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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

「闇の印」の真下で発見されしかも杖を持っていたという事でまずはウィンキーの言い分を聞いてみる事にしました。しかしウィンキーはあくまでも杖は使っていないし「闇の印」の創出方法を知らないと言い張るのです。するとクラウチ氏がウィンキーを罰すると言い出して・・・(全3項目)

3-1.ウィンキーが持っていた杖
「あなたにご異議がなければ屋敷しもべ自身の言い分を訊いてみたいんだが」クラウチ氏はエイモス氏のこの言葉が聞こえたという反応を全く示しませんでした。それをエイモス氏はクラウチ氏が了解したと解釈したようでした。

エイモス氏は杖を上げウィンキーに向けて「リナベイト!蘇生せよ!」と唱えました。するとウィンキーはゆっくりと頼りなげに意識を回復し身を起こしました。そして空に打ち上がった「闇の印」を見ると挙動が一変しました。

ウィンキーはハッと息を呑み狂ったようにあたりを見回しました。そして空き地に詰めかけた大勢の魔法使いを見て今度は怯えたように突然啜り泣きを始めました。そんなウィンキーにエイモス氏が厳しい口調でこう言いました。

「しもべ!私が誰だか知っているか?魔法生物規制管理部の者だ!」

ウィンキーは座ったまま体を前後に揺すり始めると激しい息遣いになりました。それを見てハリーはドビーが命令に従わなかった時の怯えた様子を嫌でも思い出す事になりました。エイモス氏は「闇の印」の事を訊き始めました。

見ての通り今しがた「闇の印」が打ち上げられた。そしてお前はその直後に印の真下で発見されたのだ!申し開きがあるか!するとウィンキーは自分は「闇の印」を打ち上げてはいない。そのやり方を知らないと答えたのでした。

お前が見つかった時。杖を手に持っていた。エイモス氏はウィンキーの目の前で杖を振り回しながらこう吼えました。ところがその時の事でした。浮かぶ髑髏の緑色の光が杖に当たった時にハリーははっと気がついたのでした。

「あれっ。それ僕のだ!」

ハリーのこの一言でその場にいた全ての人々が一斉にハリーを見ました。エイモス氏は自分の耳を疑うかのように「何と言った?」と訊いて来ました。その問いにハリーは「それ僕の杖です!落としたんです!」と答えました。

エイモス氏は信じられないという口調で「落としたんです?」とハリーの言葉を繰り返しました。しかしその後にエイモス氏が言ったその発言でアーサー氏が激高する事になってしまいました。それはこの発言だったんですよね。

「自白しているのか?闇の印を創り出した後で投げ捨てたとでも?」

これを聞いてアーサー氏は語気を荒げて「いやしくもハリー・ポッターが闇の印を創り出す事が有り得るか?」と言いました。言われたエイモス氏は思わず口ごもってその通りだ。済まなかった。どうかしてたと謝ったのでした。

3-2.真犯人は?
エイモス氏のとんでもない勘違いが収まった所でハリーは印が打ち上った木立を親指を反らして指差しながら杖を落としたのはあそこではなく森に入った直後になくなっている事に気づいたとエイモス氏にそう説明をしました。

それを聞いてエイモス氏は目を厳しくしてウィンキーに向けると「お前がこの杖を見つけたのか?そして杖を拾いちょっと遊んでみようとそう思ったのか?」と訊きました。しかしウィンキーは同じ答えを繰り返したのでした。

自分は杖で魔法を行使していないしそもそも「闇の印」の出し方など知らない。すると今度はハーマイオニーが魔法省の役人の前で緊張をしながらも印を打ち上げたのはウィンキーじゃないと言い始めたのでした。その理由は?

ウィンキーの声は甲高くて小さい。それに対して「闇の印」が打ち上がる時に私たちが聞いた声は太かった。ハーマイオニーはハリーとロンに同意を求めるように「ウィンキーの声とは全然違ってたわよね?」と訊いたのでした。

この問いにハリーは「ああ。しもべ妖精の声とははっきり違ってた」と言って頷きロンは「うん。あれはヒトの声だった」と同意したのでした。するとエイモス氏は杖が最後にどんな術を使ったのかが簡単に判ると言うのです。

エイモス氏が訊くとウィンキーはその方法を知らず激しく首を横に振りました。エイモス氏は自分の杖とハリーの杖先を突き合わせ「プライオア・インカンタート!直前呪文!」と吼えました。するとあの髑髏が飛び出しました。

エイモス氏が今度は「デリトリウス!消えよ!」と叫ぶと髑髏は消えました。これで「闇の印」を打ち上げたのはハリーの杖だったという事がはっきりしました。エイモス氏は「さて」と言うと情け容赦ない目で見下ろしました。

しかしウィンキーの答えは変わりません。あくまでも杖は使っていないし使い方を知らないとそう主張するのです。でもそんなウィンキーにエイモス氏はお前は現行犯なのだ。凶器の杖を手にしたままで捕まったとそう言うのです。

するとここでアーサー氏が口を挟んで来ました。考えてもみたまえ。あの呪文が使える魔法使いは僅か一握りだ。ウィンキーがどこでそれを習ったというのか?今度はクラウチ氏が一言一言に冷たい怒りを込めてこう言いました。

「おそらくエイモスが言いたいのは私が召使いたちに常日頃から闇の印の創り出し方を教えていたとでも?」

ひどく気まずい沈黙が流れました。エイモス氏は顔を蒼白にして再び口ごもる事になりました。君はこの空き地にいる全員の中で最も「闇の印」を創り出しそうにない2人に嫌疑をかけようとしているとクラウチ氏は言いました。

それが自分とハリー・ポッターというわけです。その上闇の魔術もそれを行う者も私がどんなに侮蔑し嫌悪して来たか。長いキャリアの中で私の残して来た証を君はまさか忘れたわけではあるまい。クラウチ氏は怒っていました。

それも半端ないほどの怒りです。ウィンキーを咎める事は自分を咎める事とクラウチ氏は言うのです。他にどこでウィンキーが「闇の印」の創出法を身につけるというのだ?するとアーサー氏がエイモス氏に助け舟を出しました。

どこでも修得できただろう。こう言うエイモス氏に同意するようにアーサー氏は「どこででも拾得できただろう?」とウィンキーに訊きました。でも残念ながらこれは空振りに終わりました。そこで質問を変えてみたのでした。

「正確に言うとどこでハリーの杖を見つけたのかね?」

するとウィンキーはあの印が打ち上がった木立の中だと答えました。それを聞いてアーサー氏はエイモス氏にこう言いました。つまり「闇の印」を創り出したのが誰であれ直後にハリーの杖を残して「姿くらまし」をしたんだ。

後で足がつかないように狡猾にも自分の杖を使わなかった。ウィンキーは運の悪い事に直後にたまたま杖を見つけて拾った。しかしもしそうだという事になるとウィンキーは真犯人のそばにいたはずだとエイモス氏は言うのです。

そこでエイモス氏が「誰か見たか?」と訊くとウィンキーはさらに激しく震え出しました。そして視線をエイモス氏さらにバグマン氏からクラウチ氏に走らせました。そして自分は誰も見てはいないとそう答えたというわけです。

結局は犯人は分らずじまいというわけです。

3-3.洋服に値する
するとここでクラウチ氏はエイモス氏に無表情に「通常なら君はウィンキーを役所に連行して尋問したいだろう。しかしながらこの件は私に処理を任せて欲しい」と言いました。エイモス氏はこの提案が気に入らないようでした。

でもクラウチ氏が魔法省の実力者なので断るわけにはいかないようでした。ハリーにははっきりと判りました。クラウチ氏は「心配ご無用。必ず罰する」と冷たく言葉を付け加えました。ウィンキーはこの時に察したようでした。

ウィンキーはクラウチ氏を見上げ目に涙を一杯浮かべて言葉を詰まらせました。一方クラウチ氏はウィンキーをじっと見返しました。皺の1本1本がより深く刻まれどことはなしに顔つきが険しくなり何の哀れみもない目つきです。

「ウィンキーは今夜私が到底有り得ないと思っていた行動を取った。私はしもべにテントにいるようにと言いつけた。トラブルの処理に出かける間その場にいるように申し渡した。ところがこやつは私に従わなかった」

この後クラウチ氏の口からウィンキーの恐れていた言葉が飛び出しました。その言葉は「それは洋服に値する」です。屋敷しもべ妖精を自由の身にする唯一の方法はちゃんとした洋服をくれてやる事だとハリーは知っていました。

「お辞めください!どうぞご主人様!洋服だけは洋服だけはお辞めください!」

ウィンキーはクラウチ氏の足下に身を投げ出してこう叫びました。クラウチ氏の足下で泣きながらキッチン・タオルにしがみついているウィンキーは見るからに哀れでした。それを見てハーマイオニーが口を挟んで来たのでした。

「でもウィンキーは怖がっていたわ!あなたのしもべ妖精は高所恐怖症だわ。仮面をつけた魔法使いたちが誰かを空中高く浮かせていたのよ!ウィンキーがそんな魔法使いたちの通り道から逃れたいって思うのは当然だわ!」

しかしクラウチ氏はハーマイオニーの言う事を一考だにする気配すら感じられません。磨き立てられた靴を汚す腐った汚物を見るような目つきでウィンキーを観察していましたが一歩退いてウィンキーが触れないようにしました。

「私の命令に逆らうしもべに用はない。主人や主人の名誉への忠誠を忘れるようなしもべに用はない」

クラウチ氏は追い打ちをかけるようにこう言いウィンキーの激しい泣き声があたり一面に響き渡りました。ひどく居心地の悪い沈黙が流れました。そんな沈黙を静かな口調でこのように言って破ったのは何とアーサー氏でした。

「さて差し支えなければ私はみんなを連れてテントに戻るとしよう。エイモスその杖は語るべき事を語り尽した。よかったらハリーに返してもらえまいか」

ハリーはエイモス氏から杖を受け取りポケットに収めました。ハーマイオニーはその場を動きたくない様子でした。でもアーサー氏が少し急かすように名前を呼ぶと振り向いてハリーとロンの後に続いて空き地を離れたのでした。

こうしてようやくアーサー氏にハリーとロンそれにハーマイオニーは空き地を出たというわけなんですよね。

今日の最後に
「闇の印」を出したのは一体誰なのか?この場でそれを知っていたのはクラウチ氏とウィンキーだけでした。それは誰あろう世間ではアズカバンで獄死したとそう思われているクラウチ・ジュニアだったというわけなんですよね。

ポリジュース薬で母親のクラウチ夫人と入れ替わり息子を助け出したのです。おそらくはクラウチ夫人が自分とあなたの間に生まれた息子なのだから死喰い人であるはずがない。そう言ってクラウチ氏を説得したんでしょうね。

しかしその息子が「闇の印」を打ち上げた。これでクラウチ氏は「実は自分の息子は死喰い人だった」という事実を目の前に突きつけられる事になってしまったのです。ハリーたちはその理由をテントで聞く事になるんですよね。

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