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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

リリーとジェームズが死んでしまった。ダンブルドアから噂は本当だったと知らされて悲しみに暮れるマクゴナガル先生だったのですがダンブルドアが待ちかねていたハグリッドがようやく到着しました。唯一生き残った一人息子のハリーを連れて来たのです。(全3項目)

3-1.生き残った男の子
ダンブルドアとマクゴナガル先生は毛布の包みの中を覗き込みました。男の赤ん坊がぐっすりと眠っています。漆黒のふさふさとした前髪に額には稲妻のような不思議な形の傷が見えました。マクゴナガル先生はこう囁きました。

「この傷があの」

「そうじゃ。一生残るじゃろう」こう言うダンブルドアにマクゴナガル先生は「何とかしてやれないんですか?」と訊きました。それに対してダンブルドアは「たとえできたとしてもわしは何もせんよ」とそう答えたんですよね。

傷は結構役に立つものなんだそうです。ダンブルドアも左膝の上に1つあって完全なロンドンの地下鉄地図になっているそうです。ここでダンブルドアはハグリッドに連れて来た男の子をこっちに連れて来るようにと言いました。

早く済ませたほうが良いとの事です。ダンブルドアはハリーを腕に抱きプリベット通り4番地のほうに行こうとしました。するとハグリッドがハリーにお別れのキスがしたいと頼んで来ました。ハグリッドがキスをした後でした。

ハグリッドは突如として傷ついた犬のような声で泣き出しました。両親は2人とも死んでしまい小さなハリーはマグルと暮らさなくてはならない。ハリーのあまりに悲いその境遇にハグリッドは泣かずにはいられなかったのです。

そんなハグリッドにマクゴナガル先生は?

3-2.こんな時でも
「シーッ!マグルたちが目を覚ましてしまいますよ」マクゴナガル先生はハグリッドにこう注意をしました。ハグリッドは「す、す、すまねえ」と謝ると大きなハンカチを取り出してその中に顔を埋めながらこう言ったのでした。

「と、とっても我慢できねえ。リリーとジェームズは死んじまうし可哀想なちっちゃなハリーはマグルと暮らさなきゃなんねえ」

こう言って悲嘆に暮れるハグリッドにマクゴナガル先生はそれは本当に悲しい事よと理解を示しつつも「自分を抑えなさい。さもないとみんなに見つかってしまいますよ」と小声で言いながらハグリッドの肩を優しく叩きました。

ダンブルドアは低い生垣を跨いで玄関へと歩いて行きました。そっとハリーを戸口に置いてマントから手紙を取り出すとハリーをくるんだ毛布に挟み込みました。そしてマクゴナガル先生とハグリッドのいる所に戻って来ました。

3人は丸々1分間そこに佇んで小さな毛布の包みを見つめていました。ハグリッドは肩を震わせマクゴナガル先生は目を瞬かせダンブルドアの目からは普段見られる輝きが消えていました。沈黙を破ったのはダンブルドアでした。

「さてと。これで済んだ。もうここにいる必要はない。帰ってお祝いに参加しようかの」

「へい」と答えるハグリッドの声はくぐもっていました。バイクは片付けておきます。こう言った後ハグリッドはマクゴナガル先生とダンブルドアに「おやすみなせえ」と挨拶をすると流れ落ちる涙を上着の袖で拭ったのでした。

そしてオートバイに跨って空に舞い上がると夜の闇へと消えて行ったのでした。そしてダンブルドアはマクゴナガル先生に「後ほどお会いしましょうぞ」と言って頷きました。マクゴナガル先生は答える代わりに鼻をかみました。

マクゴナガル先生は再び猫の姿になるとプリベット通りを去って行ったというわけなんですよね。

3-3.マクゴナガル先生の懸念は的中した
手紙で一切を説明できるとお考えですか?連中は絶対あの子の事を理解しやしません!ハリーがプリベット通り4番地の住人ダーズリー夫妻と住むと知った時マクゴナガル先生はダンブルドアにこう言って強い懸念を示しました。

その一方であの子は有名人です。伝説の人です。今日がいつかハリー・ポッター記念日になるかもしれない。ハリーに関する本が書かれるだろう。私たちの世界でハリーの名を知らない子供は1人もいなくなるとも言っています。

それに対してダンブルドアはマクゴナガル先生の言う通りだ。でもそうなればどんな少年でも舞い上がってしまう。だからハリーに受け入れる準備ができるまでそうした事から一切離れ育つほうがずっといいとそう言ったのでした。

マクゴナガル先生の懸念は的中しました。それから10年の歳月が過ぎてもプリベット通り4番地にはどこにもハリー・ポッターが住んでいるという気配は感じられませんでした。ハリーは部屋すら与えられてはいませんでした。

ハリーは階段下の物置で寝起きをしていました。ダーズリー一家が揃ってどこかに出かけたり家を留守にする時には近所に住むフィッグばあさんの所に預けて置き去りにしました。ハリーはそこに預けられるのが大嫌いでした。

ダーズリー夫妻は何か不思議な事が起こると全てをハリーのせいにしてハリーを物置に閉じ込めました。ハリー本人を目の前にしてハリーの事を無視して話をしたりもしました。そしてそれはハリーが11才になる直前の事でした。

ハリーの元に生まれて初めて届いた手紙を取り上げたばかりか山のように配達されて来る大量の手紙をバーノン叔父さんはハリーに渡してなるものかと必死になりました。しかしそこに姿を現わしたのがハグリッドだったのです。

ハグリッドはハリーに「お前は魔法使いだ」と告げるとダイアゴン横丁にハリーを連れて行って学用品を買い揃えました。そしてハリーは9月1日にホグワーツ特急に乗りついにとうとうホグワーツ魔法魔術学校にやって来ました。

ホグワーツ特急でハリーはロンとハーマイオニーという生涯の友となる2人に出会いました。そしてハーマイオニーからハリーの事は「近代魔法史」「闇の魔術の興亡」「二十世紀の魔法大事件」に載っていると聞かされました。

そのためハリーは「僕が?」と呆然とさせられる事になったというわけです。そして城に入って最初に会ったのがマクゴナガル先生だったというわけなんですよね。

今日の最後に
「後ほどお会いしましょうぞ」プリベット通りを離れる時ダンブルドアはマクゴナガル先生にこう言いました。言われたマクゴナガル先生は何も言葉を返さず鼻をかんだだけでした。何故無言で何も言わなかったんでしょうね?

私が思うには数々の思いが交錯して何と言っていいのか分らなかったという事だったんだとそう思いますね。ダンブルドアもマクゴナガル先生のそういう思いに配慮をして返事がなくとも何も言わなかった。私はそう思いますね。

リリーとジェームズが死んでしまった事は心底悲しい。でも一人息子のハリーは生き残り2人の死と引き換えにヴォルデモートは消え去った。その事で魔法界の人々は「平和が戻った」と誰もが喜びに湧き立っているのも事実だ。

だからといって誰も皆はしゃぎ過ぎではないだろうか?やっと魔法界に平和が戻ったと思ったら今度はマグルが私たちの存在に気づいてしまったらどうするんだ?このようにマクゴナガル先生の心中は複雑だったというわけです。

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