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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

先週の金曜日11月11日に「ハリー・ポッターと呪いの子」が発売され14日の月曜日からは思った事や主要登場人物の事などを書き綴っています。今日がその最終日になりました。当然本日の記事も100%ネタばれの内容なので事前に内容を知りたくないという方は読むのを遠慮してくださいね。(全3項目)

3-1.私が注目した人物、その1「デルフィーニ・ディゴリー」
この人は夏休みでアルバスが自宅にいる時にエイモス・ディゴリー氏に付き添ってやって来ました。エイモス氏の姪だそうです。この通称デルフィーという人と出会った事でアルバスとスコーピウスの大冒険が始まったのでした。

エイモス氏は魔法省が逆転時計を押収して保管しているという噂を聞きつけてハリーの所にやって来ました。そしてその逆転時計を使って理不尽にもヴォルデモートに殺害されてしまった息子セドリックを取り戻せと訴えました。

そこでアルバスはスコーピウスとデルフィーの3人でポリジュース薬でロンとハリーとハーマイオニーに成り済まし魔法省に潜入してハーマイオニーの執務室に隠されていた逆転時計を奪ってセドリックを助けようとしました。

しかしアルバスが過去に干渉した事で生まれるべき人間が生まれなくなってしまうなどの支障が起きてしまい結局は元に戻さなくてはならなくなった事は昨日の記事で紹介しました。ところがこのデルフィーが曲者だったのです。

このようにデルフィーは当初はセドリックを助けたいと言ってアルバスに近づいて来ました。いい人でした。ところが自分の目的を露わにするとその正体を表しました。その最終目的は自分の父親を助けるためだったんですよね。

デルフィーがエイモス・ディゴリー氏の姪というのは実は真っ赤な嘘でデルフィーは何とヴォルデモートがベラトリックス・レストレンジに産ませた子供でした。デルフィーはヴォルデモートの娘だったというわけなんですよね。

3-2.私が注目した人物、その2「ドラコ・マルフォイ」
既出の7巻の主要登場人物の中で断トツに印象の悪い人物の1人として私が挙げるならこの人でしょうね。真顔で嘘をつくのが大変上手で虚栄心が強く自己中心的で常に自分が主役でスポットライトを浴びていないと気が済まない。

しかしその実像は小心者で腰巾着のクラッブとゴイルを両脇に従えていないと何もできない。そんなドラコ・マルフォイだったのですが「ハリー・ポッターと呪いの子」では立派な父親に成長していて好感度を一気に上げました。

魔法省はセオドール・ノットから逆転時計を押収し魔法大臣のハーマイオニーの執務室に隠しました。しかしその逆転時計は試作品で過去にいられる時間は5分だけでした。重大な欠陥で闇の魔術の真の収集家に売る物ではない。

実はセオドール・ノットはルシウス・マルフォイ氏のために逆転時計を作ったのだそうです。ドラコが言うには父ルシウス氏は誰も持っていない物を所有したがったんだそうです。魔法省が所有する逆転時計はありきたりだった。

ルシウス氏が欲しがったのは一時間以上過去に戻る能力だったのだそうです。何年も過去に旅ができる逆転時計だった。だからと言ってルシウス氏は使うつもりはなかった。それでヴォルデモートを蘇らせようとは思わなかった。

それはきっと内心はヴォルデモートのいない世界のほうが望ましいと思っていたからだそうです。したがってルシウス氏は本物の逆転時計は息子ドラコのために作らせたんだそうです。この逆転時計には時間の制限などはない。

ドラコがその逆転時計を持っている事を秘密にしていたのは明らかになれば「スコーピウスの父親はヴォルデモートなのでは?」という噂に信憑性を持たせる事になってしまう。だから表沙汰になどできなかったというわけです。

我々夫婦は子供を持つ事ができた。しかしアストリアは虚弱だった。血の呪いだ。しかも重い。先祖の1人にかけられていた呪いがアストリア夫人に現れたのだそうです。こういう呪いは何世代も後になって表面化するそうです。

ドラコはアストリア夫人の体を危険にさらしたくはなかったそうです。だからマルフォイ家の血筋が絶えても構わないと父ルシウス氏に言ったのだそうです。しかしアストリア夫人はそれを承知の上でスコーピウスを産みました。

アストリア夫人はマルフォイ家の家名とか純血とか栄光のために子供が欲しかったのではないそうです。自分と夫ドラコのために子供が欲しかった。スコーピウスが生まれた日は我々夫婦にとっては人生最良の日だったそうです。

それほどまでにアストリア夫人は夫ドラコの事を愛していた。そういう事だったと私は思いますね。

3-3.私が注目した人物、その3「車内販売魔女」
セドリック・ディゴリーを助けるんだ。そう思い立ったアルバスはスコーピウスを誘ってホグワーツ特急を降りようとします。そんな2人の前に立ちはだかったのがホグワーツ特急でカートを押し車内販売をしている魔女でした。

アルバスの父ハリーは毎回学期初日と最終日にホグワーツ特急に乗るたびこの人から菓子を買っていました。でもホグワーツ特急を途中で降りようなどとは一度も露ほども考えた事がなかったので知る機会がなかったんですよね。

当の魔女本人によれば誰も私の事をよく知らない。私の大鍋ケーキは買っても私の事はまるで気に留めない。最後に名前を訊かれたのがいつなのかも忘れてしまったそうです。何とこの人はこの仕事を190年もしているそうです。

190年前にホグワーツ特急ができた時にオッタライン・ギャンボル校長が直々にこの仕事をくれたんだそうです。この魔女の自慢は目的地に着く前に誰かに汽車を降りさせた事が決してない事なのだそうです。みんな失敗した。

降りようとした奴はいたんだそうです。シリウス・ブラックと悪ガキ仲間。フレッドとジョージ・ウィーズリー。いずれも降りられなかった。何故ならこのホグワーツ特急は誰かが降りるのを嫌うからだそうです。ところがです。

このホグワーツ特急で車内販売をしている魔女にこんな役目があっただなんて既出の7巻では明らかになりませんでした。しかも途中で降りようとしたのがフレッドとジョージにシリウスと悪ガキ仲間だったとは驚きですよね。

シリウスと悪ガキ仲間ってきっとハリーのお父さんのジェームズなんでしょうね。しかし4人とも失敗した。4人ともホグワーツ特急を途中下車する事はできなかった。でもアルバスとスコーピウスの2人は降りてしまいましたね。

別の意味でこの2人は凄かったというわけです。

最後に
しかしそれにしてもホグワーツ特急の車内販売の魔女がこんな役目を持ってたなんて驚きました。しかもシリウスにハリーのお父さんのジェームズ(多分)とフレッドとジョージが途中下車を試みていたなんてこれも驚きですよね。

それと最初は好印象だったのに正体を表すととてつもなく邪悪になるデルフィーを見て「やっぱり父親のヴォルデモートに似ている」と私はそう思いましたね。ヴォルデモートの裏切り方もきっとこんな感じだったんでしょうね。

スコーピウスがヴォルデモートの子供だなんて無責任極まりない噂だ。それはとんでもない誤解だ。外見が父親似なのはもちろんの事で私がそう言い切れるのはスコーピウスにそんな邪悪な所が一欠けらもないからなんですよね。

付き合ってみれば判るんですよね。何よりもスコーピウスは愛する事ができる!これが確たる証拠ですよね。(笑)

コメント

8巻で一番印象に残っているのは、次男アルバスとの親子関係に悩むハリーを、ドラコが諭す場面です。

ドラコはハリーと違って両親は健在で、愛情も注いでもらっていましたが、実は孤独を感じていたのです。また、ドラコにはクラッブとゴイルがいました。7巻の描写を見る限り、ドラコは2人を彼なりに大切に思っていたようですが、当の2人は父親同士の死喰い人としての上下関係の都合からドラコに付き従っていただけで、ドラコのことを友達とも何とも思っていませんでした。事実、2人はルシウスが失脚した後はドラコの制止も聞かずに暴走し、クラッブは「悪霊の火」を制御できず死亡してしまいます。

「俺はハリーとロンとハーマイオニー、3人の仲が良いのが羨ましかった。父上は俺のことを守ろうと考えていたが、結果として俺は孤独だった。そしてその孤独が俺を心の闇へと導いた。長い間。トム・リドルも孤独な子供だった。ハリー、お前には分からないかもしれないが、俺には分かる。おそらくジニーだってわかるだろう。トム・リドルは闇から抜け出すことができなかった。その孤独がトム・リドルをヴォルデモート卿にしたんだ。ベインが見たという黒い雲は恐らく、アルバスの孤独のことだ。彼の痛みのことだ。アルバスを失うな。お前も後悔するだろうし、アルバスも後悔することになるだろう。アルバスには、お前とスコーピウスが必要なんだ。彼がそれを意識していようとなかろうと」

考えて見れば、ハリーは1歳の時に両親が亡くなり、ダーズリー家でもまともな家族関係を築けなかったせいなのか、父親として息子にどう接して良いのか分からず苦悩していました。そんなハリーに対してアルバスの心の闇を指摘し、諭してくれたのがあのドラコだったことが、何より嬉しかった。ハリーとドラコの息子達(アルバスとスコーピウス)が親友同士になり、終盤ではハーマイオニーとドラコが軽口を叩き合う場面もあり、感慨深かったです。

2019.05.19  龍  編集

内容がいつも深い!

龍さんコメントありがとうございました!

龍さんのコメントの内容はいつも深いですよね。読み応えがあっていつもとっても面白いです。記事でも言っているように私も第8巻「呪いの子」のドラコ・マルフォイは印象がガラリと好転して大変驚きましたね。

あのドラコ・マルフォイがハリー・ポッターを諭す日が来るなんてという感じですよね。ハリーも1才の時に両親を亡くしたので次男のアルバスとどう接したらいいのか分からず苦悩するのを見るのは私も悩ましかったですね。

ドラコ・マルフォイとクラッブにゴイルとの関係についても何となくは知っていましたが「あーそうだったんだ」と重苦しくも感慨深く読ませていただきました。だからドラコは孤独だったんですよね。

ドラコには真の親友がいなかった。だから息子のスコーピウスには親友を持たせたかった。だからドラコはアルバスとスコーピウスを引き離したハリーに抗議もして諭したんでしょうね。

このコメントを読んで私も長い間放置していた第8巻「呪いの子」が読み返したくなりましたね。

2019.05.20  トキメキぼーい  編集

従兄妹同士の明暗を分けたもの

返信ありがとうございます。もう一つ、8巻のドラコに関して感じたのは、今回の敵であるデルフィーニとの対比です。

ドラコの母ナルシッサは、結果的にルシウス共々ドラコを孤独にしてしまっていたことになりますが、彼女は息子を誰よりも大切に思っていました。闇の陣営のことよりも息子の身を案じ、「(ハリーは)死んでいます!」と保身のためにウソをついたことが、結果的にハリーが死んだと思い込んで油断していたヴォルデモートの間接的な敗因にも繋がりました。

それに対して、デルフィーニの母でナルシッサの姉に当たるベラトリックスはどうでしょうか?ナルシッサとベラトリックスの姉妹仲は良好でしたが、息子を溺愛しているナルシッサに対して、ベラトリックスは「ドラコはヴォルデモートのために命をかけて仕えさせるべきだ」と考える女でした。おそらく、ホグワーツの戦いで戦死していなければ、生まれてきた自分の子供に対してもそういう考えを強いる人間だったはずです。

そして、かつてのトム・リドル・シニアとメローピー・ゴーントがそうだったように、デルフィーニの父ヴォルデモートと母ベラトリックスの間に愛はなかったと思います。ヴォルデモートを盲目的に敬愛していたベラトリックスはともかく、ヴォルデモートは「愛」という概念がそもそも理解できない男なのですから。

甘やかされがちだったとはいえ、両親からの愛情を一身に受けて育ったドラコと、そもそも両親の間に愛がなく、両親はおろか養父ロドルファスからもまともな愛情を得られなかったデルフィーニ。血縁上、この2人は母方の従兄妹同士ということになりますが、その明暗をはっきりと分けたものは言うまでもないでしょうね。

デルフィーニは取り押さえられる際に何度も「お父さん」と叫んでいました。嘘で塗り固めた人物像で終始ハリー達を翻弄し続けた彼女ですが、父を敬愛する気持ちだけは紛れもなく本物だったはずです。彼女のしたことは許されるものではありませんが、その心情を察すると悲しくなります。結局、「呪いの子」の本質はアルバスやかつてのドラコ同様、「愛に飢えた子供」だったんですよね。父ヴォルデモートとは似て非なる、悲しい悪役でした。

2019.05.21  龍  編集

2人の明暗を分けたのは「愛」

龍さんコメントありがとうございました!

いやぁー今回の龍さんのコメントも半端ないほどの読み応えがありますよね。結果として孤独だったもののナルシッサはドラコの事を誰よりも大切にしてついには闇の帝王をも裏切ったという事になりますよね。

それに対してデルフィーニはそもそも両親の間に愛がなく両親はおろか養父ロドルファスからもまともな愛情を得られなかった。でも父を敬愛する気持ちだけは紛れもなく本物だったはずだ。デルフィーニは愛に飢えていた。

つまり結果として孤独だったものの両親のルシウス・ナルシッサ夫妻から愛情を注がれたドラコは陽の光が当たる所を歩く事ができる。

それに対してデルフィーニは両親からも養父ロドルファスからもまともな愛情を得られなかったが故に最後には残りの人生を牢獄のアズカバンという陽の光が当たらない所で過ごす事になってしまったという事になりますね。

親に愛されたか愛されなかったのか?それがこの母方の従兄妹同士のドラコとデルフィーニの人生の明暗を大きく分けたというわけですよね。確かにデルフィーニは悲しい悪役ですよね。

2019.05.22  トキメキぼーい  編集

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