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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ダームストラングのカルカロフ校長は魔法省と取引きをして仲間の死喰い人の名前を吐きアズカバンから釈放されたとハリーはシリウスから聞きました。そしてハリーは思ってもみなかった意外な形でその事実を確認する事になりました。それは額の傷痕が痛んで校長室に行った時でした。(全3項目)

3-1.クラムと森へ
「第2の課題」終了時にバグマン氏は「第3の課題」は6月24日に行われる。そして代表選手たちはそのちょうど1ヵ月前に内容を知らされると発表しました。その日となりマクゴナガル先生が「変身術」の授業後にこう告げました。

「ポッター今夜9時にクィディッチ競技場に行きなさい。そこでバグマンさんが第3の課題を代表選手に説明します」

そこでバグマン氏が教えてくれた「第3の課題」の内容はクィディッチ競技場のピッチに迷路を作ってその中心に優勝杯を置き最初に触れた者が優勝するというものでした。単純明快な説明だったので短時間で終了したのでした。

「ちょっと話したいんだけど」

バグマン氏の説明が終わってハリーが帰ろうとしているとビクトール・クラムがこう声をかけて来ました。ハリーは少し驚きましたが「ああいいよ」と答えました。ハリーとクラムは一緒にクィディッチ競技場を後にしました。

するとクラムはダームストラングの船ではなく「禁じられた森」のほうへ歩いて行きました。ハリーが「どうしてこっちのほうに行くんだい?」と訊くとクラムは「盗み聞きされたくない」と答えました。一体どんな話なのか?

「知りたいのだ。君とハーマイオニーの間には何かあるのか」

クラムのこの秘密めいたやり方から何かもっと深刻な事を予想していたハリーは肩透かしを食らう事となりました。睨みつけるクラムにハリーは「何にもないよ」と答えました。しかしハリーがそう言ってもクラムは睨んでいます。

そこでハリーはハーマイオニーは単なる友達で彼女なんかじゃない。それはリータ・スキーターがでっち上げたんだ。そう説明を付け足しました。クラムはハリーに何度も確認をして来ましたが何とか納得をしてくれたのでした。

ところがそこに意外な人物が現れたのです。

それはバーテミウス・クラウチ氏でした。

3-2.襲われたビクトール
クラウチ氏は何日も旅をして来たように見えました。ローブの膝が破れ血が滲んでいます。顔は傷だらけで無精髭が伸びきっちりと分けていた髪も伸びて汚れ放題でした。格好も奇妙ならばその行動も著しく挙動不審状態でした。

身振り手振りでクラウチ氏は自分にしか見えない誰かと話しているようでした。クラムはクラウチ氏を見て「審査員の1人じゃないのか?あの人はこっちの魔法省の人だろう?」とそう訊いて来ました。ハリーは頷いたのでした。

一瞬迷いましたがハリーはクラウチ氏に近づきました。しかしやはり明らかに挙動不審です。ところが「ダンブルドアに会って警告を」とか「闇の帝王は強くなった」などと言う時だけに限ってクラウチ氏はまともになるのです。

「君はこの人と一緒にここにいてくれ!僕がダンブルドアを連れて来る。僕が行くほうが早い。校長室がどこにあるかを知ってるから」

ハリーはクラムにこう言うと校長室に急ぎました。合言葉が以前に来た時とは変わっていたので入る事ができずハリーは「ダンブルドアは職員室かも?」と思って職員室に向かいかけた所で後ろから自分を呼ぶ声が聞こえました。

それはスネイプでした。ハリーがクラウチ氏が来ていてダンブルドア先生に会いたがっていると訴えていると物問いたげな表情のダンブルドア校長が出て来て「何か問題があるのかね?」と訊いて来ました。ハリーは訴えました。

「クラウチさんがいるんです。禁じられた森です。ダンブルドア先生に話したがっています!」

ハリーはダンブルドアが何か質問するだろうと身構えました。しかしダンブルドアは何も質問をする事なしにハリーに「案内するのじゃ」と言ってくれました。ところが現場に戻って来てみるとクラウチ氏の姿は消えていました。

そればかりかクラムは地面に大の字になって倒れていたのです。ダンブルドアによれば「失神術にかかっておる」との事でした。ダンブルドアは杖を上げてハグリッドの小屋に向かって何か半透明の鳥のような物を放ちました。

そして今度は杖をクラムに向けると「リナベイト!蘇生せよ!」と唱えました。するとクラムは目を開けました。ダンブルドアを見るとクラムは起き上がろうとしましたがダンブルドアはクラムの肩を押さえて横にならせました。

するとそこにハグリッドが駆けつけて来ました。ダンブルドアはハグリッドに「カルカロフ校長を連れて来てくれんか。カルカロフの生徒が襲われたのじゃ」と言いました。それからムーディ先生にも警告をとも言ったのでした。

するとムーディは「それには及ばん」と言いながら現れました。ハグリッドに連れられてやって来たカルカロフ校長は青ざめ動揺しているように見えました。クラムが地面に横たわりハリーとダンブルドアがいるのを見て・・・

「一体これは?これは何事だ?」

クラムがクラウチ氏が僕を襲ったと訴えるとカルカロフ校長はダンブルドアを指差し「罠だ!君と魔法省とで私をここに誘き寄せるために偽の口実を仕組んだなダンブルドア!初めから平等な試合ではないのだ!」と喚きました。

「最初は年齢制限以下なのにポッターを試合に潜り込ませた!今度は魔法省の君の仲間の1人が私の代表選手を動けなくしようとした!何もかも裏取引と腐敗の臭いがするぞダンブルドア」

こう言うとカルカロフ校長は「魔法使いの国際連携を深めるの旧交を温めるの昔の対立を水に流すのと口先ばかりだ。お前なんかこうしてやる!」と言いダンブルドアの足下に唾を吐きました。これにはハグリッドが怒りました。

ハグリッドはカルカロフ校長の胸倉を掴むと宙吊りにして近くの木に叩きつけて「謝れ!」と唸りました。ダンブルドアはハグリッドに「辞めるのじゃ」と叫びました。するとハグリッドは掴んでいた手を離したというわけです。

ここにいたほうがいいのでは?こう言うハグリッドにダンブルドアは「ハリーを城まで送ってやってくれ」と言いました。ハリーはハグリッドとその場を離れました。その時カルカロフ校長はまだ気を失ったままの状態でした。

3-3.憂いの篩の中の光景で
このようにしてハリーはカルカロフ校長とまたしても場外乱闘を繰り広げてしまいました。でもそもそも話がしたいと言ってこの場にハリーを連れて来たのはクラムのほうなんですからハリーが責められるのは筋違いですよね。

ハリーはこの事で今度はシリウスに責められる事になってしまいました。カルカロフ校長とダームストラングの生徒には注意をしろと言っていたのにシリウスにとっては極めて無用心な事にクラムと2人だけで会ったからでした。

その注意をした際シリウスはカルカロフ校長はアズカバンにいたが魔法省と取引きをし仲間の死喰い人の名前を吐いて釈放されたと言っていました。ハリーはカルカロフがまさにそうする所を実際にその目で見る事になりました。

それは「占い学」の授業中に額の傷痕が痛んだからでした。ハリーはシリウスから再びそういう事があればダンブルドアの所へ行けと言われていたのでまっすぐ校長室に行きました。そこにあったのが「憂いの篩」だったのです。

それは幾つか見た中の最初の光景でした。その裁判にはムーディとダンブルドアも立ち会っていました。クラウチ氏が仲間の名前を明かすと言うのだなと言うとカルカロフはまず仲間の名前を全部は知らないと断りを入れました。

全員を把握していたのはヴォルデモートだけだったんだそうです。それでも何人かの名前を言う事はできる。そう言ってカルカロフが最初に名前を挙げたのはアントニン・ドロホフでした。しかしもう既に逮捕されていたのです。

次に挙げたのはエバン・ロジエールでした。しかしロジエールはおめおめ捕まる事より戦う事を選び抵抗して死んだのだそうです。さらにカルカロフが挙げたのはトラバースにマルシベールにオーガスタス・ルックウッドでした。

カルカロフは「今度こそ金脈を当てた」と思ったようです。クラウチ氏は「ルックウッド?」と言うと前に座っている魔女に頷いて合図し羊皮紙に走り書きをさせたからです。そして確認するようにカルカロフにこう言いました。

「神秘部のオーガスタス・ルックウッドか?」

カルカロフは「その者です。ルックウッドは魔法省の内にも外にも上手い場所に魔法使いを配しそのネットワークを使って情報を集めたものと思います」と説明しました。しかしそれではまだ足りないとクラウチ氏は言うのです。

トラバースやマルシベールはもう握っている。これで全部ならアズカバンに戻って貰う。クラウチ氏がこう言うとカルカロフは必死の面持ちで「まだ終わっていない!待ってください。まだあります!」と言ったと思うと・・・

「スネイプ!セブルス・スネイプ!」

しかしスネイプは無罪になったそうです。何故ならアルバス・ダンブルドアが保証人になっているからだそうです。それでもカルカロフは「違う!誓ってもいい!セブルス・スネイプは死喰い人だ!」とそう訴えたというわけです。

するとここでダンブルドアが立ち上がりセブルス・スネイプは確かに死喰い人だったがヴォルデモートの失脚前より我らの側に戻って大きな危険を冒して密偵になってくれた。こう言って無罪になった理由を説明したのでした。

「よろしいカルカロフ。お前は役に立ってくれた。お前の件は検討しておこう。その間アズカバンに戻っておれ」

クラウチ氏がこう言ってカルカロフの裁判は終わったというわけです。

最後に
何とかしてアズカバンからそして吸魂鬼から逃れたいとカルカロフは必死だった。そこで仲間の死喰い人の名前をしゃべって何とか釈放して貰いカルカロフはダームストラングの校長になったというわけです。ところがでした。

百年以上ぶりに三大魔法学校対抗試合の復活開催が決まったと思ったら「闇の印」まで復活して来た。そしてホグワーツ入りをしたら自分をアズカバンに送ったマッド・アイ・ムーディとハリー・ポッターに出くわしてしまった。

そしてその闇の帝王を凋落させ結果として自分をアズカバンに送る事になったハリー・ポッターが14才なのに4人目の代表選手として三校対抗試合に乱入して来た。つまりカルカロフ校長にとっては「泣きっ面に蜂」ですよね。

そして逃げたカルカロフはヴォルデモートの復活が公になった直後に殺害されてしまったというわけなんですよね。

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