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以前に紹介しましたが炎のゴブレット下巻103ページではスネイプとカルカロフがイゴール・セブルスと互(たが)いをファースト・ネーム(名前)で呼び合っています。362ページではカルカロフがセブルス・スネイプは死喰い人だと言っていますから、おそらく2人は死喰い人時代に知り合って友人関係になったんでしょうね。

また265ページではシリウスがスネイプは死喰い人だと非難されたことはないと言っています。ここからカルカロフはスネイプが死喰い人であることを知っていた数少ない人間の1人だったということになります。

これも以前に言いましたが、ヨーロッパでは相当仲のいい友人関係にならない限りお互いをファースト・ネーム(名前)で呼び合わないことが習慣になっています。ですからこのことを念頭に置いてハリポタを読むとやはり個々の交友関係などが判ってきたりします。

例えば秘密の部屋295~296ページではアーニー・マクミラン、ジャスティン・フィンチ・フレッチリー、ハンナ・アボット、スーザン・ボーンズの4人は互いに相手のことを「ジャスティン」「アーニー」「ハンナ」とファースト・ネームで呼んでいます。この4人についてはホッグズ・ヘッドで行われた最初のDA会合でも一緒にパブに入って来ていることは指摘していますし、ここからも「この4人」は大変仲がいいんだということが分かったりします。

また全く逆の例としてはマクゴナガル先生は生徒を決してファースト・ネームでは呼びません。
「ポッター」「グレンジャー」「ウィーズリー」
(アズカバンの囚人117~118ページ)
(携帯版127~128ページ)
「ロングホトム」
(アズカバンの囚人196ページ、携帯版213ページ)
(炎のゴブレット上巻368ページ)
「ジョーダン」
(アズカバンの囚人338ページ、携帯版375ページ)
「トーマス」
(炎のゴブレット上巻363ページ)
「ミス・ジョンソン」
(騎士団上巻500ページ)
「フィネガン」「ブラウン」
(騎士団上巻502ページ)

やはり厳格で聡明そのもの(賢者の石199ページ)のマクゴナガル先生。きちんとけじめをつけています。グリフィンドール寮の寮監でありながら時にはグリフィンドール寮からも減点してしまうという「この人」ならではですよね。

その一方でスネイプはドラコ・マルフォイのことを「ドラコ」とファースト・ネームで呼んでいます。つまりスネイプとマルフォイ家は家族ぐるみの付き合いのようです。(騎士団下巻342ページ)

さて・・・ちょっと(かなり?)前置きが長くなってしまいましたが、ルーピン先生はアズカバンの囚人のホグワーツ特急内でハリーとは初対面だったにも関わらずいきなりハリーのことをファースト・ネームで呼んでいます。(115ページ、携帯版124ページ)

またハリーたちの最初の闇の魔術に対する防衛術の授業の際にもルーピン先生は生徒全員をファースト・ネームで呼んでいます。ロンにいたってはいきなり『ロン』です。(173ページ、携帯版188ページから)

「ディーン」「ネビル」「パーバティ」「シェーマス」「ロン」
「ハリー」そして最後に「ハーマイオニー」どうしてなんでしょう?

ハッキリ言って、初対面でいきなりファースト・ネームで呼ぶというのは相当異例なことです。これはもちろんあくまでも私の推測ですが、ルーピン先生はハリーのことを『ハリー』とファースト・ネームで呼びたかった。だからこうしたんじゃないか?と思います。何といっても自分のために未登録の動物もどきにまでなってくれた大親友の一人息子ですから・・・

でもハリー1人だけ特別扱いするわけにはいかない。だから、だったら、いっそのこと生徒全員をファースト・ネームで呼んでしまおうと考えて、こうしたんじゃないかな?と私は思います。
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