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今週はハリーとは同学年で同じグリフィンドール生の「この人」を取り上げてみる事にしました。基本的には物静かな性格のようで地味で目立たない人物みたいなんですよね。そのため前半の巻に於ける登場頻度は必ずしも高くはありません。(全3項目)

3-1.初登場シーン
ハリーと同学年のグリフィンドール生。ですから当然ハリーと一緒に組分けの儀式を受け寝室も同じ。にも関わらず本来ならここで名前が出て来ても不思議ではないという場面でこのディーン・トーマスは登場しないんですよね。

組分けの儀式の時も名前を呼ばれているはずなのに省かれています。そして組分けが終わって食事の時間となり1年生同士で家族の話題になった際もこのディーン・トーマスは一言も言葉を発していません。恐ろしく物静かです。

ようやく登場したのはクィディッチを巡ってロンと大論争をした時でした。ロンにしてみればボールがたった1つしかなくてしかも選手が飛べないサッカーなんてどこが面白いのか分らないとそうディーンに言ったのだそうです。

ディーンは自分の好きなウエストハム・サッカーチームのポスターをベッドの脇に毎年貼っています。これは魔法界ではなくマグルの世界のポスターなので選手は動きません。ロンは半ば呆れてこのポスターを見ていたりします。

そんなディーンはハリーのクィディッチのデビュー戦の対スリザリン戦ではロンとハーマイオニーにネビルそれにシェーマス・フィネガンと共に競技場の観客席の最上段に陣取りました。ディーンは絵を描くのが上手いそうです。

そこで「ポッターを大統領に」と書いた大きな旗の下にグリフィンドール寮のシンボルのライオンを描きました。それにハーマイオニーが少し複雑な魔法をかけて様々な色に光るようにしました。これはハリーを元気づけました。

しかしいずれの場面でもディーン・トーマスの肉声つまりセリフはありません。私が見つけた範囲でのディーン・トーマスが初めて言葉を口にしたのは何と第2巻「秘密の部屋」の第5章の「かっこいい」の一言だったんですよね。

ホグワーツ特急に乗り損ねたハリーとロンがアーサー氏の空飛ぶフォード・アングリアで校庭に植えてある「暴れ柳」に突っ込み談話室で大称讃を受けた後に寝室に来た際にディーンは感動して2人にこう言ったというわけです。

3-2.クリスマス・ダンスパーティ開催を受けて
「皆さんにお話があります。クリスマス・ダンスパーティが近づきました。三大魔法学校対抗試合の伝統でもあり外国からのお客様と知り合う機会でもあります」とある日の授業の最後にマクゴナガル先生がこう言ったのでした。

ハリーたちが4年生になった時に何と百年以上ぶりに三大魔法学校対抗試合が復活開催される事になりクリスマスには伝統行事であるダンスパーティが行われました。このダンスパーティは4年生以上が参加できるのだそうです。

ただし3年生以下でも上級生が招待してくれれば参加は可能になるとの事です。参加に当たってはパーティ用のドレスローブを着用せよとの事でした。ちなみに会場は大広間で夜8時から始まり夜中の12時に終わるんだそうです。

ベルが鳴り生徒たちはカバンに教材などを詰め込んで教室を出て行きました。するとマクゴナガル先生がハリーに「ちょっと話があります」と声をかけて呼び止めました。代表選手のハリーに特別に話があったからなんですよね。

マクゴナガル先生の話は三校対抗試合の開催を記念して行われるクリスマス・ダンスパーティでは代表選手は最初に踊らなければならない。だから代表選手のハリーは何としてもダンスのパートナーを連れて来なくてはならない。

こういうお達しだったのです。ダンスするつもりはありません。こう言うハリーにマクゴナガル先生は「伝統です。あなたはホグワーツの代表選手なのですから学校代表としてしなければならない事をするのです」と言うのです。

したがって「必ずパートナーを連れて来なさい」とマクゴナガル先生は渋るハリーに問答無用という口調で最後通告を突きつけたのでした。そんな思い悩むハリーにロンはこう言ってハリーを励ましたというわけなんですよね。

「いいか。君は苦労しない。代表選手じゃないか。ハンガリー・ホーンテールもやっつけたばかりだ。みんな行列して君と行きたがるよ」

一方今週の主役のディーン・トーマスを含めた他の生徒たちにとってはクリスマス・ダンスパーティは女子生徒にとっては彼氏そして男子生徒にとっては彼女を獲得する最大のチャンスなのです。それはこういう事なんですよね。

ヨーロッパに於いては「クリスマス・パーティに一緒に行こう」と誘うという事はすなわち「付き合って欲しい」あるいは「彼氏・彼女になって欲しい」という意味なんですよね。だからこそ俄然頑張るというわけなんですよね。

そこでディーン・トーマスが「クリスマス・ダンスパーティに一緒に行こう!」と誘ったのは同学年で同じグリフィンドール生にして「同学年で一番の美女姉妹」との呼び声が高いパチル姉妹の1人のパーバティ・パチルでした。

そして「OK」の返事を貰ったのでした。

3-3.思わぬ落とし穴が
君は代表選手だから苦労しない。ハンガリー・ホーンテールをやっつけたばかりだからみんな行列して行きたがる。前述のようにロンにこう励まされたハリーだったのですが何とハリーにとっては驚く事にその通りになりました。

早速その翌日から一度も口を利いた事のないハッフルパフの3年生の女子生徒を皮切りにハリーの元にはクリスマス・ダンスパーティに一緒に行かないかとの申し込みがそれはもう凄まじいほどの勢いで殺到する事になりました。

「みんなあの人が有名だからチヤホヤしてるだけよ!」この状況を受けてハリーはハーマイオニーがビクトール・クラムについて言ったこの言葉をしきりに思い出したのでした。やはりこれは自分が有名人だからなんだろうか?

これまで申し込んで来た女子生徒たちは自分が代表選手でなければ果たして一緒にパーティに行きたいと思ったかどうか疑わしいとハリーは思いました。でもハリーは「もしあの人が申し込んで来たら?」と思ってしまいました。

それは思いを寄せるチョウ・チャンでした。もしチョウが申し込んで来たら自分はそんな事を気にするんだろうか?しかしハリーにとっては極めて残念な事にチョウ・チャンがハリーに申し込んで来る可能性はなかったのでした。

それはロンに「今夜談話室に戻る時には我々は2人ともパートナーを獲得している。いいな?」と言われてハリーが重い口を開いてようやくチョウ・チャンに「僕とダンスパーティに行かない?」と言った時に判明したのでした。

チョウは既にパートナーが決まっていたのです。相手はホグワーツのもう1人の代表選手のセドリック・ディゴリーでした。結局ハリーもロンもパートナーを獲得できず談話室に意気消沈して戻って来る事になってしまいました。

しかも何とジニーもハーマイオニーもパートナーが決まっていたんですよね。可愛い子はみんな予約済みってわけ?万策尽きたかと思われたその時に談話室にパーバティ・パチルとラベンダー・ブラウンが入って来たのでした。

「パーバティ?僕とダンスパーティに行かない?」

ハリーがこう言うとパーバティの返事は何と「ええいいわよ」でした。こうしてハリーは何とかパートナーを獲得したのでした。

今日の最後に
何と言っても同学年一番の美女姉妹の1人のパーバティ・パチルなので早く誘わないと他の人に取られてしまう。だからディーン・トーマスはおそらくマクゴナガル先生がパーティの詳細を発表した翌日に申し込んだでしょうね。

そして「OK」の返事を貰った。ところがパーバティはハリーが申し込むと「ええいいわよ」と返事をしてしまいました。一体これはどういう事なのか?それはパーバティがハリーの事を好きだったからというわけなんですよね。

「君たち2人ともどうやって同学年一番の美女を獲得したのか僕いまだに分らないなぁ」

ダンスパーティ当日ディーンはロンとハリーにこう言っています。この言葉の裏にはディーンの自分が先に申し込んで「OK」の返事を貰ったのに何故パーバティはハリーと行く事になったんだとの意味が含まれているんですよね。

結局ディーンにとっては極めて残念な事にパーバティは最初からもしもハリーが申し込んで来たらディーンのほうは断るとそう決めていた。ハリーが申し込んで来なかったらその時には1人で行くのは寂しいのでディーンと行く。

そういう事だったんですよね。
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