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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

仮面を被った集団がマグルのロバーツ一家を宙吊りにするという騒動が勃発してハリーたちは森の中に逃げ込みました。ところがそこでドラコ・マルフォイに出くわしたのです。マルフォイと言い争いをしている内にハリーたちはフレッドにジョージそれにジニーの3人とはぐれてしまい・・・(全3項目)

3-1.小道に戻ると
マルフォイがまた例によって例の如く「穢れた血」と口走ったためロンは「口を慎め!」と叫んでマルフォイのほうに一歩踏み出しました。するとハーマイオニーが「気にしないで」と言ってロンの腕を押さえて止めたのでした。

森の反対側でこれまでよりもずっと大きな爆発音がしました。周りにいた数人が悲鳴を上げました。するとマルフォイはせせら笑い気だるそうに「臆病な連中だねぇ?」と言ったのでした。さらにマルフォイの言葉は続きました。

君の父親がみんなに隠れているように言ったんだろうとか一体何を考えているのやらとかマグルを助け出すつもりなのかねぇとも言いました。そんなマルフォイに対しハリーは熱くなってこう訊き返したというわけなんですよね。

「そっちこそ君の親はどこにいるんだ?あそこに仮面をつけているんじゃないか?」

するとマルフォイは笑ったままハリーのほうに顔を向けました。そして「さあ。そうだとしても僕が君に教えてあげるわけはないだろう?」とハリーに言いました。ハーマイオニーは嫌な奴という目でマルフォイを見つつ・・・

「さあ行きましょうよ。他の人たちを探しましょう」と言いました。そんなハーマイオニーにマルフォイは「その頭でっかちのボサボサ頭をせいぜい低くしているんだな」と嘲ったのでした。ハーマイオニーはまた言いました。

「行きましょうたら」

こう言うとハーマイオニーはハリーとロンを引っ張り小道に戻りました。ロンは激怒して「あいつの父親はきっと仮面団の中にいる。賭けてもいい!」と言いました。そんなロンにハーマイオニーも激しい口調でこう言いました。

「そうね。上手く行けば魔法省が取っ捕まえてくれるわ!」

しかしマルフォイと言い争いをしている内にフレッドにジョージとジニーにはぐれてしまいました。小道は不安げにキャンプ場の騒ぎを振り返る人々でびっしり埋まっているというのに3人の姿はどこにも見当たりませんでした。

ハリーたちと同年代らしき外国の学生のような人たちもいました。ロンに外国語で話しかけて来たのです。ハーマイオニーが言うにはボーバトンの生徒たちだと言うのです。ロンもまた杖を引っ張り出し杖先に灯りを点しました。

ところがだったのです。

3-2.森の奥へ
「フレッドもジョージもそう遠くへは行けないはずだ」ロンはこう言うと目を凝らして小道を見つめました。ハリーも杖を出そうと上着のポケットを探りました。しかしそこに杖はありませんでした。あるのは万眼鏡だけでした。

「あれ嫌だな。そんなはずは。僕杖をなくしちゃったよ!」

ハリーがこう言うとロンが「冗談だろ?」と言いました。ロンとハーマイオニーが杖を高く掲げて光が地面に広がるようにしました。ハリーはそのあたりを隈なく探しましたが杖はどこにも見当たらずロンがこう言ったのでした。

「テントに置き忘れたかも」

一方ハーマイオニーは心配そうに「走ってる時にポケットから落ちたのかもしれないわ」と言いました。ハリーは「ああ。そうかもしれない」と答えました。魔法界にいる時にはハリーはいつでも肌身離さず杖を持っていました。

こんな状況の真っ只中で杖なしでいるのはとても無防備に思えました。ところがここで3人は跳び上がってしまいました。その理由は近くの潅木の茂みから屋敷しもべ妖精のウィンキーが抜け出そうとしてもがいていたからです。

「悪い魔法使いたちがいる!人が高く。空に高く!ウィンキーは退くのです!」

動き方が奇妙キテレツで見るからに動きにくそうです。見えない誰かが後ろから引き止めているようでした。前のめりになって懸命に走り続けようとしながらウィンキーはこう言いました。それを見てのロンの感想はこうでした。

「一体どうなってるの?どうしてまともに走れないんだろ?」

この問いにハリーは「きっと隠れてもいいっていう許可を取ってないんだよ」と答えました。ウィンキーは自分を引き止めている力に抵抗しながら息を切らして小道の向こう側の木立へと消えて行きました。許可を取っていない。

ハリーはドビーの事を思い出していたのです。マルフォイ一家が気に入らないかもしれない事をする時にはドビーはいつも自分を嫌というほど殴っていたからです。するとハーマイオニーが憤慨してこんな事を言い始めました。

「ねえ屋敷妖精ってとっても不当な扱いを受けてるわ!奴隷だわ。そうなのよ!」

あのクラウチさんという人はウィンキーを競技場のてっぺんに行かせた。ウィンキーはとっても怖がっていた。その上ウィンキーに魔法をかけてあの連中がテントを踏みつけても逃げられないようにした。何故誰も抗議しない?

しかしロンは妖精たちはそれで満足をしているとそう言うのです。競技場で「しもべ妖精は楽しんではいけないのでございます」と言っていた。そうやって振り回されるのが好きなんだ。するとハーマイオニーはこう言いました。

「ロンあなたのような人がいるから。腐敗した不当な制度を支える人たちがいるから。単に面倒だからという理由で。何にも」

しかし森のはずれからまたしても大きな爆音が響いて来たのでロンは「とにかく先に行こう。ね?」と言って3人はまた歩き出しました。その時ロンが気遣わしげにハーマイオニーを見たのをハリーは見逃さなかったからです。

マルフォイが言った事も真実をついているかもしれない。ハーマイオニーが他の誰より本当に危険なのかもしれない。杖がポケットにない事を知りながらハリーはまだそこを探っていました。3人はさらに森の奥へと進みました。

暗い小道をフレッドにジョージとジニーを探しながら進んで行くと小鬼の一団を追い越しました。金貨の袋を前に高笑いをしています。キャンプ場のトラブルなどどこ吹く風だという感じでした。試合の賭けで勝ったのだろう。

そう思いつつさらに進んで行くと・・・

3-3.森の奥深くに入り込んで
ハリーたちは銀色の光を浴びた一角に入り込みました。木立の間から覗くと開けた場所に3人のヴィーラが立っていて若い魔法使いたちが取り巻いて声を張り上げ「1年にガリオン金貨百袋稼ぐ」などと大口を叩いていました。

俺はまもなく今までで最年少の魔法大臣になると豪語している人もいました。それがスタン・シャンパイクという「夜の騎士(ナイト)バス」の車掌だったためハリーは思わず吹き出してしまいロンにそれを教えようとしました。

ところがロンの顔は奇妙に緩んでいました。そして次の瞬間「僕は木星まで行ける箒を発明したんだ。言ったっけ?」と叫び出しました。ハーマイオニーはまたかという感じで「まったく!」と言うとロンの腕を掴んだのでした。

そしてハリーと2人でロンの腕をしっかり掴み回れ右させてとっとと歩かせました。3人は森の奥深くに入り込んでいました。周囲は静かでその場にいるのはハリーたち3人だけのようです。ハリーはあたりを見回しながら・・・

「僕たちここで待てばいいと思うよ。ほら何キロも先から人の来る気配も聞こえるし」

ハリーはロンとハーマイオニーにこう言いました。ハリーがそう言っていると突然目の前にルード・バグマン氏が現れました。貴賓席で顔を合わせていた時とは全く違う表情で足取りには弾みがなく真っ青で緊張をしていました。

こんな所でポツンと一体何をしているんだと訊いて来るのでハリーたちは驚いて互いに顔を見合わせました。そこでロンが暴動のようなものが起こっているんです。キャンプ場で誰かがマグルの一家を捕まえたと説明をしました。

するとバグマン氏は「何て奴らだ!」と大声で罵るとポンという音と共に「姿くらまし」して消えたのでした。そんなバグマン氏を見てハーマイオニーは「ちょっとズレてるわね。バグマンさんて。ね?」とそう言ったのでした。

でもロンが言うにはバグマン氏は凄いビーターだったんだそうです。あの人がいた時にウイムボーン・ワスプスというチームが連続3回もリーグ優勝したのだそうです。周りが静かな事もありロンはクラム人形を持ち出しました。

ハリーはキャンプ場からの物音に耳を澄ましました。ここからは何も聞こえませんでした。暴動が終わったのかと思わせるほどです。そこで3人は「キャンプ場の暴動は一体どうなったんだろう?」と話し合いを始めたのでした。

アーサー氏がルシウス・マルフォイ氏を捕まえたらどうなるかな?アーサー氏はいつもルシウス氏の尻尾を掴みたいとそう言っていた。するとロンがそうなればドラコのあの嫌味な薄笑いも吹き飛ぶだろうなと言ったのでした。

ハーマイオニーはあのマグルの一家の事を心配していました。下ろしてあげられなかったらどうなるのかしら?するとロンが「下ろしてあげるさ。きっと方法を見つけるよ」と答えました。でもよりによって今夜あんな事をした。

魔法省が総動員されている時にあんな事をするなんて狂っている。ただじゃ済まないじゃない?飲み過ぎたのかしら?

そんな事を言っていると・・・

今日の最後に
翌年の夏休みハリーはダドリーと共に吸魂鬼に襲われた時に「守護霊の呪文」を使う事を余儀なくされました。その理由は当然そうしなければ吸魂鬼に魂を吸い取られて生きた屍になってしまう。他に手段がなかったからでした。

その際に持ち出されたのが国際機密保持法の第7条でした。何でも「未成年魔法使いの妥当な制限に関する法令」で例外的状況つまり自身とマグルの生命を脅かされる時にはマグルの面前で魔法を使う事が可能と定められている。

ハーマイオニーは杖先に灯りを点しロンもしました。当然ロンは「ハーマイオニーがしているんだからいいんだろ?」と思ったからこそ杖先に灯りを点したんでしょうね。でもこれは生命を脅かされるという状況ではありません。

しかしおそらくはそうでなくても緊急時には魔法を使ってもいいと定められているんでしょうね。何せハーマイオニーは本の虫なので「あの法律にこう規定されている」と知っていた。だから杖先に灯りを点したんでしょうね。

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