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ホグワーツ入りして早々にハリー・ポッターとマッド・アイ・ムーディに出会ってしまったカルカロフ校長だったのですが何と翌日にも思わぬ形でこの2人と出くわす事になってしまいました。でもそれはハリーにとっても同じ事で極めて意外だったというわけです。それは?(全3項目)

3-1.思わぬ出来事
ダームストラングにボーバトン両校の代表団がホグワーツ入りした事を受けダンブルドア校長から三校対抗試合の詳細が発表されました。3人の校長に加えバーテミウス・クラウチ氏とルード・バグマン氏も審査員になりました。

そして代表選手を選ぶのは公正なる選者「炎のゴブレット」なのだそうです。代表選手に名乗りを上げたい17才以上の者は羊皮紙に名前と所属校名を書き「炎のゴブレット」に入れる。24時間後に代表選手が決まるんだそうです。

「さてゴブレットはほぼ決定したようじゃ。わしの見込みではあと1分ほどじゃの」

そして丸24時間が経ちダンブルドアがこう言った後に代表選手に決まった者は大広間の一番前に来て教職員テーブルに沿って進み隣の部屋に入れとの指示が出されました。最初に代表選手が決まったのはダームストラングでした。

「ビクトール・クラム」

ロンも「そう来なくっちゃ!」と納得の選出で大広間中が拍手と歓声で湧き立ちました。ビクトール・クラムは立ち上がるとダンブルドアの指示通り教職員テーブルに沿って進みその後ろの扉から隣の部屋へと消えて行きました。

「ブラボー。ビクトール!判っていたぞ。君がこうなるのは!」

すると拍手に負けない大広間にいる全員に聞こえる大きな声でカルカロフ校長がこう言いました。そして次にボーバトンの代表選手がフラー・デラクールにそしてホグワーツの代表選手がセドリック・ディゴリーに決まりました。

ところがでした。三校の代表選手が決まってダンブルドアが締めくくりの挨拶をしているその時でした。再び「炎のゴブレット」が赤く燃え上がりその炎の上にまたしても羊皮紙を載せているのです。そこに書かれていたのは?

「ハリー・ポッター」

3-2.毒づくカルカロフ校長
「さああの扉から。ハリー」こう言うダンブルドアは微笑んではいませんでした。ハリーが隣の小部屋に入って呆然としているとまずルード・バグマン氏が入って来て一泊置いてダンブルドア校長を先頭に続々と入って来ました。

当然ボーバトンにダームストラング両校の校長はダンブルドアに猛抗議をして来ました。カルカロフ校長はマダム・マクシームに続いて冷徹な笑いを浮かべながら「私も是非知りたいものですな」と言った後こう言ったのでした。

「ホグワーツの代表選手が2人とは?開催校は2人の代表選手を出してよいとは誰からも伺ってはいないようですが。それとも私の規則の読み方が浅かったのですかな?」

こう言うとカルカロフ校長は短く意地悪な笑い声を上げました。青い目は氷の欠けらのようでした。さらには身内のスネイプまでもハリーを攻撃して来たのでダンブルドアは「もうよい」とそれを制しなければなりませんでした。

ダンブルドアは今度はハリーに視線を向けるとハリーに「君は炎のゴブレットに名前を入れたのかね?」と訊きました。さらに続けてハリーに「上級生に頼んで炎のゴブレットに君の名前を入れたのかね?」とも訊いたのでした。

ハリーの答えはいずれの問いも「いいえ」でした。すると今度はマクゴナガル先生が猛抗議をしました。馬鹿馬鹿しい。ハリーがそのどちらもするはずなどはないとマクゴナガル先生は言ってスネイプを激しい目で見たのでした。

「クラウチさん。バグマンさん。お二方は我々の。えー。中立の審査員でいらっしゃる。こんな事は異例だと思われますでしょうな?」

マクゴナガル先生の激しい目つきにたじろいだのか?カルカロフ校長は口調を一転してへつらい声にするとクラウチ氏とバグマン氏にこう問いかけました。するとカルカロフ校長のこの問いにはクラウチ氏がこう答えたのでした。

「規則に従うべきです。そしてルールは明白です。炎のゴブレットから名前が出て来た者は試合で競う義務がある」

これを聞いてカルカロフ校長は醜悪な形相を浮かべながら「炎のゴブレット」をもう一度設置していただこう。そして各校の代表選手が2人になるまで名前を入れ続けるのだ。それが公平というものとダンブルドアに言いました。

しかしもはやそれはできないとバグマン氏が言明しました。何故なら「炎のゴブレット」は火が消えてしまった。だから次の試合まではもう火が点く事はない。これを聞いてカルカロフ校長はこう言ったというわけなんですよね。

「次の試合にダームストラングが参加する事は決してない!あれだけ会議や交渉を重ね妥協したのにこのような事が起こるとは思いもよらなかった!今すぐにでも帰りたい気分だ!」

カルカロフ校長は怒りを爆発させてこう言いました。すると帰りたいなどと言うのははったりだと口を挟んで来る人物がいました。代表選手を置いて帰る事はできまい。こう言って来たのはマッド・アイ・ムーディその人でした。

3-3.マッド・アイ・ムーディ対カルカロフ校長
選手は競わねばならん。選ばれた者は全員競わねばならんのだ。ダンブルドアも言ったように魔法契約の拘束力だ。それは都合のいい事だと言うムーディにカルカロフ校長は「何の事か分りませんな」と言い返しました。すると?

それに対してムーディは「分らん?カルカロフ簡単な事だ。ゴブレットから名前が出て来ればポッターが戦わねばならぬと知っていて誰かがポッターの名前をゴブレットに入れた」とそう言うのです。それなら何故そんな事を?

「ポッターが死ぬ事を欲した者がいるとしたら」

ムーディがこう言うので息苦しい沈黙が流れました。沈黙を破ったのはバグマン氏でひどく困った顔で苛立ちで体を上下に揺らしながらムーディに「何を言い出すんだ!」と言いました。するとカルカロフ校長がこう言いました。

皆さんご存知のようにムーディ先生は朝から昼食の間にご自分を殺害しようとする企てを少なくとも6件は暴かないと気が済まないお方だ。生徒たちにも暗殺を恐れよとお教えになっているようだ。つまり妄想だというわけです。

カルカロフ校長はムーディのそれは「闇の魔術に対する防衛術」の先生としては奇妙な資質だとまで言うのです。しかしムーディは強力な魔力を持つ「炎のゴブレット」の目を眩ませたのだから妄想などでははないと言うのです。

ムーディはハリーの名前を入れた者は「炎のゴブレット」に強力な錯乱の呪文をかけて試合には三校しか参加しない事を忘れさせハリー1人だけを四校目の候補者として入れたとそう言うのです。それに対しカルカロフ校長は?

「この件には随分とお考えを巡らされたようですなムーディ。それに実に独創的な説ですな」

こう言った後にカルカロフ校長は聞き及ぶ所では最近あなたは誕生祝いのプレゼントの中にバジリスクの卵が巧妙に仕込まれていると思い込み粉々に砕いた。ところがそれは実は馬車用の時計だと判明した。こう言ったのでした。

ムーディは被害妄想の塊というわけですよね。するとムーディは威嚇するような声で「何気ない機会を捉えて悪用する輩はいるものだ」と切り返しました。そしてカルカロフ校長に向かってムーディはこう言い放ったんですよね。

「闇の魔法使いの考えそうな事を考えるのがわしの役目だ。カルカロフ。君なら身に覚えがあるだろうが」

するとダンブルドアが警告するように「アラスター!」と呼びかけました。名前を呼ばれてムーディは黙りました。それでもカルカロフ校長の様子を楽しむように眺めました。カルカロフ校長の顔は燃えるように赤面していました。

今日の最後に
カルカロフ校長にしてみればホグワーツ入りしたその日に天敵のハリー・ポッターとマッド・アイ・ムーディに出くわしてしまい「やれやれ」と苦々しい思いを抱いたんでしょうが翌日もその2人に会う事になってしまいました。

しかもハリーが三大魔法学校対抗試合の4人目の代表選手として乱入して来るという思ってもみなかった形で再び顔を合わせマッド・アイ・ムーディもまたそれに連なるように分け入って来てしまったというわけなんですよね。

カルカロフ校長にとってはまさに「何なんだ!」という感じですよね。腹が立つのは当然だと私はそう思いますね。
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