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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ネビルは得意にしている「薬草学」の授業以外では失敗の連続で特に「魔法薬学」では魔法薬を煎じる大鍋を幾つも溶かしてしまう有り様でした。そんなネビルに大きな転機が訪れたのは5年生になってダンブルドア軍団に参加した事でした。そこでネビルは驚くべき成長ぶりを見せて・・・(全3項目)

3-1.急成長したネビル
ネビルは純血の魔法使いなのにハリーと同学年のグリフィンドール生の中で群を抜いて出来が悪く授業ではいつも失敗の連続でした。特に「魔法薬学」での失敗がひどく魔法薬を煎じる大鍋を幾つも溶かしてしまう有り様でした。

マクゴナガル先生も強い憂慮の念を抱いていました。ハリーたちが5年生になりふくろう試験の年を迎えるとマクゴナガル先生はハリーたちに練習に励み勉強をきちんとすれば全員が合格点を取れるとそう言ってみせたのでした。

ネビルが悲しげにちょっと信じられないという声を上げるとマクゴナガル先生はネビルに「ええあなたもです」と言って合格点を取れると言明しました。ネビルの場合は術に問題があるのではなく自信がないだけなんだそうです。

自信を持ちさえすればネビルはもっとちゃんと魔法がかけられるようになる。マクゴナガル先生が言うにはそういう事のようです。そんなネビルに大きな転機が訪れました。それはダンブルドア軍団に参加した事だったのでした。

教師役でリーダーのハリーを除く27人の中で群を抜く成長をしたのがネビルでした。練習中はほとんど口を利かずネビルは一心不乱にハリーが教えた数々の呪文の練習に取り組みました。もうとにかく怪我も事故も何のそのです。

クリスマス休暇明けにアズカバンから10人もの死喰い人が集団脱走したというニュースはネビルに不思議なちょっと驚くほどの変化をもたらしました。他の誰よりも一生懸命練習し上達ぶりがあまりに速くて戸惑うほどでした。

軽い呪いを撥ね返して襲った側を逆襲する「盾の呪文」を教えた時でした。ネビルより早くこの呪文を習得したのはハーマイオニーだけでした。そしてふくろう試験終了後には練習の成果を実戦で試すチャンスが訪れたのでした。

3-2.初めてのチャンスなんだ
シリウスがヴォルデモートに捕まって魔法省の神秘部で拷問を受けている。ハリーはふくろう試験の最終日に行われた「魔法史」の試験中に眠り込んでしまい夢の中でシリウスがヴォルデモートに捕まっている所を見たのでした。

シリウスを助けに行かないといけない。そう訴えるハリーにハーマイオニーは今は夕方の5時で魔法省には大勢の人が働いている。そんな所にお尋ね者のシリウスとヴォルデモートが入れるはずなどないとそう反論したのでした。

だからまずはシリウスがグリモールド・プレイス12番地にいるのかどうか確かめなくてはならない。そこでハーマイオニーは策を講じてアンブリッジを部屋から引き離し暖炉を使ってハリーにシリウスの不在を確かめさせました。

すると何と屋敷しもべ妖精のクリーチャーがシリウスは出かけていないと言うのです。ところがでした。何分にもハリーがアンブリッジの部屋の暖炉を使ったのが二度目だったためあえなくアンブリッジに捕まってしまいました。

全ての出入り口に「隠密探知呪文」をかけておいたのだそうです。ところがアンブリッジがハリーにその行き先を白状させるために「磔の呪文」を使うと言い出したのです。そこでハーマイオニーは一芝居打って出たのでした。

そしてアンブリッジを城の外に連れ出したのでした。ハーマイオニーの思惑通りに事は進みアンブリッジはフィレンツェが「占い学」の教師になった事で殺気立っているケンタウルスに連れ去られて行きました。その後の事です。

杖がなくては私たち何もできないわ。ハーマイオニーは力なくこう言いました。いずれにしろ一体ロンドンにどうやって行くつもりだったの?ハーマイオニーがハリーにこう訊いていると背後から聞き慣れた声がしたのでした。

「うん僕たちもその事を考えてたんだ」

声の主はロンでした。その後からはジニーにネビルにルーナが急いで従いて来ていました。全員がかなりボロボロでした。ジニーの頬には幾筋も長い引っ掻き傷がありネビルの右目の上には紫色のたんこぶが膨れ上がっています。

しかし全員がかなり得意気でした。そしてハリーとハーマイオニーに取り返した杖を渡したのでした。ハリーは杖を受け取りながら「どうやって逃げたんだ?」と驚いて訊きました。するとロンからこんな言葉が返って来ました。

「失神光線を2・3発と武装解除術。ネビルは妨害の呪いの凄い奴を一発かましてくれたぜ」

この場にいるのはハリーにロンとハーマイオニーそれにジニーにネビルにルーナの6人です。そして6人の間で議論になったのは「ロンドンにどうやって行くのか?」という事と「誰が行くのか?」というこの2点だったのでした。

「僕たちDAはみんな一緒だったよ。何もかも例のあの人と戦うためじゃなかったの?今回のは現実に何かできる初めてのチャンスなんだ。それとも全部ただのゲームだったの?」

ネビルにこう言われてハリーは「違うよ。もちろん違うさ」と答えながら苛立ちました。するとネビルは当然のように「それなら僕たちも行かなきゃ。僕たちも手伝いたい」と言ったのでした。ロンもハリーと同じ思いでした。

自分にロンとハーマイオニーの他にDAのメンバーの中から誰かを選ぶとしたならばジニーにルーナとネビルは選ばなかっただろう。ところがハリーがそんな事を考えているとロンドンに行く方法があちらからやって来たんですね。

ハリーたちの人数以上つまり6頭以上のセストラルがやって来ていたのでした。

3-3.壊れた予言球
ハリーが手にしたガラス球。それこそがヴォルデモートが喉から手が出るほど欲しがっていた物でした。ハリーとヴォルデモートに関する予言が封印してあるガラス球だったのです。ハリーたちは倍の敵に囲まれていたのでした。

そこにシリウスはいませんでした。ヴォルデモートが仕掛けた罠にハリーが嵌ってしまったのです。ダンブルドアが抱いていた懸念が現実になってしまいました。ハリーたち6人は必死に頑張りましたがやはり多勢に無勢でした。

最後に残ったのはハリーとネビルの2人だけでした。対する死喰い人は10人でした。死喰い人たちがネビルを捕まえるとベラトリックス・レストレンジがネビルに「磔の呪い」をかけ始めました。もはや自分に選択の余地はない。

ハリーが予言球を差し出すとルシウス・マルフォイ氏がそれを取ろうと集団から飛び出して来ました。その時ずっと上のほうで扉が開き不死鳥の騎士団の面々5人が飛び込んで来ました。ルシウス氏は向きを変え杖を上げました。

シリウスにルーピンそれにマッド・アイ・ムーディとトンクスにキングズリー・シャックルボルトでした。ルシウス氏が呪文を唱える前にトンクスが「失神呪文」を放っていました。ネビルは這いずってハリーのほうに来ました。

他の死喰い人たちも出現した騎士団のメンバーたちに完全に気を取られていました。この後はハリーにネビルと5人の騎士団のメンバーに死喰い人たちが入り乱れて予言球を巡る激しい攻防が繰り広げられる事になったのでした。

ドロホフが杖をネビルに向けて「タラントアレグラ!踊れ!」と叫びました。するとネビルの足がたちまち熱狂的なタップダンスを始めてしまいネビルは体の平衡を崩して再び床に倒れてしまいました。これが問題だったのです。

ハリーはネビルに近づくと「立てるかい?腕を僕の首に回して」と大声で言いました。ネビルは言われた通りにしました。ハリーはネビルを持ち上げましたがネビルの足は相変わらず勝手な方向に跳ね上がり体を支えられません。

呪文がハリーの足下の石段に当たって砕けハリーは一段下に落ちました。ネビルはその場に座り込み予言球を自分のポケットに入れました。ハリーは「頑張るんだ!」と必死で叫びネビルのローブを引っ張りました。この後です。

ハリーはネビルに「足を踏ん張ってみるんだ」と言うと満身の力を込めて引っ張りました。するとネビルのローブが左側の縫い目に沿って破れました。先ほどネビルがポケットに入れた予言球がそのポケットから落ちたのでした。

2人の手が予言球を捕まえる間もなくタップダンスを踊っているネビルの足がそれを蹴りました。予言球は数メートル飛んだかと思うと落ちて砕けました。目の前で起きた事に愕然としてハリーとネビルはそれを見ていました。

気づいているのはハリーとネビルの2人だけでした。周りの喧騒で予言は一言も聞く事ができませんでした。

その直後にダンブルドアが姿を現しハリーとネビルは「助かった」とそう思ったのでした。

今日の最後に
何故ここがネビルの名場面の1つなのか?その理由はダンブルドアの目論見通りヴォルデモートが喉から手が出るほど欲しがっていた予言球をネビルが蹴飛ばして破壊してくれたからです。直後にダンブルドアは姿を現しました。

つまり予言球が壊れるのを待っていたのです。これでヴォルデモートは自分を凋落させる事になった予言の全容を知る事ができなくなり激怒して魔法省に姿を現し魔法大臣コーネリウス・ファッジや多くの人々に目撃されました。

こうしてヴォルデモート卿の復活は「予言者新聞日曜版」に載り公になったというわけなんですよね。

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