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初めての飛行訓練授業での飛びっぷりをマクゴナガル先生に認められてハリーはグリフィンドール・チームのシーカーに抜擢されました。そして11月となりついにハリーのデビュー戦が行われる事になりました。そこでマクゴナガル先生は何をしていたのかと云うと・・・(全3項目)

3-1.ハリーのデビュー戦
学期が始まって2週目の木曜日に行われた初めての飛行訓練授業でマクゴナガル先生がハリーをグリフィンドール・チームのシーカーに大抜擢してから2ヵ月近い歳月が経っていよいよハリーのデビュー戦という事になりました。

チームの秘密兵器としてハリーの事は一応「極秘」というのがウッドの作戦でした。そのためチームのメンバー以外でハリーが練習をしている所を見た者はいません。しかし何故だかハリーがシーカーという事は漏れていました。

きっと素晴らしいプレーをするだろう。そう期待する人もいる一方でチームのメンバーがマットレスを持ってハリーの下を右往左往するだろう。そうけなす人もいてハリーにとってはどっちもどっちで有り難くはない意見でした。

試合当日の朝ハリーはデビュー戦のプレッシャーで食欲がありませんでした。そんなハリーにハロウィンのトロール退治で友達になったハーマイオニーが「朝食しっかり食べないと」と言って来ました。それに対してハリーは?

ハリーは「何も食べたくないよ」と答えました。するとハーマイオニーは「トーストをちょっとだけでも」と優しく言いました。しかしハリーはといえば「お腹空いてないんだよ」と言いました。気分はもう最悪だったのです。

11時には全生徒がクィディッチ競技場の観客席に詰めかけました。ロンにハーマイオニーはネビルにシェーマス・フィネガンとディーン・トーマスと最上段に陣取り「ポッターを大統領に」と書いた大きな旗を作って掲げました。

スキャバーズがかじってボロボロにして絵の上手いディーンがグリフィンドール寮のシンボルのライオンを描きました。その絵にはハーマイオニーがちょっと複雑な魔法をかけて様々な色に光らせるようになっていたんですよね。

一方マクゴナガル先生は?

3-2.リー・ジョーダンのお目付け役
「さてクアッフルはたちまちグリフィンドールのアンジェリーナ・ジョンソンが取りました。何て素晴らしいチェイサーでしょう。その上かなり魅力的であります」こんな言葉をリー・ジョーダンに言わせないのが役目なのです。

試合の実況と解説を担当しているリー・ジョーダンはグリフィンドール生のためマクゴナガル先生は「その内容がグリフィンドール寄りにならぬように」という事でリーの隣に座り厳しく監視をしているというわけなんですよね。

しかしこの日の試合はグリフィンドール対スリザリンという事でリーも公正中立な実況を保つのは相当な難儀を強いられたようです。試合開始に先立って審判のマダム・フーチは両チームの選手たちにこう言っているんですよね。

「さあ皆さん正々堂々戦いましょう」

これを聞いてハリーはマダム・フーチは実はスリザリンのキャプテンのマーカス・フリントに向かって言っている事に気づきました。そしてマダム・フーチが懸念していた事態は極めて残念な事に現実の事となってしまいました。

両チームのシーカーのテレンス・ヒッグズとハリーがスニッチを見つけた時です。ハリーがスニッチを取りそうになったのでマーカス・フリントが邪魔をしました。反則を取られグリフィンドールはフリー・シュートを得ました。

「えー誰が見てもはっきりと胸糞の悪くなるようなインチキの後」

こう言うリーにマクゴナガル先生は凄みを利かせ「ジョーダン!」と名前を呼びました。それでもリーが「えーと。おおっぴらで不快なファールの後」と言うとマクゴナガル先生はリーに「いいかげんにしないと」と言いました。

そのためリーは「誰にでも有り得るようなミスですね」と言わなくてはなりませんでした。とにかくグリフィンドール贔屓は駄目だ!というよりむしろグリフィンドールの相手チーム寄りでなければならないというわけですよね。

それでもリーはブラッジャーがマーカス・フリントの顔にぶつかると思わず「鼻をへし折るといいんですが」と口を滑らせてしまい慌ててマクゴナガル先生に「ほんの冗談です」とつい言い訳をしてしまう一幕もあったのでした。

試合のほうは何者かがハリーの箒に呪いをかけて振り落とそうとするアクシデントがあったもののハリーは落ちずハリーがスニッチを取ってグリフィンドールはスリザリンに「170対60」で勝利を収めたというわけなんですよね。

3-3.クリスマスのマクゴナガル先生
ハリーはこれまで二度に渡り想定外の意外な所でマクゴナガル先生と顔を合わせる事となりました。一度目は初めて受けた飛行訓練授業の時で二度目は10月31日のハロウィンにトロールを退治してハーマイオニーを助けた時です。

しかし三度目に会った時には飛行訓練授業の時のように不意を衝かれる事もなくトロールをやっつけるのに夢中で後の事を考える余裕がなかったという事もありませんでした。それはクリスマス休暇だったからというわけです。

多くの生徒は自宅に帰ってしまったので寝室はハリーとロンの2人だけでした。ハーマイオニーも帰宅組の1人でした。談話室も人がおらずいつもよりも閑散としていて暖炉のそばの心地よい肘掛け椅子に座る事ができたのでした。

こんな素晴らしいクリスマスのご馳走はハリーにとって初めてでした。丸々太った七面鳥のローストに山盛りのローストポテトと茹でポテトに大皿に盛った太いチポラータ・ソーセージに深皿一杯のバター煮の豆と盛り沢山です。

クラッカーもマグルのちゃちな物とは大違いです。大砲のような音を立てて爆発し青い煙が周囲に立ち込め中からは海軍少将の帽子と生きた二十日ネズミが飛び出して来ました。マクゴナガル先生も普段とは違う姿を見せました。

ハグリッドはハリーが見ている間にワインを何杯もお代わりして見る見る内に赤くなり挙句の果てにはマクゴナガル先生の頬にキスをしました。普段のマクゴナガル先生なら「何をするんですか!」と言って激怒をするはずです。

ところがこの日のマクゴナガル先生は被っている三角帽子が横にずれるのも構わずに頬を赤らめてクスクス笑ったのでハリーは驚きました。そんなマクゴナガル先生の姿を見せられて不意を衝かれたというのは確かにそうでした。

でも不意の衝かれ方が飛行訓練授業の時とは全く違っていたというわけなんですよね。

今日の最後に
クィディッチの試合に私情は挟まない。リー・ジョーダンには絶対グリフィンドール寄りの実況は許さない。厳格なマクゴナガル先生らしい方針ですよね。でもハリーのあの窮地をマクゴナガル先生はどう見てたんでしょうね?

何でも昨年度グリフィンドールがスリザリンと対戦したのは最後の試合だったようです。マクゴナガル先生が「あの最終試合でスリザリンにペシャンコにされて」と言っているからです。是が非でも去年より強いチームにしたい。

そう思ってハリーをチームのシーカーに抜擢したものの何者かがハリーの箒に呪いをかけてスニッチを取る所ではない。マクゴナガル先生は内心は相当にヒヤヒヤしていたのではと私はそう思いますね。心配でしかたがなかった。

しかし最後はハリーがスニッチを取ってグリフィンドールはスリザリンに勝利しました。マクゴナガル先生は大いに溜飲を下げたんでしょうね。(笑)
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