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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーもチラリと考えはしたものの老け薬を飲んだフレッドとジョージがダンブルドアの引いた年齢線に撥ね飛ばされたのを見てすっかり諦めていました。ところが何と4人目の代表選手という当のハリーもびっくり仰天の形で三校対抗試合に引きずり込まれてしまいました。当然2人の校長は黙っていられません。(全3項目)

3-1.4人目の代表選手
こうして10月31日の夜も更けていよいよ三校の代表選手が決まるその時がやって来ました。一同が固唾を飲んで見守る中まず最初に「炎のゴブレット」から名前が出て来たのはダームストラングの代表選手だったというわけです。

「ダームストラングの代表選手はビクトール・クラム」

そしてその次に決まったのがボーバトンの代表選手でした。再び「炎のゴブレット」が赤く燃え上がり2枚目の羊皮紙が飛び出して来ました。ダンブルドアがその羊皮紙を捕らえると名前を読み上げたというわけなんですよね。

「ボーバトンの代表選手はフラー・デラクール!」

ハリーがその女性を見てロンに「あの女(ひと)だ!」と叫びました。前日グリフィンドールのテーブルにやって来てフランス料理のブイヤベースを取りに来た際にハリーにロンとちょっとだけ会話を交わした人だったんですよね。

「まあ見てよ。みんながっかりしてるわ」

残ったボーバトン生を見てハーマイオニーがこう言いました。ハリーは「がっかり」では言い足りないと思いました。選ばれなかった2人の女の子は泣き出して腕に顔を埋めてしゃくり上げていました。最後はホグワーツでした。

ロンにとっては極めて残念な事にホグワーツの代表選手はハッフルパフ生のセドリック・ディゴリーでした。これで三校の代表選手が出揃いました。ところがここで当の本人でさえもびっくり仰天の驚愕の出来事が起きたのです。

「炎のゴブレット」が再び赤く燃え上がり火花が迸りました。空中に炎が伸び上がりその舌先にまたしても羊皮紙を載せています。ダンブルドアはその羊皮紙を捕らえ暫くの間は何も言わずに見つめていましたが読み上げました。

「ハリー・ポッター」

3-2.ハリーを巡って
ハリーも三大魔法学校対抗試合の代表選手に名乗り出る事をチラリと考えはしました。しかし今回に限って代表選手には「17才以上」という年齢制限が設けられてダンブルドアが「炎のゴブレット」の周囲に年齢線を施しました。

しかし16才のフレッドにジョージが老け薬を飲んで果敢に挑戦したものの撥ね返されてしまった時点でハリーもすっかり諦めていました。それが何と4人目の代表選手という思ってもみなかった形で選ばれてしまったんですよね。

ハリーが大広間の隣の小部屋に入って行くとボーバトンの代表選手になったフラー・デラクールが「どうしましたか?私たちに広間に戻りなさいという事ですか?」と声をかけて来ました。伝言を伝えに来たとそう思ったのです。

するとそこに審査員の1人のルード・バグマン氏が入って来て3人にハリーが4人目の代表選手だと告げました。セドリック・ディゴリーとビクトール・クラムは困惑した表情を見せフラーは面白いジョークと言って笑いました。

何かの間違いに違いありません。この人は若過ぎるから競技できない。こう言うフラーにバグマン氏は驚く事だ。しかし知っての通り年齢制限は今年に限り特別安全措置として設けたのだから逃げ隠れはできないと反論しました。

背後の扉が再び開いて今度はダンブルドア校長を先頭に大勢の人が入って来ました。フラーはマダム・マクシームを見つけるとつかつかと歩み寄って「この小さい男の子も競技に出るとみんな言っています!」と言ったのでした。

マダム・マクシームは背筋を伸ばすと全身の大きさを十二分に見せつけました。頭のてっぺんが蝋燭の立ち並んだシャンデリアをこすり黒繻子のドレスの下では巨大な胸が膨れ上がりました。当然2人の校長は猛抗議をしました。

マダム・マクシームは威圧的な声でダンブルドアに「これはどういう事ですか?」と言いました。ダームストラングのカルカロフ校長もホグワーツの代表選手が2人とは一体どういう事だと数々の言葉を列挙して抗議をしました。

マダム・マクシームはフラーの肩に手を載せて「セ・タァンポシーブル」と興奮のあまりフランス語で抗議しました。これは「有り得ない事ですわ」という意味だそうです。さらに今度はフランス語訛りの英語でこう言いました。

「ホグワーツが2人も代表選手を出す事はできません。そんな事はとても正しくないです」

マダム・マクシームはダンブルドアが年齢線を引き間違えたとも主張しました。フラーはハリーが嘘をついているとそう主張しました。しかしそれを聞いて今度はマクゴナガル先生がそんな事など決してないと猛抗議をしました。

結局「炎のゴブレット」から名前が出て来た以上は試合で競う義務があるという事でハリーも参加する事になりました。こうして三大魔法学校対抗試合はホグワーツの代表選手が2人という異例の形で行われる事になったのです。

3-3.ハグリッドとお出かけ
このようにしてハリーはまたしても三大魔法学校対抗試合の代表選手というトラブルを引き寄せる事となってしまいました。しかしそんなハリーに対し救いの手を差し伸べてくれたのがハグリッドだったというわけなんですよね。

教職員の中で表立ってハリーを信じると言ってくれたのはハグリッドだけでした。もちろんマクゴナガル先生もそうだったのですがハリーへの支持を表立ってするという行為は先生の性格上は決してできない事だったんですよね。

ハグリッドは「第1の課題」の内容を事前にハリーに漏らしてくれました。それは「第1の課題」直前の週末にホグズミード行きが許された時でした。ハーマイオニーと「透明マント」に隠れて「三本の箒」にいるハリーに・・・

「ハリー今晩真夜中に俺の小屋に来いや。そのマントを着てな」

言われた通りにしてハリーが行くとハグリッドは「ちょっくら見せるものがあってな」と言うのです。ハグリッドは何だかひどく興奮しています。ハリーが「何を見せたいの?」と訊くとマントを被って従いて来いと言うのです。

マントを被ってハリーが従いて行くと何とハグリッドはボーバトンの馬車の扉をノックしました。出て来たのはマダム・マクシームでした。どうやらマダム・マクシームもハリーと同様にハグリッドのもてなしに与るようでした。

「ハグリッド。一体私をどこに連れて行くのですか?」こう訊くマダム・マクシームにハグリッドは「きっと気に入る」と言いました。ただし俺が見せた事は誰にも言わねえでくれ。あなたは知ってはいけねえ事になっている。

ハグリッドがそう言うとマダム・マクシームは「もちろんです」と言い目を瞬かせました。こうしてハグリッドに導かれマダム・マクシームに「透明マント」に隠れたハリーは三校対抗試合の「第1の課題」の内容を知りました。

ハリーの口はあんぐりと開きました。

「ドラゴンだ」

今日の最後に
こうしてハグリッドはハリーだけではなくボーバトンの校長のマダム・マクシームにも「第1の課題」で代表選手が立ち向かうのがドラゴンだと教えました。しかしこの後ハグリッドはこの行為を後悔する事になるんですよね。

マダム・マクシームはハグリッドに対して「第3の課題」の内容も漏らして欲しいと迫って来たようでした。でもハグリッドはそれをどうやら拒否したようでした。ハリーはそれを「第3の課題」の内容を聞いた日に知りました。

「もう腹は読めとる!俺に取り入ろうとしとる。第3の課題が何なのか聞き出そうとしとる。へん!あいつら誰も信用できん!」

こう言ってハグリッドの機嫌は最悪だったんですよね。

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