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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

入口の門番を務める肖像画の「太った婦人(レディ)」がシリウス・ブラックに襲われてグリフィンドール生たちは寮から締め出される事になってしまいました。そのため再び大広間に引き返す事を余儀なくされました。他の寮生たちもまた大広間で一夜を明かす事になったのですが・・・(全3項目)

3-1.再び大広間に
ハロウィン・パーティが終了して大広間を出たハリーたち3人は他のグリフィンドール生の後ろに従いて寮へと戻って行きましたが「太った婦人(レディ)」の肖像画に繋がる廊下まで来ると生徒がすし詰め状態になっていました。

ロンが怪訝そうに「何でみんな入らないんだろう?」と言いました。どうやら肖像画が閉ったままのようなのです。パーシーが通してくれと言いながら人波を掻き分け歩いて来ました。すると流れるようにして沈黙が広がりました。

パーシーが突然鋭く「誰かダンブルドア先生を呼んで。急いで」と叫びました。すると次の瞬間にダンブルドア校長が姿を現わしました。そして肖像画のほうにさっと歩いて行きました。ハリーたちも何事かと従いて行きました。

ハーマイオニーが「ああ何てこと」と絶叫すると思わずハリーの腕を掴みました。グリフィンドール寮の入口の門番を務める「太った婦人(レディ)」は肖像画から消え去り絵は滅多切りにされて切れ端が床に散らばっていました。

絵のかなりの部分が完全に切り取られています。ダンブルドアは無残な姿の肖像画を見るなり暗い深刻な目で振り返りました。マクゴナガル先生にルーピン先生とスネイプの3人がダンブルドア校長のほうに駆けつけて来ました。

「婦人(レディ)を探さなければならん」

ダンブルドアはこう言った後マクゴナガル先生に「すぐにフィルチさんの所に行って城中の絵の中を探すよう言ってくださらんか」と言いました。するとポルターガイストのピーブズが「見つかったらお慰み」と言って来ました。

何とピーブズは「太った婦人(レディ)」を襲った犯人を見ていたのです。それはアズカバンを脱獄したあのシリウス・ブラックでした。ダンブルドア校長はグリフィンドール生全員に大広間に戻るようにと言い渡したのでした。

3-2.一体どうやって?
10分後にはハッフルパフにレイブンクローとスリザリンの寮生も当惑した表情で全員大広間にやって来ました。マクゴナガル先生とフリットウィック先生が大広間の全ての扉を閉め切っている内にダンブルドアがこう告げました。

「先生たち全員で城の中を隈なく捜索せねばならん」

ダンブルドアの説明によれば生徒たちは皆の安全のためにここに泊る事になるのだそうです。監督生は入口の見張りに立って首席の2人が指揮をする。何か不審な事があればゴーストを伝令に使って自分に知らせよとの事でした。

「おおそうじゃ。必要な物があったのう」

ダンブルドアは大広間から出て行こうとしましたがふと立ち止まりこう言うと杖を二度振りました。長テーブルが大広間の片隅に飛んで行き壁を背にして並びました。さらに何百個もの紫色の寝袋が床一杯に敷き詰められました。

大広間を出て行きながらダンブルドアは生徒たちに「ぐっすりお休み」と声をかけました。ダンブルドアがいなくなった途端に大広間はうるさくなりました。グリフィンドール生が他の寮生たちに事件の話を始めたからでした。

「みんな寝袋に入りなさい!さあさあおしゃべりはやめたまえ!消灯まであと10分!」

パーシーが大声でこう言いました。一方ロンはハリーとハーマイオニーに「行こうぜ」と呼びかけて3人は寝袋を掴むと隅のほうへ引きずって行きました。シリウス・ブラックはまだ城の中?ハーマイオニーがこう訊くと・・・

ロンが「ダンブルドアは明らかにそう思ってるみたいだな」と答えました。今夜は生徒全員が大広間にいて寮にいなかったのでラッキーだった。ハーマイオニーがこう言うとロンはそれはこういう事に違いないとそう言うのです。

「きっと逃亡中で時間の感覚がなくなったんだと思うな。今日がハロウィンだって気づかなかったんだよ。じゃなきゃこの広間を襲撃してたぜ」

ロンのこの意見を聞いてハーマイオニーは身震いをしました。周りでもみんなが同じ事を話し合っていました。それはシリウス・ブラックは一体どうやって城に入り込んだのかという事です。少し離れた所からこう聞こえました。

「姿現わし術を心得てたんだと思うな。ほらどこからともなく突如現れるアレさ」

こう意見を述べたのはレイブンクロー生でした。するとハッフルパフの5年生が「変装してたんだ。きっと」と言いディーン・トーマスは「飛んで来たのかも知れないぞ」と言いました。それにハーマイオニーが噛みつきました。

「全く。ホグワーツの歴史を読もうと思った事があるのは私1人だけだっていうの?」

これにロンが「多分そうだろ。どうしてそんな事訊くんだ?」と言葉を返すとハーマイオニーはこの城を護っているのは城壁だけではなく密かに入り込めないようありとあらゆる魔法がかけられているから不可能だと言うのです。

ここでは「姿現わし」はできない。それに吸魂鬼の裏をかくような変装があったら拝見したいものだわ。校庭の入口は1つ残らず吸魂鬼が見張ってる。空を飛んで来たって見つかったはず。秘密の抜け穴もフィルチが知っている。

だから今挙げたいずれの方法もできるはずなどないとハーマイオニーはそう言うのです。するとここでパーシーが「灯りを消すぞ!全員寝袋に入っておしゃべりはやめ!」と怒鳴ったかと思うと蝋燭の灯が一斉に消えたのでした。

3-3.スネイプの忠告
一時間毎に先生が1人ずつ来て何事もないかどうかを確かめました。ようやくみんなが寝静まった朝の3時頃にダンブルドア校長が入って来るとパーシーに声をかけました。ハリーたちは3人とも急いで寝たふりをしたのでした。

ダンブルドアがパーシーに声をかけたのは入口を守る門番に臨時の者を見つけたからです。これでもう寮に入る事ができます。そして襲われた「太った婦人(レディ)」は3階のアーガイルシャーの地図の絵に隠れているそうです。

シリウス・ブラックが合言葉を言わなかったので通すのを拒んだら襲われたのだそうです。レディはまだ非常に気が動転しているものの落ち着いて来たらフィルチに言って修復して貰うんだそうです。その時の事だったのでした。

扉がまた開く音が聞こえ足音が聞こえて来ました。スネイプでした。4階は隈なく探したが奴つまりシリウス・ブラックはいなかった。フィルチが地下牢を捜したがそこも何もなしだった。ここでスネイプはこう言ったのでした。

「校長。奴がどうやって入ったか何か思い当たる事がおありですか?」

こう問うスネイプにダンブルドアは「色々とあるがどれもこれも皆有り得ない事でな」と答えました。スネイプは何とシリウス・ブラックが城の中に侵入する事ができたのは内部の者が手引きをしたからだとそう主張するのです。

しかしダンブルドアはこの城の内部の者がシリウス・ブラックの手引きをしたとは自分は考えてはいないと断言したのでした。この言葉の響きには「この件はこれで打ち切り」とスネイプに二の句を継がせない調子がありました。

「わしは吸魂鬼たちに会いに行かねばならん。捜索が終わったら知らせると言ってあるのでな」

こう言うダンブルドアにパーシーは「吸魂鬼は手伝おうとは言わなかったのですか?」と訊きました。するとダンブルドアは「おお言ったとも」と冷やかに答えました。何ゆえダンブルドアは冷やかにこう答えたんでしょうね?

「わしが校長職にある限り吸魂鬼にはこの城の敷居は跨がせん」

ダンブルドアのこの言葉を聞いてパーシーは少し恥じ入った様子でした。ダンブルドアは足早に大広間を出て行きました。一方スネイプは憤懣やる方ない表情でダンブルドアを見送っていましたがやがて大広間を出て行きました。

ハリーが横目で見るとロンもハーマイオニーも起きていました。ダンブルドアとスネイプの会話を聞いてロンは「一体何の事だろう?」と呟きました。内部の者の手引きでシリウス・ブラックは城の中に侵入する事ができたんだ。

スネイプがそう言っていたからです。

今日の最後に
シリウス・ブラックは一体どうやって城に侵入をしたのか?この件についてハリーたちの周囲にいた人たちから出た説は「姿現わし術」で入ったというのと「変装して入った」というのと「飛んで来た」の3つだったんですよね。

しかしハーマイオニーはいずれの説も不可能だと言ってきっぱりと否定しました。何でもハーマイオニーが言うには「ホグワーツの歴史」を読みさえすれば「ホグワーツはどう護られているのか?」が判るみたいなんですよね。

しかしこの「ホグワーツの歴史」を読んでいる生徒はほとんどいないようですね。後にハーマイオニーがハリーとロンに「いつになったら読むの?」と詰め寄った時にもロンがこう答えて自分は読むつもりがないと言っています。

「そんな必要あるか?君が全部暗記してるもの。僕たちは君に聞けばいいじゃないか」

私が思うにはこの「ホグワーツの歴史」は相当分厚いんだとそう思いますね。だから誰も読もうとしないのです。でもハリーたちが2年生の時は「秘密の部屋」の事を知りたさに大人気になり図書室で予約が殺到したんですよね。

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