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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

こうしてハリーはマクゴナガル先生が寮監を務めるグリフィンドール生になりいかにも「らしい」と言うべき内容の初授業を受ける事となりました。ところがハリーは思ってもみなかった所で顔を合わせる事となりました。そしてそこで待ち受けていた超意外な出来事とは?(全3項目)

3-1.意外な所で
こうしてハリーはマクゴナガル先生が寮監を務めるグリフィンドール生になりました。ところが2人はハリーが思ってもみなかった所で顔を合わせる事となりました。それは初めて行なわれた飛行訓練授業の時だったんですよね。

この授業は2週目の木曜日の午後3時半からスリザリンとの合同で行われました。事はネビルが負傷して医務室に行く事になり教師のマダム・フーチが不在の時に起りました。ハリーは1才の時からマグルの夫婦に育てられている。

だから箒に乗った事がない。そこでここで1つ恥をかかせてやろうとドラコ・マルフォイがハリーをけしかけて来たのです。ハリーがネビルが落として行った「思い出し玉」を返せとマルフォイに言った時の事だったのでした。

マルフォイは箒に乗って飛び上がりハリーに「ここまで取りに来いよ」と言いました。マダム・フーチはネビルを連れて行く際に勝手に箒に乗ったりしたら退学になると暗にそう注意しました。ハーマイオニーがこう叫びました。

「駄目!フーチ先生がおっしゃったでしょう。動いちゃいけないって。私たちみんなが迷惑するのよ」

しかしハリーはこれを無視して箒に跨ると飛び上がりました。ところがハリーは思いのほか箒に乗るのが上手くマルフォイは突き落とされそうになりました。マルフォイは「思い出し玉」を放り投げると地上に戻って行きました。

ハリーはその「思い出し玉」を追って急降下し地上すれすれの所で見事に掴みました。ハリーが着陸すると「ハリー・ポッター!」と名前を呼ぶ声が聞こえて来たかと思うとそれがマクゴナガル先生でした。僕は退学になるんだ。

マクゴナガル先生は「まさかこんな事はホグワーツで一度も」とか「よくもまあそんな大それた事を。首の骨を折ったかもしれないのに」などとハリーに言って来ました。パーバティ・パチルもハリーを懸命に庇ってくれました。

ロンも悪いのは先にけしかけたマルフォイだと言おうとしましたがマクゴナガル先生は「ぐどいですよ」と言うとハリーに「さあ一緒にいらっしゃい」と言って大股に城に向かって歩き出しハリーはそれに従いて行ったのでした。

ところがだったのです。

3-2.ウッドをお借りできませんか
とうとうやってしまった。2週間も持たなかった。そんな惨めな思いでハリーはマクゴナガル先生に従いて行きました。するとマクゴナガル先生はとある教室の前でようやく立ち止まると扉を開けて中に首を突っ込んだのでした。

「フリットウィック先生。申し訳ありませんがちょっとウッドをお借りできませんか」

ウッド?ウッドって木のこと?僕を叩くための棒のこと?わけが分らない。ハリーがそう思っているとウッドは人でした。フリットウィック先生の教室から出て来たのは5年生の生徒で「何事だろう?」という顔をしていました。

「2人とも私に従いていらっしゃい」

こう言うとマクゴナガル先生は再び廊下を歩き出し「お入りなさい」と言って使われていない教室を指し示しました。中にはポルターガイストのピーブズがいましたがマクゴナガル先生が追い出し2人のほうに向き直ると・・・

マクゴナガル先生はハリーに「こちらオリバー・ウッドです」と紹介をするとウッドには「シーカーを見つけましたよ」と言いました。それを聞いてキツネにつままれたような表情だったウッドは一転して笑顔を見せたのでした。

「間違いありません。この子は生まれつきそうなんです。あんなものを私は初めて見ました」

「本当ですか?」と訊くウッドにマクゴナガル先生はこうきっぱりと答えました。そしてハリーに箒に乗ったのは初めてなんでしょうと訊いて来ました。ハリーは黙って頷きました。とにもかくにも退学だけは免れたようでした。

「この子は今手に持っている玉を16メートルもダイビングして掴みました。かすり傷1つ負わずに。チャーリー・ウィーズリーだってそんな事できませんでしたよ」

マクゴナガル先生がこう言うとウッドは夢が一挙に実現したという顔をしてハリーに「クィディッチの試合を見た事があるかい?」と興奮した声で訊いて来ました。マクゴナガル先生は何故ハリーとウッドを引き合わせたのか?

「ウッドはグリフィンドール・チームのキャプテンです」

マクゴナガル先生はこう言ってその理由を説明してくれました。ウッドはハリーの周りを歩いて観察しながら「体格もシーカーにぴったりだ」と言いました。そうだと決まればそれにふさわしい箒を持たせないととも言いました。

「私からダンブルドア先生に話してみましょう。1年生の規則を曲げられるかどうか。是が非でも去年よりは強いチームにしなければ」

何でも去年グリフィンドール・チームは最終試合でスリザリンにペシャンコにされてしまってマクゴナガル先生は何週間もスネイプの顔をまともに見られなかったんだそうです。マクゴナガル先生は厳格な目つきで見ると・・・

「あなたが厳しい練習を積んでいるという報告を聞きたいものです。さもないと処罰について考え直すかもしれませんよ」

それからマクゴナガル先生は一転して笑顔を見せ「あなたのお父様がどんなにお喜びになった事か。お父様も素晴らしい選手でした」と言いました。こうしてハリーはグリフィンドール・チームのシーカーに抜擢されたのでした。

3-3.夕食の席で
夕食時にハリーはマクゴナガル先生に城に連れて行かれた後に何が起ったのかをロンに話して聞かせました。するとロンは驚くあまり食事の途中で「まさか」と叫んだのでした。シーカーだって?でも1年生は絶対駄目なはずだ。

それならハリーは最年少の寮代表選手だ。ここ何年来かな?こう訊くロンにハリーは「百年ぶりだってウッドがそう言っていたよ」と答えました。ハリーも大興奮の午後だったので相当お腹が空いていたというわけなんですよね。

何せ「2週間と持たずに退学か?」と絶望のどん底に突き落とされたのかと思ったら僅か7人のグリフィンドール・チームのメンバーに選ばれてしまった。つまりは半端ないほどの激しい落差の「天国と地獄」だったのですからね。

「来週から練習が始まるんだ。でも誰にも言うなよ。ウッドは秘密にしておきたいんだって」

ハリーがロンにこう言っているとフレッドとジョージが入って来てハリーを見つけると足早に近づいて来ました。そしてジョージが低い声で「凄いな。ウッドから聞いたよ。僕たちも選手だ。ビーターだ」と言って来たのでした。

すると今度はフレッドが「今年のクィディッチ・カップはいただきだぜ」と言いました。チャーリーがいなくなってから一度も取っていないんだそうです。だけど今年は抜群のチームになりそうだ。ハリーはよっぽど凄いんだね。

フレッドは最後に「ウッドと来たら小躍りしてたぜ」と言ったのでした。16メートルもダイビングして「思い出し玉」を掴んだ。それをマクゴナガル先生はチャーリー・ウィーズリーでさえできなかったと言っていたんですよね。

今日の最後に
「権威ある者は常にトラブルを引き寄せる」これはハリーたちが5年生になってロンが監督生に任命されたと知った時にマッド・アイ・ムーディが就任祝いとして贈った言葉でした。でもこれは実はハリーに向けた言葉だった。

マッド・アイは当然ハリーが監督生になるとそう思っていた。ところがロンドンのグリモールド・プレイス12番地の不死鳥の騎士団の本部に来てみたらロンと聞かされたためにハリーに贈ろうと思っていた言葉をそのまま贈った。

そういう事だったんですよね。今回ハリーがグリフィンドール・チームのシーカーに抜擢されたのもハリーが有名人で魔法界ではハリーがマグルの夫婦に育てられたという事が知れ渡っていたからこそ起きた出来事だったのです。

そのためクィディッチのグリフィンドール・チームもそしてマクゴナガル先生もハリーをシーカーに抜擢した事で数々のトラブルを引き寄せ数多くの影響や余波を受けてしまう。これからそういう事になって行くというわけです。

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