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11月11日についに「ハリー・ポッターと呪いの子」が発売されましたが13日の夕方に読み終わりました。そこで本日は読み終えて思った事を書き綴ってみる事にしました。正直言ってこういう形式の本を読むのは初めてだったので若干の不安はありましたが無事読み終える事ができました。(全3項目)

3-1.読んでの感想(ネタバレなし)
読み終わりました!ちなみに翻訳者は言うまでもありませんが松岡佑子さんです。特別リハーサル版の第一部と第二部という事で書店の店頭でちらりと開いて見れば判るように要するに台本をそのまま書籍化したというわけです。

読む前から「そうなんだろうなぁ」と思っていましたが予想通りでした。内容は元々舞台の演劇の台本なので各登場人物の話す言葉(セリフ)が中心になっておりその脇に説明書きが軽く添えられているという構成になっています。

ご存知のようにローリングさんは登場人物や動物の姿形を事細かに説明するのが好きですよね。例えばハリーは年の割には小柄で華奢で髪の毛は父親譲りのくしゃくしゃの黒髪で外見は父親そっくりだが緑色の目だけは母親似だ。

こうなりますがこの本にはそういう記述は一切出て来ません。そのため初登場の人物も何人か出て来ますがその人たちがどんな姿形をしているのかは分りません。今あの人がどうなっているのかの具体的な説明もないんですよね。

だから各人物の話す言葉の内容から「あの人はこうなったらしい」とか「今あの人はこんな仕事をしているらしい」とか「魔法省に就職したあの人はこんな役職に就いているらしい」などと推測をしなければならないんですよね。

それはそれで面白いんですが一方これはもっぱらハリーなんですが既出の7巻で登場していないのにハリーが自宅の寝室で夢を見て「こんなやり取りがされていたのか」と過去の場面が出て来るというのが大変興味深いですよね。

他にもハリーは見ていなかったがロンとハーマイオニーは見ていた。それなら一体そこではどんなやり取りが行われていたのかとか誰がどう話していたのかなんて場面も出て来て「こうだったのか!」と思って読む事もできます。

なのでとっても楽しく読む事ができました。

さて!久しぶりですがこれ以降は「ハリー・ポッターと呪いの子」の具体的な内容に踏み込むので「ネタばれ記事は読みたくない!」という方はご遠慮ください。

3-2.読み終わって思った事、その1
その日ホグワーツ魔法魔術学校の大広間で組分けの儀式に立ち会った人たちは誰もが押し黙った。それはヴォルデモート卿を倒し魔法界に真の平和をもたらしたあのハリー・ポッターの息子がスリザリンに組分けされたからです。

通常なら組分けの儀式を受けた1年生が寮が決まると所属する事になった寮生たちが拍手喝采して迎えるのですが何とアルバス君は完璧なしかも深い静けさでした。アルバス君がスリザリン生になって喜んだのは1人だけでした。

その予兆はホグワーツ特急で始まっていました。ロンとハーマイオニー夫妻の娘ローズはアルバスに「誰と友達になるかを決めるのよ」と言いました。ローズによれば初めて乗ったホグワーツ特急で友達を決めるのは重要なんだ。

何故ならローズの両親つまりロンとハーマイオニーは初めてホグワーツ特急に乗った時に生涯の友ハリーと出会っているからだそうです。そこでアルバスが友達に指名したのはスコーピウス・マルフォイという子だったのです。

この子の父親はドラコ・マルフォイです。つまりハリーにとっては最大の宿敵でホグワーツに在籍していた頃には2人が2人ともつまりハリーもドラコも互いの事を極度に嫌悪していました。まさに敬遠の仲というわけですよね。

目の前にいるのがドラコ・マルフォイの息子と知った途端ローズの顔はみるみる強張って行きました。スコーピウスが「フィフィ・フィズビー食べるかい?」と訊くとローズは朝食を食べたばかりだと言って断ってしまいました。

その一方でアルバス君のほうは「少し貰うよ」と言いました。理由は母親のジニーが甘い物を食べさせてくれないからだそうです。結局アルバス君はスコーピウス君のいるコンパートメントに居座りローズは出て行ったのでした。

昨日の記事で私はアルバス・セブルス・ポッター君は自分はスリザリンに組分けされるんじゃないかと心配しているがそんな必要はない。それは杞憂だ。両親がグリフィンドールなんだから君もグリフィンドールに組分けされる。

暗にそう言いましたが何とアルバス君はスリザリン生になってしまいました。びっくり仰天です。驚愕しました。ぎょっとしました。でも長男ジェームズ君はアルバス君の日頃の言動などを見ていてそう感じていたんでしょうね。

まさにズバリ的中したというわけなんですよね。

3-3.読み終わって思った事、その2
吟遊詩人ビードルの物語を読んだ皆さんはご存知のようにホグワーツの戦いでセブルス・スネイプ校長がヴォルデモート卿に殺害されて後任のホグワーツ魔法魔術学校の校長職の座にはミネルバ・マクゴナガル先生が就きました。

でも私が思ったのは「果たしてマクゴナガル先生は19年後もホグワーツの校長なんだろうか?」という事です。それと云うのもネビルが得意科目だった「薬草学」の先生になっていると第7巻の最終章で紹介されていたからです。

それならスプラウト先生は一体どうしたんだろう?ひょっとしたらスプラウト先生が校長になって空席になった「薬草学」の教職にネビルが入ったという事なのでは?そう思いましたが19年後も校長はマクゴナガル先生でしたね。

マクゴナガル先生は相変わらずお元気でしたね。そして自分でこうと思ったら考え方を全く曲げない所も変わっていませんでした。そして要所要所で登場して来て第8巻「呪いの子」の主要な人物の1人として活躍してくれました。

その一方で引退していたのにハリーの手も借りてダンブルドア校長が無理やり教壇に引っ張り出した「魔法薬学」の先生ホラス・スラグホーンはホグワーツを去り後任はポリー・チャップマンという人がなっているみたいですね。

おそらくこのポリー・チャップマンという人が「魔法薬学」の先生だと思います。それと云うのも前述のように簡単な添え書きしかないので断言はできないのです。初登場の生徒の名前と区別をするのがとても難しいんですよね。

それからついでに言うと「薬草学」の先生になったネビルは一度も登場しませんでしたね。何分にもまだ1回通して読んだだけなので断言はできませんがマクゴナガル先生が一度名前を口にしただけで本人は出て来ませんでした。

何せ何と驚く事には意外にもスリザリン生のアルバス・ポッター君とスコーピウス・マルフォイ君の2人が事実上の主役なのでこの2人に関わる人物しか登場しないのです。この2人はそれはもう交遊範囲がとても狭いんですよね。

個人的にはルーナ・ラブグッドとその2人の双子の子供が全く出番がなかったのでルーナ・ファンの私としては大変残念でしたね。

今日の最後に
私も正直言って「えっ?ハリーとジニーの子がスリザリン生?」と当初はぎょっとしましたが読み進めて行く内に納得できました。何かアルバス君ってずる賢いと云うか狡猾で父親のハリーよりも嘘をつくのが上手いんですよね。

アルバス君がスコーピウス・マルフォイ君に惹かれたのはやはり自分では自覚していないがスリザリン的な要素を内包している。組分け帽子も戸惑ったもののアルバス君のそんな要素を見抜いてスリザリン生にしたんでしょうね。
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