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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

夏休み中もハーマイオニーは勉強で大忙しで手紙にそう書いて来てロンを恐怖に陥れるほどでした。そして屋敷しもべ妖精のドビーが警告していた通り10月31日にその事件は起りました。するとハーマイオニーは読書以外にはほとんど何もしなくなってしまいました。一体何故なのか?(全3項目)

3-1.今学期最初の「薬草学」の授業で
ホグワーツに入学して最初の夏休みを迎えるのに当たりロンはハリーに我が家に泊りに来るよう手紙を送ると言明しました。ところが何通手紙を出してもハリーから返事の手紙が届かないのでロンはプリベット通りに赴きました。

その原因は屋敷しもべ妖精のドビーがハリーをホグワーツに戻らせてなるものかと届いた全ての手紙を止めていたからでした。そこでロンはフレッドとジョージの3人でハリーを「隠れ穴」に連れて来たというわけなんですよね。

ロンはハーマイオニーにハリーをダーズリー一家の所から助け出すつもりだと手紙を出しました。その返事の手紙はハリーが「隠れ穴」にやって来てから一週間ほど経った学校から教科書リストが届いたのと同じ日に届きました。

その手紙には「私はもちろん勉強でとても忙しくしています」と書かれていてロンは「マジかよおい。休み中だぜ」と恐怖の声を上げたのでした。その成果は学期が始まって最初の「薬草学」の授業で発揮される事となりました。

「今日はマンドレイクの植え換えをやります。マンドレイクの特徴が判る人はいますか?」

この日の「薬草学」の授業は初めて3号温室で行われ生徒たちの間からは「もっと不思議で危険な植物が植えられている」と興味津々の囁きが漏れました。スプラウト先生がこう問いかけるとハーマイオニーの手が挙がりました。

「マンドレイク。別名マンドラゴラは強力な回復薬です。姿形を変えられたり呪いをかけられたりした人を元の姿に戻すのに使われます」

いつものようにハーマイオニーの答えはまるで教科書を丸呑みにしたようでした。しかしスプラウト先生は「大変よろしい」と言ってグリフィンドールに10点を与えました。そしてさらにスプラウト先生はこう問いかけました。

「マンドレイクは大抵の解毒剤の主成分になります。しかし危険な面もあります。誰かその理由が言える人は?」

ハーマイオニーの手が勢いよく挙がり危うく隣にいたハリーのメガネを引っかけそうになりました。ハーマイオニーはこの問いに「マンドレイクの泣き声はそれを聞いた者にとって命取りになります」と淀みなく答えたのでした。

その答えにスプラウト先生は「その通り」と言って再びグリフィンドールに10点を与えました。こうしてハーマイオニーのお陰でグリフィンドールはハリーたちが受けた最初の「薬草学」の授業で20点を獲得したというわけです。

3-2.ロックハートの初授業で
そして今年度「闇の魔術に対する防衛術」の教職に就いたのは多くの著作を発表して特にご婦人方に人気のあるギルデロイ・ロックハートでした。実を云うとハーマイオニーもこの人の大ファンだったというわけなんですよね。

昼食を終えるとハリーたち3人は中庭に出ました。ハーマイオニーは石段に腰掛けそのロックハートの著作の一冊「バンパイアとバッチリ船旅」を夢中になって読み始めました。そしてその直後がロックハートの初授業でした。

今年のホグワーツの教科書リストはロックハートの本のオンパレードでした。生徒たち全員が自分の本を買い揃えてくれたという事でロックハートは満足気でした。そんなロックハートが初授業の冒頭にいきなり実施したのは?

1.ギルデロイ・ロックハートの好きな色は何?
2.ギルデロイ・ロックハートの密かな大望は何?
3.現時点までのギルデロイ・ロックハートの業績の中であなたは何が一番偉大だと思うか?

以上の3つで始まる54問のミニテストでした。試験終了後ロックハートは答案を回収すると生徒たちの前で回答をチェックしながら色々とケチをつけ始めました。その作業が終わると再び生徒たちに向かってウィンクをしました。

ロンは「もう呆れてものが言えない」という表情でロックハートを見つめていました。シェーマス・フィネガンは声を堪えながら笑っていました。ところがハーマイオニーはロックハートの言葉にうっとりと聞き入っていました。

そして突然ロックハートが自分の名前を口にしたのでびくっとしました。ハーマイオニーは2番目の問題のロックハートの密かな大望を知っていてちゃんと答えていたんだそうです。しかも驚く事に全問正解だったとの事でした。

「満点です!ミス・ハーマイオニー・グレンジャーはどこにいますか?」

ロックハートにこう呼びかけられてハーマイオニーは手を震わせながら挙げました。ロックハートは笑顔を見せると「素晴らしい!全く素晴らしい!」と言ってハーマイオニーの満点回答を大絶賛したというわけなんですよね。

そしてグリフィンドールに10点を与えたのでした。

3-3.他の事はほとんど一切しない
今学期ホグワーツでは世にも恐ろしい事が起きる。12才の誕生日にやって来たドビーはハリーにこう警告をしました。だからハリーはホグワーツに戻ってはいけないとドビーはそう言うのです。それは10月31日に起きたのでした。

管理人のアーガス・フィルチの飼い猫ミセス・ノリスが石のように固まり松明の腕木に尻尾を絡ませてぶら下がっているのが見つかったのです。その第一発見者は他ならぬハリーにロンとハーマイオニーの3人だったんですよね。

秘密の部屋は開かれたり
継承者の敵よ、気をつけよ


現場の脇の壁には光る文字でこう書かれていました。そこでロンが思い出したのがホグワーツの「秘密の部屋」の事だったというわけです。それからの数日間というものは城の中はミセス・ノリスが襲われた話で持ち切りでした。

事件の後遺症はハーマイオニーにも及びました。ハーマイオニーが読書に長い時間を費やすのは今に始まった事ではない。物語の表舞台にそれがあまり出て来ないのはハーマイオニーの本好きが日常的な事だからというわけです。

今やハーマイオニーは読書以外にはほとんど何もしていませんでした。ハリーにロンが「何をしているの?」と話しかけてもろくに返事もしてくれない有り様でした。何故本ばかり読んでいるのかが判ったのは次の水曜日でした。

「魔法薬学」の授業後ハリーはスネイプに用事を言いつけられ遅れて図書室にやって来ました。ロンは図書室の奥で「魔法史」の宿題をしていました。ハーマイオニーはどこと訊くとロンは書棚のあたりを指差しこう答えました。

「どっかあの辺だよ。また別の本を探してる。あいつクリスマスまでに図書室中の本を全部読んでしまうつもりじゃないか」

ロンにこう言わしめるほどにハーマイオニーの読書熱は凄まじいというわけです。するとハーマイオニーが書棚と書棚の間から姿を現わしてロンとハリーの隣に腰掛けました。ようやくハリーにロンと話す気になったようでした。

「ホグワーツの歴史が全部貸し出されてるの」

ハーマイオニーは2人にこう言いました。しかもあと二週間は予約で一杯なのだそうです。ハーマイオニーは自分のを持っているそうなんですが今年はロックハートの本でトランクに入り切らず家に置いて来てしまったそうです。

ハリーが「どうしてその本が欲しいの?」と訊くとハーマイオニーは「みんなが借りたがっている理由と同じよ」と答えました。つまり「秘密の部屋」の伝説を調べたいから「ホグワーツの歴史」が大人気になったんですよね。

そこでハーマイオニーは「魔法史」の授業でビンズ先生に「秘密の部屋」の伝説の事を話して欲しいと言うという思い切った行動に打って出たのでした。これはビンズ先生の授業ではかつて前例のない初めての事だったようです。

今日の最後に
ハーマイオニーが読書に長い時間を費やすのは今に始まった事ではない。前述のようにハーマイオニーは本ばかり読んでいてハリーにロンとはその合間に話をするという事のようです。それが日常的な事というわけなんですよね。

しかしこの乱読が学期末に実を結ぶ事になったんですよね。ハーマイオニーが読んだ多くの本のどれかに載っていた。そのお陰で「秘密の部屋」の怪物が毒蛇の王バジリスクだという事をハリーとロンは知る事ができたのでした。

そしてホグワーツは閉鎖を免れたのでした。

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