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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

リトル・ハングルトンは大地主の息子のトム・リドルと碌でなしのマールヴォロ・ゴーントの娘メローピーが駆け落ち結婚をしたという醜聞で沸き返りました。ところがトム・リドルは僅か数ヵ月後に妻を伴わずに屋敷に戻って来てしまいました。そしてそれからメローピー・リドルは・・・(全3項目)

3-1.トム・マールヴォロ・リドル
事の発端はリトル・ハングルトンに住みいとこ同士が結婚をして純血を守って来たサラザール・スリザリンの末裔マールヴォロ・ゴーントの長女メローピーが事もあろうにマグルのトム・リドル・シニアに思いを寄せた事でした。

父親のマールヴォロと兄のモーフィンがアズカバンに収監されてメローピーは1人になり自由になりました。メローピーはおそらくは自分の能力を完全に解き放ち18年間の絶望的な生活から逃れる手筈を整えたとそう思われます。

これはあくまでダンブルドア校長の推測ですがトム・リドルにマグルの女性を忘れさせ代わりに自分と恋に落ちるようメローピーが講じた手段は「愛の妙薬」でした。リトル・ハングルトンはとんでもない醜聞で沸き返りました。

大地主の息子トム・リドルが碌でなしのマールヴォロ・ゴーントの娘メローピーと駆け落ちしたという醜聞でした。しかしリドル・ハングルトンの人たちの驚きはマールヴォロの受けた衝撃に比べれば大した事はありませんでした。

6ヵ月後に刑期を終えて帰って来たマールヴォロは娘メローピーが暖かい食事を用意して自分の帰宅を忠実に待っているものと期待していました。ところがそこにあったのは分厚い埃と娘がした事を説明する別れの手紙でした。

ところが駆け落ち結婚してから数ヵ月後にトム・リドルはリドル・ハングルトンの屋敷に妻を伴わずに戻って来ました。リドルは「たぶらかされた」とか「騙された」と言っている。そういう噂が近所で飛び交ったんだそうです。

それでもメローピー・リドルは赤ん坊を産みました。それが後のヴォルデモートになるトム・マールヴォロ・リドルだったというわけです。

3-2.自分の命と引き換えにして
何がおかしくなったのか?どうして「愛の妙薬」が効かなくなったのか?これもまたダンブルドアの推量なのですがメローピーは夫を深く愛していたので魔法で夫を隷従させ続ける事に耐えられなくなってしまったんだそうです。

つまりメローピーは「愛の妙薬」を飲ませるのを辞めるという選択をした。自分が夢中だったので夫のほうも自分の愛に応えてくれるようになっているとの確信をした。生まれて来る赤ん坊と一緒にいてくれるものとそう考えた。

メローピーの考えはそのどちらも誤りだった。リドルはメローピーを捨て二度と会おうとはしませんでした。そして自分の息子がどうなっているのかを一度たりとも調べようとはしませんでした。それが更なる悲劇を生みました。

こうしてメローピー・リドルは1人ロンドンに取り残される事になりました。お金に困り困窮の余り唯一の価値ある持ち物だったマールヴォロ家の家宝のロケットを手放さなくてはならないほどでした。何故お金に困ったのか?

メローピーは魔女です。だから魔法で自分の食べ物や色々な物を手に入れる事ができたはずでした。しかし自分が魔女であるが故に夫のトム・リドルに捨てられてしまった。そのためメローピーは魔法を使うのを辞めてしまった。

もう魔女でいる事を望まなかった。あるいは報われない恋とそれと伴う絶望の両方とで魔力が枯れてしまった事も考えられるというのがダンブルドアの考えでした。メローピーは自分の命を助けるために魔法を使う事さえ拒んだ。

メローピー・リドルはどのようにして息子を産んだのか?実はダンブルドアがホグワーツの校長になる前に当時まだ孤児院にいたトム・マールヴォロ・リドルを訪ねたんだそうです。そこでミセス・コールという人に会いました。

「トム・リドルの生い立ちについて何かお話しいただけませんでしょうか?この孤児院で生まれたのだと思いますが?」

こう訊くダンブルドアにミセス・コールは何よりもはっきり憶えているとそう答えました。その理由はミセス・コールがその孤児院で仕事を始めたばかりだったからなのだそうです。身を切るような冷たい雪の降る大晦日だった。

メローピー・リドルは当時のミセス・コールとあまり変わらない年頃で玄関の石段をよろめきながら上がって来た。中に入れてやり1時間後に赤ん坊が産まれた。そしてそれからさらに1時間後には亡くなってしまったんだそうです。

亡くなる前にその方は何か言いましたか?例えば父親の事を何か?この問いにミセス・コールは「まさにそれなんですよ。言いましたとも」と答えました。生まれて来る子が父親に似ますようにとそう言っていたのだそうです。

何せその人は美人とは言えなかった。それからその子の名前は父親のトムと自分の父親つまり祖父のマールヴォロを取ってつけてくれと言ったそうです。そして姓つまり苗字はリドルだと言った。このようにして名前が決まった。

すなわちトム・マールヴォロ・リドルとつけられたというわけなんですよね。

3-3.母の形見のスリザリンの金のロケット
トム・マールヴォロ・リドル後のヴォルデモートの母メローピーはお金に窮する余り唯一価値のある持ち物スリザリンの金のロケットを手放してしまった。何とトム・リドルはホグワーツ卒業後にそのロケットを取り戻しました。

そのロケットは母メローピーからボージン・アンド・バークスそしてヘプジバ・スミスという老婦人の手へと渡って行きました。ハリーはダンブルドア校長の個人教授でトム・リドルがその老婦人を訪ねる所を見たんですよね。

その光景の中でヘプジバ・スミスはリドルに2つの品物を見せました。1つ目はヘルガ・ハッフルパフの金のカップで2つ目がその例のかつては母メローピーが持っていたスリザリンの金のロケットだったというわけなんですよね。

トム・リドルはその2つの品物を見せられた僅か2日後にヘプジバ・スミスを殺害しました。濡れ衣を着せられたのは彼女に仕えていた屋敷しもべ妖精のホキーです。リドルが他人に濡れ衣を着せて逃げ遂せるのは常套手段でした。

ハグリッドもその被害に遭いホグワーツを退校させられる事になりました。多くの先生方が魔法省への就職を勧めたのにトム・リドルは何故かボージン・アンド・バークスの店員になり教師たちはそれを惜しむ事になったのです。

しかしその目的は魔法界に2つとない貴重な品物を手に入れるためでした。それがヘルガ・ハッフルパフの金のカップと母メローピーの形見のスリザリンの金のロケットだったというわけです。リドルは行方をくらましました。

ホキーが有罪になった頃にヘプジバの親族たちが最も大切な秘蔵の品つまりこの2つがなくなっている事に気づきました。ヘプジバは蒐集品を油断なく保管していて隠し場所が多かったため確認をするのに時間がかかったのです。

しかしカップとロケットの紛失が親族にとって疑いの余地がない事となった時には既にもうトム・リドルはボージン・アンド・バークスを辞め姿を消してしまっていました。それからリドルは長らくの間は行方不明になりました。

そしてその2つの品物はヴォルデモートの分霊箱になりヘルガ・ハッフルパフの金のカップはグリンゴッツのレストレンジ家の金庫に隠されました。

今日の最後に
トム・マールヴォロ・リドルはホグワーツ在学中にリトル・ハングルトンに赴いて伯父のモーフィンと会いました。その足でリドルの館に行って自分の父親とその祖父母を殺害しました。そしてモーフィンに濡れ衣を着せたのです。

つまり母メローピーを死に追いやった関係者各位をこうして葬り去り復讐したというわけです。トム・リドル後のヴォルデモートはダンブルドアに「死者で軍団ができるほど人を殺害した」と言わしめるほどに人を殺害しました。

でも唯一トム・リドルの心情を理解できるのがこのリドル一家の殺害なのではないかと私は思いますね。けれども伯父のモーフィンに濡れ衣を着せてアズカバン送りにしているのですから同情の余地はないと私はそう思いますね。

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