったようにハリーは1才3ヵ月の時からマグルのダーズリー夫妻に育てられました。

そのため魔法使いの家で暮らすのは物心がついてからは「隠れ穴」が初めてでした。だから庭に庭小人がいたり鏡がしゃべったり屋根裏お化けがいたりとここで経験する事は全てが初体験ばかりで初めてづくしだったんですよね。

「さーて。お客様からどうぞ!ハリーお先にどうぞ!」

暖炉の前でウィーズリーおばさんが植木鉢を差し出しこう言うのでハリーは焦って「何すればいいの?」と訊きました。ここでようやくロンが気づいて家族一同に「ハリーは煙突飛行粉を使った事がないんだ」と言ったのでした。

するとアーサー氏が「一度も?じゃ去年はどうやってダイアゴン横丁まで学用品を買いに行ったのかね?」と訊いて来ました。昨年度ハリーはハグリッドが迎えにやって来てロンドンまでは地下鉄に乗って移動したんですよね。

地下鉄に乗りました。ハリーがこう答えるとマグル好きのアーサー氏は身を乗り出してエスカレーターの事を訊いて来ました。話があらぬ方向に行きそうになったのでおばさんがそれを遮りアーサー氏とハリーにこう言いました。

「アーサーその話は後にして。ハリー煙突飛行ってそれよりずっと速いのよ。だけど一度も使った事がないとはねぇ」

こう言うおばさんにフレッドが「ハリーは大丈夫だよ」と請合いました。まず自分たちがやって見せればいいというわけです。しかしハリーが迷子になっては困るとばかりにおばさんはハリーに色々と注意をしてくれたのでした。

はっきり発音しないと駄目とか間違いなく正しい火格子から出るとか魔法使いの暖炉は本当に色々あるからとか目を閉じろとも言いました。最後に1人残されたハリーは何だかんだを必死に頭に叩き込み暖炉の前に進み出ました。

そしてやっぱり迷子になりました。

出て来た所は?

3-2.ボージン・アンド・バークスにて
一体ここはどこなのか?ハリーは石の暖炉の中に立っていました。どうやらそこはお店のようでしたが手前のショーケースを見てみるとクッションに載せられたしなびた手とか血に染まったトランプに義眼が目を剥いていました。

売っている物はどう見ても学校の教科書リストに載りそうもない物ばかりです。一刻も早くここを出たほうがいい。ハリーは素早くこっそりと出口に向かいました。ところがそこにハリーが今一番出会いたくない人物が現れました。

ドラコ・マルフォイです。ハリーは急いで周りを見回すと左のほうに大きな黒いキャビネット棚を見つけて中に飛び込んで身を隠しました。次の瞬間マルフォイが入って来ました。続いて入って来たのはどうやら父親のようです。

「ドラコ一切触るんじゃないぞ」

ドラコは義眼に手を伸ばしていましたが「何かプレゼントを買ってくれるんだと思ったのに」と言いました。すると父親は「競技用の箒を買ってやると言ったんだ」と言葉を返しました。ドラコはすねて不機嫌な顔をしました。

寮の選手に選ばれなければ競技用の箒を買って貰ったって意味がない。ハリー・ポッターなんか去年ニンバス2000を貰ったんだ。グリフィンドールの寮チームでプレイできるようにとダンブルドアから特別許可まで貰った。

あいつそんなに上手くもないのに単に有名だからなんだ。額に馬鹿な傷があるからなんだ。どいつもこいつもハリーがかっこいいって思ってる。額には傷があり手には箒の素敵なポッター。ドラコは父親にこうボヤいていました。

けれどもこれは事実ではありませんでした。昨日の記事で取り上げたようにハリーがグリフィントール・チームの選手に選ばれるきっかけを作ったのは他ならぬドラコ・マルフォイでした。ドラコのほうが先にけしかけたのです。

ハリーを挑発して箒に乗らせ「思い出し玉」を放り投げた。ハリーはその玉を16メートルもダイビングして掴みました。それをマクゴナガル先生が見ていてハリーをグリフィンドール・チームのシーカーに抜擢したんですよね。

「同じ事をもう何十回と聞かされた」

しかしこのホラ話をドラコは夏休み中に何と繰り返し何度も両親に話したんだそうです。自分がそのきっかけを作ったなんて口が裂けても言いたくない。だから話をこうでっち上げて何度も何度も話したというわけなんですよね。

3-3.やぶ蛇だった?
この場ではハーマイオニーの話題も出ました。父親のルシウス氏は実は買い物ではなく自宅にある物を売りに来たのです。何故ならそれは最近魔法省が抜き打ちの立ち入り調査をするようになった事を受けての事だったのでした。

店のボージン氏とルシウス氏が売り渡す物の検討に入った直後ドラコがクッションに置かれたしなびた手を指差し「あれを買ってくれる?」と言いました。ボージン氏はリストを放り出しドラコに駆け寄るとこう言ったのでした。

「あぁ輝きの手でございますね!蝋燭を差し込んでいただきますと手を持っている者だけにしか見えない灯りが点ります。泥棒・強盗には最高の味方でございまして。お坊ちゃまはお目が高くていらっしゃる!」

するとルシウス氏は「私の息子は泥棒・強盗よりはましなものになって欲しいが」と冷たく言いました。ボージン氏は慌てて「とんでもない。そんなつもりでは。旦那様」と言いましたがルシウス氏はさらにこう言ったのでした。

「ただしこの息子の成績が上らないようなら行き着く先はせいぜいそんな所かもしれん」

こう言う父親にドラコは「僕の責任じゃない。先生がみんな贔屓をするんだ。あのハーマイオニー・グレンジャーが」と反論しました。でも試験では贔屓はできない。ルシウス氏は息子の主張は単なる言い訳と見抜いたようです。

「私はむしろ魔法の家系でもなんでもない小娘に全科目の試験で負けているお前が恥じ入って然るべきだと思うが」

ルシウス氏にこう言われてドラコは恥と怒りの交じった顔をしていました。どうやら父親のこの言葉には返す言葉がないようでした。ハリーもそんなドラコ・マルフォイの姿を見て大いに溜飲を下げたというわけなんですよね。

ハリーがいたのは「夜の闇横丁」のボージン・アンド・バークスという店でした。幸い運良くハグリッドと出くわす事ができました。そのためにハリーはハグリッドに導かれてウィーズリー一家と合流する事ができたんですよね。

今日の最後に
父子でボージン・アンド・バークスを訪れているこの場面でルシウス氏は息子ドラコに闇の帝王を消したヒーローとして大多数の者が扱っているのだからハリー・ポッターが好きではないような素振りを見せるのは賢明ではない。

こう言っていますが父親のルシウス氏にとっては極めて残念な事に昨日の記事で紹介したように息子ドラコは初めての飛行訓練授業でハリーに恥をかかせてやろうと箒に乗り自分に挑ませるという挑発行為をしてしまっています。

さらにその日の夜には決闘を申し込んでおいて指定した場所に姿を現さずさらには管理人フィルチに告げ口までするという悪辣な策略を仕掛けていますよね。つまりは父親の助言も既にもう手遅れの状態というわけなんですよね。

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