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ダーズリー夫妻のダドリーに対する溺愛ぶりはもう凄まじいばかりでダドリーの言う事もする事も何でも受け入れてしまいます。まさに「ここまでするか!」と言わしめるほどの溺愛ぶりです。そんな事なのでダーズリー一家を説得するのなら息子のダドリーを落とせば至極簡単というわけなんですよね。(全3項目)

3-1.ダドリー・ダーズリー
両親を失ったハリーが1才3ヵ月の時から同じ屋根の下で過す事になったダーズリー夫妻にはダドリーという男の子がいました。どこを探してもこんなに出来のいい子はいやしないというのが2人の一致した意見だったんですよね。

その日つまりハリーがやって来る日ダドリー坊やは何やら不機嫌のようでした。母親のペチュニア叔母さんがベビーチェアに座らせる時も大声で泣き喚きさらには癇癪を起こしてコーンフレークを皿こど壁に投げつけていました。

しかし父親のバーノン叔父さんは「わんぱく坊主め」と言うと満足気に笑いながら家を出ると自家用車に乗り込んで会社に出勤して行ったというわけなんですよね。本来なら癇癪なんぞを起こして困った息子だと怒る所ですよね。

そしてハリー・ポッターという新たな同居人が増えて10年の歳月が経ちました。当然ダドリー・ダーズリーはもう赤ん坊ではありませんでした。写真には金髪の大きな男の子が写っていました。初めて自転車に乗った時の写真。

お祭りの回転木馬の上。父親のバーノン叔父さんとコンピュータ・ゲームをしている所。母親のペチュニア叔母さんに抱き締められキスされている姿。しかしどこを探しても少年がもう1人この家に住んでいる気配はありません。

「さあ起きて!早く!」

しかしここプリベット通り4番地にハリー・ポッターはいました。ペチュニア叔母さんにこう言って起こされたのです。ペチュニア叔母さんが言うには今日は間違いのないようにしなければならないんだそうです。その理由は?

ダドリーちゃんのお誕生日だからだそうです。

3-2.ダドリーのためなら
服を着てハリーがキッチンに到着すると食卓はダドリーの誕生日のプレゼントの山に埋もれてほとんど見えませんでした。欲しがっていた新しいコンピュータもあるようですし2台目のテレビやらレース用の自転車もありました。

ハリーが卵を焼いているとダドリーが母親に連れられてキッチンにやって来ました。ペチュニア叔母さんはダドリーの事をよく「天使のようだわ」と言いましたがハリーは「豚がかつらをつけたみたいだ」とそう思っていました。

太っていて首がほとんどない父親のバーノン叔父さんにそっくりだったからです。ダドリーの誕生日プレゼントで食卓はぎっしりだったためハリーはベーコンと卵の皿を置くのに苦労していました。その一方ダドリーのほうは?

ダドリーはプレゼントの数を数えていましたが突然顔色を変えると両親を見上げ「36だ。去年より2つ少ないや」と言いました。そんなダドリーに母親のペチュニア叔母さんがこう言ったのでした。1つ見逃しているそうです。

「坊やマージおばさんの分を数えなかったでしょう。パパとママからの大きな包みの下にありますよ」

「判ったよ。でも37だ」こう言ったかと思うとダドリーの顔に血が上って来ました。ハリーはダドリーの癇癪玉が大爆発寸前なのを感じ「いつテーブルが引っくり返されてもいいように」と大急ぎでベーコンに食らいつきました。

「今日お出かけした時あと2つ買ってあげましょう。どう?かわいこちゃん。あと2個もよ。それでいい?」

ペチュニア叔母さんも明らかに危険を感じたようで慌ててこう言いました。ダドリーはちょっと考え込みました。かなり難しい計算だったからのようでした。母親が「39よ。可愛い坊や」と言うとダドリーは満足したようでした。

「やんちゃ君はパパと同じで絶対損したくないってわけだ。何て凄い子だ!ダドリーや」

「そうか。そんならいいや」こう言って椅子に座り込み一番手近にあった包みを鷲掴みにしたダドリーを見てバーノン叔父さんはクスクス笑いをしてこう言ったかと思うとダドリーの髪を撫でました。これが凄いんでしょうか?

とにもかくにもダーズリー夫妻にとってはダドリーの言う事は絶対なのです。2年後にはダドリーが居間にあるテレビとキッチンの冷蔵庫の間が遠く歩くのが大変だと文句を言ったのでキッチンにもテレビを置く事になりました。

さらに翌年ダドリーがダイエットをしなければならなくなった時にもペチュニア叔母さんはダドリーの気分が良くなるようにと家族全員がダイエットするようにと主張しました。それはそんな必要など全くないハリーもでした。

つまりダーズリー夫妻は「ここまでするか!」というぐらい息子のダドリーを溺愛しているというわけなんですよね。

3-3.息子ダドリーがそう言うからには
ダーズリー一家は魔法を嫌い魔法使いであるハリーをも嫌いました。しかし15才の時ダドリーはそんな魔法に対する認識を改める事になりました。吸魂鬼に襲われ危うく魂を吸い取られそうになる所をハリーに助けられたのです。

吸魂鬼が近づいた時にはその人の人生で最悪の記憶が蘇ります。ダドリーの場合はどうやら自分のして来た行為で最悪の所業が蘇ったようです。そのためダドリーは自分はこのままではいけないと悔い改める事になったようです。

それはダドリーが17才になった時でした。我が家に突然2人の魔法使いがやって来て一家は身の安全のために隠れなくてはならないと言われたのです。父親のバーノン叔父さんは激しい葛藤と戦う事を余儀なくされたのでした。

不死鳥の騎士団という自分が嫌悪している魔法使いの組織に保護されなくてはならないと説得されたからです。バーノン叔父さんは24時間毎に気が変わっていました。車から荷物を積んだり降ろしたりを繰り返していたのでした。

今日いよいよヘスチア・ジョーンズとディーダラス・ディグルが一家を迎えに来るという日にもバーノン叔父さんはハリーを呼びつけて騎士団の保護下には入らないと言い出しました。でもそれは無駄なあがきに終わったのです。

テレビで見ている事故はただの事故じゃない。人が行方不明になったり死んだりしている裏にはヴォルデモートがいるんだ。霧が出ているのは吸魂鬼の仕業なんだ。吸魂鬼が何だか思い出せないのなら自分の息子に訊いてみろ!

ダドリーは両親とハリーが見つめているのに気づいてハリーに「いるのか。もっと?」と訊きました。ハリーが何百いや今はもう何千といるかもしれないと言うとダドリーは父親のバーノン叔父さんに大声でこう言ったのでした。

「僕。騎士団の人たちと一緒に行く」

そんなダドリーにハリーは「君。生まれて初めてまともな事を言ったぜ」と言いました。これで上手く行くとハリーは思いました。ダドリーが怖気づいて騎士団の助けを受け入れるなら親も従いて行くはずだと思ったからでした。

ダーズリー夫妻が可愛いダディちゃんと離れ離れになる事など到底考えられないからです。何せ前述のようにダーズリー夫妻はダドリーを溺愛し「ここまでするか!」というぐらいダドリーのする事は何でも賞讃してしまいます。

究極の親馬鹿ですからね。

今日の最後に
ハリー4年生の学期末にヴォルデモートが復活してもハリーはいつものように夏休みはプリベット通り4番地に帰りました。そしてハリーとダドリーが2人揃って吸魂鬼に襲われるまではダンブルドアはそれを放置したんですよね。

それはダドリーの脳裏に最悪の記憶を蘇らせダドリーに「自分はこのままじゃいけないんだ」と悔い改めさせる機会を与えるためでもあったというわけです。こうしてダドリーはまともになり騎士団の保護下に入ると言いました。

何せ両親のダーズリー夫妻の息子ダドリーに対する溺愛ぶりがこれほど凄まじくてはダドリーは自分で立ち直るしかありませんからね。(笑)
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